17.てっきりサスペンス要素の強い映画だと思ったのですが、ドラマ要素の方が強いんですね。麻薬・汚職云々よりロバーツとフランクの生き方・・・人生の方がよく描かれています。若干肩すかしを食らいましたが2人の男の生き様には、なかなか興味深いものがありました。 ただこの映画良い所より悪いところが目立ち過ぎなのが残念です。上手く言えませんが、広く浅く・・って感じでしょうか。ドラマ部分もサスペンス部分も広く描いてくれているのですが浅いんです。そのため話は長くなるくせに展開が速くて、2人の男の人生もうわべだけ描かれていて内面なんか殆ど描かれていません。サスペンス部分も何が起きてるのか理解するまで時間がかかりました。フランクとロバーツの話がやたらと行ったり来たりするのも良くなかった。おまけに実話モノだから話が全体的に地味なんですよね。ちょっと「実話モノだから仕方がない」じゃ済まされないところがあったと思います。いっそドラマ部分かサスペンス部分、どちらかを切り捨てて片方により力を入れた方がスッキリして良かったかもしれないね・・なんて思いました。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-23 03:35:54) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 実話だそうですね。大物になったフランクルーカスのルーツは、腐りきった社会、悪徳警官への憎悪でしょうか。そして、仲間から疎まれながらも、その悪徳警官を否定し続ける警官、リッチーロバーツ。ラストは二人共通の敵ともいえた、トルーポ刑事を象徴とする悪徳警官を一掃します。原作は未読ですが、そうやって仕上げた監督は成功だったと思います。痛快でした。 【masacoco】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-09-16 20:30:17) |
15.《ネタバレ》 悪なんだけど真黒じゃない役がデンゼルにピッタリでした 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-12 13:10:58) |
14.終わり方がちょっとあっさり。それまでの緊張感が一気に解けてしまった。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-03 00:43:01) |
13.《ネタバレ》 リドリー・スコット&ラッセル・クロウで期待通りの骨太な映画に仕上がっていたと思います。実話とあってストーリーにあんまりひねりはないですが良かったです。 【NEWかるび】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-31 01:39:49) |
12.《ネタバレ》 雰囲気がいい!骨太の映画です。エンドロール後のオマケ映像がたまらなくカッコいい!このシーンの有無で3点は評価が違ってきますね。 【bolody】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-20 19:33:02) |
11.良かったです。埃っぽさやイナタさ,むわーっとした甘くネットリした空気とか,下品でゴージャスで暴力的で,それでいて都会的で,ダルいなかにもテンションのある,猥雑で活気に溢れた70年代ニューヨークの空気感がダイレクトに伝わってきました。クロい雰囲気が大好きな私としては楽しかったです。リドリー・スコットはストーリーを見せるのはあまり上手くないですが,その世界の空気感みたいなものを表現することが巧みなひとだと改めて思いました。 |
10.《ネタバレ》 2時間半の長さを感じさせずにテンポ良く話は進みます。ただ二人の戦いを遠距離から、心理的描写等もっとインパクトを付けて欲しかったなぁ。「おぉコイツラ手ぇ組みやがった。周りの悪党ども悲惨w」ともっとカタルシスを感じたかったデス。 【睡魔】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-21 17:09:39) |
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9.これまでのマフィア映画を研究したなぁという場面が見られる映画です。「ゴッドファーザー」のほうが重厚で、「グッドフェローズ」のほうがテンポ良かった。しかし、約2時間40分を飽きさせず見せる作品は久しぶりだった。やはり、ストーリーより映像で見せる監督ですね。詰まった画面。塵みたいなものがよく映っているのが印象的。 【チューン】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-04 22:32:53) |
