【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-10-12 17:02:16) |
57.音楽良。特にバンドのロックな曲。曲もシーンも好きです。でもストーリーがなあ。世の中こんなに甘くないでしょ。主人公は助けてもらった人達にもっと感謝しなきゃあかんでしょ。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-04 23:02:21) |
《改行表示》56.《ネタバレ》 クレイジーケンバンドの曲が使われ、寿司や日本酒が出てくるというだけではなく、音楽や雰囲気なんかも日本人受けしそうな感じの映画ですね。 しかし、登場人物がみな無表情なのはフィンランド人の特徴なんですかね?まあそのことが妙にユーモラスな雰囲気を醸し出していて面白かったんですが・・・・。 何というか観終わった後不思議な感覚の余韻が残る映画でした。 【TM】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-18 16:51:02) |
55.7月にしては空が澄み渡り、秋を感じさせるような美しい月が出た晩に鑑賞。そして、そんな夜によく合う作品でした。ショッキングな冒頭から記憶を失ったことにより、行く当ての無い天涯孤独な存在になってしまった男。でもそんな男を貧乏なはずの住民たちが手助けをし、少しずつ生活を向上させるといったそんな話。登場人物や背景はどうしようもなく現実的なのに物語はどこか空想的に進む。そんなところが現実を生きる者にささやかな希望を感じさせるのかも知れない。本当は北欧や東欧の人が見ればより感慨深いのだろうけど、昭和生まれの僕にも、人間っていいな~と思える。たまには苦み走った大人の恋というのもいいもんだよ。どこか「バクダッド・カフェ」のようでもあり、コーエン兄弟の映像のようでもありました。グレートデンのような女所長の歌やロックに目覚めたバンドが奏でる音楽も良かったですよ。 【カリプソ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-24 20:50:11) |
54.記憶を無くす、名前を無くす、過去を無くす。それは、自身の存在証明を無くすこと。なーんて言ってたりすると、つい、安部公房の『壁-S・カルマ氏の犯罪』とか『燃えつきた地図』を思い出しちゃうんですけども。しかしこちらは映画作品。過去を失い帰属を失い、ただ「現在」のみを生きる主人公の姿が、映画ならではの語法で描かれております。それは、彼を取り巻く冷徹な「視線」。いささか戯画化された登場人物たちの立ち居振舞いにおいて、表情というものが徹底的に抑えられ、その中で強い印象と緊張をもたらすのが、主人公へと注がれる、他者たちの冷たい視線の数々。その視線は主人公を通じて我々にもブスブス突き刺さってきて、ナントモ居心地のわるーい映画体験になっております。しかし、結末はいかにも「ものがたり」らしく、ユメのあるまとめ方、実に心憎い。拍手!! 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-04-12 23:15:20) |
53.蟹江敬三さんと岸田今日子さんの濃ゆいオトナの恋に心ワシ掴みされました。音楽も最高ですね。 【ふぉんだ】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-04-06 18:56:06) |
52.ゆるいユーモアに包まれた映画で、こういう感じって邦画にもあるよなと、妙な親近感を感じる。極端に表情を抑えた演出がこのゆるいユーモアによくあっている。ユーモアだけでなく、設定もストーリーもゆるく、悪く言えば適当なんだけど、この作品に限ってはこれでも許せる感じ。おっさんとおばはんの恋愛劇というのも風変わりで良いです。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-09 23:12:21) |
《改行表示》51.《ネタバレ》 ああ・・・この独特なテンポと、じんわりくる雰囲気。もうたまらんです。 初見は「コントかよ」とか突っ込みを入れたくなるようなシーンも、回数を重ねて 見るたびに味が出る出る。傑作。音楽も最高。寿司最高。 【モフラー】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2006-11-01 21:43:54) |
50.言葉の無いラブストーリーがたんたんと流れていく。イルマの流す涙も音を立てずに流れ落ちる。そっと後押ししたくなるようなほのぼのさ。好き嫌いが分かれる映画だと思う。もちろん大好き。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-06-09 08:34:54) |
