《改行表示》55.《ネタバレ》 主人公と同じサラリーマンの身としては、感動や感銘よりも恐怖心を強く感じてしまいましたね。何というか、他人事とは思えませんでした。 ただ、こういう事例を小説や映画という形で我々に提示してくれたことには感謝したいですね。人生何があるかわからない中で、予備知識があるかないかでは大きな違いがありますから。 暖かな雰囲気が、逆に悲劇性を強調していて非常に哀しい作品でした。まあ、大滝秀治じゃないですけど「生きてりゃいいんだよ!」というポジティブシンキングは大事だなと思いました。 【TM】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-11-06 00:27:15) |
《改行表示》54. いい映画だと思います。が、アルツハイマーがらみのストーリーが最近やたらと多いので少し減点したいと思います。 【海牛大夫】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-11-01 13:12:23) |
《改行表示》53. 題材は良い。役者陣も熱演。なのに、なぜかイマイチ伝わってくるものが無い。描き方が画一的で観客の予測の範囲を出ないせいだろうか? あるいは映画的な都合のよさが目に付くからだろうか? 若年性アルツハイマーという病に詳しいわけでは無いからよくは分からないけれど、前夜まで奥さんとの思い出の場所、奥さんとの若き日の思い出、陶芸の先生まで覚えていて、一晩眠ったらスコーンと奥さんの事が記憶から消えている。あの病気って、そういうものなの? それともう一箇所、我慢を続け、ストレスの溜った奥さんがついにキレて不満のたけを主人公にぶつけるシーン。我を忘れた渡辺謙が陶器の皿で奥さんを殴る。奥さんの額にツツーと血が一筋。おいっ! 普通そんなモンじゃ済まないだろ?w この作品では、渡辺謙の演技がことのほか賞賛されているが、自分としては樋口可南子の方がはるかに光っていたような気がする。 【TERRA】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-10-31 19:03:35) |
《改行表示》52.朝型人間で酒を飲めない私にはキャバクラ接待の場面が地獄に見えました。気ばかり焦るのに仕事でどんどんミスをおかしていく主人公の姿があまりにもいたいたしかったです。 【きのう来た人】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-09-03 05:20:43) |
51.久々に泣けた邦画でした。渡辺謙が映画化を熱望したというだけあって、彼の演技も素晴らしかった。病名は違えども大病を患った事で、精神的にも「佐伯雅行」になりきれたという事でしょうか。相変わらずの怪演を見せる大滝秀治もいいですね。 【カロ】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-05-28 16:02:23) |
《改行表示》50.久しぶりにかなり泣いてしまいました。 渡辺謙の演技力は本当に素晴らしい。最優秀主演男優賞取るだけのことはあるなと思った。 でもそれ以上に、献身的な奥さん役の樋口可南子が素晴らしく、この悲しい話をより切ないものにしていたと思う。 このふたりの演技だけで充分感動出来る作品なのに、グルグル回るカメラや妙なCG演出で少し冷めてしまう部分があった。 あと冒頭のシーンは必要ないかも。 主演2人の演技が感動的だっただけに、堤監督の妙な演出は必要ないのではと思ってしまった。 これほど感情移入出来る映画もなかなか最近無かっただけに、個人的にとっても惜しい映画。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-03-04 07:27:15) |
49.アルツハイマー病も、今結構知られている病気なのでなので、想像して通りの内容でした。もうすこし「え! アルツハイマーってこんなになっちゃうの?!」とかの映画だからできる驚きのようなものがほしかったです。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-02-17 21:56:50) |
48.《ネタバレ》 原作を読んだ当時、怖いなと思った。何が怖かったのか?いまいち定かではないけれども、病気に侵されていく自分を自覚できてしまう病気のことや、大切な人を忘れていってしまうことに対して。そして、そんな境遇に自分がなった時、側にいてくれる人がいるのかどうかという事に対して。今回、この映画を観て原作を読んだ時とは少し違って、大切な人がそんな境遇になった時に側にいてあげたいと思う自分がいる。すごく絶望的で悲しい病気だけで今ある気持ちが変わることのないように絆を深めて行きたいと思わせる映画でした。結婚を控えたこの時期に観れたことを感謝します。今まで渡辺謙さんの役者としてのすごさがよく分からなかったんですが、この映画ですごいなって思いました。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-10-13 18:31:33) |
47.《ネタバレ》 映画の作りも丁寧だし、役者たちも熱演していたし、プロットも揃っていたと思うのだが・・。この満足感のなさはなんなんだろう。伝わってこなかったなあ。リアルに迫ってくるものが、まるでなかった。妻役の樋口の献身的な姿も、途中でこらえきれず夫に「あなただって」と言い返す姿も、なんだか嘘っぽく見えた。すべての登場人物がストーリーのために動いている人形のよう。生きた人間は描かれていなかった。決して手を抜いて作られた作品ではない。監督も役者もがんばっている。それはよくわかるのだが。うーん、映画ってむずかしいね。でも、娘の結婚式で謝辞を述べるシーンだけはよかった。ここは泣きました。 【コウモリ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-09-07 00:36:40) |
