リアリズムの宿のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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リアリズムの宿

[リアリズムノヤド]
Ramblers
2003年上映時間:83分
平均点:6.92 / 10(Review 38人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-04-17)
ドラマ漫画の映画化ロードムービー
新規登録(2004-07-04)【彦馬】さん
タイトル情報更新(2023-11-29)【にじばぶ】さん
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監督山下敦弘
キャスト長塚圭史(男優)坪井小助
山本浩司(俳優)(男優)木下俊弘
尾野真千子(女優)川島敦子
山下敦弘(男優)常連客
康すおん(男優)喫茶店の中年男(ポンちゃん)
原作つげ義春「リアリズムの宿」/「会津の釣り宿」
脚本山下敦弘
向井康介
音楽くるり
主題歌くるり「家出娘」(テーマ曲)
撮影近藤龍人
制作ビターズ・エンド
配給ビターズ・エンド
編集山下敦弘
録音東京テレビセンター(音ネガ)
照明向井康介
その他中島貞夫(特別協力)
IMAGICA(現像)
ビターズ・エンド(宣伝)
バンダイナムコゲームス(協力)
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12
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18.後半のリアリズムの宿のシーンは面白かったですが、それまでが苦痛です。つげ義春の世界観はよく出ていたと思いますが、それにしても間延びしすぎでしょ。
アフロさん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-27 05:12:34)
17.これは、なかなか面白かった。登場人物全てが、どこか変でまともでないんだが、面白すぎる。主人公二人の微妙な距離感や会話の間の取り方なんか最高。冴えない二人に謎の美少女と言えばもっとなんかあってよさそうなんだけどね。「つげ義春」というより「いましろたかし」を思い出してしまった。あと尾野真千子は、日本を代表する女優になる資質があるので、今後に注目していきます。
パオ吉さん [DVD(邦画)] 9点(2011-01-17 02:09:58)
16.《ネタバレ》 尾野真千子が一人で雪の砂丘を歩いているシーンはニヤニヤしたし、スクリーンから退場したときは死ぬほどもどかしかった。

