54.バグズにあれだけ何度もやられているのに、戦法がワンパターン。少しは学習しましょう。 【カタログ】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2006-01-15 22:17:18) (笑:1票) |
53.ところどころに入る、DO YOU KNOW MORE?がいいね。笑えないけど笑える。 笑いどころ満載。戦争批判。アメリカ批判。良いセンスしてると思う。 【Vanilla】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-05 21:05:25) |
52.その昔、ウチの姉の2人の息子(つまり我が甥)の、兄の方がまだ小さくて、弟の方がさらに小さかった頃。この映画のビデオをつけると、兄の方は怖がって「消して!消して!」と逃げ回ってたのですが、弟の方は、普段は寝つきが極めて悪かったのに、このビデオを見ながらだと必ずすぅ~っと眠りについた時期がございました。その効果は実にテキメンでした。この映画にはアルファ波を誘発するような「何か」があるんでしょうかねえ。とてもそうは見えませんけどねえ。さて、原作はご存知ハインラインの『宇宙の戦士』、ま~正直、理屈っぽく退屈な小説なんですけども、その分、骨のある小説でもあるわけで、スタジオぬえの「パワードスーツ」挿絵のカッチョよさとも相まって、それなりに人気のある作品であります(わたしゃチト苦手、読みづらかった~)。ところがいざ映画化されてみると、がーん、パワードスーツが出てこない!そりゃまあそうで、バーホーベンがやりたいのはあくまで“人体損壊”、生身の兵士が(あらゆる軍事的常識を無視して)昆虫軍団と白兵戦を繰り広げることに意味がある!というわけで、だいぶ中身が乏しい映画にはなりましたが、これはこれで原作よりも面白かったりするのだから(恋のかけひきみたいなのも一応あったりして、カワユイではないの)、世の中不思議に満ちてます。ところで、バグが襲撃してくるシーン、普通は、カメラが兵士と同じ側に立ち、バグが「向こうからこちらへと」襲ってくる形でCG描写されるのが、このテの映画の常道だと思うのですが、そして実際この映画でもそのようなシーンは多いワケですが、その一方ナゼか、「向こうにいる」人間に、バグが「観客側から」襲い掛かる、ちょっとミョーなシーンもいくつかあり、これが意外にも意外な味があります(実は撮影上の都合だけだったりして)。この雰囲気、ハリーハウゼン風の味わいを少し思い起こさせますね。 【鱗歌】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-28 23:02:39) |
51.反戦映画ではあるが描写のグロさは過激。発想が病的サディストなのではないかという気すらする。そうなると本当に反戦映画なのだろうかという疑いを持ってしまう。エンターテイメントとしての映画なのか。イラク派兵に参加する米国の若者への警告なのだろうか。 【小鮒】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-14 20:55:25) |
【やいのやいの】さん 7点(2004-11-01 18:00:59) |
49.監督自身が語っていたが、映画が第二次大戦時に戦意高揚や愛国思想普及に利用されたことへの、批判と風刺を込めているらしい。そう考えると、なかなか面白い。「無いものを有る様に見せる映画は魔術ですよ。愛国心とか正義感なんか簡単に作り出せます。虫と戦争するといっても、誰もばかにしません。ほら、このとうり。」と、言ってるようだ。 【パセリセージ】さん 7点(2004-10-20 23:48:09) |
48.純粋な娯楽作品。ポール・バーホーベンの監督作品ですから、ストーリーがどうとか、色々と深く考えずに、楽しく見るのがオススメですね(笑)。 【カロ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2004-10-09 11:54:09) |
47.《ネタバレ》 かなり面白かったです。でもこの作品の内容だと十話ぐらいのドラマにするのが最適です。民主主義の崩壊と軍人の支配する近未来という設定は聞いただけでもかなりのものです。それをふまえて考えると、主人公たちの大学生活だけでもちゃんと書けば二時間ぐらい簡単にかかってしまう気がします。是非ともドラマでやってみてほしいですね。かといって原作からすればまだまだ足りないのかもしれませんが。 【パンツァー・フォー】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-09-03 16:40:33) |
46.最初は、大量のバク、そしてなかなか死なないバクに見所を感じていたのですが、 後半になるにつれて、前半では何十発撃ってやっとのことで倒したバクが数発で 倒されていくのはどうもおかしいと思いました。 【幕ノ内】さん 7点(2004-08-22 20:41:42) |
45.デニス・リチャーズの顔はヒロインに向いていない気がします。ただの嫌な女にしか見えません。バグのボスの顔がエロくてグロくて夢に見そうです。全体的には皮肉っぽくかつバカっぽくて、期待以上に楽しめました。 【クロ】さん 7点(2004-08-18 06:49:17) |
