《改行表示》42.《ネタバレ》 ネタバレますのでご注意。 ふむなんといいますか、「はじめにオチありき」で作られた作品ですね。 オチそれは、イーライはもともとは全盲であったこと、だから点字が読めたということ、神の奇蹟によって突然見えるようになったということ、そして「お告げ」を直接聞くことができるという「預言者」になったということですら。 日本人にはイマイチピンと来ないところですが、これでいいんですよ宗教映画だから。 この映画の主役はデンゼルでもイーライでもなくて決して登場することのない「主」でありますから、それがたまたま「終末」を背景にしているというだけであって、べつにそれがBC時代であっても内容は変わらないのです。「ベン・ハー」と同じような映画と言ってもマチガイではないのである。 まーそーゆー映画を作ってくれても別に私には影響はないからどうでもいいのだが、ちょっと興味があるのは製作にもかかわっているデンゼル55歳が「なぜ今これだったのか」ということかなあ。 これはけっこう低予算だと思います。デンゼル本人のギャラさえ抑えれば、とても安く作れたのではないでしょうか。デンゼルが出る映画としては…ちょっとなあ、かなり違うのではないか。 デンゼルは己のギャラを抑えてでも、このような「神様宣伝映画」を作りたかったのですら。 その心理は私などにはよくわかりません功成り名遂げたデンゼルにして何かの「回帰」現象ということかもしれませぬ。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-04 13:24:11) (良:1票) |
41.《ネタバレ》 北斗の拳の盲目のシュウが聖書を届けるお話。デンゼルが盲目だったのか、劇中では描写が凄く曖昧だった。 【真尋】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-09-01 13:14:19) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 世界が荒廃した状況に宗教が絡み、本来なら重苦しい作品になりそうですが、本作は良くも悪くもエンターテイメントに徹しています。 良く言えば気軽に楽しめる。悪く言えばノリが軽すぎる。 話は本当にシンプルです。 単純に西へ西へ一直線。 ひたすら西へ向かう直向な姿と異様な強さはまさに「世紀末救世主伝説」かと思わせるような雰囲気。 ヒロインが暴漢に襲われピンチ→突然暴漢がダウン→その後ろに弓を構えた主人公が・・・まさに某「世紀末救世主伝説」にありそうなシーンではないですか^^; こういったベタさ加減はけっこう好きです。 その何十年も生き延びてきた主人公が、チンピラ風情の親玉の弾丸に沈むのは意外でしたが・・・ ラストはプチ・サプライズで特筆すべきものでもありませんし、ヒロインがついてきてからはこれといった見せ場はないし、これといった凄い作品ではないですが、とにかく単純明快なのがいいところ! 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-06-26 23:10:24) (良:1票) |
39.《ネタバレ》 思ったほどアクションが少なく、テンポが遅くて途中でだれる感じに。ゲイリーオールドマンの役柄を今まで作品みたいなもっといっちゃってるキャラにしてほしかった。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-05-13 12:43:03) |
38.《ネタバレ》 なかなか話が進まない割に後半は、あっさり目的地に着いてあれよあれよと終わってしまった。神の思し召しということで目的果たすまで死なない(死ねない)という理由も納得出来たので、まあ良しとする。 【より】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-05-05 00:07:17) |
37.《ネタバレ》 文明が崩壊し、荒涼としたその風景。世界観は見事なまでに映像化されていて、ケチのつけどころがないです。限りなくモノクロに近いような色調で、作り手の努力やセンスを感じます。映像的に、特に老夫婦の家でのドンパチシーンがもの凄い凝ってて目を見張ります。実写とCGを合わせて作り上げられたのでしょう。シームレスなノーカット風アクションは見応えたっぷり。ただ、あのシーンだけが気合入り過ぎで他のシーンとの落差を感じてしまうのは難点。ラストの、実は本の内容は頭の中に~のオチはなかなか良い。本が聖書なだけに、宗教的色彩を帯びてくるが、たぶん宗教うんぬんよりも、信じることの大切さみたいなものがメッセージとしてあるんじゃないかな。それ事態は、普遍的なメッセージだと思うので。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-04-29 22:22:16) (良:2票) |
