10.しっかし、まぁ~~~・・・・。皆様も仰ってますが、最近公開されたごみの様な映画と比べると本当に違う。いや、違いすぎる!本当に同じ史実を題材に作った映画なのか?この綿密な作られ方。どちらか一方に偏らないドラマ構成。迫真の俳優の演技。史実に可能な限り近づけようとした努力の形跡。名作で間違いないと思います。ちなみに私が「ごみの様な映画」につけた点数は1点です(爆) 【はむじん】さん 8点(2003-05-29 04:58:11) |
9.史実に忠実で、ドラマ性でも「パールハーバー」を遥かに凌駕する。いや、比べるまでもないか。戦争に善悪の判断を持ち込んではいけないし、戦争を仕掛けること自体は悪とは言えない。「戦争は外交の究極的手段」って故坂井三郎氏が朝生で言ってなかったっけ?「パールハーバー」では、ルーズベルトが史実とは正反対の善人的な描かれ方だったけど、この作品は日米双方が公平にえがかれていた。アメリカが大戦後半に民間施設を無差別攻撃したのに対し、日本軍は真珠湾攻撃において軍艦と軍事施設だけを超人的ともいえる錬度で「ピンポイント攻撃」したとききます。奇襲だなんていうけど、誇らしい戦い方ですよね。 【やな太郎】さん 8点(2003-04-13 01:44:01) |
8.パールハーバーを見てから、この映画を思い出した。多くの方が書かれてるように、「月とすっぽん」である。日本が太平洋戦争に向かってしまう状況がよく出ていました。日本人が撮影したから当然と言えば当然なのだが。淵田役の田村高広の「オアフ島上空、敵機なし。トラ、トラ、トラや」は名台詞ですな。南雲中将役の東野英治郎、山口少将役の藤田進、野村大使役の島田正吾はしぶくてはまっていましたね。個人的趣味で言えば、山本長官役の山村聡はスマート過ぎる。途中解任された黒沢監督が山本長官のそっくりさんを探してきて、演技指導していたと言う裏話を聞いたことがあるがまた違ったアジが出たのではないかと思う。 【ジブラルタの星】さん 8点(2003-03-13 21:15:30) |
7.名作しか観てないからだと思いますが、この時代の邦楽はよく出来た映画が多い様に感じます・・・。合作の利点は、日本側、米国側と、両国の視点から観れるのがいいですね!パールハーバーとよく比較されてますが、比較の対象にはなりませんね。比較してしまうとパールハーバーはほんとにカス以下。パールハーバーにマイナス点を付けたくなります・・・。 【魚紳】さん 8点(2003-02-18 00:57:53) |
6.南雲や源田がかっこよかった。特撮は今に比べればおとるけど 【mmmm】さん 8点(2003-02-16 20:31:42) |
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5.DVDで見たせいかもしれないけど、30年前であの映像は凄い。パールハーバーは元々ゴミだと思ってたが、これを観たらゴミにすらならない。ボケボケしてるアメリカ側のシーンの合間に、粛々と真珠湾に向かう日本軍が映る。この緊張感!自分は別に右翼じゃないけど(でもちょっと右寄り)日本機の発艦シーンからラストまでは、胸が高鳴りっぱなしでした。不謹慎? 【C-14219】さん 8点(2002-08-31 11:43:04) |
4.真珠湾攻撃をとり上げた作品としては、最近ではパールハーバーがあったりしたけど、約30年前のこの作品には遠く及ばないですね。この手のモチーフを日米合作で製作したということに驚くわけだが、当時は冷戦の真っ只中でベトナム戦争も泥沼化しつつある情勢だったりしたわけで、そんな世界情勢が影響したんでしょうかね・・・。真珠湾攻撃の情報が事前にホワイトハウスに傍受されていたことは今や常識だが、そのあたりについては、この作品では人為的なミスが複合的に重なったかのような描き方になっている。要するに責任の所在は曖昧なままというわけだ。まさか、ハリウッドが真珠湾攻撃はルーズベルトが仕組んだ罠だったなどとは言えないもんなぁ。それにしても、30年という時間によって、米国の物事に対する姿勢は随分変わってしまったようだ。かつて、このような作品を実現させた米国映画産業に敬意を表して8点献上します。 【ヨアキム】さん 8点(2002-05-02 12:35:12) (良:1票) |
3.…パールハーバがコレのリメイクって…ふ、ふざけるんじゃありませんっ(>x<)。ってパールハーバでこの存在を知ったんだから、その分の功績はあるけど。31年前ですか…当時の技術でこれだけのドラマ性とリアリティができるんですよ!!気をつけてみればそれなりにちゃちな部分も確かにあるけど、どこぞのウソっこ映画よりも、緻密で人間味にあふれていて遥かに芯がある!!とはいっても、結構日本よりですよね?もうちょっとアメリカ側の説明もないとなんだかかなりお粗末なんですが、アメリカ(-_-;)。日本人はえらいこと格好いい、っつーか快活。訛りがまた実に渋い。そうだよね…自分のこと信じないと戦うなんてできないよなぁ。 【ちっちゃいこ】さん 8点(2002-03-14 02:33:42) |
2.DVDを早速買ったのですが、なんとアメリカ公開バージョンということで、日本語せりふには英語の字幕が入っちゃうのが少し残念です。また、渥美清のシーンがカットされていました。このシーンは、黒澤明の書いた脚本の段階からあったそうです。その他にも、黒澤の脚本は基本的に変えられていないそうです。意外でした。 【Qtaro】さん 8点(2002-01-14 23:52:01) |
1.今を去ること31年前,高度成長の宴が最高潮に達した日本万国博が閉幕し,いよいよ70年代が本格的にスタートした71年の正月映画がこれだったと思う。当時小学生だった私は(年バレ・・・)親にさんざん,映画館に連れていってくれるようせがんだ覚えがある。しかし,戦後の混迷の時代を生き抜き,高度成長時代の担い手を自認していたであろう(多分・・)私の親は「忙しいから」で一蹴した。それから2年足らずで未曾有の第二次オイルショックが日本中を震撼させることになるのだが,それを予見するかの如き一大戦争絵巻か゜本作である。山村聡の重厚な存在感。J・ゴールドスミスの日本風の音楽。ホイラー飛行場で次々と破壊されるP40。余りに衝撃的な映像が生々しかった。史実ものの戦争映画はこれでこそ生きるというもの。本年の「パールハーバー」は到底これを越えられまい,と思うのだが・・・(済みません,未見です。) 【koshi】さん 8点(2001-11-29 20:27:54) (良:1票) |