10.デル・トロが最高に良い。彼だけでも充分楽しめる映画。ラストがしみるわ。この題材自体はテレビシリーズの方が面白そうなんだけど、どうなんだろう。 【GO】さん 8点(2002-01-02 13:37:05) |
9.ドラッグに関するさまざまな問題点を3つの視点からどどどーんって洗い出し、かつひとつのストーリーにまとめてある。すごくいい映画だと思う。はじめ見始めたすぐは話しややこしすぎて頭混乱。でもだんだんと話は単純に。それがよかったんじゃないかなぁ。ドラッグに関することはとにかく複雑でややこしすぎる。でも、それを解決していく大きな力となるのは、家族の団結とか、固い友情だとか、強い意志とか、そういう単純だけど一番大切なものなんだなぁと素直に思えたね。しかし、何か物足りなさを感じてる中高生、その何かを探しているうちにふとしたことで出会うのがドラッグ。きっつい問題だなぁとおもう。ドラッグから子どもを守る力っていうのをこれから親や教師になる人はもっとかないかんね。 【鉄コン筋クリ】さん 8点(2001-12-17 02:29:19) (良:1票) |
8.インディーズ嫌いの私は、黄色く褪せた手持ちカメラの映像で「やっぱり…」と一旦がっかりしたんですが、その後どんどんと物語に引き込まれていく。激しい場面転換の続く複雑な物語を、シーン毎の色分けで表現するなんてすごい(そうなるとコマ落ちのような編集の味も解ってくる)。アメリカでは麻薬取締の最高責任者が敗北を認めたみたいな展開で話題になったそうですが、それぞれのエピソードに希望の持てるラストが用意されており、決して誰も敗北していない。無罪になった麻薬密輸人の捜査は執拗に行われ、いずれ有罪が立証されるでしょう。ダグラス演じる判事も家庭での戦いに勝利し、いずれより大きな戦いへと戻っていく。メキシコでは子供達が健全に遊び、麻薬に手を着ける割合も確実に減っていく。…そう信じたい。とにかくちっとも嘘臭くない希有なアメリカ映画です。で、思わず8点献上。 【sayzin】さん 8点(2001-12-06 22:47:43) (良:1票) |
7.交通事故の映画とおもってたら、、、、ソダーバーグさいこう 【かに】さん 8点(2001-08-30 14:05:34) (笑:1票) |
6.この映画を観ていたら頭の中の色彩感覚の思考回路が混乱してゴレンジャーを思い出した。ちなみに、赤レンジャーは地獄の黙示録、青レンジャーはトップガン他多数、黄レンジャーはバクダット・カフェ、桃レンジャーは存在の耐えられない軽さ、緑レンジャーはピアノ・レッスンだ。作品自体は今年観た劇場映画ベスト1だ。家族を思う気持ちは同じたがグラディエーターにアカデミー作品賞をもっていかれたのは残念だ。かなり、主観がはいっていますが万人受けするグラディエーターも面白かっただ。 |
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5.ストーリー展開、映像手法、・・・さすがソダーバーグ監督って感じです。色んな方向から取り上げた麻薬問題。現在のアメリカを風刺した問題作だと思います。 【DEL】さん 8点(2001-08-20 18:08:25) |
4.不自然にぶつぶつ映像を切る手法は、ドキュメンタリーでもない限りただムカツクだけだが、あまりに自然に感じる。上手い。ソダーバーグは、堅くなりそうなネタをサラっとクールにまとめるあたりの上手さを感じる。ハリウッドが麻薬を扱う時、お説教パターンか、かっこよく、しかも正当化するかのパターンが多い。その点、この作品はどちらにもぞくさない。ある意味、めずらしく、だからこそ余計に感じるものがある。一個所からの視点だけでなく、麻薬に絡む全ての視点からそれぞれに描いていたところが良かった。特に、エリカ・クリステンセンの演技は良かった。ベニチオ・デル・トロより良かったんでないだろうか?麻薬問題は、需要がある限り、それが高値で売れつづける限り、半永久的になくならないだろう。だかと言って手をこまねいているわけにはいかない。もっと深い部分で見るなら、麻薬が怖いものだと分かっていながら手をつける理由だろう。分かっていないとなると、それもそれでおそろしいが・・。ある意味極端な展開がないのと、半端なラストが麻薬問題になかなか解決策を見出せない世の中を意味していると感じる。 【mmm】さん 8点(2001-06-12 16:44:59) (良:1票) |
3.正直、劇中はストーリーを追うのが精一杯だったけど、観終わってからボディーブローのようにジワジワ効いてきたドキュメントのような作品。麻薬問題をいろんな角度から捉え、しかもそれをハイセンスな映像技術でまとめた手腕はまさにオドロキ。お国柄感情移入ができない点と、話の説明不足と盛り上がりに欠ける点が惜しい 【びでおや】さん 8点(2001-06-08 02:39:30) |
2.いくつかの物語が絡み合っていく様は非常にうまく構成されていました。ただ、話の盛り上がりというのはあまりなかったので、映画好き以外の人には勧めにくいかなあ・・・? 【トミー・リー】さん 8点(2001-05-27 12:27:45) |
1.麻薬を扱った作品というのは我が国では外国とりわけアメリカほど身近な問題としての認識が薄いためか、切実な印象としては希薄だ。しかしドキュメンタリー的手法を用いたメキシコでのザラついた映像表現は、圧倒的な迫力で見応え十分。映像の力とはこういうことを指すのだろう。さらにデルトロの存在感は新しいタイプのスターを予感させる。それだけにM・ダグラスの麻薬中毒の娘とのエピソードがいかにも作り話っぽく見えてくるのが残念だ。場面場面の映像の厚みで勝負するタイプの作品だけに、細やかな状況説明は極力排している。その為ストーリー重視で鑑賞する人には不評かも・・・。 【ドラえもん】さん 8点(2001-05-13 08:23:18) |