13.《ネタバレ》 うーん、確かにオチにはビックリさせられた。今見ても素晴らしいです。でも、それって原作のすごさだよね?映画としてのデキはどうなんだろ?確かに、弁護士と被告のカミさん役の演技はよかった。でもさぁ、被告のあそこまで善人然としてるのはどうなのよ?ちょっとした伏線っぽい演技してもよかったんじゃないのかなぁ?ダマされた悔しさからくる的外れな意見かもしれないけど、どうもそこだけが気に入らなかった。 【ダブルエイチ】さん 7点(2004-09-01 15:54:28) |
12.《ネタバレ》 超ネタバレあり!なのでぜひ注意をお願います。 とにかくとんでもない大ドンデン返しがある映画ということは知っていた。 だから私も奇想天外な犯人の予想をたてた。まずは殺した人間は実は生きていたと言う事である。なんらかの形で殺されたおばさんとあの奥さんが共犯だと思った。動機は分からなかったので、怨恨か女性2人の同性愛にしておこうと思った。 私の予想2.殺された奥さんのお手伝いさんだ。あのスコットランド気質のおばはんである。動機は遺産がもらえなくなってしまったことに対する逆ギレである。 そう思いつつ、ついに映画は後半に進んでいく。 そして謎の女が秘密の手紙を弁護士に手渡す。 あて先は「マックス」という男。この時点でマックス=今の夫ということは確信した。 でも動機がさっぱり分からなかった。 まさかあの夫婦があそこまで手の込んだことをするとは思いもよらなかった。 単純に「嘘のアリバイ」を言えばそれで無罪を勝ち取れるではないかと思ったが、妻のほうは「リスクを犯したくなかった」と説明する。 それに関しては一言突っ込んでおく。 あんなに手の込んだ嘘を並びたてるほうがよっぽどリスクが高いわ! 【花守湖】さん 7点(2004-08-28 23:04:43) |
11.(ちょい長めで失礼) この大絶賛に負けて今更ながら観てみれば、確かにとても面白い映画でしたし、飄々としたロバーツ卿にワイルダーらしい味があって、どんでん返しの更に後まで気持ち良かったです(「情婦」って邦題はある意味ネタバレですよね)。そしてディートリッヒのドスの利いた美しさも抜群でした。でも個人的には大絶賛とまではいきません。それは本作の所為ではなく偏に自身の所為だと思いますが、唯一本作に責任があるとすれば、それは本作からは余り普遍性が感じられなかったという点でしょうか(それは「古い」ってこととは違います)。自身の好みは別として、「ローマの休日」や「サンセット大通り」「第三の男」等からは他者が並び立たない普遍性が感じられますが、本作は基本的に「セブン」や「シックス・センス」等と同じノリでしょう。それらの映画にはそれなりに否定意見もあるのに、なぜ本作だけはこうまで賞賛意見しかないのか? これは【うさぎ】さん同様、私にも大いなる疑問です、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2004-08-19 19:37:49) |
10.鬼気迫る演技です。いかに見る者を騙すか、裏をかこう、裏をかこうとする映画。後半、どうなろうがいいや、これは映画なんだからと、そこで起こっている情景は完全なるフィクションとなり、彼方へと飛んでいきました。今頃、どこを彷徨っているのやら…オチを知ってしまったので二度見ようとは思わないです。 【はざま職人】さん 7点(2004-07-28 09:38:34) |
9.NHKで放映したときに録画して忘れていたこの映画がビデオ整理中に発掘され、観てみました。原作は数年前に読んでたのでどんでん返しがどうのとかじゃなく、あの小説がこんな映画になるのかーーという素直な驚きでいっぱい。映画と原作比べるのはなんか違うかなと思いつつ、先に小説読んでから映画観るとガッカリしてしまうことが多い。でもこの映画はそんなことなかった!しっかり映画として存在してるなと思った。でもあのラストはちょっと焦りすぎの感があるなー。あれ、結局原作と比べてる?小説のラストはかなりすっきりしてたからさ。。。あと、カメラワーク単純なんだけど見やすいね。階段の機械目線でカメラ降りてくるとことか「をををー」と思ったり。普通なんだけどなんでかね。 【らいぜん】さん 7点(2004-04-25 00:06:07) |
8.50年代製作ということを考えれば..脚本がすばらし~... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-16 12:19:00) |