46.始まって20~30分くらいで目頭が熱くなってきた。アルツハイマーの人のドキュメンタリーを何度か見た事があったので、この後の展開を想像して途中見るのが何度か辛くなった。樋口可南子の努めて笑顔を振りまく姿に胸がしめつけられた。 【茶畑】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-09-06 23:56:54) |
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45.《ネタバレ》 自分は小説も大好きでよく読みます。中でも荻原浩は大好きでほぼ読んでます。原作が好きだったので映画化は正直どうかなーと思って観ましたが、見事に期待を裏切ってくれました。夫婦の演技に関してはもはや何も言う事がありません。感服致しました。ストーリーは知っているにも関わらず、途中から涙止まらず、苦しい思いしました。しかし、実際の現場はこんなもんじゃないと自分も思います。ただラストシーンの彼女には強さを感じました。ああなってもやっぱりこの人と生きていくと、彼女は決意した。もちろんあの先色々あるでしょうが、彼らはあそこで新たにスタートラインに立った。その気持ちを彼女は忘れないでしょう。そしてそれが「力」になるに違いないと思う。 【オニール大佐】さん [地上波(邦画)] 9点(2008-07-30 20:32:15) |
44.《ネタバレ》 渡辺謙の鬼気迫る熱演も見事だったが、妻役の樋口さんが印象的だった。こんなよく出来た嫁さんはなかなかいないと思うが、彼女が「大丈夫。私がついてるから」と励ますたびに涙腺が緩んでしまう。香川照之の「ポジティブ・シンキング」のくだりも泣けます。最後はほんとつらくてつらくて、滂沱の涙。大滝さんには笑わせてもらいましたが。 【フライボーイ】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-06-08 06:33:06) |
43.《ネタバレ》 病気の切実さ、周りの人間をも巻き込んでいく悲しさを絶妙な映像と音楽で見る人を引き込んでいくすばらしい映画だが、ラストがあまりにも簡略過ぎると思える。見ている人に「続きはあなたの心の中で」と言わんばかりだった。 結婚式のスピーチが唯一の感激のしどころでその後は想像通りに事が運んでいくのだが、「え?これで終わり」と思わせるような狙ったラストならもう少し複雑にしないと、映像にないラストシーンもありきたりの自殺か復活か感激の死しか想像できない。続きがあるのかと思えた。 【Jane.Y】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-05-31 16:03:00) |
42.《ネタバレ》 ツアー旅行のバスの中で鑑賞。渡辺謙の演技の巧みさと救いようのないアルツファイマーの絶望感が伝わりました。じわじわと記憶障害を起こしてくるとこが立ちが悪い!!物忘れの気になる方には恐ろしい映画だったことでしょう。 【マーク・ハント】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-05-06 00:35:27) |
【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-04 22:44:29) |
40.《ネタバレ》 主人公が会社を退職する日に同僚の人たちが見送ってたシーンが号泣でした。だんだん観るのもつらくなるストーリーだが、感動しました。ただ、あのラストは3点減点。 【くーちゃん】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-01-22 21:54:42) |
39.何より怖かったのは,三つの単語を覚えていなかった自分。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-07 15:44:05) |
38.小説読んで、観たら渡辺謙じゃない方が良かったな。 【ジダン】さん [地上波(吹替)] 4点(2007-10-17 19:05:01) |
37.演技が上手い人がやるとやはり作品に重みがありますね。でも終盤やけに尻きれトンボな展開でちょっと拍子抜けしました。そうそう冒頭のシーンも必要ないですね。病気についての映画は必ず、いや本当はそんなもんじゃないという意見は出るとおもいます。でも映画だから私は全てを見せる必要はないとおもいます。確かに娘さんがもう少し話に絡んでくれば展開が変わった気がします。 【たかちゃん】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-09-18 10:47:13) |
《改行表示》36.《ネタバレ》 同級生が、同じ疾患にかかり、非常に多才な人だったのでショックを受けていました。 種々の評判を聞いて、この映画を観ましたが、進行症状も大体同じようでした。 しかし、やはり映画なのでしょうか、あまり現実にある悲惨さがいまいち小生には感じられませんでした。一方、俳優さん達が皆、達者で、みなおしました。特に医師役の及川光博さんは、「前田慶次郎」のイメージとは打って変わってシリアスなイメージで驚嘆しました。家族の悲惨さを樋口可南子さん一人で受け止めていたようですが、現実はもっと惨めみたいです。自分がそうなった時のことは、既に妻への手紙に書いてありましたので、それを「特に訂正しなくてもよい」と言う結論になりました。 【亜酒藍】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-17 00:36:51) |