13.静かな流れに乗って、ウエスタン映画伝統的なリベンジものの一品。最近ほぼ絶滅状態のウエスタン映画を見事に作ってくれたケヴィン・コスナーはえらい。集団行動がやや多くて1vs1がほとんどなかったしちょっと長かったのは残念だったけど、手堅い作りでなかなかよかったです。 |
12.《ネタバレ》 オールドファンを意識したかのような、ゆったりした流れの西部劇です。この作風に好感が持てます。ロバート・デュバルが大活躍します。葉巻とチョコレートが実に美味しそうでした。 【ジャッカルの目】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-03 21:49:29) |
《改行表示》11.自然、西部の町並み、4人の少ない牛追いカーボーイ達と牧場主との争い。 名優二人の台詞。なんともいえない味がある。殺戮の割りに後味は良い。 ダンス・ウィズ・ウルブスと同じ匂い。好きです。 2016.03/10 2回目鑑賞。原題の意味を知らなかった。牧場を持たずに牛追いで育てる意らしい。 そのカーボーイの物語。美しく長閑なイントロから一転、ワイルドな展開、ラストはハッピーエンドで気分良好。+1点。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-20 23:14:50) |
10.《ネタバレ》 久々に西部劇を見て面白かった!!戦争的なのも良いけど、1vs1の早撃ちも入れて欲しかった。あと、最後に戻って気持ちを伝えるのは邪道。 【oO KIM Oo】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-13 20:12:33) |
9.全体的にテンポがやや緩慢で、話が動きだす時期も少し遅いです。最後の銃撃戦だけで40分も使うのはさすがにどうかと……。会話だけでさらっと流されてしまうエピソードが多いのも気になりました。 【K】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-11-04 07:48:39) (良:1票) |
8.映画として合格点です..かなり、リアルさを意識して創っていますね~ 脚本もまずまず、見所はクライマックスあたりかな..娯楽要素もあり、安心して観れる作品です... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-28 16:47:22) |
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【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-08 15:14:03) |
6.雄大な自然が美しかったです。最後の銃撃戦は見応えがありました。ロバート・デュバルかっこよすぎ! 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-24 23:28:19) |
5.カウボーイハットで蒸れる頭髪も気にせず西部劇に執着するコスナーの意欲を買いたい一作。メリハリ効いてる演出が嬉しい。ラストはダラダラせずにスパッと終わってくれ!1000回もキスしなくっていいからさ。 【mimi】さん 7点(2004-10-24 02:30:48) |
《改行表示》4.《ネタバレ》 静かに、丁寧に、時に優しく紡がれていく物語。その根底を流れる怒り。ラストに噴出する銃撃戦。 しかしそのカタルシスは薄い。敵を追い回し撃ち殺す住民の姿が、物語の後味を爽快にはしてくれない。 正当派の王道西部劇も、そこにはうっすら影が差す。やはり昔のような勧善懲悪は時代が許さない。 不器用で古くさくて、だけど真面目で実直なカウボーイ。 西部劇という、現代においては”時代遅れ”であるジャンルを真っ正面から描くケビン・コスナーがその姿に重なる。 この映画がアメリカでヒットしたということは、どこかでみんな西部劇を求めているのだろうか。 時代は変わっても伝統は受け継がれていく。別に西部劇に思い入れがあるわけじゃないけど、なんだかちょっと嬉しい。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-08-19 20:36:14) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 ケビン・コスナーの姿勢はダンス・ウィズ・ウルブスから変化してないのでしょうが、決闘を描いてしまうと現在の現実のアメリカがどのようにして形成されたかが解り、結構複雑な思いで観続けることになってしまいました。アメリカの言う民主主義と正義、南部に今も残る閉鎖的な風土、これらの萌芽がそこかしこに見受けられます。そんなとこが肌に合わないだけで、映画としてはよかった。まるで暗転のごとく切り替わるシーン展開も小気味よいし、なんと言ってもカウボーイの生活がめちゃリアルです。ポーク&ビーンズ食ってるシーンが欲しかったな。スー役のアネット・ベニングがなぜ東部からやって来たのか?ってことがちゃんと語られてれば、1点加点だったのに。エンディングは古くからの西部劇ファンなら納得しないでしょうが、まぁよしとしましょう。決闘のリアルな描写、コスナーとデュバルが決闘場に向かうところ、そして主人公が死なない、など深作欣二的、網走番外地的東映の印象も少し。 【shintax】さん 7点(2004-07-16 21:40:15) |
《改行表示》2.《ネタバレ》 久々に正統派の西部劇を堪能しました。やっぱり西部劇は良いですよね。ただ最後だけちょっとえ!と言う感じだったので2点減点です。 ケビン・コスナーだって判っているはずなのに、今の米国の観客はハピーエンドでなくては許さないのでしょうか。 西部劇の王道は愛する人を残して去っていくところで絶対に終わらなくてはいけない。 |
1.近年めっきり製作本数が少なくなった西部劇だが、忘れた頃たまにやって来るだけに懐かしさとある種の新鮮味を感じざるを得ない。思えば、J・フォード&J・ウエインに代表されるような伝統的な西部劇のスタイルに変化が芽生えたのは、ニュー・ウエスタンとも呼ばれた「明日に向って撃て!」あたりからだろうか。ヴェトナム戦争以降、アメリカ社会の価値観も変わりさらに粗製濫造も手伝って西部劇が持っている本来の面白さが失われ、やがてポリス・ムービーやSF映画などといった新しいジャンルの出現により、あたかもその役割を終えたかの如く衰退し、やがてその王座を奪われてしまったという経緯がある。しかしこのジャンルにも根強いファンがいれば、西部劇の火を消すまいとして奮闘している映画人も多くいる。本作のK・コスナーもそのひとり。話は、流れ者のカウボーイが、町を牛耳る実力者と悪徳保安官に対して復讐を誓い対決を挑むという、極めてオーソドックスかつシンプルなもの。映画は孤独な男たちの生き方と友情を描く傍ら、ヒロインに擁くほのかな恋心、あるいは町の住民たちが最後に立ち上がって協力する等々、御馴染みのパターンはきっちりと踏襲されている。しっとりとした情感溢れる描写から一気にクライマックスのガンファイトへと、全編メリハリの効いた演出で些かもダレることなく展開されるが、ただ終盤に至る作劇には釈然としないものが残るのも事実。結末も少々意外で、しかもやけに甘ったるい。コスナーという人はそれだけロマンチストだということなのだろうか。 【ドラえもん】さん 7点(2004-07-14 14:56:33) |