42.冒頭の追っかけや拷問シーンなど見所も多く、何よりオープニングのアニメと主題歌が格好良い。敵役も生理的にやな感じでよかった。リアルタイムで映画館で見た初めての007は、ビデオやテレビで見たこれまでのイメージ(格好つけたスパイの荒唐無稽なB級アクション)とは違い、かなり暗い雰囲気ながらはまった。今後のシリーズに期待!! 【Q兵衛】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-01-28 14:44:08) |
41.《ネタバレ》 クールなオープニングに加え、けっこうハードなバイオレンスシーンで、冒頭から圧倒される。今までとは違うんだぞ!という監督の心意気を示し、観客の意識を引き締めてくれる演出が心憎い。引き続いて、マダガスカルでのチェイスシーンもド迫力の中で、新しいボンドのパーソナリティーを無駄なく説明しており、監督の手腕を感じる。 メインがポーカー勝負ということもあり、盛り上げ方は難しかったようで、ストーリーの中盤はアクション映画とは最早呼べないような状況になっており、確かに少しダレる。しかし、ホテルのバスルームのシーン等、ドラマ性を高めるシーンは増えており、作品の出来としては、全く見劣りしない。ラスト、泣けるし。 昔のボンドに郷愁を感じられる方も多いようだが、特に思い入れの無い僕にとっては、今作のボーンシリーズ風のボンドで全く問題なし。むしろ、ダニエル・クレイグはすごくセクシーだと思う。「かっこ良さ」の基準も変わってきていて、現代は、やはりこういう人間味のあるキャラクターがウケるのではないか。あえて、下品な表現をすれば、ボンド・ガールをとっかえひっかえで良いのか?という話だろう。女性の地位が向上してきた、時代の要請に合った方針転換であり、好ましいと思う。エヴァ・グリーンがハマリ役というのもありますが、「モノを言う」女性が相手役と言うのも良いと思う。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-24 22:04:46) (良:1票) |
40.007シリーズ、初めて観ました。今までの、007と言えば、奇想天外な道具を使ったスパイ物の映画と言うイメージが強くあって、観てもいないのに、敬遠していました。 今作が007の誕生にまつわるストーリーと言う事もあり、映画館で初めて観たんですけど、いや~本当におもしろかった! 今までのボンドを知らないせいもあって、ダニエル・クレイグは、はまり役だったと感じました。 ポーカーのルールも、まったく知りませんが、カジノシーンでは手に汗握る興奮でした! アクションシーンも生身のボンドのアクションが、かっこよすぎで、最高です! 次回作がとっても楽しみ! 【のびろべえ】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-12-12 11:04:42) |
39.序盤のアクションが凄過ぎる!これで一気に映画に引き込まれました。情けない顔のダニエル・クレイグにハードボイルドな007が務まるのかと思いましたが、見事に覆してくれました。はまり役じゃないでしょうか。 【じょーー】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-11 11:30:25) |
38.《ネタバレ》 ボンドのキャラクターとしては今までとはカラーが異なる俳優を据えた本作。アクションをかなり前面に押し出してきて面白かった。あまり突飛な武器もでてこなくて肉弾戦が多くスリルもあった。マダガスカルでの追跡は何回見てもすごい。 【飴おじさん】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-21 14:51:46) |
37.《ネタバレ》 ダニエル・クレイグの新ボンドによる新シリーズの1作目。これまでの007シリーズよりシリアスなテイストで、アクションもハードボイルドな味付けが強くなっています。近年人気の「24」やジェイソンボーンを意識したつくりのように感じられます。スタントもこれまで以上に高度なものになっており、冒頭のクレーンでのシークエンスには手に汗を握ってしまいます。 21世紀にふさわしいつくり込みがなされていて、大いに楽しむことができました。ただ、一つ気になったのは、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドにマッチしているのかどうか、ということ。一番肝心なポイントですが、私にはイマイチ受け入れ切れませんでした。 何が自分にはダメだったんだろうとつらつら考えてみたのですが、まず背が低い。女性と並んだとき、ヘタをすれば女性のほうが高いくらいなのは、ちょっと絵になりにくいです。それから、口を閉じているとき、何だか口をトンがらせているような表情がイヤ(笑)。顔のことは本人のせいではありませんが、やっぱり俳優という仕事は顔も売り物ですから。それからそれから、ちょっと小粒な印象も。マジメでひたむきな印象はあるのですが、一方、歴代ボンドのようにどんなときでもそこはかとないゆとりを感じさせるものはありませんでした。もっとも、「00」に昇格してすぐですから、これから、ということかもしれませんが。そして、知的な印象ももう少しほしかったように思います。 とはいえ、「クレイグボンドこそ、ボンドだ!」という人たちが出てきても不思議ではないですね。また、作品自体のつくり込みはしっかりなされていますから、ボンドにこだわらなければなかなかのアクションエンタテインメントに仕上がっていると思いました。 【delft-Q】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-05 12:18:26) (良:1票) |