36.この作品の世界観が気に入りました。デンゼルかっこよすぎます!ラストも驚きました。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-04-12 19:21:56) |
35.TVゲーム・falloutのパクリ、とよく言われていますが、その通りだと思います(笑)。謎の一冊の本というからナインスゲートのようなモノを想像したけど結局、宝物争奪合戦しか描けてないのが残念。アイデアは面白いけども。イーライが銃で撃たれても生きていたり、彼は何者なのか?神の召し使いの様な描写がもっと欲しかった。 【カップリ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-04-12 10:49:41) |
34.《ネタバレ》 最初から最後まで北斗の拳だった。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-03-23 00:12:07) |
《改行表示》33.《ネタバレ》 雰囲気的には、『荒廃したアメリカ』『銃が貴重品』『荒くれ者がのさばる』等ゲームの『フォールアウト』に近い印象を受けました(流石にミュータントは出ませんが)。 結局世界に何があったかは明確にしてませんが、話の節々から『過去の出来事』と『現状』を説明したり、先頭部分のテンポはゆっくりにすることで緩急を付けたりと演出は結構面白かったです。 『世界観の演出』『人間ドラマ』『戦闘』等、まぁ『傑作』ではありませんが全体的に作りは丁寧ですし、デンゼルファンや上記したゲームの設定が好きな方なら見て損はないと思います。 ただデンゼルワシントンが強すぎ強運過ぎて、それに対する説明も神の声的なものが『大丈夫』と言っているだけとイマイチ。 個人的にはあらゆる方法を用いて『本と本の内容』を守るために作られたサイボーグみたいな設定にした方が、『その本は戦犯物として全て処分された』とか『天の声もプログラムの一種』みたいに設定を活かせた気もします。ついでに『ムチャ強なデンゼル』の説明にもなりますし、じゃなかったらどてっ腹に弾ブチ込まれたのに生き過ぎだろ。 【ムラン】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-03-13 09:31:06) |
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《改行表示》32.《ネタバレ》 アメリカの東海岸から西海岸まで徒歩とはいえ30年も掛かる、技術が失われているにもかかわらず何故か燃料もあるし車も普通に動く等、かなり荒っぽい設定だなぁ・・・ イーライ(デンゼル・ワシントン)が運ぶ本が聖書であることは比較的早い段階でわかるが、血を流してまで欲しいものなのかなぁ。非キリスト教圏に住んでいて、無神論者の私にはその意味がわからない。 まぁ、デンゼル・ワシントンは好演技をしていると思うけどね。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-02-23 02:13:29) (良:1票) |
《改行表示》31.荒廃した世界、食人、物々交換、水、朽ちたハイウェイ… 設定が丸々ヌカコーラです。 世界観だけで十分楽しめました。ヌカー! 【棘棘棘棘棘棘棘】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-19 15:49:37) |
30.《ネタバレ》 聖書を西へ運ぶ男のSFロードムービー。モノクロではないグレー色の映像で静かに描かれています。西部劇風。希望の書物を守り抜いたのは孤高の盲目熱血漢、デンゼル・ワシントンが好演。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-13 00:42:56) |
《改行表示》29.《ネタバレ》 佳作。やはり、デンゼル・ワシントンはうまい。【ネタバレ注意】たしかに意外な展開だけど、英字のパターンなんて限られているだろうから、いくらでも普通に書き起こせるんじゃないか。体調が悪いのはともかくとして。それに30年も歩き続けているという設定は変。1日10kmしか歩かなかったとしても、1年もあればアメリカ大陸の端から端まで行けるはず。あとパックのおしぼりは何か月もしたら、カラカラになるよ。 【mohno】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-08 23:07:07) (良:1票) |
28.デンゼルゲイリー2大スターの競演なんでその存在感でなんとか持ちこたえたけど、やっぱり少し退屈な展開だった。マッドマックス的な世界観やそのダークな映像は少しハードだったなあ。デンゼルが強すぎて不死身なんで、すこしその設定に疑問。 【タッチッチ】さん [DVD(吹替)] 5点(2011-01-30 22:09:36) |
