24.《ネタバレ》 公開時、ブームが過ぎて熱が冷めた頃にひっそりと鑑賞したが、そこまで感動的な映画かと問われると疑問が生じる。確かに姉妹の愛は感動的だったが、あれだけエルサを化け物呼ばわりしていた人々が最後簡単に手の平返ししていたのが都合良すぎていまいち受け入れがたい。エルサがレリゴーを歌うシーンは躍動感に溢れとても良かった。 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-07-22 21:45:37) |
23.《ネタバレ》 CGと曲の緻密さに比べて脚本の粗放さが目立つ。クリストフは子供の頃にトロールに相談をする王・王女・エルサ・アナを目撃しているが、その設定が活かされていない。クリストフがアナに一目惚れするというような展開なら面白くなった。トロールの説明がない。生態や能力、王とトロールの関係、何故クリストフはトロールに気に入られたのか等、疑問が多い。最大の疑問はエルサの魔法だ。どうして彼女だけ魔法が使えるのか、どうして魔法を自分で管理できないか、どうして冬の魔法だけ使えるのか。能力は両親から譲り受けたのだろうが、両親はあっさり遭難死してしまう。説明不足で世界観が確立されない。魔法で山が冬になったとき、クリストフが何故真っ先にトロールに相談しないのかというのも疑問だ。トロールは途中から登場しなくなるのも不満だ。彼等は魔法についてもっと知っているべきで、物語により深く関わってよい存在だ。アナとクリストフが魔女の宮殿に行きつくまでの冒険があっさりすぎる。。障害は狼の襲来程度。二人が相手を深く知り、真の愛に目覚める契機となる場面で、時間をかけてじっくり描いてほしかった。エルサが生物まで創り出せるのは問題だ。まるで神扱いで、生命の軽視につながる。雪だるまのオラフは、アナに真の愛情を示すような形で暖炉の炎に溶けて退場させた方がすっきりしただろう。生命を自由に創出できるのなら、ロボットのように、雪だるまが人間の代わりに働く奇妙な社会を想像してしまう。「魔法はいつかは解ける」という原則内の物語でないと安心できない。王子ハンスのまさかの豹変は意表を突いたが、過剰演出だ。ここで興味が一気に萎えた。観客に「まるで別人」と思わせるようでは脚本に問題がある。もっとうまいやり方はある。またハンスが、エルサを殺せば夏に戻ると短絡したのも理解に苦しむ。アナは自分が助かるのか、エルサを助けるのかの究極の判断を迫られたとき、エルサを助ける方を選び、その事が彼女を真の愛に目覚させ、心臓にかかった氷の魔法を除くことにつながった。しかし実際問題、アナとエルサは十数年も交流が途絶えていて、そのような環境で真の姉妹愛が育まれるかか疑問が残る。エルサが魔法を自由に使えるようになったのは真実の愛を知ったからだろうか?いずれにせよ、この映画だけでエルサを理解することは不可能だ。髪の毛一本一本を描け分けるCGほどの緻密な脚本であったなら。 【よしのぶ】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-07-17 18:08:18) |
22.《ネタバレ》 本作のアイコンであり、記録的大ヒットの最大要因『Let It Go』。私は日本語吹き替え版で観賞しましたが、歌と映像は文句なく素晴らしいです。ただし、劇中に組み込まれてみると、物語前後の繋がりがぎこちないと感じました。会話劇からミュージカルへの転調に対する違和感ではなく、単純に脚本の流れに沿っていない気がするのです。自己肯定を高らかに歌い上げたエルサが、アナの訪問を頑なに拒むのは不自然ではないかと。極論かもしれませんが、私は『Let It Go』は全カットで良かったと思います(氷の城建造過程は観客の想像力を信用して問題ありません)。あるいは大団円のエンディングにこそ相応しいと思いました。エルサの能力はコントロール出来れば、巨万の富を得られる超パワー。築き上げるなら氷の城ではなく、冷凍食品製造工場でしょう。急速冷凍の高品質品。バカ売れ確実。「(懐は)少しも寒くないわ」ってね。失礼。おフザケが過ぎました。が、半分は本気です。「愛は氷を溶かす」は正しいですが、「愛ゆえに凍りつく」もまた真実。事実、エルサは親の利己的な愛に囚われました。彼女がどのような心理過程を経て、自己解放に辿りついたかを描く事が重要だった気がします。サントラCDを売るためのミュージックビデオとしてなら満点で間違いありません。(以下余談)今回は長女(小学3年生)と二女(保育園年長)を連れての劇場観賞(クレヨンしんちゃん逆襲のロボ父ちゃんの感想でも触れましたが、日頃の罪滅ぼし)。ちなみに点数を聞いたところ、二女は10点、長女は9点でした。お父さんはちょっとひねくれているので7点です。 【目隠シスト】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-07-09 19:29:38) (良:1票)(笑:1票) |
