22.《ネタバレ》 夢に入り込む、夢を映像化、仮想現実、さんざん手垢のついた アイディアだけど脚本が練れていて置いてきぼり食うこと無く鑑賞できる 監督の才能はお見事。ただ若干長い。TVドラマ化しても面白いかも。 【翼ネコ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-05-02 19:51:40) |
21.《ネタバレ》 夢のさらに夢の世界に行けば、時間がゆっくり経っている。話のアイデアとして、そこが面白い。また、まさにCG全盛の今だからこそ、こんな映像も可能だったろうけど。でもこんな複雑な話、よく整理されてて、最後まで観せるなぁ。監督の並々ならぬ技量がわかる。でも一観客のおじさんに言わせれば、昔のように単純なストーリーを観ていた世代なので、ネタは複雑で新鮮だけど、アクションシーンが普通の映画と同じなので、終わってみると、ハッピーエンドの普通のラストの印象。もうちょっとこの夢の映画ならではの、ラストが欲しい。アイデアが斬新だったら、もうアクションシーンはいらないよ。90分くらいの映画にして欲しかった。「メメント」のように。 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-04-21 05:51:04) |
20.設定をもっと上手く活かせばもっとおもしろくなったと思います。特に前半で決めた役割の重要性を後半感じません。映画全体がアイデアに負けてしまっている印象を受けます。 【akila】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-02-21 22:48:16) |
19.《ネタバレ》 圧巻の不思議映像を期待してブルーレイを買ったのですが、さほどのインパクトは感じませんでした。期待しすぎ? 総じて夢の中のシーンは夢にしてはリアルすぎてつまらなかったです。海辺からビル街に入り込むところとか、部分的に好きなシーンはあるのですが、いいと思うシーンの殆どはストーリーとは直接関係のないところなので勿体なさを感じました。 あと、主人公は一貫して現実世界での幸せを求めているのにあのエンディングは違和感あります。あれではただ単に「主人公は失敗しました」というだけで、深みも何もありません。まあストレートに解釈した場合の話ですが。 【クレイバード】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2011-02-19 10:26:24) |
18.《ネタバレ》 ダークナイトの期待を背負いながらまずこれだけの野心的な大作を作り上げた所は素直に凄いと思う。 夢の中に入り込んで~という大まかな設定自体は 自分が知る限りでも存在するし、そう斬新なものではないが、夢に階層を設けてる所とか細かな設定がオリジナリティあって良し。 ただ、ところどころ映画内ルールに疑問点が。1階層目の夢で橋から落ちて2階層目は無重力になってるのに3階層目の夢に影響はないのは何故?キックは聞こえてるのに・・・とか、 他人の夢の中で別人の意識の投影が入り込んでくるという設定はいくらなんでも強引すぎないか?とか、 その他諸々、疑問点を挙げるときりがない。 SFファンタジーの作りものなんだからと言われればそれまでだけど、都合の良いように理論を無視して作るなら 何だってできると思うし、せめてもっと理論を付けて欲しい。 それとノーランは映像クリエイター的な才能とエンタメ大作の作り手としての世界観の構築とかは優れてると思う反面、人間ドラマの描き方が画一的で見せかけだけのものだというダークナイトからの思いを強くした。 主人公コブとモルの関係も、御曹司と父親の関係も全てが類型的でセリフが安っぽく、心に響いてこない。ディカプリオの役なんかはシャッターアイランドと被ってるから比較しやすい。役者はみんな演技派で心に響く良い演技する俳優なのに、今回に限っては何も伝わってこなかった。これじゃあ物足りない。三島由紀夫は黒沢明のことを「思想は中学生並」と言ったらしいけど、ノーランにも同じことが言えると思う。 【ピカレスク。】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-02-14 11:56:39) |