36.《ネタバレ》 やっぱりボーンの影響なのかな。前作とは雰囲気が一変。でもこれ全然いいでしょ!あんまりプロじゃないと思うけど、圧倒的に強い!初めて「ボンドが強い」と感じました。うーん、でもあんまり冗談通じなさそうだし。全然女好きそうじゃないし(笑) 中身的にはアクションかなり迫力あるし、ポーカーわからなくてもカジノのシーンはダレませんでした。途中でナイフ使おうとするシーンがツボ。でも正直拷問以降は「まだあるの?」って感じだったなぁ。。。 【HIRABAYASHI】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-27 01:36:45) (良:1票) |
35.私にとっては007シリーズデビュー1作目でした。子供の頃から007は知っていましたが、完全な食わず嫌いでまともに見たことは一度もありませんでした。実に面白かったです。これで007シリーズを全部制覇しようと誓った記念すべき作品になりました。その後、ショーン・コネリーの本シリーズ1作目「Dr.No」を見て、これは全作品全て見なければいけないという気になりました。昔からのファンとは違い、他の作品とは比較できませんが、これだけでも十分堪能できました。これはニューボンドだとおっしゃる方が多いようですが、1作目の「Dr.No」の時のボンドと原型は変わっていないように思いました。 これから1作品ずつ鑑賞し、007の歴史を確かめたいと思います。全体に少し長く感じましたが、総じて楽しめました。食わず嫌いだった女性にもおススメしたい良作です。 |
34.テンポが良くて途中までは飽きずに見れました、中だるみがなくて◎ですが私にはちょっと長く感じられました。エヴァ・グリーン久しぶりに見たけど相変わらず綺麗な人ですね。新生ボンドの強いこと強いこと…公開前はピアース・ブロスナンと比較されてやっぱりダメみたいな雰囲気でしたけど結構ダニエル・クレイグいけますね。音楽が最高です。 【にあ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-02 14:30:23) |
33.完璧すぎてつまらなかったブロスナンとは対照的に、スパイとしては未熟だが、人間味に溢れ元気溌溂なダニエル・クレイグの新ボンド。動きの切れも良く、CGだらけだった前作の反省を踏まえてか、生のアクションに重点を置いている。これまでのボンドは顔色ひとつ変えずに危機を乗り越えていくのが定石だったが、クレイグのボンドは何度も死にかける。だから、観ているこちらも感情移入できる。ブロスナンのシリーズに足りなかったのは、そこだと思う。今の時代、完璧すぎるヒーローなどお呼びでないのだ。オープニングタイトルのアニメーションとエンドロールへの流れがかっこよすぎ! 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-10-23 21:36:52) |
|
32.《ネタバレ》 最近観たアクション映画の中では突出した出来栄え! とにかくダニエル・クレイグが渋い!カッコイイ!新世代のボンド!強みも弱みもいい味だしている。 序盤からハラハラドキドキの追跡劇で始まり、一気に物語りに惹き込まれた。強いて言うなら、ギャンブルのシーンがオリジナルと比べて少々物足りない。敵の窮地を助けたり、毒を盛られたりと、派手な演出が中心で、別の意味で醍醐味のはずの心理的駆け引きや些細な描写はほとんどありません。 しかし、新しいボンドシリーズとしては大成功じゃないでしょうか! 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-30 20:01:17) |
31.2回目鑑賞(5/7、8/9)。新しい007の出現と云える新鮮さ。 走る!走る!走る!スピード感、溢れる渋い、苦味のある新ボンド。 クレイグ、ミケルセンは渋い。グリーンは凄く綺麗。 時代に沿った007。このボンドでシリーズ化期待。 ’08.3/6 3回目鑑賞。007シリーズ第21作目!! 6代目ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグ。やはり、面白い。+1点。2016.04/18 4回目観賞。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-10 20:55:04) |
30.《ネタバレ》 「007ビギニング」といってもよい内容。それだけにこれまでの「お約束」に縛られることなく作られた感がある。ここ数年の「007」シリーズの路線には正直飽きていたところだっただけに、新鮮で良かった。スパイ映画らしい出だしには「00」が殺しのライセンスであることを思い出させる効果があったし、それに続くオープニングタイトルと音楽もセンスが良く、新しい「007」への期待感を高めている。無骨な顔のダニエル・クレイグはこれまでのニヤついたボンド像を打ち壊し、「英国諜報部にはこんな奴いそう」と思わせるリアリティーを醸し出した点で評価できる。とにかく良く走るスパイという意味では「Mi3」のトム・クルーズばりではある(笑)。アクションは(スタントを多用しているのだろうが)全編通して見ごたえ十分。ボンドとヴェスパーの愛情劇も、それに絡むドンデン返しも良く練られているが、少し説明不足の感が否めない。もう一度見返せば良いのかも知れないが…。いずれにせよ、本作は長さを感じさせず、映画の魅力てんこ盛りの力作であることは間違いない。 【田吾作】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-10 10:50:27) |
