20.苦手な事実に基づく系。でも脚本と監督の構成が面白くて飽きずに見れた。が、中身はよくある話で富を取り巻く群像劇。「へぇ~」的な。セリフ多なので吹替が吉。スケベ心は原動力の源なんだな、やっぱり。 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-04-10 22:54:02) |
19.D・フィンチャーの新作を観てみる、というより、「フェイスブック」ってものが分かるか、という興味のほうで観た。“アラブの春”のとき、ニュースや新聞でさかんにフェイスブックについての解説はあったが、も一つよく分からなかった。プライバシーにうるさい社会で、自分をサラケ出すような仕組みがヒットするのか、という点が疑問だった。映画はそれの成立の話で、中身はやっぱよく分からない。ネットのバーチャルな世界という安心感からサラケ出せるのか、あるいはそれほどまでに現代人はつながりたがっているのか、そこらへんのほうが面白そうだったが、なんせ旧世代の人間なので、とんでもない勘違いをしているのかもしれない(でも考えてみればこのサイトだって、映画をダシにして自分をサラケ出したがってる面があるようでもあり…)。この映画をちゃんと味わうには、私は基本知識が欠如してたよう。21世紀の『市民ケーン』と観たが、それでいいんでしょうか。ラストの味わい(エリカ)まで含めて。今までの映画だったら単純に対比されるものが、微妙にズレて向き合わないところが面白かった。主人公のネットかじりつきオタクとボート部の上流階級。きれいに対比されそうなものが、現代では単純な対立物になれず、適度に噛み合ってはズレていく。そして主人公はどんどん裏のほうへ・虚のほうへ掘り進んでいく感じ。何も創造しない虚業と言えば虚業だけど、でもそれが“アラブの春”という現実の変革の立役者になったところに、世界の在りようの「単純でなさ」をしみじみ感じた。私にはもう実感として理解できない世界だが、たぶん21世紀初頭の記録として残る作品となるんだろう。ビートルズの“ベイビーユアラリッチマン”が流れたところで旧世代の人間は、これなら俺の守備範囲内だ、と嬉しかった。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-29 10:28:20) |
18.《ネタバレ》 どんなに富や名声を得てもやっぱり最後はそこだよね 【osamurai】さん [地上波(字幕)] 6点(2012-01-03 14:01:28) |
17.《ネタバレ》 ラストシーンはどういう意味だったのかな?Facebookを利用したことがないので、あの行為がどういったものなのか正確に把握できなかった。しかしFacebookを利用したことがなく、PCの知識もない私にとっては、極上の人間模様を楽しめる映画になっていた。面白い。主役のジェシー・アイゼンバーグが素晴らしい。あの表情だけでこの映画には価値がある。 【あるまーぬ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-13 21:55:30) |
16.年齢的にはまだ若いのに時代の流れに全くつけていけず鬱屈している自分としては単純にこの映画に出てくる人物たちのバイタリティがうらやましく嫉妬してしまいました。 この題材でここまで魅せる監督も含めて、凄い人達が作る凄い人が出る映画をただ見るだけで感じることが出来ない自分に劣等感を感じる反面少し愛着も感じました。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-15 18:50:44) |
15.冒頭の長い会話が全ての発端となる。喧嘩の腹いせのように始められたサイトは大学の女学生を二人並べて二者択一してゆくもの。「点数を付けるのは難しいが二者択一ならすぐできる」。主人公は複雑な問題を常に単純化し、人生を歩んでゆく。彼が選ぶ先にはいつも「フェイスブック」の成長がある。「フェイスブック」をさらに巨大化させたのはやはり冒頭の会話の相手であった。と、こんな具合に映画も単純に進んでゆくのがいい。ところが共同設立者でもある友人とナップスター創設者と三つ巴のイザコザが描かれだすと誰にも付かず離れずの演出が妙にヤキモキさせられて(いつも蚊帳の外状態のウィンクルボス兄弟の描き方は最高)徐々につまらなくなってゆく。ボート競走の異様な迫力にハッとさせられたりもするが、そこだけ浮いているとも言える。でもラストカットで挽回。実話とはいえ、三者のイザコザをもっと簡略化してほしかった。冒頭の会話と中盤の再会とラストカット、これだけでじゅうぶん映画だ。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-08-22 16:18:54) |
【miso】さん [インターネット(字幕)] 6点(2011-07-10 20:37:41) |
13.スピーディーなテンポのよさ、時系列を入れ替えたリズム感、コジャレた映像、もちろん役者も言うことなし。クールだねえ。だけどつまんねー話。天才が金持ちになったけど本当に欲しい物は手に入らなかったみたいな100万回繰り返されてきたような話。どこまでが事実かは知らないけど、この人が大成功して超金持ちになるってことを知ってしまっているので、2時間の間ずっとルサンチマンとの戦いだった。だって彼の総資産は1兆円超えだぜ?フリーザーの戦闘力53万以上の破壊度。俺は怒ったぞーーーっ!!!フリーザーーーッ!!! ってなもんよ。結局この映画が当たったのは同時代性がものをいっただけじゃあないのかなあ?いや、10年後冷静になって観ると良い映画と感じるのかなあ。どうだろ。 |