17.《ネタバレ》 設定、映像、主人公のストーリーなど、総合的には楽しめた。 しかし、肝心の夢の階層の設定が曖昧。設計士がいるのだから、すべての階層は設計士が作ったものが基本になり、設計士の夢を全員が共有するというならわかるが、どうやらそうでもない様子。特に第三階層、そしてその下の階層が、一体誰の夢が基本になっているのか大変わかりずらい。虚無に落ちたロバートを探しに行った先に、なぜ主人公と嫁の作り上げた世界があったり、ケンさんの城があるのかもよくわからない。 ラストシーンについては、これがもし夢オチだとしたら、主人公のストーリーを通して描かれた「結局、現実で生きるしかない」というテーマがまったく無意味になるため、夢オチかもよ?とも匂わせるような引き自体をしたことがナンセンスではないだろうか。 【ブラック武藤】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-13 20:47:20) (良:4票) |
16.《ネタバレ》 ラストシーンは非常に印象的で見る価値ありです。 ただし途中は明らかに中だるみしており、寝そうになりました。 特殊な能力を持った仲間集めを描いた割には仲間の能力が活きる場面が皆無なこと、アクションシーンが退屈なこと、夢を行き来する場面が複雑でわかりにくいことが原因だと思います。 もう少しコンパクトにまとめれば、もっと楽しめると思うのですが。 【アシュ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-01-02 02:03:49) (良:2票) |
15.確かに、非常によくできていると思う。だが、一方で、やりすぎだとも思った。状況を登場人物たちがわざわざ説明してくれるというのはやはりどこか見ていて萎えるし、すごい有様をまんますごい有様としてあまりに真っ向から描きすぎていて、途中あたりから食傷気味になった。 【峠のわが家】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-12-18 00:26:27) |
14.《ネタバレ》 夢の世界が何層にも別れていて夢の中の夢と深くなるにつれて非現実的で体感時間が長くなるというアイデアは面白い。その層を上下しながら進む物語はコブ自身の妻との葛藤も絡んでいて一筋縄ではない。 コブがつくったという3層目のビルが乱立する世界は自分の夢に見た世界と似ていてゾッとさせられた。 ただ、それ以外の部分は少し物足りなさが残った。折角の非現実世界なのにハリウッドお得意の銃撃戦ばかりでは芸がない。もっと不条理で想像力を刺激されるようなアイデアやビジュアルが欲しかった。確かに街が裏返ったり突然列車が現れたりなど驚かせるところはあるが。。。欧州出身監督でリメイクされたらだったらもっと違った風味の作品に仕上がるかも。ジャン=ピエール・ジュネあたりが監督したら非常に面白い作品になるかも知れない・・・。 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-12-08 02:07:47) |
13.《ネタバレ》 まぁ結局は楽しかった!という映画でした。 しっかり組み立ててた映画が、最後のほうであれ?あれ?と観客が急においていかれる。あと、なんだかんだとローカルルールが多くて、置いていかれる。 ということこそ、夢っぽいのかも知れないですが。 あとは、独占企業解体にしてはめちゃくちゃ大掛かりな話だなーとか、渡辺謙の年とった顔が妙に西欧風だなぁ、とか、ありますが、結局は見てました。 映像はがんばって撮ったなぁ、という感じで、好感がもてました。 【しゃっくり】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-09-04 01:00:41) |
|
12.《ネタバレ》 「人の夢に介入して思考の条件付けをおこなう」なんてメインの話はまったく面白いわけでもなんでもなく(つくっている方でもメインのストーリーなんかどうでもよかったんじゃないかという気がする)、サブのストーリーというか、主人公のパーソナルな部分で展開されるストーリーこそが、この作品でもっとも面白い部分に思える。そこにはいくつかのギリシア神話からの引用が垣間見られるわけで、まず主人公の「家族の待つ家に帰りたい」という願望はオデュッセウスの航海をほうふつとさせられ、この作品全体を支配するのはこの「オデュッセウス神話」ということになる。そして、この作品であらわれる「夢」はつまりは「迷路」ということであって、ミノタウロス神話こそがこの「夢の世界への介入」というコンセプトを支える。そしてもうひとつ、おそらくはもっと重要なのが、主人公が過去に「夢」のなかで失なった妻へのオブセッションであって、主人公の夢の世界にひんぱんに混入してくる妻の幻影が主人公の行動を狂わせる。