15.《ネタバレ》 自殺しようとしたら神さまが助けてくれて、無くしたお金をみんなが寄付してくれて、家族や町の人たち全員から祝福されて一件落着。今どきのハリウッドのご都合主義でも、恥ずかしくてこんな決着のつけ方はできないだろうな、と考えると逆に拍手を送りたくなる。もしかして究極のファンタジー映画でしょうか?素直に泣けました。フェリーニの「道」も内容としてはちょっと似ていて、「こんな自分でも誰かのために役立っている」と思えることは幸せなことなのでしょうね。この映画には「あなたがいなかったらこの世は駄目になってしまう、あなたは必要な人間だ」という極端にファンタジックなメッセージが込められていたように思います。基本的に人生は辛いものです。だけど夢があるから生きていける。そして映画は夢を与えてくれるから素晴らしい。まさに映画は素晴らしき哉。 【花守湖】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-06-21 18:45:42) |
14.《ネタバレ》 いかにもフランク・キャプラらしい作品。良く言えば理想主義、悪く言えば能天気。でも私はこういう作風は嫌いじゃないです。でも、8000ドルをなくした原因が結局究明されることなく、結果良ければすべてよし、みたいないいかげんなラストがちょっと納得いきません。ポッターの悪だくみが発覚して破滅する、くらいの劇的ラストを期待していたのですが。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-31 12:42:18) |
13.天使が現れてからの話はおもしろくラストは心が温まりましたがそれまでの展開が長すぎてしんどかった。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-04 00:46:39) |
12.あらすじを読んだ時点で「なんだこの『クリスマス・キャロル』じみた教訓くさい話は」と甘ったるさを鼻で笑い、「はっ、どんな都合のいい展開が待っているんだか」とかなり斜に構えて鑑賞。……それなのに、ラストでは自然と目頭が熱くなってティッシュを手に取っていた。自分のようなひねくれ者は、きれいごとを軽々しく語る連中をすぐ疑わしげな目で見てしまう。でもそれはきれいなものが嫌いだからじゃなくて、本当に、真にきれいなものを心の底では求めているからなのだと思う。この映画がまさにそれだ。人間の善意に対する無条件の信頼、人生の絶対的な肯定。こんなに上手く行くものかと思いつつも、泣いてしまう。希望を信じたくなる。あまりにも真っ直ぐなメッセージは、ひねくれ者の心にもずしんと響いた。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-21 01:17:52) (良:1票) |
11.「自分がいない世界」ってものを少し考えたけど、それが好いか悪いかは人それぞれだよね、って思った。 【太郎】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-14 22:58:11) |
10.《ネタバレ》 絶望して自殺まで追いつめられた人間が、あの程度の出来事で生きる力や喜びを取り戻すことはないだろう。たとえ友人に恵まれていても、こんな時には背を向ける者の方が多いのではないか。そしてたいていの人の場合、その人がいたって、いなくったって世の中何も変わりはしないのだ。しかし、そんな現実を反映した映画があったら、そんな映画は見たくない。ウソでも何でもいいから、ハッピーエンドの映画が、私は好きだ。 【駆けてゆく雲】さん 7点(2004-12-14 00:16:05) (良:1票) |
9.結論からいうと、感動してウルってきてもーてん。ただ、この映画、最後のクリスマスイヴまでが長すぎる気がするねん。だから、イヴまでちょっとしんどかった。もうちょっとまとめられたんちゃうかな。ダラダラ、ある男の人生を観てるって感じやったし(白黒ってのもあるかもしれん)。でも、そのダラダラを耐えたからこそ、最後の部分で感動できるんやね。最後で、初めて主役に感情移入できたんも、ダラダラ観てるうちに、いつしか主役の人生を味わってるってゆーのもあるからかも。あと自己の存在をここまではっきりと肯定されると、観てて気持ちがいいし、こーゆう、失くすことにより、大切な事がわかるってのってすごくよくわかる。私事やけど、一度、走りすぎで、両足痛めて、あんまり歩けなくて、すんごくモヤモヤしたことあるねん。