女王陛下の007のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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女王陛下の007

[ジョウオウヘイカノダブルオーセブン]
On Her Majesty's Secret Service
1969年上映時間:144分
平均点:6.91 / 10(Review 53人) (点数分布表示)
公開開始日(1969-12-27)
アクションサスペンスラブストーリーアドベンチャーシリーズものロマンス小説の映画化スパイもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-31)【イニシャルK】さん
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監督ピーター・R・ハント〔編集〕
助監督ジョン・グレン(第2班監督)
演出伊達康将(日本語吹き替え版【DVD・BD】)
キャストジョージ・レーゼンビー(男優)ジェームズ・ボンド
ダイアナ・リグ(女優)トレーシー(テレサ)・ディ・ヴィンセンゾ
テリー・サヴァラス(男優)エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド
ガブリエル・フェルゼッティ(男優)マルク・アンジェ・ドラコ
ロイス・マクスウェル(女優)ミス・マネーペニー
カトリーヌ・シェル(女優)ナンシー
バーナード・リー(男優)"M"
デズモンド・リューウェリン(男優)"Q"
ジョアンナ・ラムリー(女優)英国の美女
リチャード・グレイドン(男優)ドラコの運転手(ノンクレジット)
ピーター・R・ハント〔編集〕(男優)ユニヴァーサル貿易の看板に映る男性(ノンクレジット)
ベッシー・ラヴ(女優)アメリカ人客(ノンクレジット)
デヴィッド・ド・キーサードラコ(ノンクレジット)
小杉十郎太ジェームズ・ボンド(日本語吹き替え版【ソフト】)
石塚理恵トレーシー(テレサ)・ディ・ヴィンセンゾ(日本語吹き替え版【ソフト】)
麦人エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド(日本語吹き替え版【ソフト】)
藤本譲M(日本語吹き替え版【ソフト】)
白熊寛嗣Q(日本語吹き替え版【ソフト】)
宮寺智子ナンシー(日本語吹き替え版【ソフト】)
佐藤ゆうこルビー(日本語吹き替え版【ソフト】)
磯辺万沙子イルマ・ブント(日本語吹き替え版【ソフト】)
木村雅史(日本語吹き替え版【ソフト】)
広川太一郎ジェームズ・ボンド(日本語吹き替え版【TBS】)
田島令子トレーシー(テレサ)・ディ・ヴィンセンゾ(日本語吹き替え版【TBS】)
森山周一郎エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド(日本語吹き替え版【TBS】)
今西正男M(日本語吹き替え版【TBS】)
田中康郎Q(日本語吹き替え版【TBS】)
小宮和枝ルビー(日本語吹き替え版【TBS】)
麻上洋子オリンペ(日本語吹き替え版【TBS】)
弥永和子ナンシー(日本語吹き替え版【TBS】)
沼波輝枝イルマ・ブント(日本語吹き替え版【TBS】)
高島雅羅(日本語吹き替え版【TBS】)
若本規夫(日本語吹き替え版【TBS】)
千葉繁(日本語吹き替え版【TBS】)
平林尚三(日本語吹き替え版【TBS】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【TBS】)
原作イアン・フレミング「女王陛下の007」(早川書房 他)(ノンクレジット)
脚本リチャード・メイボーム
音楽ジョン・バリー〔音楽〕
作詞ハル・デヴィッド[作詞]挿入歌「愛はすべてを越えて」他
作曲ジョン・バリー〔音楽〕挿入歌「愛はすべてを越えて」他
モンティ・ノーマン「ジェームズ・ボンドのテーマ」
編曲ジョン・バリー〔音楽〕
挿入曲ルイ・アームストロング「愛はすべてを越えて」
ニーナ・ヴァン・パラント"Do You Know How Christmas Trees Are Grown?"
