94.2012.06/09 鑑賞。何回目の鑑賞だろう。SF作品の佳作。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-09 22:26:13) |
93.《ネタバレ》 結構ハードSFしている。設定そのものは映画然とした物なのだが、この監督はそう見せるのが非常に巧い。 この映画を子供の頃洋画劇場で観たとき、未来はこうなるんじゃないかという確信めいた物を感じた。当たり前だが、そんなわけはない。けど、リアリティがある。宇宙にはこういう生き物がいるかもしれない、それで人間をこうやって襲ってくるかもしれない。で、助けてもらえる方法はない。 閉鎖された空間で説明不能な恐怖に追われるというのは結構セオリーではあるけど、それを感じさせない斬新さは本筋以外のところにつぎ込まれた工夫の数々で成り立っている。その無数の技巧が文字通りエイリアンに喰われているあたり、演出が冴えまくっている。 【黒猫クック】さん [地上波(吹替)] 8点(2012-03-20 17:18:01) (良:1票) |
92.ジョーズやスターウォーズなどの影響がアリアリと、当時の流行に乗ったとも言えるが全く二番煎じに終わらない意欲作。洗練されたデザインと、全て見せないことでアンソロジーの生まれる余地を残した展開。マニアックさとキャッチーさのバランス感覚が抜群。細胞レベルで鳥肌モノです 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-07 04:30:20) |
91.《ネタバレ》 ドラマの性質上、何度も鑑賞すると衝撃度は低下するけど、初めて観た時は【宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない】というキャッチコピーの通り、どぎまぎして鑑賞した記憶があります。 印象深いシーンが多く(卵から飛び出して顔面に張り付く、幼体が腹を食い破って出てくる、アッシュが実はアレで狂ったように暴れる等)、中でも当時ガキだった私には、終盤のリプリーの下着姿が刺激的かつ衝撃で・・・ 映画のチラシなんかも集めていた、あの頃・・・ エイリアンのチラシの裏にも、リプリーの下着姿が載っていて、私にはお宝だった訳です・・・失礼。 何はともあれ、SF映画の名作のひとつであります。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-10-10 17:58:52) (笑:1票) |
90.《ネタバレ》 SFホラーの金字塔。疑う事無き傑作の一つ。LDやDVDで自宅観賞の機会は今迄数多く有ったが、劇場での観賞は1980年の初見時以来、実に31年振り。 前日にアバターをIMAX3Dで観賞した事も有り、シガーニー・ウィーバーの容姿の変化から時の流れを痛感した次第。 それにしても、本作が映画というジャンルを飛び越えて後年の様々な作品に与えた影響は計り知れないとつくづく感じた。 例えば船体爆破を無機質に伝えるアナウンスや、狭い通路を登場人物を追う様に撮影するカメラアングル等々、「どこかで観た事が有る」と思う描写のオリジナルは本作だったと言う事を実感。 思えば31年前、錦糸町のお世辞にも綺麗とは言えない映画館で本作観賞の際、前の列のお方が有ろう事かゲロを吐き、まだ少年だった私は注意する事も出来ず、でも映画の雰囲気とその強烈な臭いが妙に調和していた事を思い出した。対して今回の観賞は綺麗なシネコン。最新の設備で名作を鑑賞する事が出来る我々は幸せだ。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-11 13:02:29) (笑:1票) |
89.《ネタバレ》 1と2の2本柱のエイリアンですが、自分は1のほうが好みです。不気味さが半端じゃない。腹から幼生が出てくるシーンは当時の技術でもエグイ。閉鎖的空間で一人ずつ目に見えぬ敵に身内が消されていく恐怖は圧巻。ただやはり自分もエイリアンの成長の早さに違和感を覚えます。 |
88.《ネタバレ》 本作について素晴らしい点を身も蓋もない言い方で言うと「気持ち悪い」の一言である。それはスプラッターホラー映画の様な、「内臓がデロデロ飛び出して気持ち悪い」とか、「血がビュービュー出て気持ち悪い」とかとは違う、謂わば「ヌメッとした気持ち悪さ」、そういう気持ち話悪さでこの映画は満ちている。それはゆっくりと開くエッグチェンバーであり、顔にへばりつくフェイスハガーであり、腹を突き破って奇声を上げるチェストバスターであり、体液を飛ばしながら暴れるアンドロイドのアッシュであり、言わずもがな成体となったエイリアンである。 その気持ち悪さは性行為の気持ち悪さに通じるものがあると思う。行為自体は勿論ロマンチックなものであるが、とどのつまり粘膜や内臓の触れ合いである。その感触がこの映画に気持ち悪さを感じる根本的な原因であるのだろう。 またエイリアンの造形が男性器のメタファーというのは有名な話だが、そう考えるとこの映画は男性器そのものに襲われるストーリーである。それまでもドラキュラや狼男など、男性性が恐怖の対象として捉えられることは良くあったが、男性性ではなく、もっと直接的に男性器そのものに襲われる恐怖を描いたのだとするとこれは画期的だろう。またエイリアンのデザインに携わったギーガーがとんでもなく良い仕事をしてしまった。だから今観ても矢張り気持ち悪いし、恐ろしい。 個人的にこの映画が好きなのは、映画が始まって暫く誰が中心のキャラクターなのか描かないことだ。結局はリプリーが主人公になる訳だが、彼女の顔は特にアップで映されることなく序盤はずっと進む。つまり誰が死ぬかわからない恐怖感が常にある。主人公がリプリーとなってからは、彼女の女性としての強さに惚れ惚れする。彼女は機械にも強く、船長に対しても毅然と自身の意見をぶつけ、論理的に行動する強い女性だ。これは常に泣いているもう一人の女性乗組員ランバートとの対比から明らかだろう。そんな彼女が男性器のメタファーに対し立ち向かい勝利するのだ。本作は優れたホラー映画であり、女性映画でもあるのだと思う。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-11-22 02:38:17) |