29.ジョーズが大ヒットすれば人間ジョーズを出し、スターウォーズが大ヒットすれば宇宙に 飛び出し、と時流に合わせて美女、ハイテク兵器、高級車、観光名所、ゴージャス趣味の お約束パターンで驚異の長期シリーズ記録を更新中の今回の趣向は、大ヒットスパイ映画 ポーンスフレマシーのリアル路線。リアル路線とはいえお約束ははずせないのであくまで もそれなりのリアリティですが・・・。007が服を着るといまいちフツーのおっさんぽい 点が特にリアルかも。(スパイの仕事はいるだけで目立つようではNGだし、駐車場の係りに間違えられるくらいが正解か?)。強烈な外観インパクトがない分アクションで頑張った点は好感が持てる。しかし有能だから何でもできてしまうぜ俺がやることに失敗はありえないぜ他の国や組織なんて俺の思い通りに何をやってもいいんだぜ、という自分の能力や目的に対する極端な自信過剰が倣岸不遜すぎて、同じようなことをやりながらも天性のおおらかさや余裕を感じたこれまでの映画的いい人ヒーロー像と違う点が気になった。役者が醸し出す酷薄な雰囲気に合っているといえばそうなのだが、これで観客に応援しようという気にさせるのか?映画としてはなかなかの出来で、少なくともMI3よりは面白い。 でも二人のうちどちらかが死ねば、大金がふいになるのに平気で道路にヒロインを放り出した素晴らしきおバカな犯人はいまいちか。 【マンフロント】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-08-08 13:18:15) |
28.全体的にハードボイルドで逞しいボンドで大満足でした。前作があまりにもSFだったから余計にそう感じるのかも。クレイグボンド、長くやって欲しいものです。 【声ヒツジ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-25 20:43:25) |
27.アクション映画としては素直に面白いのですが、別にこれ007じゃなくてもよかったんでは? 心機一転を目指しているのか、泥臭くてあまりにスマートじゃないジェームス・ボンドは憧れません。 突っ込みどころ満載のB級テイストな設定でも、007だからという理由で納得出来るのが好きでした。 どんなにピンチでも最新兵器と驚異的な運で乗り越え、後に涼しい顔でジョークの一つでも吐いてボンドガールのハートを射止める。 そんな紳士的でエロいジェームス・ボンドとはかけ離れすぎです。 アクション映画としての評価は良いと思います。 なので点数も良く付けてますが、個人的な意見として007としてはなんか嫌でした。 【ひで太郎】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-10 11:30:02) (良:1票) |
26.007にしては珍しく品のある作品に仕上がっていたと思う。くだらない兵器もなかったし・・・。このリアル路線で今後もつくっていって欲しいです。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-08 02:24:10) |
25.《ネタバレ》 良い出来でした。ボンド、ちょっとカッコつけ過ぎかな?という感じもしますが。最初の一発目でここまでテンション上げると後が大変な気がする。次からはどういう路線で行くんだろう?とちょっと心配。ダニエル・クレイグはそう何作もボンドをやらない気もするけど。 【Robbie】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-06-11 00:45:59) |
24.007っぽくはなかったけど、アクション映画としては楽しめた。 【アフロ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-05-28 02:44:36) |
23.《ネタバレ》 「007」シリーズにそれほど愛着があるわけではないので、賛否両論の“新ボンド”ダニエル・クレイグが「ジェームズ・ボンドにふさわしい」かどうかは実際定かではないが、個人的な感想としてはかなり良かったんじゃないかと思う。 ジェームズ・ボンドが“007”になるまでの物語というだけあって、今作のジェームズ・ボンドはあらゆる意味で“未成熟”である。「殺しのライセンス」を貰ったばかりであるが故、任務に対する繊細さに欠け、過去のシリーズ作品でのボンドが常に携える絶対的な“余裕”が無い。いろいろな意味で不器用で、非常に“感情的”である。 そこにダニエル・クレイグという俳優の無骨でワイルドな風貌も加味され、今作のジェームズ・ボンドはまるで“ジェームズ・ボンドらくしない”。 冒頭のシーン、ターゲットを問答無用に追いかけ回す様に、英国諜報員007の紳士的なスタイルは微塵も無い。 たぶん多くの人が「こんなので007としてやっていけるのか?」と不安を感じずにはいられなかったことだろう。 が、そういう“未熟さ”とそこからの“成熟”こそ、今作が描く“ジェームズ・ボンド”であり、そのボンドを演じる俳優としてダニエル・クレイグという俳優はとてもふさわしかったと思う。 数々の名優が演じてきた映画史に残るスーパースターを演じることは、非常に困難なことだろうが、この俳優独特の「憂い」を携えた存在感は、新たなジェームズ・ボンド像としてふさわしく、今後の期待を存分に感じさせる。 「007」としての資質を問われ、敵の策にまんまとハマッて死にかけ、騙され、ボンドにとっては一種の「悲劇」とも言える結末を迎える。 が、ラストカット、「Bond,James Bond.」という言い放ったその姿は、まさに“ジェームズ・ボンド”そのものだった。 文字通り“新たに始まった”007シリーズに期待していきたい。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-05-27 18:48:18) |