《改行表示》10.《ネタバレ》 こちらで評判良いのでどれどれ?と借りてみました。 こりゃ~凄いわ! 皆さんのレビューのとおりと頷いております。 映画の創成期に、ここまで大掛かりなものを作っていたのですね(感心) インディ・ジョーンズもここからはじまってる??(かも) 特撮大好き親子はこの作品を観ながら、突っ込む、突っ込む。 「これどうやって撮影したのかな?」 「機関車の鼻先に乗ったまま、けっこう早く走ってるよ~!」 「おわ!危ない、アブナイ。」 「呑気な音楽が雰囲気に合わない分、かえって効果的(笑)」 も~観ている間ドキドキしちゃいました。 出演者は無事だったのかと観おわった後マジ心配しましたよ。 あ~面白かった♪ 【たんぽぽ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-21 22:05:21) |
9.思想や哲学や取って付けたような芸術性を感じさせるよりもとにかく笑わせる。アクロバットであったり、怪我しそうなものであったり、キートンは体を張ったギャグが抜群に面白い。ジャッキー・チェンが憧れるのも納得できる。列車で追ったり追われたりの攻防も見応えありで、笑いの教科書状態。―――ただグダグダと悪ふざけを繰り返すようなコメディとは格が違う。誰もが目的に向かって寄り道しない。笑いを一手に引き受けているキートンでさえも真っ直ぐ進む。それどころか彼は一切笑わない。ヘラヘラ笑ったりしない。だからこそ観ているこちらが自然と笑ってしまう。画面から緊張感や切迫感が伝わってくるからこそ笑いを抑えることができない。いや、ほんと、笑いの教科書。 【stroheim】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-16 02:13:30) |
【ゆうろう】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-03-23 23:18:28) |
7.チャールズ・チャップリンと並んで世界の映画史に名を残す喜劇俳優あり、また自らも監督をこなす天才、バスター・キートン!よく考えれば今までキートンの出ている映画は幾つか観てきたけど、キートン自身が監督であり、主役でもある彼の作品て観たことがなかった。この作品が私にとってはキートン主演作品、初体験です。で、まず何よりも脅かされるのが、もう、全編、笑いぱなしの観ていて涙が出てきます。どうやったらあんな風に物凄いコントの連発を続けることが出来るのか?本当に単なるコメディなんかじゃありません。この作品は!キートン自身が身体、全体使っての物凄いアクションとギャグの連発に例えどんなに特撮技術が発達しようが、今の時代では絶対に不可能なその凄いアクションシーンの数々、流れるようなアクション、物凄いスピード感、これぞ本当のアクション映画です。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-13 09:48:18) |
6.《ネタバレ》 「蒸気機関車は石炭を食べ水を飲む。人間に近いから好きだ。」とあるSLファンがTVで言ってたのを思い出しました。この映画では石炭よりも前の焚き木の時代です。つまり遅いです。レールもチャチです。でもだからこそ、のんびりした追走劇と走りだすと忍者の如きキートンの名人芸を堪能できます。逃げる側はその辺のものを落としたり壊したり、貨車を切り離したりして障害物を作る。追う側は列車からその都度降りてブツを退かし、ポイントを切り替える。線路脇には所々、焚き木が積んであるし、手動の給水槽がある。走り出した列車を足や自転車で走って追いかけて、おいこれで追いつくのかと思ってたら、追いつくし(笑)。薪割りに夢中になって敵地に入ったことに気付かなかったり、ホントのんびり。毒もあります。人死ななくていいなあ。と思ってたらラスト近くの10分間で結構死ぬし、それをギャグにしているし。この映画は公開当時、悪趣味だと酷評されたそうですがこの辺が原因かな?でも無理に戦争を美化しないところにキートンの戦争に対する見解があると思います。ラストは軍人になれてハッピー・エンドだけど、南軍は戦争に負けるという事を知っていて、主役の設定を北軍にしなかったところがキートンらしいです。個人的にはキートンがフラれたり、みんなが行っちゃった後にポツンと佇んでいる姿が好きです。逆に1人で走ってたらいつの間にか沢山いた、ってのも好きですが。ここでは軍隊に入れず恋人に絶交された後、キートンが機関車の主連棒(というのかな?)に座ってたら動き出すところがなんかいいです。SLに乗るならあの棒に座ってみたいなあ。あ、もちろん車庫入れ速度で。 【くなくな】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-20 01:04:07) |
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5.キートンの映画を見る楽しみの一つは、こりゃ~どうやって撮っているのだ、という<HOW?>に満ち溢れているところにあります。鉄橋が崩れ機関車もろとも川へ落ちていくシーンは、河童に尻子玉でも抜かれたような、放心へと誘います。前半追うキートン、後半逃げるキートン・・・通信線を切断したり、線路にモノを放置したり、ポイントを切りかえたりといった鮮やかな反復のリズム、走る機関車を横から捉えたスピード感覚、縦から捉えたディープ感覚、機関車を線路をあっちへこっちへのアクション、ユニフォーム一つで笑いと感動を呼ぶセンス、そしてラストのラブシーンをお得意の大群ネタで締めます。なにくわぬストーンフェイスで尻子玉を抜いていくキートンは、サイレントコメディの流れの中を自在に泳ぐ河童だったのであります。 【彦馬】さん 10点(2005-01-15 23:11:16) (良:3票) |
【STYX21】さん 6点(2003-12-03 01:10:38) |
《改行表示》3.古典映画…と思って観ていたら、セットの豪華さアクションの派手さにビックリ。時代を考えると物凄いんでないですか? 開拓時代のアメリカの情景を堪能できる事もGood。 【番茶】さん 8点(2003-11-23 15:32:12) |
【虎尾】さん 7点(2003-10-19 18:00:06) |
1.ここでも、結構アブナイことやってくれてます。人間、目の前でアブナイことされると、ヘラヘラ笑っちゃうんですよね。まあそういう、緊張と緩和の生み出す笑いは、大笑いはできなくても、もしかするとチャップリン以上に普遍性を持っているのかも。あと、私は列車モノに弱いというのもありまして。 【鱗歌】さん 8点(2003-09-14 00:53:39) |