ピスタチオさん [映画館(邦画)] 9点(2010-11-16 01:59:46)
15.つげ義春の世界観がよく出ていて見事。
二人の距離感を保った会話も楽しい。
そして、話のいたるところに登場するサブキャラクターが、いちいち味があって面白いのだ。
主演の二人には特別好感は持てなかったが、それでも引き込まれてしまうだけの演出的巧さがあった。
にじばぶさん [DVD(邦画)] 8点(2009-12-31 01:55:05)
14.たぶんいろんな人が言っているだろうけど「良くも悪くも邦画らしい」
くるりの主題歌「家出娘」がよくあっている。
間と小ネタのチンタラロードムービー。
出てる女の子がちょっとかわいい。
かわいすぎず、かわいくなさすぎずの絶妙なバランス。
最後に二人が言ってたことは私も同意。
冬になるともっかい観ようかなと思うけど結局観ないんだなぁ~(笑)
CBパークビューさん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-25 10:31:53)
13.《ネタバレ》 映画で一番好きなのは?と誰かに質問されたら、これと答えるでしょう。山下敦弘という男、おそるべし。がつんと来ました。青春三部作はもちろん全部好きですが、回数としては本作を一番多く観ています。何度観ても笑います。山下監督の凄まじさは簡単には語りつくせないのですが、大きな魅力として緻密すぎる人物描写がまずあると思います。この作品における山本浩司の童貞っぷりはこっちまで恥ずかしくなるほど、たぶん童貞とはこうあるんだろうなあという、童貞の生態そのものです(前作では彼女がいる上に…自粛…だったのに!)監督もすごいけど、山本浩司はかなりの怪優。この人を発掘したという功績もあわせて考えると山下監督が日本映画界に与えた影響はかなりのものだと思っています。あと、乳首は女優が脱いだ基準なんていうどうでもいい持論(しかし結構的を射ているという。笑)をわざわざキャラクターに語らせるのも山下監督だからこそ。本当にとんでもないお人だわ。個人的には劇場公開作より遊び放題、やりたい放題ののOV(「不詳の人」など山本剛史関連作をはじめ…)のほうが好きだったりもするのですが、映画としては文句なしの一作。
よーちーさん [DVD(邦画)] 10点(2009-07-10 02:56:21)
12.「間」がとにかく命。気まずさというものをかなり感じるんだけど、その中にほっと和む場面があったり、くすりと笑えるシーンがあったり、粋な映画です。
山下監督の自主製作である前二作品を観てからこれを観ると、作品の描く「範囲」というものが格段に広がったことを感じますし、それがリンダリンダリンダから始まる新たな山下ワールドへとつながっていくことになるんだなぁと感心しました。
外国人にこの間はわかるのかな?
Balrogさん [映画館(邦画)] 6点(2009-06-02 00:19:44)
11.《ネタバレ》 何か大きな事件が起きるわけではないけれど、描かれている人間のリアルさと、散りばめられたシュールな笑いだけで最後まで観れてしまう。初対面の二人組が牽制しつつ微妙な距離感を少しずつ縮めながら旅をしていく様子がよい。そして、そこに突然訪れる謎の女性。この女性によって二人組にどんな化学変化が起きるのか・・。何かが起こりそうで大して起こらないのがまたよし。この監督の魅力は、台詞と台詞の「間」にあると思う。この「間」の取り方が絶妙。数秒ずれただけで、その場面の面白さは半減する。三谷幸喜監督が台詞の面白さで勝負する監督だとすると、山下監督は余白部分である「間」で勝負する。演出力が試されるのは、圧倒的に後者だと思う。
konkonさん [DVD(邦画)] 9点(2009-02-08 12:26:53)
10.日本特有の間、敬語の使い方、他人とのきまずさを網羅した巧妙かつ穏やかなコメディ。登場人物のやりとりはリアルすぎて笑えます。この抑えたテンションを最後まで持続させながらも退屈を感じさせないってのは見事。盛り上がりはないけども。
すべからさん [DVD(邦画)] 8点(2008-11-11 18:13:58)
9.《ネタバレ》 なにげなく観賞してしまいましたが、意外なほどハマってしまいました。題名にまで掲げリアリズムを追求できる監督の力を感じました。シュールな笑いのとり方や間は、北野監督の雰囲気をさらに淡々と描いている印象、なかなかの心地よさ最後まで楽しませてもらいました。どことなく物悲しい町も雰囲気よく、悲しく滑稽な人間に対する監督の愛情を感じました。
ポテサラ頂戴さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-11-08 09:53:15)
8.物語としてはすっからかんですが、コントとして観ればなんとか観れる。
公開当時劇場で観て、びっくりするぐらい聞き取りにくい箇所が多かった作品として記憶に残ってる。
カラバ侯爵さん [映画館(邦画)] 4点(2007-07-15 08:00:00)
7.山下監督の作品の中に短編で『子宮で映画を撮る女』という作品があり、それはドキュメンタリーだと思っていました。自己中心的な女の映画監督とスタッフの間で本気の喧嘩が起きています。しかも、それが妙に笑えました。が、しかし、観終わった後、監督が「これフェイクです」と仰った。ようするに全部が嘘、脚本通りだったそうです。山下監督の中のリアリズムとは、限りなく現実に近く、それでいて現実とは遠い存在の人間たちを描いておられます。なぜこんなにも口調が自然で、その動きの一つ一つにリアリティーがあるのだろう。この作品でも、登場人物にちょいちょいおかしな人間が出てくるものの、その一人一人の何気ない動作や口調などは、身近にいてもまるでおかしくないほどの親近感を持っています。山下監督の作品はどれも一様に同じリズムと同じ演出方法で作られ、僕はその全てに魅力を感じずにはいられません。この独特の世界観とリアリティー。孤高の天才!素晴らしい。
ボビーさん [DVD(邦画)] 8点(2007-02-03 00:09:33)
6.いちいちおかしくて味わい深い
NINさん [DVD(邦画)] 9点(2007-01-22 06:01:40)
5.山下監督の画に対するこだわりはすごい。とくに海の映像は本当に美しくて、思わず見惚れてしまうほどだ。この鮮烈な映像とくだらない内容のギャップがまた面白い。

