18.キャサリンにあんまり感情移入できなかった。精神に異常をきたして亡くなった父親の娘であり、父の影響を色濃く受けた数学者でもある点から、証明の件のいざこさの他にも常に様々な場面でストレスとプレッシャーに悩まされていたのは分かるんですが・・・終始ヒス気味で当たり散らしていた印象が否めません。それだけグゥイネスの演技が迫真のものだったということは分かるんですが。ただ、父親の遺した詩は良かったかな。 【ライヒマン】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-18 22:54:08) |
17.《ネタバレ》 キャサリンのような、地味で狂気をはらんでいて暗い方向へと向かっていく女性を演じさせたら、「シルヴィア」でもそうだったけどパルトロウはすばらしい女優さんだと思います。その点はいいんですが、少し演出に難有りです。キャサリンの記憶の中の過去のローバートと現在との切り替えはスムーズにいっていますが、「証明」がキャサリンのものなのかロバートのものなのか、そこへ至る過程をもう少しドラマティックに演出して貰えれば「抱擁」のような面白い作品になったと思います。結局「証明」はキャサリンのものだったんですよね?そこへの謎解きが、筆跡が似ている、いや親子なら似て当たり前などという、あまりにも単純な議論が展開されると興ざめでした。また、主たる登場人物4人の中で精神に異常をきたした(きたしそうな)人間が2人(ロバートとキャサリン)登場してきます。そのせいで支点が定まらなくなってしまって、わかりにくい作品になっています。数学者の中に潜む狂気を描きたいのなら、どちらか一人にして欲しかったですね。俳優さんの演技は申し分ないので本当に残念です。 【ひよりん】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-02-07 21:51:19) |
16.私には縁のなさそうな出来事。でも引き込まれるものはあった。 【Michael.K】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-20 18:31:15) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 数学を専門とする人って、精神が病んでしまうんだろうか?過去同じように数学を題材にした作品も同じようだったが・・・。 ま~他の作品のように、いろんな場所(窓や壁)に公式を書き出すことはなかったが、どうも私的には、数学者=精神病という公式がなりたってしまう。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-12-28 15:08:20) |
14.《ネタバレ》 前半部分がもったいない。父が死に、必要な時に手を差し伸べてくれなかった姉が現れる。そして後半、あるノートが見つかることにより、崩れる恋人との関係。必要以上に葬儀とパーティーや姉との再会部分に時間をさいてしまった為に話がぼやけてしまった。もっと父との生活を振りかっえってもらわないと、父娘がどんな気持ちで暮らしていたのか伝わってこない。もちろん恋人との再生も描ききれていない為に唐突すぎる。そもそもキャサリンが証明したかったことと、ハロルドが証明したかったことはあまりに違い過ぎるのではないか。 【wish】さん [DVD(吹替)] 4点(2006-11-26 23:04:43) |
13.《ネタバレ》 かなり気に入りました。2回も見ちゃった。キャサリンの不安、苛立ち、孤独が全編に漂ってるんだけど、嫌じゃない。父が死んだことでそれまで父中心に生活してきたキャサリンが自分を見失ってしまい、そこからどう立ち直るか。父ロバートを演じたアンソニー・ホプキンスがすごく魅力的だった。キャサリンにとってハルの存在はかなり大きい。彼との関係を取り戻すことから再生が始まるんだし。ハルはある意味潔いね。真っ直ぐで自分の思いを言い訳することなく伝える。2回目の鑑賞ではハルの気持ちを考えて観てみた。違う視点から見るのも面白かったよ。 【がんな】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-17 15:47:07) |
12.《ネタバレ》 ストーリー構成、編集が秀逸ですね~ 淡々と進みがちになるところを、上手く変化を持たせ、観ている者を飽きさせない.. それに主人公の心情を良く描ききっています..すばらしい~ ただ、ラストは、もう少し劇的さがほしかったかな..ベンチに座って、ノートをめくるだけじゃ~ね~ ちょっと物足りなかったかも.. 私的に数学ものが好きです~ 「ビューティフル・マインド」 「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」 とか..興味のある方、オススメ.. 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-11 17:32:30) |
11.最終的には最後のポジティブな言葉が全てだったかなという映画。グウィネス・パルトロウもアンソニー・ホプキンスもジェイク・ギレンホールも、とてもシリアスな展開を崩すこともなく、また余計に冗長することもなく、うまくハマっていたと思う。後味は悪くないです。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-30 23:31:23) |
10.《ネタバレ》 キャサリンのイラつきばかりが強調されて、苦悩ぶりが伝わって来ないので途中で疲れてしまった。ハルとの恋愛関係も唐突で、最後に彼のところに行ってもそれ程感動できない。父とのエピソードはすごく良いのに、他の人とのエピソードが雑な感じがして勿体なかった。 【よっさん】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-02 07:55:39) |
|