21.《ネタバレ》 もともとディズニーの絵柄はあまり好きじゃないし、ミュージカルは性が合わない、おまけに見に行った映画館が吹き替え版しかやってないということで、見る前は期待薄だったんだが(ぶっちゃけ親に相当せがまれたのと昼飯(しかも昼からしゃぶしゃぶw)あちら持ちに心うごかされて)、これがすっごく面白かった。封切り映画を見に行って途中で全く時計を見ないというのは最近では稀有な経験。 一目会った時から恋に落ちてその日のうちにプロ―ポーズとか、真実の愛のキスによって命が助かるとか、いかにもディズニー映画にありそうなネタを振っておきながら、ものすごく上手にこちらの予想、期待を裏切ってくれるストーリー展開が楽しかった。 ただ、さすがにミュージカル映画なんだからやはり字幕で見るべきだと思うのでDVD発売が楽しみ。 まあ敢えて難を言うならエンディングのクレジットが長すぎたことかな、securityって警備担当者ってことでしょ。そんな人の名前まで誰も知りたくないってw 点数のみ8→7に変更 【rhforever】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-06-24 15:26:06) |
20.子供と映画初めて見に行きました。普通に楽しかったです。美女と野獣とか複雑じゃない分かりやすいストーリーがディズニー映画は楽しめますね。 【TINTIN】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-06-21 21:43:20) |
19.《ネタバレ》 主題歌のインパクトが凄く、大ヒットに繋がりましたね。個人的には松たか子版が好きです。ストーリーはディズニーなのでハッピ-エンドは解りきったことですが、映像美と音楽だけでも十分元を取れました。なにより2世芸能人の神田沙也加には先入観があり、大根ぶりを発揮するんだろうなと考えていましたが、意外と好演しており評価できます。ピエール瀧はどうなんでしょ・・・。面白い起用とは思いますが、キャラが合わないと言いますか、他に適役がいたのでは?洋画は字幕と決めている私ですが、ディズニーは吹き替えでも楽しめます。 【マーク・ハント】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-06-18 16:29:19) |
18.《ネタバレ》 最近では聴かない日は無いほどヒット曲、 「ありのままの姿見せるのよ♪」といった主題歌を聞いて「どうせ女子力アップの映画だろ」とか思っていた。 また同じ主題歌を聴いて「ありのままの姿見せるのよ」なんてそんな堂々と開き直って言う事でもないだろと 少し違和感を感じていた。 さらにこの映画の大ヒットに妙なもの(それについては書かない)を感じていたが、 映画の内容自体は良かった。 自分で見ておいてなんですが、自分はミュージカルが少し苦手なので、最初のテンションに乗り遅れてしまった。 歌にしてもちょっと恥ずかしくなるのがいくつかあった。 曲的には「Let It Go」より「ドアを開けて 一緒に遊ぼう」のほうが可愛らしくて好きです。 ちょっと歌の感じはアニーに似てるかもしれない。 視覚的には、クリスタルのような氷の表現はファンタジーとしてかなり良かった。 幻想的な美しさを感じる。 ラプンツェルに比べると寒色系の色をメインに使われているので、 夏に観れば清涼感アップだと思う。 CGグラフィックは最高水準だったと思う。 でも大ヒット中の主題歌「Let It Go ありのままで」が いってみれば女王様が自分のまわりに壁を作ってしまうとき、もしくは悪堕ちのような状態で使われてるのもどうなのか。 いや、シーン自体はいいですが。 自分の特殊能力で城作っちゃうなんてカッコいいし。足を強く踏みしめるところが好き。 なんか孤独な女王見てて涙出た。 本作ではヒロインが二人いることが話題になった。 自分は冷たい感じの姉エルサよりもドジっ子で明るい妹アナが素敵だと思った。 (しかしこういうのも最近はちょっと変だと思う。 城で育って、ましてや門を締めきって隔絶されて育ったのに、 あんな素直で快活な女性に育つワケがないと思う。だからって評価を下げる気はないが) あと、雪だるまのキャラ”オラフ”が凄く良かった。ちょっと病んでるが。 ラプンツェルには少し劣るが良作だと思う。 ディズニーのCGアニメは全部ピクサーだと思ってたら違ったですね。 【ゴシックヘッド】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-06-03 22:44:37) |
