67.《ネタバレ》 4つ目見たさに鑑賞。
爆発や銃撃の度にぐらぐらさせるカメラワークは、またかと正直うんざりしました。
アジトを突き止めるまでは延々マヤを追っていた視点が、抹殺作戦実行の途端にチーム6を
主眼にしだしたのは一貫性が無いです。あくまで、作戦本部の受信機やモニター越しに得られる
わずかな情報から滲ませる、マヤの不安や期待の表情を見せ続けてくれれば良かったのにと思います。
特殊部隊の活躍については、各々私生活のゴタゴタや悲しみ・憎しみを抱えつつ、
無抵抗の女子供は殺さず銃を向けてくる相手には容赦せず粛々と任務を遂行する姿が見られ、
後ろ暗い後日談も伝える『ネイビーシールズ:チーム6』で充分でした。あ、4つ目には満足しました。
ただ、長年かけた執念のすさまじさには畏れ入りました。(まぁお金持ちの住んでいそうな邸宅が
豪華な装飾ではなく有刺鉄線の施された高い塀に囲まれている、って時点で超怪しいですけど)
また「友達はいるの?」という問いへの答えに、心臓がぎゅっと握られた気がしました。
さて、証人保護プログラムのあるアメリカですから、テロ首謀者の抹殺に関わった人達を復讐から守るため、
人物像やその後の生死について、映画で語られた大半の情報は偽りかもしれません。
チーム6は撃墜で全員死亡した・・・事にされ、新しい名前で元気に暮らしていると思いたいです。
マヤは若い女性ではなく、本当はむさいおっさんではないでしょうか。
そしておぞましい拷問を繰り広げたおっさんが実は・・・