27.《ネタバレ》 人格造形的な部分のどろどろに比べ、作品全体の作りはイギリスらしくあっさり風味なのだが、ケイト・ブランシェットの凜とした美しさは実に強烈。彼女の出演作でも、美人強調度(?)においてはトップに位置するのではないだろうか。これではどんな男子学生でもクラクラしてしまいます。私にとってはむしろそっちがメインであって、後半のジュディ・デンチとのガチンコ対決は割とどうでもよかったりする。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-29 01:50:48) |
26.《ネタバレ》 ドロドロ風、はたまたサイコ風にもなりそうな気配を感じるも微妙なバランスを保ちまとめた印象。テレビドラマで十分出来そうな作品だが、テレビの予算じゃこの女優は使えまい。そうするとあの演技抜きでは間違いなく明らかに別モノだろうし、やはり映画でなきゃ無理ということ。 |
25.《ネタバレ》 ジュディ・デンチが主役たるに十分な存在感を放てば、対するケイト・ブランシェットも限られた脚本の中で壊れゆく女を熱演と、アカデミーの名に恥じない演技合戦が存分に楽しめる一本。特にジュディ・デンチの役は、彼女以外の女優が演じる姿が想像できないほどの適役で、暗く孤独なバイタリティーに溢れている。映画全体としてみると脚本の安易さや展開の唐突さが目に付くものの、これほど演技に支えられた作品も珍しいと思える一本。 【wood】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-16 11:57:30) |
24.主演・助演女優賞にノミネートされただけあって二人ともいい演技でした。こういう婆さん実際にいそーだなあ。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-09 21:13:05) |
《改行表示》23.《ネタバレ》 久しぶりに迫力ある演技を見たといった感じだ。 内容はともかく、ジュディデンチの演技がすごく、ぐいぐいと最後まで引っ張られました。 今年で74歳というから凄い。昨日は敬老の日。 もっと長生きして素晴らしい演技を見せてください。 【キャメル】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-16 22:54:16) |
22.《ネタバレ》 フィリップ・グラスが音楽を担当すると、どんな映画でも不安と恐れが漂ってきます。身近に、この映画のジュディ・デンチのように自分は人を幸せにしてあげるという思いこみから、目をつけた人をどんどん孤立させ、自分だけしか仲間はいないというように追い込む人がいました。その人のせいで職場や友人を失った私でさえも、彼女のような人がかわいそうだと思えるくらい良い演技だと思いました。一報のケイト・ブランシェットも、一応は幸せな結婚生活を送っているのに、どこか空虚感を憶えて、一途に愛情表現を仕掛けてくる平凡な少年に惹かれていくのも理解できてしまうような名演技でした。どちらの女性も年をとっていくことの淋しさがにじみ出ていました。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-08-11 04:21:41) |
21.《ネタバレ》 不満を先に言っとく。自分は傷つかぬ“天井桟敷”から世間を冷笑している人間のおぞましさをジュディ・デンチが完璧に造形したのに、レズビアンを絡めたことで彼女の孤独が特殊なものになってしまい、話を狭めてしまった。ラストの方では次の獲物をあさるサイコホラーのモンスター扱いで、これでは観客の方が安全な天井桟敷からバケモンを見物してる映画になってしまう。彼女の孤独は、誰もが共有しかねないもっと危険なものだったはず。そこらへんでこの映画、名作にはなりそこねたが、でもジュディ・デンチの演技の凄みだけに絞れば圧倒的だ。辛辣の限りを尽くすモノローグは、嫌な人だなあ、と思いつつ聞きほれてしまう。猫の死で狂乱しケイト・ブランシェットにすがるあたりの切迫と、夜ひそやかに日記に金星を貼り付けている不気味さとの対照。もう孤独が体の中心で芯のように固まっている人間なのに、それでも他人へつながりたいと思っている哀切が、あのいかめしい顔の中に埋め込まれていた。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-02 12:17:55) |
20.別にこれは特異なケースではないようで、孤独な老人っていうのはこのように友情を過信するケースが多いようです。身近な所でもこの前テレビ見ていたら同じ趣味を持ち幼少期から親交のある少年を「親友」と呼び、年齢差を考えると不自然なほど必要以上に深い仲であることをアピールする老年男性が出ておりこの作品を思い起こさせてくれました。それが暴走するとこういうことになるんでしょうなあ 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-31 06:58:21) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-04 23:10:04) |
《改行表示》18.アンネの日記、今回のこのスキャンダルの日記、私が実際に書いてる日記。 日記は小説より奇なり。 【Michael.K】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-24 15:58:39) |
