1.《ネタバレ》 【2018/5/14 追補・再投稿】
映画ファンの中で本作を定期的に見直している人は恐らくかなりの物好きだろう。
ディズニーの歴史の中で大コケした本作は半ば「無かった事」にされており不遇の扱いを受けているが、私は大好きだ。
初見は既記載した通り、長期出張で滞在したフランスのとある田舎町のシネコンだった。
私も含めて観客は10名居ただろうか、登場人物が皆さん流暢なフランス語(あちらは吹き替えが主流)なので、
細かな部分の把握に少々苦労したが、流麗な3D画像やこれぞSFファンタジーと言える荒唐無稽な設定、
そして私的には全然OKのヒロインの存在も有り、少々ホームシック気味だった私は本作を観る事で元気を貰い、
その後の仕事を乗り切れた様に思う。
帰国してからも元気を貰うべく本作を半ば定期的に鑑賞しているが、鑑賞する度にフランスの映画館で感じた
ある種の郷愁に近い感覚を覚えてしまう。
通常の観光旅行では、異国で映画を見るなどよほどの事が無い限り実行に移す人は少数派だと思うが、
(このサイトを訪れる方は例外かな?)出来れば異国で映画を観る経験を知って頂きたい。
感謝の10点献上という事で、では最後に、「オク オヘム オクテイ ウイズ バルスーム!!」
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【日本語字幕版を鑑賞したので一部改訂】
結論から言うと私の感想は間違っていなかった。
想像以上に荒唐無稽な内容である事が判ったが、原作も同じ位に荒唐無稽なのでいい勝負だ。既視感の有るシーンも多いが、最新技術を駆使した華麗な映像は流石ディズニー。主人公に思い入れが出来、且つヒロインの容姿がOKならば(因みに私はWellcome)、ラストの主人公が空間移動の呪文を唱えるシーンからエンドロールに至るまでの描写は短いシーンながら、かなりレベルの高い気持の高揚感を味わえるだろう。