これまたオルフェウス神話からの引用で、オルフェウスは冥界で妻を振り返ってしまうことで妻を永遠に失ってしまうけれど、この作品の主人公においてはこの点はちょっと変更され、夢にあらわれる現実には再会の困難なふたりの子どもの姿の(この子どもたちに再会したいという願望が「家に帰りたい」ということになるのだけれども)、その振り返った顔を見てはならない、という意識になってあらわれている。 このような、メインのストーリーからはみ出した、三つの神話の組み合わせのなかを迷う主人公のストーリーを追うことこそが、この映画を観る楽しさではないかと思ってしまう。しかし、だからすばらしい作品なのかどうかというと、やはりそのあたりは映像と観念とが合致してイマジネーションを豊かにしてくれている印象でもないわけで(映像によるイマジネーションがまるで喚起されないのがこの監督の特徴だと思う)、じつは非常に似通ったプロットなのだといってしまえるタルコフスキーの「惑星ソラリス」を観たときのような感動を受けるわけではない、ということになる。 あと、映画の字幕で「現実」に拮抗するものとして「アイディア」ということばがなんども使われていたけれども、これは当然「イディア」のことで、ふつう日本語として使われる「アイディア」よりもずっと広い意味を持っている。 【keiji】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-08-26 17:25:35) (良:2票) |
11.どんなに独創的で壮大な物語なのだろうと楽しみにしてたのですが、普通のドンパチが多くて残念でした。 【ケンジ】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-08-22 21:48:57) |
10.《ネタバレ》 この映画に対する私のレビューは2つになってしまいます。1つは、本作の物語はあくまでもサイトーがコブに依頼したプロジェクトであるとしたときで、その場合、インセプションという非常に困難なミッションに挑むわりには、いつまでも亡き妻との思い出に引きずられるコブが必要以上に女々しく感じられ、イマイチ共感できません。映画としても、むしろ、その部分はバッサリ削除してしまい、「ミッション・インポシブル」のような不可能なミッションを知恵とアクションで可能にしてしまうサイコ・アクションサスペンスとして徹底的に磨き上げたほうが見応えが出る気がします。▼もう1つは、本作はコブへのセラピーの物語だったと解釈する場合です。2時間半にわたって展開されるドラマは、じつはすべて、妻を失った一人の男を立ち直らせるための壮大な治療だったのであり、「現実」はまったく描かれていなかったと見ると、しつこいほど出まくった妻モルの必然性がにわかに納得できるようになり、アクションサスペンス作品とはまったく違った作品の性質が見えてくる気がします。▼ラストのコマが止まってしまうのか、回り続けるのか、その判定は見る者に委ねるつくりになっているのは、ただ単に、あのシーンが夢か現実かを謎かけただけではなく、この映画そのものをどちらの作品と解釈するか自体を鑑賞者に問うているように私には思えました。そんなふうに、案外、深い奥行きを感じさせはするのですが、前半でのネタフリがまったく活かされずに終わっていたり(たとえば、アリアドネの特訓やチェスの駒など)、夢世界の荒唐無稽で驚異的なビジョンがほとんど予告編に出ていたぐらいしかなかったりなど、大きな欠点が否めない感があります。もしかしたら、途中で脚本が書き換えられたのでは?という気もします。そのため、面白くないということはないのだけれど、突き抜けた面白さとまではいかず、といったところが正直な感想です。7点にしようかとも思いましたが、ちょっと辛めで6点也です。 【delft-Q】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-08-21 00:27:20) (良:2票) |
9.う~む。映像は素晴らしい、食いつきもまあいい感じ、しかし最近の洋画に多いのだが(特にタイムスリップ物)あれがアリなら何でもアリじゃね?という話の一つに終わったかな。 前半部、生徒の女の子に訓練している所など、映像的にも後の話に大きな期待を抱かせたが上手く生きなかった、細かいルールはあるようだが説得力はイマイチ、あの手を使えるなら無限に使えるだろうし、やはりはっきりした制限がないと物語が1点に向って行かず、落しどころが曖昧になるよなぁ~そして最後の終わり方、あの終わり方はもう結構見飽きてるんだけど・・・もっと面白くなった気がする、食い足りない映画でした。 【カーヴ】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-08-14 15:59:27) |