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17.《ネタバレ》 登場人物の演技が素晴らしかった。 【かさぶた】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-18 18:42:31) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 狭く深い関係を友人に求めて一線を踏み越えてしまいストーカーになってしまうという感覚は、肯定はできないんですがなぜそうなってしまうのかはなんとなく理解できます。 自身の生活がある友人に自分の全てを受け入れさせようとして破綻してしまうんでしょう。 その常習犯である気味の悪い役がらをジュディ・デンチが見事に演じていました。 ケイトブランシェットがストーカー日記を見つけて壊れてしまった演技もすさまじかった。 演技はすごいです。でも話はドロドロしすぎてイヤでした。感情移入しながら見てしまうと 耐え難いものがあるんです。 【飴おじさん】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-10 00:42:36) |
15.《ネタバレ》 この二人の個性派女優の演技が見応えありました。女性なら誰でも1部頷ける面はある心理的なものが、過剰になると こんな結果に終わる怖さみたいなものを感じました。ある意味 女性が見て納得する映画なのかもしれません!にしても、バーバラ役のジュディ・デンチの入浴シーンは見たくなかった気が…(;゚Д゚) 【うさぎ大福】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-02-06 22:22:59) |
《改行表示》14.ん~、ジュディ・デンチは適役だったけど、ケイト・ブランシェットはどうでしょう? 皆さんがおっしゃるような「若い男が憧れる」ようなタイプではないような気がします。これは男目線でしょうかね、それとも日本人的な印象でしょうか。生徒役の男の子ももっといい役者がいたような気がします。まあ、男の私には理解できない映画かも知れません。 (追記) 全然覚えてなかったけど観てたんですね。。。今回観てP・グラスの音楽が過剰に感じました。正直邪魔。まあ、監督の責任でしょうが。2018.12.30 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-02-03 03:18:56) |
13.なんかタイトルは考えまくってつけたのだろうけど、内容を表してないと思う。二人の非常識な女性が繰り出す偏った愛憎劇。国宝とか関係ありません。 【K2N2M2】さん [DVD(吹替)] 5点(2008-01-20 18:39:37) |
12.すごくどろどろしたのを期待していたので少しがっかり。キャラクターの掘り下げが足りないせいか、主人公の二人はちょっと変なおばあちゃんと頭の足りない女性にしか見えなかった。でもケイト・ブランシェットの美しさと愛らしさには魅せられます。 【paraben】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-12-15 15:33:37) |
11.《ネタバレ》 結局どちらも覚悟がないのだ。15のガキにもてあそばれて、バレたのはアンタのせいだと暴れる赤ちゃんシーバと、他人を理解したり受け入れないくせに友達が欲しいというオールドミスのバーバラ。最後の取っ組み合いは「あんたらどっちもどっち」と呆れることしきり。ミステリー風で時間も丁度良くて面白い映画だったけれど、甘えた大人の泥仕合は観てて気持ちの良いもんではないので、点数がガクッと下がった。だけどジュディ・デンチは何でもやりますね。シワシワ顔のアップも入浴シーンも、日記を付けるその表情もみんな不気味だった。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-08 10:36:14) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 おもしろいです。中産階級の家庭で育って奔放で気を許すとなんでもしゃべりたがる云々と分析されるくだりでは背筋が凍る思いとはこのことよ。ただ、あんなに世の中の酸いも甘いも知り尽くしているように見えるケイト・ブランシェットが同じく世の中の酸いも甘いも知り尽くして障害児の育児にすら没頭してくれる旦那と出会い結ばれ、これ以上ないという幸せを手に入れたとてあんな中坊にいれ込む必要があるのか、いまだに理解できない。子のお守に疲れ果て魔がさしたといえばそれまでだが、そんなレベルぐらい本人すでに越えていたはずなのではないか。中坊とてそれほどの魅力があるようには描かれてはなかった。もう少し本人の過去・家庭の現在を描いてほしかったかなというのが本音。私の読解力不足かもしれないが。終盤の壊れっぷりは見事。 【JUKE】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-16 01:48:56) |
《改行表示》9.国宝級の女優さんの演技対決を 息をのんで堪能した1時間半でした。 ジュディ・デンチの演じるベテラン女性教師のジワジワとした怖さ、あとを引きます。 これからこの人、、、どうなるんだろうと想像をかき立てられます。 ケイト・ブランシェッドは15歳の少年にこがれられるにふさわしく、美しくかわいらしい役作りでございました。 脇の役者さんたちも、子どもたちもみな実力者揃いで濃密な作品になっています。 でも、これは女性が観る映画かな・・とも思えますね。 【グレース】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-11-08 08:38:10) |
8.結構期待していたが、期待しすぎたせいでそれほどの満足感はなかった。もっとドロドロするとおもっていたがきっと現実でありうる程度はここまでのレベルかもしれない。そう思うとなかなかしっかりしたストーリーだとは思う。それにしてもケイトが美しすぎる。それと対照的にジュディデンチの年の刻まれた顔が恐ろしかった…。さすがだ。 【おっちょ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-11-07 20:41:26) |