1.《ネタバレ》 『神の国の次期王様が傲慢さゆえに人間界に落とされ、そこで大事な事に気付き王位継承と陰謀を粉砕する』と言う、正にアメコミが得意な王道展開。
CGも若干尻すぼみながら全体的に派手でした。
ただ『人間世界で大事な事に気付く』と『人間の女性に恋をする』と言うかなり大事な部分の描写が若干弱く感じた。スタッフの構成能力は決して低くないと思いますし、だからこそ後15分位尺を長くしてそこら辺をしっかり描いて欲しかった。
他にもソーの仲間達がそこそこ個性がありながら出番が少なかったり(特に女性の方がメチャエロ・・・・セクシーでした)、ラスボスが義理弟なため不殺を貫こうとする心意気は良かったが、その結果バトルシーンの山場がプロローグになってしまい一個前の巨人戦もショボイかった。
上述した理由も致命的ではなくアクションとしては及第点だが、『ウルヴァリン』や『アイアンマン2』、『X-メンファースト』とここ最近マーブルコミック原作の映画が軒並み出来が良かった事もあり、相対的に観るとインパクトが弱く感じてしまいました。