8.観賞後、目の前に広がる現実世界が、実は夢の世界なんじゃないかと疑ってしまった。 【Yoshi】さん [映画館(吹替)] 6点(2010-08-09 23:20:24) |
7.《ネタバレ》 しかし、、「とりあえず寝る」っていうのはマヌケやな…ってどうしても思ってしまう(笑 これって、マトリックス以前にもあったのだろうか。この場合はまあ夢をみないことには、っていう前提があるから 仕方ないんだけど。落ちてゆく車のなかで「ああ、寝とるスローになってまだめっちゃ寝とるよ~」「なんか寝たまま皆ひとまとめに結わえて薪みたいに運ばれてますけど!?」って笑いを堪えてたアホはわたしくらいなもんなんだろうか。。 あとは、ケン・ワタナベなんですが、「ああ~ケン・ワタナベやなあ」「英語はこれうまいんかな」「ああ、またこれ悪っそうやな(笑 やっぱこのテイストなのね…」「ケン撃たれてもてるやん!」っとまあ、いちいちケン・ワタナベ気になり過ぎ(笑 「ハリウッド大作に出ずっぱり!」とか「レオ様の次にクレジット!」とかいうけど、うまく言えないけど、日本人としてはケン・ワタナベやなぁ…って思うようなんよりは、「渡辺謙だ」って思いたい。 それから、不思議と観た後印象に残らない、というのは私も同意です。なんでなんでしょうね。。。残ってるのは、あのちょっと闘莉王みたいな人クールでかっこよかったなあ。。っていうことくらいです。 抜け過ぎ(笑 【air】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-30 13:00:56) |
6.こりゃまた観念的な映画。話としても映画のつくりとしても面白いし、飽きさせないんだけど、「勝手にルールをつくってルール縛りのなかで展開されるSF」ってのは、もういらん。ラストも想像の範疇内。根っこにある思想というか考え方がちょっと陳腐なのも気になります。もうひと味、底のしれない恐ろしさや、不可思議な味わいが強ければいいんだろうけど…予告編より面白いとは言えないデキです。ディカプリオは「妻を失ってウジウジする役」2連続。渡辺謙も予想の域を脱していない芝居っぷり。いろんな意味でビックリはありません。 【ケルタ】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-29 16:40:56) (笑:1票) |
5.《ネタバレ》 気合いの入り方も俳優陣の演技も素晴らしかったんだけど 私には楽しめない映画でしたね。 まあ、このごちゃごちゃしたややこしい夢か現実かわからなくなっちゃうあたりを楽しめるかそうでないかが評価の別れどころであろう。 もっと単純に楽しめる映画を作ってくださいな。 あ、3Dでは上映してなかったのでプラス1点して6点! なんか3Dの作品ばっかり大きなスクリーンで上映してるような気がするのが悲しい。 この作品も館内一の大きさのスクリーンで上映するに値する作品だと思うのに 3Dのおかげで隅っこにやられた感じがする。 【Pea Shan】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-27 00:13:27) |
4.《ネタバレ》 いきなり日本語だったので、吹き替え上映と間違えたかと焦った。 難解だった。今何層目なんだって確認しつつ観た。 ちょっと途中中だるみしてる隙に、あれ?今どこ?って状態。 常に画面に集中しておくべきだった。 【モフラー】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-25 18:43:15) (笑:1票) |
3.《ネタバレ》 ○正直な感想を言うと、まあまあ満足だがかなり疲れた。○インセプションという行為と目的の結びつけがあまりにも強引で、途中から一体こいつらは何のためにやっているんだと感じた。○製作者のアイデアを見せ付けられた感はあるが、その作り上げられた勝手なルールを観客がどう感じるかで見方が大きく変わってくると感じた。夢が3層になっているとかなるほどとは感じたが、斬新だとは思わなかった。やっぱりマトリックスのパチもんと捉えてしまう。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-25 16:22:26) |