18.この映画はスティーブ・マックウィーンが出演したタワーリング・インフェルノの前年に上映されている、タワーリング・インフェルノでは精悍な消防士の役であり、当時映画自体も洗礼された雰囲気が有った。それに比べパピヨンは何故か哀愁が漂い切ない気持ちになる。これはスティーブ・マックウィーンからにじみ出ている男臭さではないか?と思う。切ない映画では有るが、見ごたえのある映画だと思う。ところでマックイーンの瞳って綺麗なブルーなんですね! 【みんてん】さん 8点(2004-06-11 21:31:29) |
17.若い時はマックイーンの生き方に憧れる。でもいくつかの挑戦はしたものの、年取って厳しい現実に直面するとホフマンの挑戦しない安定的な生き方も悪くないのかな?と思えてしまう。ただし、ホフマンの生き方は「人生を無駄に過ごしていないのか?」という不安との戦いでもある。結局、崖下の飛び込むのも勇気がいるし、留まるのも勇気がいる。 「勝率は?」「そんな事は関係ない」この2人のやりとりが全てを凝縮しているように思える。 |
16.凄いですね。本当に凄い。自伝的小説が原作だというから、なおさら凄いです。そして重い。ただ、なぜ原住民たちから逃げ出したのかがわからない。彼はその後ベネズエラに行ったらしいから、本国に戻りたかったというのも当たりではないでしょうし…。当時はまだ差別的な視線が残っていたからでしょうか? 【虚学図書之介】さん 8点(2004-05-09 16:25:55) |
15.《ネタバレ》 執念、執念、男の執念ですね。「自由」をもとめる執念が観る者を圧倒します。脱走に賭けることで何とか自分を鼓舞し、精神を保っている、そのギリギリの状態をマックイーンが熱演しています。舞台劇を観ているかのような、そんな生々しささえ伝わってきます。最後の最後、脱走は成功します。青い青い海に浮かびながら、男はやっと成功を味わうのですが、そこには達成感よりも 目的を成し遂げて、さて、これからどうしたらいいんだろうみたいな一抹の寂しさも感じられます。喜ばしくもあり、哀れでもある男の生き様が見事に描かれています。息を詰めて観てしまいます。 【映画小僧】さん 8点(2004-03-25 16:30:22) |
14.みてて辛い作品です。あまりにリアルすぎて。しかもこれが実話というからまた驚きですね。映画というよりドキュメンタリーをみせられているかんじでした。パピヨンの脱獄に賭ける執念はすごい。あと、このホームページを参考にして古い映画をすこしずつ見てますが、ここの平均点て参考になります。こういう骨太の作品て今はないからね。 【リモ】さん 8点(2004-02-22 23:33:20) |
13.マックイーン主演ということで見ました。感想は、なんというか異様な雰囲気の映画です。正直言って、見終わったあとそんなに「面白かった!」とは思いませんでした。けど、日数が過ぎてもなぜか心に焼き付いて忘れられない。様々な場面を思い出してしまう。これを名作と言うのでしょうか?不思議な映画です。 【アーリー】さん 8点(2004-02-03 23:49:23) |
12.子供の頃に父と一緒に観たのが最初です。真っ暗闇の独房の中,マックィーンがゴキブリ?を食らうシーンで,父が「お前ならこんな時どうする?」と私に問うたのが印象に残っています。それ以来,刑務所モノといえば「パピヨン」が基準。私にとっては,「不屈の男」度を判定するメートル原器ともいえる作品(というか人物)。 |
11.《ネタバレ》 タララ、ラーラ、ラ、ラーっていう音楽が印象に残る。所々でじーんとさせてくれる。ドガの名前を出すことを拒否して、光のない部屋で地獄のような苦しみをあうシーンがすごい。その部屋から出されたあと、ドガから「誘惑にどれだけ勝てるかで人間の価値が決まる」というようなセリフがでる。感動! 【なかがわ】さん 8点(2003-12-06 23:27:47) |
10.疲労を伴う面白さだった。多分、登場人物に自分を重ね、嫌でも自分自身と向き合わざるを得ないからだろう。タフなマックィーンが演じてくれて良かった。タフさと、役柄の悲惨さがうまく融和され、感情移入することが出来たからだ。 【VIEW-RE】さん 8点(2003-10-13 21:40:11) |
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9.なんといっても、マックィーンとホフマンの共演ってのが贅沢すぎてたまらない!!そして、やっぱりホフマンはおもろいし、マックィーンはかっこいい。音楽もかっこいいし、ストーリーも大作だった。こんな刑務所が現実にあって、パピオンが本当にいたといのだから凄い!! 【アキラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2003-10-07 13:38:14) |
8.この映画のホフマンは、他のホフマン作品とは違う印象を受ける。でも相変わらずいい味出してるぜ、ホフマンは。虫を食べるシーンは空腹の時に見ていたから辛かったなー。8点。 【つっちィ☆】さん 8点(2003-07-03 22:21:09) |
7.様々な刑務所映画があるけど、この映画の刑務所ほど過酷なものはなかなかない。そこから脱出しようってんだから緊迫感あるし面白い。 【スマイル・ペコ】さん 8点(2003-05-29 19:23:29) |
6.いい映画です。今まで独房の出てくる映画はいろいろ見ましたが、この映画に出てくる独房はまさに最低最悪の環境と言えるでしょう。もし僕がパピヨンだったらと思うと、、、いやぁー、、、、言葉もありませぬ。マックイーンとホフマンの演技は本当にすばらしいです。最後、二人抱き合ってさ、パピヨンは海原にでてさ、そんで助かったんだ、、、忘れられないシーンだね、、。 【あろえりーな】さん 8点(2003-05-24 00:35:03) |
5. 仏領ギアナの刑務所に投獄、1945年脱獄に成功し、ベネズエラに市民権を得たアンリ・シャリエールの大ベストセラーが原作。迂闊なことに原作を読んでしまったため、映画の展開を楽しめずマックィーンとホフマンの演技を確認する結果となったのが何とも悔やまれる秀作。ラストの感動が半減してしまった…嗚呼オレって馬鹿!それでもマックィーンの演技は渋かったし、ホフマンの上手さは絶品!二人の好演にもまして印象的なのはジェリー・ゴールドスミスの哀愁に満ちた主題曲。「事実は小説より奇なり」映画としてオススメ。ただ、相当ヘヴィなので呉々も覚悟して観るが吉。面白くも楽しくもナイからね~。 【へちょちょ】さん 8点(2003-01-26 01:24:24) (良:2票) |
【たりー】さん 8点(2002-12-17 04:08:15) |
3.面白くはないのだが、傑作かというと、あと一歩。ダイレクトにあからさまな「生」が伝わってくる。 【HAKO】さん 8点(2002-03-22 02:25:34) |
2.壮絶な映画っすねー。実話でこれだけの娯楽性を出したのは、やっぱマックイーンだから?ちょっと辛すぎるのでもう一度見たくない名画です。 【プリン】さん 8点(2001-02-13 11:20:41) |
1.極限状態よりももっと悲惨で、心理的には絶望的な苦しみの連続が一人の男パピヨンに襲いかかる。そして死ぬことも出来ぬから生きていこうとする姿が、次々と手をかえ品をかえて感動的に描かれていく。上映時間も主人公と同じ体感をさせるには、必要であり十分な長さだったと思います。最後の悪魔島からの脱出はあまりに呆気なく、又、白けてしまうような部分もありましたが、作品全体を傷つけるようなことはでは無かったようです。 【ドラえもん】さん 8点(2000-10-08 11:00:03) |