3.《ネタバレ》 タイトルどぉりのストーリで、別に意外なことはちっともない。「もぉすぐ死ぬ」系の映画はそれだけでもう[お涙ちょうだいor絶対泣かせちゃる]っつー意図が見え見えで死ぬほどムカつくんだけど、淡々と淡々と流れていく話に、ほたほたと涙がこぼれてしまった(TдT)
この映画ではきっと「旦那以外の男性との恋」について賛否わかれるだろうなぁと思う。
でもコレが、この淡々とした映画のひとつのアクセントになっているのは間違いないし、個人的には彼女の取った好意を是としたい(^-^A;)。
夫に対する愛情と、ゆきずりの恋におぼれたい感情は同時に存在するもの(っつーかひそかな願望?)だと思うのよねえ。でも、実際に成立させてしまえば、いつかどこかにほころびが出来て崩壊するものだということも自覚してる(バレるだけじゃなくて自分の感情も微妙に崩壊してくもんだと思う)。だから、普通だとなかなか出来ないことだけど、短すぎる余命を告げられて、それを実行する彼女の気持ちには同感してしまうイケナイ私☆\(`-´ヘ) 。
彼に残したテープで[あなたは私の10%いや5%だけを見て愛してくれた]というセリフは、彼女も自分の10%(5%)の部分で彼を愛して、残りの90(95)%は家族(夫含む)を愛したんだぁと、勝手に解釈。でもその10%の部分で恋愛は成立しちゃうもんなのよねぇ。