13.以前テレビで早川雪洲特集があったので観てみたけどたしかに「おおっなるほど」と言える作品でした。ラストも結局なんだったんだ?といえる内容が良かったです。それだけ戦争ってのは無意味なことなんでしょうか。 【tetsu78】さん 7点(2004-06-12 19:16:31) |
12.そんなに日本人頭悪くないだろって言いたかったです。でも斉藤大佐の人間味溢れる姿は自然な感じで凄い演技力だなって関心しました。最後は、やめろ、やめろって心の中で叫んでましたが結局ああいう結果に終わってしまい物凄い虚無感に見舞われました。 【ジェダイの騎士】さん 7点(2004-06-11 00:46:03) |
11.本当に「なんと愚かなことか・・・」というセリフがそのままの感想になってしまう作品でした・・・。 |
10.イギリス万歳。第二次世界大戦というとアメリカ万歳の映画ばっかりでちっとも面白くないけれどこれは違う。人間の愚かさをみごとに示したラストに驚愕。ただ長い!冗長で飽きてくる。仕方ないが。 |
9.《ネタバレ》 自らの誇りをかけて作り上げたものを自ら壊すことになる。まさにラストのセリフ通り「madness」。それこそがまさに戦争の空しさ。しかし、実は似たようなことは我々の社会生活の中でしょっちゅう起こっている。仕事で必死で準備していた書類が、得意先の理不尽なひと言で破棄するハメになる。せっかく作った料理なのに、家族が外食で済ませてきたためにムダになる。自分ではどうすることもできない外部の力によって、自分の作り上げたものがただのゴミになってしまうようなことは、誰にでも一度や二度はある経験だろう。戦時下の捕虜という極限状態を描きながらも、そんな普遍性のあるドラマが展開されることが、多くの戦争映画と一線を画し、単なる娯楽モノや反戦モノに堕さなかったゆえんだろう。2時間40分がまったく長く感じない傑作。日本陸軍側の組織の不自然さや、国旗の使い方のヘンなところなど、日本人として細部が気になってしまうところだけが残念。 【眠い悪魔】さん 7点(2004-02-14 14:44:12) |
8.《ネタバレ》 強引に力業で橋を建設しようとする斎藤に対しニコルソンは合理的なやり方を主張する。お互い絶対に自分の考えを曲げない人物なので持久戦となってしまうが、結局はニコルソンの粘り勝ちとなる。“主義主張が合わなくても時間が有ればお互い歩み寄ることが出来る”ということをこの作品はメッセージとして伝えているのではないでしょうか。戦争だって同じような理由で始まってしまうのですから、殺し合う前に時間を掛けて分かり合う努力をすることが大切だということが言いたいのだと思います。 一つの目標に向かって日英の敵対する人間が互いに協力しあい、苦労してやっとの思い出完成にこぎつけたものがいとも簡単に破壊されてしまう。最後の「なんと愚かなことか・・・」という台詞が心に響きます。 |
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【じゃじゃまる】さん 7点(2003-10-15 03:51:04) |
5.《ネタバレ》 クワイ川マーチという音楽だけが一人歩きしてしまって、軽快なイメージを与えていますが、実際には戦争の悲劇を描いています。実際のイギリス人捕虜の扱いは悲惨だったらしく、「日本の食事が合わない」、「コレラ、赤痢の蔓延」、「強制労働による体力消耗」などで、あのような爆破工作をするだけの余力も残っていなかったらしいですね。また、収容所もジャングルの真ん中ですから、脱走するにも行き場所がなかったというのも事実らしいです。 <2004年2月17日冒頭の1行削除> 【オオカミ】さん 7点(2003-08-07 08:41:37) |
4.この映画の見所はなんと言ってもやはり最後のシーンであろう。連合軍側が橋を爆破し、その時にイギリスの医者の捕虜が「狂っている」何度も繰り返し言うシーンがある。この言葉がこの映画のストーリーをすべて表しているかのように凄い力のこもった台詞である。 【ポロリ】さん 7点(2003-01-26 22:42:57) |
3.レビューにお書きの皆様、「早川雪洲」が正解です。「舟」ではありませんので、日本人唯一のハリウッドスターをもっと敬いましょう。1910年代には現在のトム・クルーズの位置を占め、戦後もボギーと共演したりしてきた真のスーパースターです。斎藤大佐の日本語、ちょっとヘンですが、日系ではなく千葉県生まれの日本人です。 【FOX】さん 7点(2003-01-03 21:07:42) |
2.一方的な連合軍万歳映画かと思って観たら、違ってました。ただ、西洋→日本のイメージはかなり強調されてたのではと。そこがまた現代日本人には良いとこでした。ある種の願望的なものをくすぐられたかも知れません。所長のバックグラウンドなんかもっといれてったらより良かったかもしれませんね。あと、早川雪舟は神です。 【なんとこ】さん 7点(2002-02-20 04:56:36) |
1.面白かった。確かにこれはアンビリバボーな映画だ。やってる本人達は大真面目なんだろうけど。受けてしまったのはしょうがない。この映画はまさしく本末転倒という言葉がふさわしい。それにしても日本軍に威厳がないなー。はじめの20分まではよかったのだが。最初は饒舌だった所長も映画の終わりには無口になるし。あと、三浦中尉が可愛そう。所長、そこまで言わなくても、、、公衆の面前で。武士の情けはどうした?あとは、やっぱ「おい、お茶!」かな。色々楽しめるシーンがてんこもりです。ストーリーも奇想天外だし。いやあ、いいもの見させてもらいました 【えむおう】さん 7点(2001-11-20 22:55:21) |