7.映画「マルホランド・ドライブ」に影響を与えた映画ということで観てみました。「女王」(自称「王女」)の奇矯な言動、執事の歪んだ愛情(ある意味、性的倒錯ともいえる)など、たしかにD・リンチ好みの題材です。結末を冒頭に持ってきているためにストーリィには意外性がないのですが、ハリウッドの内幕ものとして興味深い作品になっています。「女王」の「宮殿」の不気味さもうまく表現されており、製作当時としてはなかなかの衝撃作だったのではないでしょうか。私にとっては、バスター・キートンが出演しているのが儲けものでした。”wax works”扱いなのが、ちょっと寂しいですけどね。 【山の木屑】さん 7点(2004-05-25 15:40:36) |
6.ワイルダーらしいシャレたコメディタッチではあるけど、黒い。グロリア・スワンソンがとにかく怖かった。あの怪演はお見事でした。ウィリアムホールデンがスワンソンといるときと若い恋人といるときでの態度が対象的で笑えたけど、ワイルダーにしては黒すぎる笑い。シャレた感じがむなしさを一層引き立てた感じ。 【YU】さん 7点(2004-01-11 06:19:02) |
5.死者のモノローグという、今となっては珍しくないプロローグも非常に衝撃的だったのでしょうし、ハリウッドのスキャンダラスな内幕モノということで、当時としては相当ショッキングな作品だったのでは。何と言っても自分の実像に近い人物を熱演したスワンソンの怪演には鬼気迫るものがあります。 ウィリアム・ホールデンの前にオファーされた役者は、主役の脚本家と、自分の実生活が似すぎていたため、出演を断ったそうな。。。 【poppo】さん 7点(2003-12-24 10:49:13) |
4.この映画がオリジナルなのかもしれませんが、以前に何度もこの映画のプロットは本や、テレビで見たような気がします。まあ50年以上前の映画ですからねぇ。真似されるのは仕方がない?とても面白かったんですけれど、、、、。 【チビすけ】さん 7点(2003-11-10 22:33:38) |
3.スワンソンが真に迫ってて、マジ恐かった。すごい名作って聞いたんで楽しみにしてたけど、少し期待外れだった。 【TZ】さん 7点(2003-06-28 18:35:57) |
【マイケル】さん 7点(2003-05-01 23:48:49) |
1.洒落てるね。軽快なテンポ。とっても知的な脚本。脚本家の話の脚本なんて頭のいい人じゃなきゃ書けないだろうなぁ、、、。余談ですが、ビリー・ワイルダー監督の名言「人を退屈にさせることは罪だ」は、いつも胸にかかげてます。 【あろえりーな】さん 7点(2002-04-29 12:56:10) |