17.《ネタバレ》 エルサが自分を解き放ち、城をつくるところは、トトロの木の爆発を思わせた。ここまでは間違いなく名作。おおおお、この後どうなるんだーっとものすごくわくわく。ここで終わっておけば名作だったんだけど…そのあとが伏線回収的でちょっと残念。ラプンツェルやシュガーラッシュはそんなことなかっただけど。モンスターズインクとインクレディブルのほうが明らかに名作なのに世間的にニモのほうが人気なのに似ている。それにしても、オラフは溶けて、最後復活すればよかったのに。歌はすばらしいけどちょいちょい惜しい。 【コダマ】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-06-02 03:00:16) |
16.《ネタバレ》 美しい映像に引き込まれ、氷の世界の美しさには息をのみました。ディズニーのキャラクターは、表情がクルクルと変わって愛らしいし、見ていて飽きません。特にオラフは最高!ストーリーはかなりすっ飛ばしている感がありましたが、満足です。 【さく】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-05-25 21:26:28) |
15.《ネタバレ》 どうせ、ディズニーだし。。と思った以上の出来にビックリ‼やはり映画は常日頃進化し続けているのだ。ミュージカル特有の、歌と音楽に合わせて動きやカメラワークが変化していく高揚感っ!んん~っ、たまりませんっ。ストーリーはお子様向けだけれども、わかりやすくてとても良かった。ただ、ハンスとクリストフの顔の見分けがあまりつかず、相変わらずディズニーの描く男子って、かっこよくなく残念…。。あごの美意識が違いすぎるよね。あと、オラフは絶対最後溶けて欲しかった!! 【小星】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-05-20 20:58:48) |
|
14.《ネタバレ》 全体的にハラハラドキドキ,ストーリーがどこに向かうのかとたのしく観ました。 しかし,終わってみると「なんか脚本が大味だったなあ」という印象。 序盤もいきなりアナが怪我をしてしまうけど,それまではエルサの魔法が隠されていなかったのはなぜ? オラフによってアナは閉ざされた記憶を取り戻すかと思えば別にそれもなく,急にハンスは悪役に転じてしまうし(本気で恋をしていたけど,部下たちにそそのかされて…とかならわかるけれど。途中までは命を張っていたのだし), ラストもエルサがいきなり魔法をコントロールできてしまってビックリ。 もう少し自分の成長に戸惑ってくれてもいいのに。 有名な主題歌も,「すべてが解決して素直に生きる幸せ」を歌っているかと思えば,開き直りの歌でビックリ。 メロディとは関係なく和訳した人の訳文を見ると,「己を解き放て」という感じで,だとしたらそちらの方が映画の流れとしてはよかったな。 同じメロディで,エンディングでは違う言葉を歌ってもいいわけだし。 これはちょっと番宣に踊らされてしまいました。 全体的に,子ども向けにわかりやすくしたのかもしれないけれど,もう少しだけ丁寧にもできたのではないかと思ってしまいました。 いろいろ文句を書いてしまったけれど,絵はすごく綺麗だし,動きもとても丁寧。キャラクターはみんな愛らしい。歌も素晴らしい。本当に脚本さえもう少し丁寧なら……!!!と悔しく思ってしまいます。アナとハンスの歌もとってもいいデュエットなのにストーリー上残念な歌になってしまったがもったいない。 【プランクトン】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-05-19 13:28:47) (良:3票) |
