147.《ネタバレ》 私はずーっと前に怪傑ゾロは解決ゾロだと勘違いして大うけしました(爆)
さてこの「マスク・オブ・ゾロ」なんですが、
劇場公開の前にある予告を見てなんてかっこいい映画だと、
インディジョーンズの世界だ!と観たくなったのです。
まあ劇場で見たほうがこのての映画は音響も派手で面白そうですね。
そして私は濃い顔の俳優は苦手なのに、
アントニオ・バンデラスは好きなのです。
私的には金城武入ってるかなと・・
背は低いのですが品があってなんというか色気もあるし、
私の中ではザ・ラテン!アル・パチーノと同じ世界ですね・・
まあサッカー選手でデル・ピエロが好きな私はこのての俳優はいいなぁ。
さらにキャサリン・ゼタ・ジョーンズも大好き。
このふたりはよく似た血を感じさせます(苦笑)
もうひとり演技的に好きな俳優アンソニー・ホプキンズが、
プリティ・ウーマンのギアよろしくなんとか小汚いバンデラスをゾロにしようとするのです。
いやぁ、本当に最初は小汚かったんですよ(笑)
チリチリパーマ(ラモスヘア)に不精ヒゲにマヌケ面・・
おまけにドジです。
このマヌケぶりの笑わせどころ(外しどころ)は、
残念ながらハリソン・フォードのインディのほうが面白い。
ところが紳士のふりをしていざ敵陣のパーティに行くバンデラスは、
待ってました!とばかりにかっこよかった。
ではそれだけの映画なのか??
う~ん・・私から見れば「インディジョーンズ」と「スパイダーマン」と、
「スターウォーズ」の師弟愛をかき混ぜたような作品で、
あまり目新しく感じなかったのです。
終わり方もこれぞ活劇!みたいな続編を匂わせるかっこいいシメで・・
やはり勧善懲悪ヒーローものが根本的に合わないのかも。
よって厳しい採点にします。
これはたぶん内容はどうあれ正月映画への期待のほうが大きいのもあります。
・・結局インディジョーンズ風な映画が見たいんだけれど(困)
魔宮の伝説みたいな場面も出てきました・・
暴れ馬の演出や(大いなる西部に似てる)ホプキンスの威厳、
主役ふたりのかっこよさに5点献上。