14.《ネタバレ》 家族が人質にされるという状況、国家権力を相手にしていること、さらに自分達が生きていてはまずい状況に追い込まれたこと、蜘蛛の巣に絡み取られたような危機的状況であるはずなのに、3人の宇宙飛行士からはイマイチ緊張感が伝わってきません。これは、3人が当局側に少なからず仲間意識を持っていたこと、また当局の対応に詰めの甘さがあることに起因していると思います。(もっとも当局に用意周到さがあれば、こんな事態にはなっていないとも言えますが。)また、見せ場である逃走劇の部分に工夫が見られず、やや淡白に感じてしまいました。ひとひねり欲しかったところです。(でもドッグファイトは見ごたえあり。)つまり全体的なつくりにやや粗さを感じるのです。でも、設定の良さ、音楽の素晴らしさの印象の方がずっと強い。当局の隠ぺい体質にはリアリティがあり、まんざら荒唐無稽とも言い切れない設定が絶妙です。さらに秀逸な音楽が、緊張感を煽ります。短所を長所が打ち消すため、鑑賞後には満足感が残ります。多分本サイトでの高評価がなければ、自分は出会わなかっただろうと思う良作です。本サイトとレビュワーの皆様に感謝。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-04 21:52:34) |
13.《ネタバレ》 着目点が素晴らしいのと、ただのSFでは無いところが良かった!実際に月面着陸はうそだったんじゃ???と思わせぶりの設定がよかった・・・こちらは火星着陸だったけど・・・最後がな~あそこで終わってその後どうなったか?「見る側で考えて下さい」みたいな終わりかたされても、こちとら想像力乏しいし、出来ればその後に起こった結末まで描いて欲しかったな~。。。つかまった2人の宇宙飛行士はどうなったんだろ~ 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-23 12:48:06) |
12.《ネタバレ》 命がけで崖をよじ登ったオッサンがそこで見たものは…。あれほどショックなことはないよなぁ。それにしても秘密を守るためならNASAの職員だろうが宇宙飛行士だろうがあっさり消そうとするなんて、本当に怖い国ですね。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-30 21:08:13) |
11.《ネタバレ》 いまだに根強い、アポロの月着陸はNASAのでっち上げだ説、いわく月面に立てた旗が風もないのにたなびいていただの、影の位置がおかしいだの、云々。懐疑主義者のたわごとだとばかり思っていたが、こんなに昔からしかも映画にしてまでこの説を支持している連中がいるのに呆れてしまった。しかしながらストーリは無茶があるものの、話のテンポも速いし、意外に面白かった。ここまで作ったのはたいしたもんです。 【あきんど】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-08-05 23:03:29) |
10.《ネタバレ》 たしか公開時は正月映画としてロードショーされたと思うのですが(違ったかな?)。リアルタイムで観て衝撃みたいなものを受けました。「作り物」という(火星探査)舞台で、アメリカ中の希望みたいに踊らされ、地球に帰還する時は事故で死亡。じゃ実際に死んでもらおかなんて、宇宙計画そのものが大きな陰謀である見せ方に、よくこんな映画撮れたなあ、と幼心に思ったものです。前半は主に謎解きで、後半は宇宙飛行士が全て嘘である事実を何とか人に伝えようとする逃亡アクションになっており、ハラハラドキドキもしました。70年代の映画とあって、今と比較するとテンポもゆるい箇所がありますが、娯楽作の定番みたいな展開は観ていて安心できます。ただ、ラストシーンが少しばかり弱いというか、締めれてないというか。でも、充分メッセージみたいなものは伝わったからいいかな。「真実」は何にも勝ると! 【映画小僧】さん 7点(2004-03-23 10:21:00) |
9.《ネタバレ》 見てて画面に釘着けになるほど面白いのは面白い。ただ、国家的権力とか、宇宙の暗さとかいったこの映画を構成する冷たく暴力的な要素が、もっと前に出て強調されてたら、ラストの緑の中を走りぬけるスローモーションがもっと感動的になったと思う。今見るともう、ちょっと映画としての密度をあげることができるストーリーなだけに、なんとなく画面のスケール(予算)が小さいのが気になります。 【シン】さん 7点(2004-03-06 05:37:56) |
8.先頃発表された米国火星探査機から送られてきたと言う映像を見てこの映画を思い出した。フセイン元大統領が捕まった時も飲み仲間の間では「ネバダかどっかで撮ったんじゃん?『カプリコン・1』なんじゃないのぉ?」との会話が。それ位この映画って影響力ある作品なんだなぁと今にしてつくづく思う。 【黒猫クロマティ】さん 7点(2004-01-09 13:43:37) |
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7.これを観たのは公開時よりも後だったと思いますが、当時「第三の選択」という本がちょっと話題になってまして、要は人類が公式に月に行ったというのは実は嘘で、それ以前から秘密裏に月の裏側、そして火星に人類滅亡に備えた避難基地が建設されているという、今考えるとトンデモ本だったのですが、それを思い出しました。マスコミを通じて伝えられる情報が、実は巨大な嘘であるというのは子供だった自分には衝撃でした。 【ロイ・ニアリー】さん 7点(2003-12-12 11:47:21) |
6.「面白くなかったら入場料をお返しします」っていうのがウリでした。って言っても、そんなの申告する勇気なんてないよなぁと思ったのですが、見終わってなるほど、そりゃ自信もあるでしょうよと納得しました。「逃亡しつつ、陰謀を暴く」というパターンの映画は数ありますが、それを爽快感タップリなアクションの連続で描いてワクワク楽しませてくれたのは、これと『ブルーサンダー』くらいしか記憶にありません(他は、隠れる、走って逃げる、みたいなパターンばかりで)。でも、無粋ではありましょうが、できれば、あのラストシーンから先の展開を見てみたいですねぇ。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-11-30 13:23:32) |
5.なんと言っても脚本が面白い。派手さは全く無いけど、国家権力の恐ろしさは十二分に伝わる映像です。個人的には、最後の追悼式典の後のエピソードまで見たかった。 |
4.国家の隠蔽に興味がある人なら楽しめるのではないか。SFホラ話だが、本当にありえるかもと思えてしまうストーリーは引き込まれるし楽しい。ただ謎解きが強引過ぎるのが惜しい。特にスタジオ跡地でネックレスを発見する件は、いくらなんでも安易すぎる!なのでその内リメイク版を観てみたいです。ただし特撮や派手さにこだわるのではなく、サスペンスとして巧みに作ってほしい。ネタとして良いストーリーなんだから。 【じふぶき】さん 7点(2003-04-15 10:29:55) |
3.国を裏切る事は出来ないが国を疑う事は出来る、アメリカのこういった部分はちょっぴり羨ましい。 【眼力王】さん 7点(2002-06-05 02:52:44) |
2.発想の面白さにつきる作品です。ナルホド、こういうSF(?)映画もありかと…。エリオット・グールドはいい俳優ですね。 【しっと】さん 7点(2001-11-18 03:33:26) |
1.着目がすばらしい。音楽もいい。最後の空中戦、77年の映画でほんとよくがんばってる。数少ない内容とあまり知られてないこの作品に一応7点。 【あろえりーな】さん 7点(2001-09-14 22:49:21) |