《改行表示》8.《ネタバレ》 照英の喜怒哀楽全開の今作。ファンなら必見か。 オリジナル版で言うイソップ(映画版ではフーロー)の展開に甚だ疑問。 体が小さいという事で、途中からマネージャーに転向。そして照英から「お前はフーローだ!」と小さな大選手になぞらえてあだ名をもらう。そこまではいい。それからフーローというあだ名は一切登場しないし、フーローの出番は見切りシーンのみ。ラグビー部が軌道に乗り出したら思いだしたかのようにフーローの白血病が発覚。花園出場が決まりフーロー死す。あまりにも噛ませ犬なフーローの扱いは少々気の毒でならない。そもそもドラマ版の設定を持ち込み過ぎなのかなと。もっと削って、ひとつひとつをじっくりやってほしかった。 【カイル・枕クラン】さん [DVD(字幕)] 3点(2005-09-19 13:23:28) |
《改行表示》7.ストーリーはね。もうみんな知ってるわけで。 その中でいかに復刻させるか、という感じだったけれども、 いい映画でした。主役のはまり方もよかった。 ただ関西弁が・・・。ネイティブな僕には辛かった。 |
6.感動は時代を超えた。どんな相手にも対こころで本気でぶつかって一人また一人と生徒の心をつかんでいくそれぞれのエピソードはどれも胸を打つ。いまどきスポ根なんてという考えは見事に吹っ飛ばされ、くささは微塵もない。とにかく熱い。本気で泣ける。ここ数年の間に観た邦画では最高の作品だ。 【WEB職人】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2005-06-11 21:31:57) |
5.《ネタバレ》 これは熱く感銘を受けました。昔、TVドラマでやってた山下真司のは、脚本や人物設定にやりすぎな所がありましたが、これは真実の物語です。やはり山上先生を演じる照英の男泣きの演技に尽きます。体を張って、自腹を切って焼肉や練習試合会場までの電車の片道切符を用意して生徒らの心を開こうと奔走する姿。ひとりで晩酌しながら、シクシク、べそをかく姿。元ラグビー全日本代表という慢心を自戒して、体当たりでぶつかっていく姿。「荒井には天性の足腰がある」と、”不良生徒”のレッテルを貼られ、さげすまれてきた荒井が山上先生に心を開き、ラグビーの素晴らしさに目覚める過程。校内暴走族の小渕が112対0で負けて、グラウンドを拳で叩き、悔し泣きする場面。八坂の最強の不良"八坂の信吾"が、たかが手作り弁当で立ち直っていく姿なんて観たらもう、涙でハンカチがグショグショになってしまいます。何かのきっかけや、人生の中での恩師、かけがえのない友人に出逢えれば、人は変われます。特に”八坂の信吾”の飲んだくれ親父役を演じた間寛平さんのくさいセリフには、うかつにもシビれてしまいました。SAYAKAも演技がんばってました。最後、『あの』八坂の信吾が○○○○になるとは、教師冥利に尽きますね!なぜ観客動員でコケたのか不思議でなりません。最近の日本の映画は、うんこみたいな映画が多いですが、ここ数年間の中では、最高傑作だと思いました。 |
4.ガキの頃夢中だったスクールウォーズが照英に率いられ帰ってきた。もう「え~とこいつが松村雄樹の奴、留年の奴が森田ってことは宮川花子が和田アキ子で、イソップが・・・」とかぶらせてるだけでテンション上がる上がる。112-0の後の名シーンでまた上がる。荒くれ者が次々と更生していく様もこれまた上がる。言うことなしですよ。でも、あれですね。白を黒に変えるのは簡単ですが、黒を白に変えるのは尋常じゃないと思うんです。照英が演じた実際の人物、山口先生(ちなみに平尾誠二や大八木淳史もこの山口先生の教え子なんですね~。凄い男です。)じゃないと成しえなかった奇跡。言うこともやることもすべて激熱。合掌ものです。俺、聖地花園から徒歩5分に実家があって、中学の頃のクラブもラグビー部。練習で花園ラグビー場を使ったこともありました。今思えば、この上ない環境に恵まれてたにもかかわらず、この映画の初期部員と同様にテキトーにやってました。山口先生と出会えた生徒はほんとに幸せ者です。 【モチキチ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-04-20 07:14:20) |
3.中学時代から、ラグビーに憧れ、ラグビー部のある高校を選んで受験。高校1年の時に原作を読んで、とても感動し、2年のときにドラマ化された時は毎週楽しみでした。(ドラマはかなりき脚色入ってますが・・・)。プロジェクトXでも放映されましたが、本作品はかなり原作に忠実だと思います。カテゴリーには入ってないですが、これは「実話」です。実話とは思えない、奇跡の物語です。単なるスポ根でもありません。ラグビーについての知識は不要です。最近他人と上手くいかないなあと思う人は必見です。他者との信頼関係の構築についてとても考えさせられました。 |
2.ドラマ「スクールウォーズ」に熱中した自分にとっては、懐かしさを感じる作品でした。山上役の照英は違和感無く良かったと思います。彼の「俺は、スター選手だった事をはなにかけて、皆を心の何処かで見下していた。その事を皆は気づいていた」という台詞が心に残りました。 |
1.《ネタバレ》 私も泣き虫になりました。 大体からして涙腺が弱いんですが、後に山口先生をして「あれが伏工ラグビー部の産声やった」言わしめた、花園戦の大敗の後のラグビー部員の号泣シーンには思わず、思わず嗚咽を漏らしてしまいました。残念ながら映画は不入りみたいだったですけど、テレビの時よりはよっぽど良かったと思う。 【きつま】さん 8点(2004-09-23 22:17:55) |