1.《ネタバレ》 コロンボの犯人は全て地位も名誉もある人ばかりである。その中でも本作では上司が犯人という設定。コロンボがどうやって犯人を、罠にはめるのか、いやいやこんな表現はコロンボに失礼や。どうやって引っ掛けるのか、この表現も適切やない。そう、どうやって犯人を自滅に導くのかが、極めて難しいと思われる設定である。なんと言っても捜査方針が筒抜けどころか指示されてしまうからである。だが、なんてことは無い。流石は、コロンボ!あんな意地悪で卑怯な、いやいや見事な手を打ってくるとは!まあ、犯人もちょっとマヌケやったけどね!コロンボのストーカー捜査(STING大好きさん命名)はちょっと影を潜めるけど彼が優秀な刑事であることを証明する一作。でもピーター・フォークが右目義眼とは。ちょっとショックでした。