7.映像が美しい作品です。日本の文化と自然の素晴らしさを再認識させられます。セリフは少なく、棒読みに読んでるようでも逆に重みがあったりします。暴力表現はやや過激。ラストは非常にドラマチックで、いろいろ考えさせられました。この映画の良さが分からないっていうのはもったいないことだと思います。 【でりんがー】さん 5点(2003-05-26 01:39:20) |
6.まず大衆受けはしない映画だと思いました。日本では美徳とされる「静」「無」という空間を映像であらわそうとしているのだけどやはり間延びしてしまう。日本の映画は結局退屈でテンポのおそい映画になっちゃうんですね。その中に十分メッセージは含まれているんだけど・・映像や芸術としてはいい作品だけど映画としての魅力には欠けるかなあ。 【たな】さん 5点(2003-01-22 00:47:57) |
5. 妻の病気・子供の死という肝心な設定を、説明だけで済ませてしまったのが残念。例えば、それらの回想シーンがあれば、ラストの感動はより大きくなるはずだと思った。 【バナナミルク】さん 5点(2002-12-21 04:14:48) |
4.最初からラストあたりまで、退屈だった。この「静」な感じが良いひとは良いのでしょうが…。私はダメだった。とは言っておきながら、ラストは泣きました。「お涙ちょうだい」に弱い典型的な日本人です、私は。あの銃声の演出とラストの久石譲の音楽も合っていて、一気に涙が…。ですが、全体として見ると、たけしのメッセージは私には理解できなかったです。セリフもかなり少ないし、そこを感じ取れっていうのは分かるけど、バカな私には理解不能でした。確かに、お説教臭いセリフばかりも嫌ですが…。ちょうどその中間ぐらいが良いなぁ、私は。 【デリング】さん 5点(2002-12-10 01:13:17) |
3.うーん、金獅子賞は天からの賜物でしょう。芸術性(?)が高そうな映画は昔から苦手でした。HANA-BIもやっぱりそうだったかな。 共感できる所が無かったので、北野武監督作品ファンの私でも点数は渋めになってしまいます。それにしても、これで金獅子賞とはイタリアも太っ腹ですよね(^^;) 【はむじん】さん 5点(2002-11-23 01:55:30) |
【ゲルニカ】さん 5点(2002-10-23 00:23:53) |
1.友達に勧められて観ました。友達が言うには“青の色調が良い”んだそうです。私には理解できませんでしたが。この映画を観ていて気付いたのは、武は腕白なガキ大将なんだなってこと。この人の価値観はここから生まれている。強い者が持つエゴとでも言おうか、殴る側だけにだけ許される御都合主義。殴られる方の都合は聞いてもらえない。タコを破いたり、キャッチボールをしていた青年にボールを投げ返さないところも、観る者の価値観が問われている気がした。常に弱い立場に立ち、殴られてきた者にとっては、結構“不快感”を味わった作品に思える。勿論、そのことも狙いなのだろうが・・・ 【☆】さん 5点(2002-03-23 01:49:31) |