そん時、走ったり普通に歩き回ったり飛んだりはねたり自由に動けることが、どれだけ素晴らしいことか、よく理解できた。しばらく安静して治ったら、うれしくて、必要以上に走り回ったもんな~。この映画の主人公のように道ゆく人に声かけたくなったし。後、車の免許、更新忘れて失効してしまった時も、もう一度、苦労して試験うけて、取り戻せた日なんて、うれしくて教習所の帰り道、知らない人に笑顔ふりまいて踊りながら帰ったもんな~。だからか、すごく共感できてんな~。彼女とかも長く付き合ってると、その存在の大切さがわかんなくなって、いなくなって初めてわかるねんな~。あの子、最高やったって。だから、ちょっとつらい事があれば、もし自分が今一番大切なものが失くなったらって想像するのもいーんちゃうかな。そーすれば、今の自分を少しでも取り戻せるかもしれんし。そんなことを、この映画を観て改めて思ってん。でも長いから、ちょっと減点、ごめん。 【なにわ君】さん 7点(2004-09-21 18:01:33) (良:1票) |
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8.メリークリスマス!メリークリスマス!現実に戻ってその現実の素晴らしさに喜びを爆発させる様がとてもいい。たくさんの人が寄付をしてくれて助けてくれる、そうですね、これは本当に素晴らしい人生ですよ。友人のよさを教えてくれる良作です。 【あろえりーな】さん 7点(2004-07-18 03:00:50) (良:1票) |
7.前半が長くてちょっと疲れたが、いい映画だと思う。 【kasumi】さん 7点(2004-03-29 11:23:32) |
6.観て後悔した。毎週土曜の末、夜遅くに映画を観るのが習慣なのだが、眠い頭でなく、もっと眼も覚めているときに腰を据えて観るべきだった!!夢破れた主人公がそれでも父親の家業を守り、堅実に人々の為に生きる、その姿は共感できなくもない。しかし平凡な善人の人生、それだけじゃ退屈と思っていたら、まさかあんなラストが待っているとは!再び戻った自分の街を走り、「メリークリスマス」を叫びながら疾走する主人公。自分の一生が決して無駄ではなかった歓喜に溢れ、家族への愛を取り戻す彼の姿を観る時には、すっかり眼も覚めてしまっていた。わざとらしい偽善的なつくりも感じない、人間愛いっぱいのこんなドラマチックな映画を最近めっきり観ないなぁ・・・。 【six-coin】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-02-01 02:59:34) |
5.半世紀以上前の作品なのに..現代にも通ずるテーマで、こんなに良い映画を創っていたんですね~ スゴイ! 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-16 12:16:38) |
4.きっと本当はすごいいい映画なんだと思うけど、大学時代に無理やりしかも全部英語音声のみでテストにかかわる授業でみせられたせいで、すっごいいやな思い出があります。 【しずく】さん 7点(2003-07-31 15:52:10) |
3.甘い話だが、それなりによく出来ている。名作としての風格は備わっていると言うべきであろう。しかし敢えてケチを付けさせてもらうなら、この映画で一番の悪党のポッター爺さん(ライオネル・バリモア)が、極悪非道の所業にもかかわらず何の罰も受けないのは物語として座りが悪いように思われる。また「この映画を観て自殺を思いとどまりました」という人もいるのかもしれないが、「友がいるうちは敗残者ではない」という天使クラレンスのメッセージは、友がいない人にとっては恐らく慰めにならないことであろう。というわけで「言われているほどの名作かなぁ?」と思ってしまったのだが、天使クラレンス役のヘンリー・トラヴァーズが可愛らしかったので7点を進呈します。 |
2.最近の入り組んだ映画になれてしまうと、かえって古典アメリカ映画が胸にぐっとくる時がある。この年代の作品を見ると、映画なんてシンプルな方が感動できて、共感できるんだなぁとしみじみ思う。こういう映画はあら探しをやめて、素直に見ましょう。 【ゆたKING】さん 7点(2003-03-13 21:25:24) |
1.まさにジェームズ・スチュワートの真骨頂。ストーリー展開は安易だがほのぼのと見れて、見た後に素直に良かったなと思える。古き良きアメリカを直に感じれる作品。 【かぶ】さん 7点(2002-01-15 06:06:14) (良:1票) |