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44.《ネタバレ》 ハインラインの原作が「兵士だったものだけが市民権を得られる」社会(古代ギリシャからの伝統ですが)の戯画化だったのですが、この映画では戦闘の悲惨さを誇張するだけで趣味があまり良くありません。女性兵士の立場は時代の流れかより強化されているけれどスキンヘッドでないのは制作費の関係でしょうか(笑)。劇場で見たのですが、南米都市への隕石爆弾によって世論が沸騰するところとかは9.11の事件を予見したような目新しさがあります。 【たいほう】さん 7点(2004-08-15 01:12:17) |
43.《ネタバレ》 B級娯楽映画としてはレベルが高い作品でとても楽しめる。しかし、人間の生死の価値観に厳しい人やグロいシーンが苦手な人にはオススメ出来ないだろう。これは悪魔でも娯楽映画なのでそういうことには気にしないで見る作品。しかし、あの大量の昆虫には唖然でした・・・気持ち悪いし恐怖を感じる。疑問なのはマシンガンを使用するより爆薬系統の武器を使用して倒す方が効果的だと思った。そもそも虫達は高い飛行できない種類がほとんどなのだし上空からの空爆をした方が有利。昆虫側の攻撃の仕方は適切だと思う。なぜなら、強力な武器を使う人間にはいっせいに突撃してリスクをおいながらも倒していく戦法や地面からの奇襲などで混乱を起こさせるのも効果的。昆虫のボスは頭が良いだけで弱かったのには少々残念。ラストでボスを捕まえて楽しみながら実験、解剖などをしようとするシーンには人間の醜さがでていました。 【マーク・ハント】さん [地上波(吹替)] 7点(2004-08-15 00:52:31) |
42.人類VS虫というテーマだけで見る気を起こさせてくれました。自分が虫に期待していたことは、気持ち悪さでした。内容なんてどうでもいいんです。けど、普通でしたね。とにかく動きでも形でも死に様でも、もっと虫らしくしてくれ。ブレインの作りはそこそこ良かったです。 |
41.かなりグロさはあったけど、それ以上に笑える映画。SFの中ではかなり好きなほう。映像もかなりよくできていたね。金かかってるB級映画ってのも珍しくていい。 【rainbow】さん 7点(2004-06-12 12:12:31) |
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39.《ネタバレ》 いやぁ、実に悪趣味、実に不愉快、実に馬鹿馬鹿しい、でも実に周到、実に計算ずく。バーホーベン!屈折しまくった理論派の皮肉屋がハリウッドの巨大バジェットを握りしめて創った痛烈な皮肉映画でしょう。批判、ではないと思うんです。アメリカだったり、帝国主義だったり、全体主義だったり、戦争だったり、暴力だったりをこれでもかってくらい皮肉ってます。でも一方的な批判ではないんです。そのそれぞれに、そうはいっても抗いがたい魅力があるし、盲目的に従うことでもたらされる興奮や高揚や、時によっては幸せさえもがありかねないことも描いてみせます。実際、バーホーベン自身も、暴力や(特に人体を生きたまま損壊すること)、全体主義の様式美に魅せられている自分自身をしっかり見せちゃってます。それに、戦場を支配するルールはただ一つ、恐怖という感情だけ、という事実をこれほどまでに巧みに描けた映画は実はそうそうないでしょう。最後におぞましい脳みそ虫を捕まえて思考を読み取った情報部野郎が叫びます。”恐れてる!恐れてるぞ!”それを聞いて歓喜する兵士達の叫びのなんとおぞましいことか!その笑顔のなんと無邪気なこと!一匹の虫に無数に群がるおぞましい二本足の獣たち!こんなにも皮肉に満ちた、おぞましい人間性の描写を僕は今まで映画で見たことがありません。そして最後は、この映画のストーリー自体が只のプロパガンダ用に作られたことを改めて皮肉に示して、ガツンと終わります。ストーリーが薄っぺらいことを減点にしてる方がずいぶんいますが、これに関しては完全に意図的です。ご都合主義も、キャラの薄さも、ヒロイン(どっちだ?)がちっとも魅力的じゃないのも。大枠の馬鹿馬鹿しさ(核爆弾もワープ航法もあるのに人海戦術!)に精緻なディテールをほどこすことでその皮肉が痛いほど伝わって、もはやB級バカSFの枠を超えた妙なパワーを持ってしまってます。バーホーベン、変態です、この人、間違い無く。そして実はすごく冷静。今、この時期だからこそ、もう一度この映画を見て世の中どんな反応を示すかが見たい気もします。ちょっと怖いけど。普通に、大多数の人がこれを楽しんでしまう世の中になってるのだとしたら。おっかないです。 【am】さん 7点(2004-06-08 02:25:32) (良:2票)(笑:1票) |
38.CGの叛乱した現在、あらためて鑑賞してみても、虫の大群シーンは見事。ハインラインの原作を、異なるテーマで、うまくアレンジしています。しかし、脚本には、いくつかの疑問も残ります。リコの出世は、不自然だし、不必要ではなかったのか(微妙なところではありますが)。隊長となったリコが、ズィム軍曹と同じ台詞で挨拶をしたり、新兵にかつて自分がされたのと同じ批評をするのは、やり過ぎ。ツボはついているのですが、スマートさに欠けるシーンが、目立ちました。フローレス役のディナ・メイヤーは、よかった。戦争の否定と肯定、そして結論を出すに出せない我々の混乱を、ブラックユーモアーを交えて表現しています。なかなかの佳作だと思います。 |
【ポジティブ】さん 7点(2004-06-03 14:21:27) |
【k】さん 7点(2004-04-14 10:53:34) |
35.社会風刺?反戦映画?観るべきところはそこではない。ポール・バーホーベンが放つSFバカ映画!ここに尽きる。これは見る人を選ぶ。リトマス試験紙のような映画。 |