27.《ネタバレ》 単なるKマートの店員(バッグに書いてあったような気がする)だった彼があれだけ強いのも神の啓示によるおかげ。宗教は人々を束ねるのには確かに必要なものかもしれない。ゲイリー・オールドマンが作った街はアミバが作ったような街。老婦人の家での銃撃戦から話がちょっとおかしい。オープニングのもったいぶった作りとは違って,バタバタと話を終わらせていく印象が否めない。 【蝉丸】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-09 23:14:19) |
26.《ネタバレ》 その昔どれほどの撲滅活動があったか知らないけれど、一冊も活字として無事でなかったというのは、結局、誰一人としてそれを真剣に保護しようとした人がいなかったってことでしょう。誰もそこまで信じていなかったってことでしょう。この作品を作った人は、もともと本の教えについて伝え直したいとか見直してもらいたいとかいう意思もなさそうだし、こういう本を引っ張りだしてくる割にはメッセージ性は希薄で、後に何も残らない。その本が復刻されることによって世界が良い方向へ復活するような期待感も特に感じませんでした。原題『The Book ・・・』なんてハズし過ぎ。皮肉にもゲーリー・オールドマンの「俺のために祈れ」が一番印象的でした。画の色調はいい感じにいじってあると思います。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 2点(2010-12-27 07:20:54) |
《改行表示》25.《ネタバレ》 「ある本を届ける映画」という内容なのは知っていたんで、きっとラストでこの本の正体がわかるんだろうと思いながら観賞していたら、かなり早い段階でこの本が聖書だということが判明。 でもラストではもう1つの真実が明らかになって、ちょっと驚いた。 設定がとても面白くて、アクションシーンも見応えありました。 1つ残念なのは、久しぶりにゲイリー・オールドマンを観ることができたのに、目立った活躍をしなかったこと。 てっきり銃を使ったアクションシーンが見れるかと思ったんですが、、、。やはり年齢の問題ですかね。 【抹茶御膳】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-08 20:05:41) |
24.公開時期が重なった『ザ・ロード』とあまりに設定が似ているのだが、おそらくは本作『ザ・ウォーカー』も『ザ・ロード』の原作、コーマック・マッカーシーの「ザ・ロード」を下敷きにしているのだろう。文明崩壊後の世界を舞台とし、人食いが横行しているというのも同じ。行き先は「南」から「西」に変更され、運ばれるものは「火」と表現される抽象的なものから「本」という具体的なものに変わる。どちらの話もキリスト教の影響下にあり、イーライという名の人物が登場する。しかしその舞台設定に目がいっちゃうとあまり面白くないかもしれない。設定に意味を見出そうとしてはいけない。この設定はあくまで背景でしかない。カッコイイを演出する背景でしかない。目にも止まらぬ(ホントに見えない)居合い抜きアクションと西部劇風決闘シーンと過去に何度も目撃した一軒家への集中砲火と久々登場のジェニファー・ビールスで満足しなければならない。そういう映画なのだ。蛇足が少々長いが。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-30 14:26:16) (良:1票) |
23.《ネタバレ》 荒廃し、旅人の命も簡単に奪い、水さえも物々交換、昔は捨ててた物を今は必死で奪いあう…。そんな絶望的な世界で一冊の本に希望を求めるプロットに違和感はないと思う。たぶん自分があんな世界に何十年も生きていたら、奪ってでも「ショーシャンクの空に」を観たくなるだろう。そんな世界観、そして繰り広げられるアクションシーンは迫力もあり、まずまず楽しめた。しかし、後半の展開がいまいちあっさりしてる感は否めない。確かにオチには驚いたが、だったらさっさと本渡してもいいんじゃない?と思った。そもそも、あんな人を殺しておいて「俺の言葉を書け」なんてちょっと信用性がないだろうと。しかも本棚に置いて終わり?そりゃないよ。。ゲイリー・オールドマンの悪役は久々だったが…往年のキレがない。メイクもあると思うが、年老いた感じ。ほんとはやりたくなかったんじゃないの、この役。他のレビューにもあったように「トゥモロー・ワールド」を思わせる演出も感じれれた。(手法は違うが長回しの銃撃戦、ウォーカーが俯瞰で見つめる旅人を撃ち殺す強盗団のシーン)でも、楽しく観ることだできた。 【テンパーる】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-28 21:58:51) (良:1票) |