49.《ネタバレ》 フィンランドの映画を初めて観た。こんな感じなのか~。冒頭から暴漢に殴られ、記憶喪失になった主人公。病院で一度は脈が止まったのに、ゾンビのように復活する主人公。ホラー映画かと思いましたよ。そして、自分の正体を調べようともせず、コンテナに暮らす。これだけ聞くと、何ともいい加減な創りではあります。しかし、ほんとに不思議な魅力がある映画です。ゾンビのように復活した時から主人公の過去は終わり、「今」を生きているのでしょう。「今」という瞬間をいかに生きるか、この作品は上手く表現していると思います。 【T橋.COM】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-21 13:19:30) |
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48.(↓)「不思議な魅力がある」というのは認めますが、その魅力をどう受け止めて良いのかが私には判りませんでした。正に不思議な魅力。この飄々とした感じは独特ですね。結構酷い目に合って記憶喪失になったこの男が、その後、ほとんど生活に困らないのが凄い。何処の誰かも判らないのに、家を借りるのも職に就くのも非常にイージー。フィンランドって、こんなに緩~いお国柄なんでしょうか? また本人も、記憶を無くしたのに「ま、いっか」程度の受け止め方。もし自分のアイデンティティを巡って苦悩しないで済むんなら、私もいっそ全ての過去を無くしたいです、5点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-13 00:02:53) |
《改行表示》47.《ネタバレ》 静かだけれど確かな時間がこの作品にはあります。 貧乏ながらもジュークボックスのあるお部屋は素敵です。 淡々と進むお話で、主人公にこれほど惹きつけられるとは。 恋人の慎ましさにも、大いに共感しました。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-04-18 20:48:25) |
46.不思議な魅力をもった映画。記憶をなくしてしまった結果、人生が好転していくってなんとも素敵やな~ でもこれって今まで築いてきたものってなんだったんだろうってことにもなりますよね。今を素敵に生きろってことなのかな。映画の雰囲気で語ってる感じが良いです。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-03 22:25:45) |
45.主人公の男は最初から記憶を失っていなかったと思う。暴漢たちに頭を叩かれたことを、逆に利用して記憶喪失のフリをしていたと考えます。 この映画のタイトルを変更するなら、ズバリ「ピアノマン」が良いでしょう。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-19 18:40:01) |
44.久々の10点。選曲の良さもさることながら、この映画全体を包み込んでいる暖かい空気がたまらなくいいですね。もう一度みたい映画の一つです。 【トナカイ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2005-08-24 23:10:51) |
43.俺はタバコという記憶を常に消し去りたいと思っている。でも殴られたところで真っ先にタバコを口に持っていくんだろうな~。 【ゆきむら】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-05-29 02:32:15) |
42.よく記憶を無くすという事は過去を無くす事であり、それまでの人生がなかった事になるというが、まあそれも悪くないという事か。でも人格や性格ってのは過去の教育や経験に基づいて形成されていくものだと思うので、いざ記憶が無くなると、無機質というか、ロボットみたいな人間になってしまうのかも。主人公にも全く個性が感じられず、それはリアルで良いんだけれど、なんか物足りない。 |
《改行表示》41.台詞や演技よりも画面に映っている絵で物語を理解させる作りは好感が持てる。 みんなタバコ吸い過ぎです。空調の効かない金庫室の中で吸うのだけは遠慮して欲しかった。 過去のない男を何とか拘留しようとする警察に法律を空(そら)で唱えて言い負かす弁護人が一番かっこいい。そして、救世軍の淡谷のり子が毎夜夢に出てきてブルースを切なく歌う。思い出すとまた今夜も眠れない。 【WEB職人】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-05-15 08:27:55) |
《改行表示》40.マネキンを配置したような大袈裟でない演出で、人間は過去にとらわれずいつでもやり直せるという形が巧みに描かれていた。派手な演出よりも心の中に置いてあるものを写している。昔のフランス映画にあった空間だ。出演者のしわは生き様の芸術。いくつになってもスタートラインはあるのだなぁ。 【チューン】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-03 22:30:55) |
【k】さん 8点(2005-03-27 23:04:39) |