8.《ネタバレ》 2年前の映画館観賞時に比べ物語の濃厚さを理解できました。善悪を超越して2人の男が火花を散らす心理戦。教会の前での御用シーンは印象的。40年ほど前のアメリカ裏社会の実態を浮き彫りにしたノンフィクション。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-03-30 22:55:24) |
7.《ネタバレ》 70年代アメリカン・ニュー・シネマのテイストを持った映画。実話をベースにしているとのことだが、NYの警察の3/4(でしたっけ?)が検挙されたというのは驚愕。「ゴッドファーザー」にも共通するが、家族を愛し神をを信じるギャングが犯すその「罪」の大きさに、市井の人々ならば大きな違和感を感じる。映画としてはちょっと長かったかな。 【kaaaz】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-03-02 02:42:21) |
6.《ネタバレ》 2時間半を超える長尺にもかかわらず飽きずに見せるストーリーテリング&編集はさすがの一言。あと雪を印象的に描いた画づくりもさすがですな。主演ふたりの演技で元がとれ、なおかつこれだけ映像で楽しませてくれれば文句ナシです。同時代に生きていなかった分、感情移入ができないのは仕方ないことですから。 【ダブルエイチ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-02-17 18:18:53) |
5.ギャングが公衆の面前で堂々と人を撃ち殺しても捕まらず、また、警官が捜査で見つけた現金をネコババせず署に提出したら、仲間から特異な目で見られる・・・こういう映画をみると、そんな国に生まれなくてよかったなと毎回思います。 【かすお】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-02-17 00:00:37) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 実在の人物と事件という事でどこまで事実なのか気になりました。2時間37分と長めの上映時間ですが、男たちの人生はどれも見応えがあり、70年代の街並みやファッションなど絶妙に再現しており音楽もよくあっという間でした。ただ、結局はイタリア系マフィアに牛耳られ下に付いたくだりや、軍や警察の汚染などもうちょっと深く描いて欲しかったかな。常に抑制し目立たぬよう行動してきたフランク。妻に贈られた派手な毛皮のコートを着て他のマフィアよりも良い席でボクシングを観戦するというチョットした慢心から目を付けられてしまったわけですが、自らへの怒りでコートを焼き払ってしまう姿は鬼気迫るものがありましたね。デンゼル・ワシントンは知的かつ危険な匂いをさせ好演。ラッセル・クロウが演じたリッチーを突き動かした物は正義感だけなんだろうか。世の中には大なり小なり不正が罷り通っているが、あそこまで正義を貫く信念の強さは立派だ。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-02-12 22:21:12) |
3.《ネタバレ》 素直に面白かった。2時間40分の長丁場を感じさせない。 しかし、もうすこし短くまとめることができたはずだ。 ラッセルクロウ扮する刑事の私生活での法廷劇は要らない。 かえって紛らわしいし、蛇足だ。 あれがないと2時間くらいでいけたはずだ。 編集次第ではもっといい映画になっていたはずだけに悔しい。 ラッセルクロウはL・Aコンフィデンシャルのころの切れ味が無くなっていた。 デンゼルワシントンがやはり素晴らしかった。 内容は昔観たアルパチーノの「セルピコ」に似ていた。 観て損はなし。面白いです。 【キャメル】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-02-05 09:26:32) |
2.映画の序盤は集中力が途切れそうになるのを我慢するのがややつらかったのが、中盤からはぐいぐいと引き込まれた。はじめは何の手がかりもなかったデンゼルのことを見つけていくさまは非常によかった。二人が出会ったところで映画が終わるかと思っていたら、そのあとちょっと話があって、こういうところが個人的には実話を元にした映画が嫌いな点なのであるが、この映画に関してはそれを含めても非常に楽しむことができた。 【HK】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-02-05 00:26:12) |
1.リドリー・スコット、デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウとくれば、はずせません。事実に基づいた映画であるため派手さはありませんが、重厚で骨太で2時間半を越える上映時間もまったく気になりませんでした。 作品の随所で使われていた音楽も良かった。 【ポテト】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-02-02 15:38:30) |