12.シリコンバレーに大旋風を巻き起こしている「フェイスブック」とビル・ゲイツの再来こと創業者マーク・ザッカーバーグの物語。古典的なアメリカのエリートクラブと、現代アメリカの象徴シリコンバレーの一代成功者の性質のズレを対比しつつ現代アメリカのビジネスを描いていく興味深い作品ではあるが、結局の所天才がトントン拍子に成りあがっただけでありハイライトが無く決定的な面白みには欠けるが…アメリカではこの映画が高く評価されているところに垣間見えたのは、ゴールドラッシュからシリコンバレーまで連なるアメリカの精神だった。「実力」と「アイデア」を備える人間は個人の資質でビリオンダラーになれるシリコンバレー、このストーリーにアメリカ人は現代のアメリカンドリームを見ているのだろうか。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-12 07:22:16) |
11.期待したほど内容が濃かったわけでもなく、中盤まで時系列を把握するのにちょっと苦労しました。 【アフロ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-06 00:52:40) |
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10.《ネタバレ》 立派な青少年向けプロバガンダ映画だが、真に受ける人がこうも多いとちょっと心配になってくる。プログラムなんてこんな大層なもんじゃないし、いい大人が傑作だなんて興奮するような映画じゃないでしょ。 【アンギラス】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-02-19 22:46:45) |
9.《ネタバレ》 最後まで淡々と進行するので、自分には、古典的な「クラブ」的なものと、社会性のないザッカーバーグの単純な対立を描いただけの凡作に見えてしまった。 【楊秀清】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-02-19 13:44:33) |
8.う~ん。そのままの事実がドラマチックなのに、それをさらに脚色されると少し興ざめしてしまう。でも面白くなくはない。 【ドクターペッパー】さん [映画館(吹替)] 6点(2011-02-03 00:11:45) |
7.《ネタバレ》 とにかくテンポのよい作品。facwbookを軸にそれに関わる人間たちを描いてるため盛り上がりに欠けるがテンポでうまくカバーできてる。それにしてもマークのようなコミュニケーション能力の劣った人間がfacebookを作るとは‥驚き。 【しっぽり】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-01-30 23:25:55) |
6.おもしろかったんだと思う。前日4時間しか寝てないのに 途中一度も眠くなることもなく、最後まで緊張感を持って観れた。 でも、DVDを買ったりもう一度観たいかといわれるともういい。 アーロンソーキンらしいセリフの多いドラマでした。 ラストシーンは、そういうことってあると思うと切ない。 |
5.結構面白かった。話の構成やテンポも良く、飽きさせない作り。 上り詰めていく感じや、光と影など上手く描けていると思う。 でも、実話を知ってしまっているので、色々思う事はあっても感動はないね。 【ぬーとん】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-01-24 23:55:58) |
4.《ネタバレ》 2度目観賞。著作権問題や内輪モメなど様々な困難を経て成立、フェイスブック創始者で世界最年少の億万長者。冷たくミステリアスな雰囲気はデヴィッド・フィンチャー監督独自のテイスト。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-01-18 00:28:08) |
3.《ネタバレ》 フェイスブック創設のきっかけとなった話や、自業自得とはいえ成功するにつれて友を失ったり裁判に巻き込まれたりする過程はなかなか興味深かった。ただ、実話をもとにした映画のためか、内容は見ている側の想定の範囲内にとどまった感がある。 【ぷろぐれめたる】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-01-17 21:06:51) |
2.《ネタバレ》 ○ファンであるデヴィッド・フィンチャー作品ということで期待したが、そこまででもなかった。サクサク進む感じはタイプこそ違うが「ファイト・クラブ」を彷彿とさせた。しかしサクサク進む爽快感が奏功したのか割と後に残らない作品でもあった。○どこに落とし所を持ってくるのかと思ったらあっさりそこで終わりかって感じだった。終わりそうな雰囲気がないまま終わってしまった感がある。ただそのエンディングの電話をかけずに、Facebookの更新待ちとは時代の変化を示してるんだろうなと実感。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-01-17 00:16:19) |
1.なかなか評価の難しい作品だと感じました。 最後まで惹き付けられて観ることができたのですが、どうもラストの盛り上がりにかけるのと、観終わったあとに何も残らなかったという点で少し低めの評価にしました。 アカデミー賞の最有力候補とのことですが、これまでに実在の人物を描いた映画として作品賞を受賞している「シンドラーのリスト」や「ビューティフル・マインド」などと比較しても"感動"や"ショック"、"考えさせられる"といった「心に響く」映画ではないと私は感じました。 |