9.《ネタバレ》 グウィネス・パルトロウが終始キレまくってたので観ているこっち側も伝染してイライラしてしまいましたが数学をテーマに扱ってるので数学好きの私には面白かったです。もっと数学の知識や内容などを脚本に入れてればなおさら良かったです。お姉さんには遺伝子が受け継がずその代わりメモ魔だけ受け継いだみたいですがやっぱ妹は蛙の子は蛙ですね。 |
8.《ネタバレ》 悪くはないが、特別訴えかけるものもなかった。ちょいちょい父親の幻が出てきたりするので、過去・現在が少しわかりづらかったし、ビューティフル・マインドと似てますねぇ。今、「永遠の愛に生きて」を毎晩少しずつ観てるのですが、同じアンソニー・ホプキンスだとはなかなか気づかなかった・・・。 【にゃ~】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-04-27 01:05:14) |
《改行表示》7.《ネタバレ》 グウィネスの演技がよかったという事以外にまるで何も感じるところがない映画。グウィネスの演技に助けられ愚作とは言えないけれでも、この映画でジョンマッデンが何を伝えたかったのかがまるで理解できない凡作のような気がする。 自分なりに感じたことは、この映画のキーワードは「信頼感」のような気がしてならない。「姉と妹」「父と娘」「恋人同士」のそれぞれの信頼感。結果として、妹は姉を信頼できなかった。そして恋人を再び信頼することとした。その理由や過程が重要なのであり、そこをきちんと描くべきではないか。 「信頼感」や「愛情」というものは、相手に対して「証明」することはできないけど、「証明」しようとする「行為」そのものが「証明」なのではないかということを考えた。 しかしながら、この映画では、肝心のジェイクギレンホールの再び信頼感を得ようとする行為、証明しようとする行為が欠如してしまってはいないか。 一度は確かにグウィネスのことを疑ってしまったが、間違いであり信じていることをグウィネスに示そうとする行為や過程が描ききれていない。「若手とベテランのそれぞれのチームが検証した」とか、「ノートを投げ入れる行為」では決して失った信用は回復されないのではないか。 いかにして「信用」を得て、いかにして「信用」を失い、いかにして再び「信用」を得たのか、その辺が重要のような気がするのだが。 そうは言っても、父と娘の関係には、目に見えない絆や信頼感、相手に対する気遣いがきちんと描かれていたと思う。 「姉と妹」「父と娘」の関係の描き方は良かったのに、もっとも重要な「恋人同士」の関係の描き方が悪いために、深みのない作品になってしまい残念。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-01-29 22:32:52) |
6.『THE有頂天ホテル』が満員だったので、公開日にこっちを観ました。一言でいってしまえば、代替に観るのにちょうどいい映画。下手に期待もせず、数学者の話かって程度でちょうどいいかも。ラッセル・クロウの『ビューティフル・マインド』で、数学者はちょいと(かなり)変だというのにも免疫がついているというか、すんなり入っていけます。完全な悪人も出てこないし、天才を主人公にしているという以外は、よくある家族事情なのかな。 【元みかん】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-01-29 00:26:40) |
5.やっぱりこの手の役柄は演技派と呼ばれる女優さんは演じてみたいものなのかしらね。『恋に落ちたシェイクスピア』の方が僕はぼわわと観れたけど。なんつーかテーマは簡潔なのにそれが長いのよ。数学の飛びぬけた才能は10代から22歳をピークに下降する、ということは知っていました。でもそれを生み出す思考の断片も表現されていないのはちょっと不満かな(あー、そんなのは僕らには理解できないとしてもね)。ただ、父親の数学の才能を引き継いだ自分もいつかは父親のように狂うのではないかという不安や、お姉さんへの気持ちとかそういうものはしっかりと出ていたと思います。あとレクター博士は狂った役が上手すぎて普通に見えちゃうところがすごいです…。 【ひろすけ】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-01-27 07:43:55) |
4.もし自分の親がこの映画のアンソニー・ホプキンスのようになったら、グウィネス・パルトロウのようになってしまうだろうかと思いながら観てました。終盤、父親に検証を迫られ、一行一行数式を読むシーンは胸の詰まる思いがしました。 |
3.グウィネス・パルトロウが始終わめいていて少しやかましい。夢、幻想やフラッシュバックで亡くなった博士を登場させる脚本、編集以外に、「これぞ映画」というプルーフがどうも見当たりませんでした。 【彦馬】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-01-16 17:30:16) |
【たま】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-01-14 20:47:57) |
1.《ネタバレ》 グウィネスが再度のオスカー狙いにこの役を引き受けたのは大いに納得。だって女優としちゃ、この手の「正気と狂気の境目ノイローゼ演技」って演ってみたいと思うはずだもん、絶対。予告ではグウィネスとジェイクのラブストーリーみたいな売り方だけど、実際にはココロを軽く病んだ女性の、挫折からの復活サクセスストーリーですね、これは。結構内にこもったちんまりしたストーリー、それほどスケールの大きい展開ではないので「恋におちたシェイクスピア」級の出来を期待すると肩透かしを食うかもしれません。グウィネスとアンソニー・ホプキンスの演技合戦に阻まれ、ジェイク・ギレンホールはいまいち影が薄くなってしまった印象。それなりの経験をされている30歳前後の女性の方に特におすすめの映画。 【放浪紳士チャーリー】さん [試写会(字幕)] 6点(2006-01-03 00:54:48) |