13.《ネタバレ》 映像と音楽は素晴らしい。。 が、ストーリー展開が早くて、エルザの心の葛藤が消化不良のまま例の曲が早々登場して「もう心の解放~?」な感じでした。登場人物も都合良くどんどん出てきて強引に引っ張っていく感じで、続編やサイドストーリーはたまたキャラクター商品展開対策?と大人読みしてしまいましたw。 【Banjojo】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-05-18 09:02:12) |
12.《ネタバレ》 今年で30歳となる私は、世間から見ると、十分すぎるほどの立派な大人である。 繊細でうっとおしい思春期の頃とは異なり、不用意に周囲を傷つけたり、傷つけられることも少なくなった。人前で涙をコントロールできるようになって、何年経つだろう。 それでも、泣きたい夜はやっぱりあるし、悩みはつきない。 そのたびに思う。強くなりたいと。自分が情けない、大切な人の力になれない、新しい世界が怖い、、自分の弱さは、いやでも実感せざるを得ない。 この映画は強くなる方法を教えてくれる。 それは、まず自分を愛し、受け入れることだ。 エルザは、アナのために、国のために、、自分を閉じ込めていたが、魔法を解き放つことで、自分を解放していく。今迄周囲を傷つけるだけだと思っていた恐ろしい魔法の力は、美しい、立派なお城を築くことができ、エルザは、生き生きとし始める。もちろん、王国を冬に変えてしまったのは、戻していただかないといけないが、、コンプレックスを受け入れたエルザは、自信に満ち溢れ、美しい女王となった。自身を愛することで、人は強くなれる。 そして、人を愛すること。 アナは姉を想い、姉を救おうとすることにより、危なっかしい可愛らしいだけの王女から、真の強い王女へ変貌する。 どんなに危険だと言われても、アナはまっすぐな瞳で、エルザを救うために一人雪の城へ立ち向かう。魔法で心を打たれても、姉を想うアナは、身を挺し、姉そして国を救うことができる。 自分自身を、他人を愛することによって人は強くなれるのだと美しい映像と歌でディズニーは教えてくれるのです。 【うらわっこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-05-10 18:20:10) |
11.《ネタバレ》 お話は単純そのもので深みはありません。でもこの作品はこれでいいのでしょう。わが街ではほぼ吹き替えのみで字幕はほぼなくなったこともあって吹き替えで見ました。これが何と当たり。アナ王女=神田沙也可が実に良い。歌も吹き替えも完璧です。彼女は既に母親を越えてますね。エルサ女王の松たか子も良くやった。吹き替えでここまでの完成度はなかなかないでしょう。字幕がなくなって見るのをためらっている方、吹き替えもいいですよ。この映画に限って言えば。ただ、最初のショートフィルムが非常に出来が悪く出来れば削って欲しいくらいです。 【ぴのづか】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-04-29 15:43:35) (良:1票) |
10.《ネタバレ》 字幕をみにいくつもりが吹き替えの前評判がよかったのでみにいくことに。ピタリとはまっていて満足でした。魔法をもってしまったが故の悲しさは非常に好きです。でもハンス王子との絡みは最後までどっちが真実の愛なの?って感じでもっていってもよかったかも。なんだかご都合でハンスを悪者にした感があるなぁ。 【とま】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-04-21 05:53:33) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 3D版を鑑賞。人物や物の質感にはここまできたのかとそれだけでワクワクできました。3Dに合った演出もこなれてて心地よかったです。全体的に話が駆け足でちょっと荒っぽいかなあ。でも話の骨子はしっかりしてるし、子供も飽きずに観られるようならこれでいいのかも?後半ミュージカルシーンが控え目になってしまうのはちょっと残念でした。前半の畳み掛けるような音楽がとても良かったので。雪の女王様が雪山で歌うシーンは爽快な中に悲しみがあるのが好きです。まず自分を肯定する事。それはとても大切で、それもとっても難しい。でも更に・・・と話が進んでいく為にあの歌があるんですねえ・・・誰も悪くないのに苦しんでいる人達とその周囲の人達へのメッセージも込められているように思えました。そして雪だるまのオラフ!うざ可愛いかった!彼の行為も立派だなあ。荒っぽさはあるものの、素敵な映画でした。 