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7.《ネタバレ》 この映画の場合は「ネタバレ」が完全に致命傷になるので、未見の人はこれを読まないように絶対に注意してください。 この映画に「どんでん返し」が有るとういうことは有名で、相当こちらもいろんなオチを想定しながら身構えて見ました。 まず、傍聴席に看護婦と一緒にいた女性。毎回熱心に傍聴していて、涙も見せていました。この時点で彼女が最後に事件に関わってくることは分かりました。(綺麗な女優さんだということも手伝いました)。 僕が予想したオチはこうです。「ボールのドイツ人妻は夫の浮気に気付いていた。その浮気相手をお金持ちの婦人と勘違いして殺害する。すると、上手い具合に夫が容疑者となってしまう。依然として夫の浮気が許せなかったドイツ人妻はボールに罪をかぶせようとする為に不利な証言を始める。しかし本当の浮気相手は傍聴席にいた女性だった。」というものでした。 絶対に自信が有る推理でしたが、見事に玉砕されました。 この映画のオチを完全に予想できる人っているのかな? 【おはようジングル】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-12-23 14:38:17) |
6.古典サスペンスや推理小説が好きな人には、とても魅力的な映画だと思います。キャラクター(特に主人公の弁護士のオッサン)も味があるし、ストーリーの大筋とは関係の無い部分でも大いに楽しめる映画です。ですが、ここのレビューを見て期待しすぎてしまったようで、私にはそれ程衝撃的な作品では無かったです。クリスティの長編は30冊くらい読んでますし、他にも海外の推理小説・サスペンスものは結構たくさん読んでる私には、本作のストーリーが特別際立った大どんでん返しものという程では無かったです。 |
5.ビリー・ワイルダーは優れたドラマ作家だとつくづく思う。本作も初見の際は、2転3転する展開に度肝を抜かれたものだ。しかし、2度3度観返していくと、なぜだか少しずつ飽きてくる。例えば、デートリッヒの「ストッキングが破けるのだけは我慢できない」というような台詞が出てくるが、それが台詞だけに終わっている。もし、本作の監督が、彼女主演で『天使』を撮ったルビッチや多くの主演作を残したスタンバーグならば、こんなおいしいシーンをいかに面白く観せるかに心を砕かずにはいられなかっただろう。隙のないストーリは却って見応えのある大胆な演出を阻害する。チャールズ・ロートン演ずる弁護士の台詞じゃないが、「あまりにも出来すぎている」のだ。たぶん。 【なるせたろう】さん 7点(2003-10-25 17:37:24) (良:1票) |
4.いや、面白かったです。最後は「騙された!」し、弁護士先生のキャラ良すぎ。マレーネの美貌は化け物並みだし、台詞が今見ても新しさを感じる。でも感動はしなかったし、人生の教訓になったわけでもないし、傑作中の傑作かと言われると・・・そうでもないかな。とても贅沢な暇つぶしを2時間させてくれる映画、という程度の印象。これが女性誌的一位の「タイタニック」を押しのけ、映画評論家的一位の「天井桟敷の人々」を押しのけ、ついでに「ショーシャンク」も「ターミネーター」も「ゴットファーザー」も押しのけて堂々二位、というのは首を捻らざるをえない。単に私がバカで、この映画の良さを理解していないだけなのかもしれませんが。 【DIANNE】さん 7点(2003-07-14 19:51:47) |
3.期待しすぎたセイか、そこまでなかった。ユージュアルサスペクツの方がいいと思う |
2.ここでトップになっていたのでレンタルしてみてみました。白黒で音も悪い昔の映画。期待度0で見てました。だけどユーモアが多く、ラストもいい感じ。結局彼女は無実なんですねぇ。ただ最近の映画の映像を考えるとこれ以上の点数はつけがたい。 【あきんど】さん 7点(2003-06-06 02:24:52) |
1.乱歩好き兼‘土サス’常連にしてみると、何が起きてももはや驚けなくなってる。パッケージ裏のコメントもハードル上げちゃった。池上季実子と内藤剛志がやったので初めから四転五転しまくるのがあったけど、あれの方が凄かない?でも軽快で愉快、そしてわかりやすい展開は最高。でもやっぱり推理モノを字幕で追うのはしんどいなあ。 【電灯】さん 7点(2003-05-14 05:04:02) |