15.母に『この映画のラストシーンが一番いい』と聞いて見たけど、やっぱりラストシーンが一番印象に残っている。DVDで見たからかもしれないけれど、67年度の作品にしてはかなり映像も綺麗だし、フェイ・ダナウェイのファッションもとても素敵。ウォーレンの葉巻姿も良く、ジーン・ハックマンやマイケルなどの脇役も印象が強い。見終わったあとはショッキングだった。 【アンナ】さん 8点(2004-01-18 13:59:50) |
14.実在のギャングを、まるで民話のように、哀惜さえ込めて描いているところにアメリカという国の不思議さ、不可解さを感じる。ラストの壮絶さは言うまでもないが、その直前ボニーが車の中でリンゴを齧る場面で、ああ聖書だな、アダムとイブを下敷きにしてるんだなとわかった。禁断の木の実を齧ったために楽園を追われた男女にダブらせてるところに、やはりキリスト教の匂いがある。青春映画として秀逸。ラストの銃弾の雨は、好き勝手にマシンガンをオモチャ代わりに、「自由」に生きてきた2人への教会の祝福の鐘の音だという、どなたかの指摘は鋭い!考えても見なかったよ。あの凄まじいラストで2人は真に結ばれたということなんだな。そんな2人への祝福であり、同時に罰でもある。「おめでとう!」と笑いながら「でもやったことは、やったことだ」という刑の宣告でもある。日本の御伽噺にも残酷な話が多いけど、それと共通する質感があるなと思った。優しく諭すように語りながら、その奥に怖く厳しい戒めを含んでいる。本当の自由なんてものがあるとしたら、それはこういう最後と引き換えにするべきものなんだという厳しくニヒルな教訓だ。 【ひろみつ】さん 8点(2004-01-02 23:54:08) (良:1票) |
13.歴史的にも大変意味ある映画ですがそれを抜きにしてもこの映画の価値は高い 破滅に向かって走る姿が悲しすぎますね。 【たましろ】さん 8点(2003-11-27 22:44:51) |
12.予備知識なしでみたのですが、最初っから破滅にむかってるのが醸し出されててわかったので「やめてー!」とつらかったです。フェイダナウェイのファッションがとてもスマートで素敵でした。お兄さんの嫁のきんきん声にはうんざりで、あの女優さんはわざと人の神経を逆撫でするキャラを演じているにしろうますぎです。ラストのシーンはある意味美しかったです。実話なんですね、これ。実話映画にはない面白さでした。ボニーとクライドの本物の最後の写真を見たけど、まるっきり一緒でした。最初から最後まで映画的な逃走劇だったんですね。 |
11.面白いよね~。大好きな映画の一つです。ダナウェイが物凄く綺麗です。本当に美しい。こんな恋愛も美しいと思えてしまうほどの映画でした。単純に平凡に生きてる自分が嫌になったりもします(笑)俺達に明日はないとは比較する意味はない。どちらも面白く、素晴らしい映画です。 【エルビス】さん 8点(2003-10-18 16:58:16) |
10.フェイ・ダナウェイの出世作。これでスターになりました。ラストの死のダンスだけでも見る価値あります。邦題の「俺たちに明日はない」を考えた人は天才。「ボニーとクライド」では見る気持ちが半分になる。 【MORI】さん 8点(2003-08-08 10:46:00) |
9.見る前からストーリーや結末は知っていたが、面白かった!!ジーン・ハックマンの嫁さんには見ていて本当に腹が立った。それだけ役になりきっていたということなんだろうけど... |
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8.けっこう好きです。ところでいつも思うんだけれど、ウォーレン・ビーティなのか、ウォーレン・ベイテイなのか。名前の日本語訳をはっきりしてもらいたい。たしか、昔、劇場公開された頃は、ウォーレン・ビューティーと言っていた。 【くるみぱぱ】さん 8点(2003-07-08 05:51:05) |
7.美男美女というのはそんじょそこらにはいないので本作のキャスティングは実話の映画化ということで大正解だと思う。典型的な美男美女じゃないからといって魅力がないわけではないですから悪口を言っているつもりはないです。むしろこの二人好きです。ラストを知っていても前半部分をみていると「この二人逃げ切れるんじゃないか?」と思っちゃうのは僕だけかな?何度も見られる理由だとおもうけど。 【ものものぴー】さん 8点(2003-05-19 21:09:22) |
【たりー】さん 8点(2002-12-28 04:10:52) |
5.ラストシーンはあまりにも衝撃的で言葉が出ませんでした。 |
4.銀行強盗、殺人、何でもやる無茶苦茶の生き方。これだけの事をやれば、最後もまた無惨な死も当然か。クライドは、自業自得として、ボニーは、軽い気持ちでついていっただけ。なのに、あの死に方。かわいそうですね。あまりのすさまじさに、最後は呆然。誰がつけたか知りませんが、邦題がいいですね。 【野ばら】さん 8点(2002-09-26 17:34:10) |
3.アメリカン・ニューシネマの始まりといえる作品。主演の2人の顔はどうも好きになれないけど、テンポが良く、込められている製作者のメッセージも伝わってくるので、とても面白い。ストーリーが「明日に向かって撃て!」と似ているが、結末の歯切れの良さは「明日に~」の方が上。 【プレデター】さん 8点(2001-11-18 18:23:32) |
2.ボニーの詩が書かれた紙が風に乗って飛んでいくシーンが、忘れられません。 【wood】さん 8点(2001-10-06 14:51:47) |
1.凄い映画ですよね。実はラストのシーンについては実際にも記録フィルムが残っていて、その記録フィルムを実に忠実に捉えてあるんです。それを知ってから鳥肌が立ったのを思い出します。ボニー・パーカーとクライド・バロウの人間像もかなり忠実に捉えている分、ただのギャング映画ではなく人間ドラマとしての面白さもでていたんじゃないかと思います。 【奥州亭三景】さん 8点(2001-09-27 18:37:22) |