【マッイヤ~ン】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-04-16 11:47:25) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 映像は何度も観たいと思えるぐらい素晴らしい。 が、脚本がそれに追いついてないという印象。 エルサの幽閉もクリストフが山に来たのもオラフの登場の仕方もトロルのキャラ付けも、やや無理を感じてしまう。 そういう所が気になってもう一つストーリーに入り込めず。 いくつかの劇中歌も、曲自体はいいと思うがこの映画のこの場面にベストマッチしてるかというとそうでもない。何とも言えない違和感がある。 まあでも、最後まで観た感想としては素敵な作品だと思います。 アナとハンスのデュエットの曲が好きだったのに、ハンスのせいで台無し。 凍ってしまったアナがハンスに斬られた時に砕け散ってしまうと思ってドキドキした。 【banz】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-04-14 01:15:10) |
7.《ネタバレ》 予告編や特集番組で、映像と歌を観すぎたのが失敗だったかも、普通に楽しめました。親子連れが多い中、おっさん1人はちょっと恥ずかしいのがディズニー映画のつらい所です^^; どっかの王子がワルだったというのは、ちょっと意外だったので、素直に観る姿勢が根付いてきたかな。 【追記】TVの再放映で再鑑賞、観たという記憶はあったけど、かなり忘れてて再鑑賞でも結構楽しめました。。。前コメントで劇場鑑賞していたらしいのが驚きです。。。ミュージカル風味なのは、相変わらずちょっと苦手ではあります。 アナを追い返すのに雪ゴーレム召喚したけど危なくない?まあディズニーなので心配してないけどねw 【ないとれいん】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-04-07 13:38:52) |
6.吹き替えでしかみられませんでした。帰って英語版のサントラと比べたところやっぱり迫力が全然ちがって(と、いっても神田女史と瀧氏が自然でよかった)、もう一度字幕でみようか迷っています。絵が本当にきれいで、ため息がでます!オラフだけのショートフィルムができそうですね。 【HRM36】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-03-31 16:17:48) |
5.《ネタバレ》 ■ストーリーとテーマ・・・劇中でさんざん出てくる「扉」。キャラの台詞や歌の中でも数多く登場し、映像的にも城の扉であったりアナとエルサを隔てる部屋の扉であったりと再三登場する。この扉は当然エルサの「心の扉」を象徴しており、自分の魔法がアナや他の人を傷つけることを恐れ、孤独に生きることを選択した結果、アレンデールが冬に閉ざされる、というくだりは「他人を傷つけることを恐れて心の扉を閉ざしたままだと、取り返しのつかないことになっちゃうよ」という教育的?なメッセージを含む。で、実際王国が冬に閉ざされるという取り返しのつかないことになっちゃったわけだけど、どうやったらこの状況を打開できるのかというと、「心の扉を開き他人と触れあい、他人を慈しむこと」が必要。作中の言い方をすれば「自分を犠牲にしてでも他人を思うこと、つまり真実の愛を知ること」となる。この場合、重要なのは自分と他人との関係なのだから、別に異性との恋愛が必要というわけではないんですね。 味方側がピンチ→愛によって全てが解決!とだけ見るととんでもなくベタですが、本作の場合唐突に愛が出てきたわけではなく最初から全て一貫した流れになっていて、またそのテーマを上手く映像や音楽で表現している点、見事だったと思います。 ■映像・・・最近は昔の作品ばっかり観ていたので、現代の映像技術の高さに衝撃を受けました。氷をモチーフにしているのが見事にハマっていて、氷の城をはじめ水や氷、雪の結晶の美しさにはただただ感動の一言です。 ■音楽・・・さすがディズニー映画だけあって大量に劇中歌が流れますが、やっぱり「let it go」が一番好きです。「let it go~♪」の歌詞に合わせてエルサが魔法を使うシーンは鳥肌ものです。 【53羽の孔雀】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-03-23 20:36:11) |