15.見る前は鹿狩り名人のデニーロが町を襲う熊と死闘を繰り広げると言う、ジョーズのような映画だとわけのわからない想像をしていました。ところが見てみたら、戦争の映画のようでビックリ!これはデニーロの戦場での活躍を描いた映画なのか?と思っていたら結婚式が永遠とつづくのでさらにビックリ!こんなちぐはぐで唐突な展開が最後まで続き、最後にはかつての幸せはもう戻らないという切ない余韻を残す不思議な映画でした。この映画の勝因はやはりこの余韻に尽きるのではないでしょうか?結婚式の場面や鹿狩りの場面は長くすることにより、戦争から帰ってきた後の変化を色濃くする役目をしています。そのいかにも役割を演じてます的な演出を出さないためにもあえて唐突な展開をしたのだと思います。そして展開を唐突にすることにより、逆に自然さをがかもし出されています。この映画の余韻とは、おそらくマイケルチミノのこのしたたかな演出に起因するのだと思います。お騒がせ監督、実力はなかなかなのでは? 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-28 00:43:33) |
14.《ネタバレ》 マイケルとニックのロシアンルーレットのシーン、あのマイケルの辛く悲しそうな表情がしばらく頭から放れませんでした。あれが全てを物語ってるような気がします。 【ジェダイの騎士】さん 8点(2004-06-23 00:33:05) |
13.後半の凄まじさもいいのですが、のんびりした雰囲気で進行していく前半も好きです。 【しまうまん】さん 8点(2004-06-13 01:08:10) |
12.正直なところデ・ニーロ演じるマイケルが狙撃手としてベトナムのジャングルで活躍する純戦争ものと期待してたけど前半の結婚式シーンで出鼻をくじかれあらら・・・と観ていたんですがそれでもなかなか見応えはありました。戦争に行く前と帰還後の人々の気持ちの変化がにじみ出ててるのも良かったです。でもやっぱりマイケルのニックへの友情を超えた深い愛情が見え隠れするところがなんとも言えない切ない気持ちになりました。そう私はこの作品はニックに片思いで中々カミングアウト出来ないマイケルの純愛ゲイストーリーだと捉えたのです。 「ゲイ?んなわけねーだろ!じゃあなんでマイケルは帰還後にリンダと一緒に過ごしてるし寝てもいるじゃん」とおっしゃられるかもしれませんがそれは”ニック”が愛していた女性だったからこそマイケルも好きになれたのではないでしょうか。ニックが愛していなかったらリンダなんて見向きもしなかったでしょう・・・。人それぞれ感性が違うのでとくに多くは語りませんが「反戦」「ロシアン・ルーレット」以外にもそういう視点で観た人もいるということでひとつ書き込んでみました。だから私にとってこの作品は反戦映画と受け取れきれずにゲイ映画としての高評価を付けた次第です。以上 【tetsu78】さん 8点(2004-06-04 23:20:47) |
11.何があっても自分を絶対に故郷に戻らせてほしいと頼むウォーケンのセリフとそれを実行したデニーロのオトコの友情が熱い。 田舎で仲間と馬鹿なことをやって過ごした延々と続く前半と戦争という狂気に巻き込まれる中盤、田舎の元の世界にはもう戻れなくなってしまい、馬鹿騒ぎも鹿狩りも出来なくなってしまった後半という創りは対比的でよりリアルで分かりやすい。 前半の普通の日常生活のくそ長さが計算でやっているのか偶然なのか分からないが、見終わった後に深く響く。 戦争というのがいかに人と人生に影響を与えて変えてしまうのか考えさせられる。 ロシアンルーレットを通して人間の命が賭け事として軽く扱われることによって、逆に命の重さを感じずにはいられない。 |
10.この頃はベトナム戦争後遺症を扱った作品が多かったです。その中でも出色によい作品です。唯ベトナム軍の扱い方はハリウッド映画の限界を感じます。 【ジブラルタの星】さん 8点(2004-01-30 00:25:31) |
9.《ネタバレ》 ロシアン・ルーレットのシーンでドキドキしたおもいでが。 いい作品ですけど、個人的には後味良くなく、2度は見れないで現在に至る。テーマが重過ぎるんです・・・・・当時の病めるアメリカを顕著に表してますよね。 【のん、大好き】さん 8点(2004-01-14 20:14:29) |
|
8.オープニングの田舎町での鹿狩りのシーンから、狩られていく立場に置かれるまで、汗をかきそうなのに冷めているようなそんな感じで見ていました。ロシアン・ルーレットもですが、アジアならではの湿気のある熱帯(亜熱帯?)のじっとりとした空気間に狂気を感じました。そして、それに対比するようなジョン・ウィリアムスの流麗な音楽が際立っています。。 【omut】さん 8点(2003-09-10 02:20:41) |
7.ベトナム戦争を一番表現している映画だ、とアメリカ人が言っていました。が、ベトナムのサイドからも同じ様な意見が聞けるのかどうか。経験していない私が言うのは間違っていますが。ロバートデニーロファンとしては由です。 【風太郎】さん 8点(2003-08-03 01:13:42) |
6.とにかく台詞が少ない。特に説明じみたものは殆ど無いと感じた。少々退屈に思うのはその為か?しかし、言い返すと台詞に頼らずとも演技力で表現してしまう俳優陣の実力が、この映画の高評価に繋がっていると思う。皮肉にも時を同じくして、イラクへの武力行使が始まった。今だからこそ見直すべき作品なのかもしれない。 【小僧】さん 8点(2003-03-22 10:43:15) |
5.どちらかが死ななければならないロシアンルーレット賭博までして、救い出そうとするとはあまりに飛躍していてよく分りません。ただ、そんな理屈は横に置いてというなら、それだけ必死の気持ちというのは伝わりました。でも、その救い出したいニックの彼女と寝てしまうというのもちょっとどうかと思いますが…・ 【野ばら】さん 8点(2002-10-25 16:36:14) |
【nb】さん 8点(2002-07-14 01:12:51) |
3.ストーリーは忘れちゃいましたが、印象に残る映画です。特に、ロシアンルーレットでデニーロの説得むなしくウォーケンの頭から血がほとばしるあのシーンは胸が詰まります。それからエンディングの名曲「カヴァティーナ」。ギターが弾ける人はすぐに練習しましょう。 【かるび】さん 8点(2002-02-24 02:43:55) |
2.始めの方ってかなりだるいです。映画好きな人でないときついのでは。ただ、戦争のシーンからは引き込まれます。とても悲しく、忘れられない映画です。 【鮫島】さん 8点(2001-09-10 19:09:36) |
1.これ観てクリストファー・ウォーケン男前と思った。最近踊りまくってた人と同一人物?て感じッス。 【ケン太】さん 8点(2001-07-28 01:52:22) |