87.《ネタバレ》 奇怪で恐ろしい造形にネバネバの体液、強酸の血液。よくもこんなとんでもないモンスターを考えたものです。口の中から口が出てくるなんて・・・ ドラキュラ、フランケンシュタイン、狼男をモンスターの古典とするなら、エイリアンはまちがいなく近代モンスターの傑作でしょう。ただ、当時はここまで後世に影響を与えるキャラだとは思っていなかったけど。 後にエイリアンはぞろぞろと大量発生するのに比べて、この一作目はひかえ目ですが、狭い宇宙船という密室に加えて、乗組員にも反逆者が出るなど心理面でグイグイ迫ってくる作風は真に怖いです。 【きーとん】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-07-17 00:01:49) (良:1票) |
【リーム555】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-05-11 23:26:33) (笑:1票) |
85.宇宙船っていう時点であまり実感がわかないけど、孤独な空間での恐怖ってのがワクワクした。 |
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84.あのお腹から出てくるシーン,忘れられません.2作目と比べると地味ですが控え目な作りが効果的です. 【noji】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-07-18 08:54:13) |
83.今観ても全く色あせてませんね。エイリアン以上に制御不能になったアッシュの動きが不気味でした。 |
82.水っぽいエイリアンが苦手でこれまでずっと遠巻きにしてきました。 [岩陰]_・。) え~い!ここで勇気を出さなければ。 そんな訳で最初っから最後まで手に汗握りっぱなしでした。 でも苦労の甲斐あって面白かったです。 乗組員のやりとり、広い船内なのになぜか?の閉塞感、シターシップの美しさなど。 苦手苦手~のプルプルを抑えても観てよかったと思いました。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-09-23 14:29:12) |
81.《ネタバレ》 この映画を見るまでは、ホラーというものから逃げていたんですが、この映画をきっかけに、ホラー道にはまりました。 今見ると怖くないので「ホラー映画はちょっと・・・」というかたのホラー道入門書にちょうど良いです。 しかし、ハッピーエンドなのに、二作目のオープニングでそれを覆してしまうのはなあと思ったりもして・・・ 【ほ~り~ぐれいる】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-01-13 11:34:41) |
【norainu】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-09 17:22:15) |
79.何だかよく分からない気持ち悪いものが、いきなり現れて1人ずつ殺していく。このシチュエーションに身の毛がよだつ思いをしました。子供の頃は1人では決して見ていられなかったです。 【shoukan】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-08-11 23:31:42) |
78.この映画は70年代なんだね。少し時代を感じるが、すばらしい出来だと思う。母船が爆発までのカウントダウンをするシーンがぞくぞくした。 【doctor T】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2006-12-25 19:08:42) |
77.さすがに人間が入ってるってことはモロ分かりしてしまうし、一部あまりに人間的な動きで醒めてしまう感じもするけれど、それに目をつぶれば今観ても十二分に面白い。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-30 18:52:50) |
76.今のSF映画では普通に使われているエイリアンという言葉、この作品が登場するまでは宇宙人、異星人以外の呼び方は殆どなかったような気がします。SFのジャンルのみならず、この作品の発想が映画界に与えた影響は計り知れないんじゃないでしょうか。後にシリーズとして作られた映画が2=ジェームズ・キャメロン→3=デビッド・フィンチャー→4=ジャン・ピエール・ジュネというリレーもスゴイです、まあ最初のバトンタッチの1=リドリー・スコット→2=ジェームズ・キャメロンのリレーが今思うと豪華すぎであり得ない感じさえしてしまうのですが。あとH・R・ギーガーの奇抜なエイリアンのデザインなくしてはこの映画の成功はなかったとも思っています。 【眼力王】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-15 23:31:34) |
75.宇宙船という密室に突如現れた正体不明のエイリアン。そいつに武器もないまま挑まなくてはならないあの緊張感がたまらん。エイリアンはなぜ襲ってくるのか? いったいどうやって人間を殺しているのか? 分からない。だから余計に怖い。船内が暗くてエイリアンの姿が全然見えないのも恐怖感をあおってていい感じです。やっぱこの第一作が一番かなぁ。 【とかげ12号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-03 13:14:01) |