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紅夢

[コウム]
Raise The Red Lantern
(大紅燈篭高高掛)
1991年台湾上映時間:125分
平均点:8.30 / 10(Review 37人) (点数分布表示)
公開開始日(1992-04-11)
ドラマラブストーリー小説の映画化
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タイトル情報更新(2008-09-01)【+】さん
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監督チャン・イーモウ
キャストコン・リー(女優)頌蓮
マー・チンウー(男優)陣佐千
音楽立川直樹
チャオ・チーピン
撮影チャオ・フェイ
製作チウ・フーション
製作総指揮ホウ・シャオシェン
配給東宝東和
字幕翻訳松浦美奈
その他ケイエスエス(提供)
あらすじ
父が急死したため大学を中退した19歳の頌蓮(コン・リー)は継母が勧めるままに金持ちの第四夫人(妾)となる。そこで頌蓮が出会ったのは古い家のしきたり、そして笑顔をうかべながら本心では憎みあい、お互いを出し抜こうとたくらんでいる三人の妻(正妻と二人の妾)たちだった。教育のある頌蓮は好きでもない夫の関心を引くための努力を始めのうちはためらうが、やがて自分の宿命を悟り、他の三人の妻たちの思惑を理解するようになっていく。しかし、頌蓮の努力や策略は全員を意外な方向へと導いていく。
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17.強い女の役が好きそうなコン・リーが地のままでやっているような演技がとてもいい。チャン・イーモウ監督の映像美にかける執念がこの映画からも伝わってきて、とにかく映像が美しい。コン・リーの主人公もライバルの第三夫人も美しい。この上、正妻と第二夫人もきれいだったらこの映画は中国モードのファッション・ショーになってしまうでしょう。主人公が大学中退だということはストーリーの時代がかなり現代に近いということで、もう少したてば毛沢東が中華人民共和国建国を高らかに歌いながらこういった前近代的な妾制度を廃止し、主人公たちを解放することになるのだけれど、もちろんそんな明るい結末ではないからこそこの映画は世界中で上映されるような芸術度を達成しているのです。閉鎖された環境の中で衣食住等物質的には何一つ不自由なく、正にモルモットのように飼われている女たちがどう考え、どう行動するかを冷徹な目で見つめている、美しくかつ残酷な作品です。日本語の題名は「紅楼夢」とまぎらわしいですね。
かわまりさん 8点(2004-01-23 12:40:20)(良:1票)
16.コン・リー絶賛映画だとは思いますが、あえて第三婦人の演技を褒めておきましょう。この映画のキーとなる役で、切ない歌と、切ない心情を上手く演じていると思います。映像はイーモウ監督の映画は安心して観ていられますね。あの「ポンポンポンポンポン」が良かったです。
feroさん 7点(2003-12-13 13:34:09)
15.チャン・イーモウって、何を撮っても「傑作」になってしまうなあ。そして、特にこの映画で顕著なんだけど、彼の駆使する色彩美は、「中国的」とか「アジア的」というより、明らかに西洋的な「マニエリスム」の洗練へと向かっているのでは。この点を批評家たちも指摘していないから、ここで提起しておきます。で、それはまあいいんだけど、この映画にはどこか、人間たちをまるで昆虫か何かのように「観察」するといったような、極めて冷ややかで残酷な眼差し(つまり、人の生死に頓着しない「神」の視点…?)があって、確かに見事な映画だとは認めるけれど、個人的にどうしても好きになれない。まあ、チャン・イーモウの初期作品はみんなそうなんだけど。
やましんの巻さん 6点(2003-10-18 14:52:56)(良:1票)
14.全ての瞬間、1秒1秒、どこを切り取っても美しい
紅蓮天国さん 8点(2003-10-12 23:20:32)
13.紅い提灯が画面に映えていてとても美しい。そして、コン・リーは艶っぽくてすっごく綺麗だった。コン・リーは、こういうちょっと意地悪でひねくれた性格の役が一番合ってるんじゃないかと思う。 あと、横に流れるスタッフロールなんて初めて見た。
きのすけさん 7点(2003-08-12 22:14:20)
12.撮影場所ちなった広大な邸宅が実在するそうですが、ぜひ見てみたいものです。
主水さん 9点(2003-07-14 15:00:49)
11.伝説で聞いた大女優や、リバイバルで魅せられたスターではなく、初めてリアルタイムで圧倒させられ魅惑された女優コン・リー!演技・演出・撮影など、映画の魅力すべてがあふれ出す傑作。
るーすさん 9点(2003-05-14 18:26:28)
10.赤が美しい。コン・リーが美しい。まさに紅夢!
るみさん 9点(2003-02-24 02:59:29)
9.「点灯、消灯、封灯…もう、どうでもいい。」シンプルな舞台設定ながらここまで見せられる映画であることがすごい。一晩明けてもなお、紅々とともる提灯が目の底から離れないありさま。
エスメラルダさん 9点(2002-11-18 11:01:33)
8.赤い提灯が眩しくも、女性達の哀しみを映し出している様に見えました・・・コン・リー、綺麗ですねぇ~
リリーさん 6点(2002-11-15 10:21:09)
7.映像がとにかく美しい!淡々としたストーリーの進み方は、意外と最後まで飽きさせない。薄暗闇に紅灯がこうこうとともって、静かに終わっていくエンディングは今でも心に残っている
かなさん 10点(2002-11-04 19:32:22)
6.ほんとに単純な筋なのにすごい印象的。第2夫人のしたたかさ、主人公の幼さ、第3夫人の意外性。それにあかい提灯も、足の裏をたたく槌の音も。足の裏たたきってどんな感じかなぁ~
ヒマジンさん 10点(2002-01-22 20:26:03)
5.コン・リーは本当に美しい。話も飽きさせず面白いが、他の俳優が今ひとつ魅力にかけていたのでー1.
ふらふらさん 9点(2001-09-21 11:47:12)
4.赤いちょうちんが欲しいわ~
okピーちゃんさん 10点(2001-09-19 16:42:58)
3.観るべき!
MARINAさん 10点(2001-05-01 15:00:46)
2.凄まじい封建社会を描いているものと、ちょっと観るのを敬遠していた・・・ら、いざ観てみるとその映像美と足の裏を叩く軽快な音色に魅了されていました。かなり奥深い映画です。
さん 10点(2001-04-21 01:19:45)
1.2人の妾がいる大富豪の所に、19歳で嫁いだ女性の話。重厚な雰囲気を残しながら、内容そのものは非常に分かり易い。4人の愛憎劇、嫉妬。おなじみのテーマであるが、それを中国風にアレンジさせているためか、なかなか趣があり最後まで見入ってしまった。
イマジンさん 9点(2001-01-25 12:17:43)
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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 8.30点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6410.81%
7616.22%
81027.03%
9924.32%
10821.62%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 10.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 9.50点 Review2人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1991年 64回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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