出演者インタビューによると主人公らはいちおう成長しているらしいのだが、男二人がちょっと仲良くなっただけにしか見えない。たぶん、普通の青春ものの主人公たちの五十分の一くらいしか成長していないのだろう。

誰もが共感できるのに誰もが忘れてしまうような些細なできごとを記憶しておいて、決してドラマチックではない日常からドラマを紡ぎだす。日常から物語を紡ぐのは小説の世界でいえば女流作家の領域。野暮ったい男の映画ではあるが、その実よっぽど鋭敏な感性を備えていなければできない芸当ではないだろうか。

ひたすらかっこ悪くて汚くて現実的、それなのにときどきはっとするほど美しい光景が広がる。不思議な味わいの作品。
no oneさん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-18 22:40:30)
4.民家のようなボロイ宿は笑えました。お風呂とか、わー、こんな汚いの映すか?と思いました。他に類を見ない感じの映画ですね
サイレンさん [映画館(字幕)] 6点(2005-11-22 20:21:39)
3.《ネタバレ》 冒頭のあの何とも居心地の悪い電話シーンから、いきなり「俺童貞ですから」とか無意味に告白をする件は笑いました。しかもその後もずっとそこを突いてくる友人が面白い。そうそう現実ってこんなものだよな~、そんな映画みたいに出会った瞬間からヒョイヒョイ友達になれるわけがない、と切に感じたり。それから確かにこの映画は小津やカウリスマキの持つ独特のテイストと似たようなものがありますが、僕としてはこの監督は更にそこから自分のスタイルを作り上げているように思えました(と言ってもこの人の作品はまだこれ一本しか観ていないので何とも言えませんが(汗)。作風自体はとてもユニークだけど、特別「凄い!」と思った箇所などは無いので平均の7点。
かんたーたさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-17 21:41:04)
2.「くりいむレモン」を観てしまったこともあり、評判が良かったんでこれにも挑戦してみましたが、思った通り私はダメ。「間」に笑うとか「そうそう!」と共感する前に、私はこいつらにムカついてしまう。とてもじゃないけど、こんな苛立たしい奴らが旅のお供なんて真っ平御免です。それに【木戸萬】さんご指摘の様に、若手芸人のシュール系ショート・コントみたいなエピソードを羅列してあるだけで、それらが一つの物語を構成してないと思うし、ロード・ムービーには登場人物に何かしらの成長がないと面白くない。アキ・カウリスマキの映画にだって、ちゃんと結論はありますよ、4点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-08-11 00:09:02)
1.ほとんど面識の無い2人が繰り広けるロードムービーと言うかなり非日常的な世界であるのにも関わらず、物語の世界はとても日常的な香りが漂い、いい間を掴んでいるので、シュールで有り得ない出来事も、あるかもしれない独特の笑い生んでいる。ただショートコントを羅列してる様な流れがありすぎ、前フリがラストをキレイにサゲる、みたいな部分が欲しかった(童貞の恋~女子高生)これがひょっとしたらそうなのかな。だとしたら、いまどきオチにならないし、弱いよねえ。
亜流派 十五郎さん 6点(2005-02-19 14:31:56)
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【点数情報】

Review人数 38人
平均点数 6.92点
000.00%
100.00%
212.63%
312.63%
4410.53%
525.26%
6410.53%
7821.05%
81128.95%
9615.79%
1012.63%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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