撮影マイケル・リード
アレック・ミルズ(カメラ・オペレーター)
エイドリアン・ビドル(第2班のアシスタント・カメラマン)(ノンクレジット)
製作ハリー・サルツマン
アルバート・R・ブロッコリ
制作東北新社(日本語吹き替え版【TBS】)
TBS(日本語吹き替え版【TBS】)
配給ユナイテッド・アーチスツ
特撮ジョン・スティアーズ(特殊効果)
美術シド・ケイン(プロダクション・デザイン)
ピーター・ラモント(セット装飾)
モーリス・バインダー(タイトル・デザイン)
編集ジョン・グレン
録音ゴードン・K・マッカラム
日本語翻訳松崎広幸(日本語吹き替え版【DVD・BD】)
木原たけし(日本語吹き替え版【TBS】)
動物
スタントヴィク・アームストロング(スキーシーンでのジョージ・レーゼンビーのスタントダブル)(ノンクレジット)
リチャード・グレイドン(ジョージ・レーゼンビーのスタントダブル)(ノンクレジット)
ノッシャー・パウエル(ノンクレジット)
その他ジョン・バリー〔音楽〕(指揮)
アルバート・R・ブロッコリ(presenter)
ハリー・サルツマン(presenter)
水野晴郎(邦題)
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【クチコミ・感想】

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123
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33.《ネタバレ》 内容的には文句なく面白い。ストーリー面では、新機軸としてボンドが本気で女性を愛した。一方、ニューボンドには風貌的にはコネリーの面影のあるレーゼンビーを抜擢した。しかし、風貌よりも演技面を重視すべきだったのかもしれない。とはいえ、コネリーの後では誰がやっても批判があるのは当然で、ムーアもレーゼンビーというクッションがあったからこそ受け入れてもらえたのだろう。そう考えれば意義ある一作である。
恭人さん 8点(2003-11-30 03:54:35)(良:1票)
32.出来だけなら一番良いかもしれませんよこれ。レイゼンビーボンドもDVDのパッケージよりは劇中の方がしっくりきてます。…パッケのはダメですね。音楽もカッコイイし、アクション~アクションの間も程よい長さで、強いていうなら途中のラブラブシーンが長いかな~?ってくらいです。良作。
グリギンドンさん 6点(2003-05-09 23:05:23)(良:1票)
31.先日久方ぶり(と言うか20数年ぶり。前回は当然TV?)に見ました。因みに,一応当シリーズは番外編とも言うべき「カジノ・ロワイヤル」と「ネバーセイ・ネバーアゲイン」も含めて全作見ているのですが,今回がDVDによる初めての鑑賞となりました。34年前とは思われないほど鮮明な画像に思わず驚き,室内や暗がりのシーンでもさして落ちない解像度に感服しました。尤も,いくらディジタル処理したところで,もとが悪けりゃ意味ない訳でしょうが・・。さて,当シリーズの評価となると,自分自身の思い入れとノスタルジーが働いてしまうので,その点を差し引いて考えなくては,といつも思います。とは言え,ここのReviewで酷評されてきた「私を愛したスパイ」や「ムーン・レイカー」をお気に入りと言って憚らない程図々しい私のReviewですので,毎度のことながら当てにならない,と思われるかも知れませんが悪しからず(いつもいつも無責任で済みません)。自殺未遂のおねいさん助けたり闘牛見たりの前半はちょっとだるいかも知れませんが,後半の連続アクションへの伏線と考えると良いのかも知れません。匙を投げずに我慢しましょう(何のこっちゃ)。後半の手に汗握る(私だけか・・)スキー・チェイスも今のハリウッド製ジェット・コースター・ムービーを見慣れた若い人にすればちゃちいかもしれませんが,私としてはあの時代ならではの優雅な身のこなしを感じてしまいました。この延長線上に「私を愛したスパイ」の冒頭があったことを当たり前ですが再認識。その後のボブスレー・チェイスもまた良かれ。テリー・サバラス(今となっては「刑事コジャック」が懐かしい)の悪役ぶりも板に付いているし,女を取り合うというおバカさも脳天気な当シリーズらしいと思います。ラスト・シーンは賛否両論でしょうが,是非は各々が決めれば良いこと,と思います。全編を通して妙なギミックもなく正統派のアクションとして良いでき,と言っても良いかと・・??そして,肝心のジョージ・レーゼンビー唯一のボンドは如何に・・・。個人的には,おっさんくさいけどいいかな・・って感じです。コネリーのタフさと助平ったらしさ,ムーアの颯爽とした印象とはまた違った英国紳士然とした物腰は,悪くないと思いました。尤も,レーゼンビーはオーストラリア出身で,もともと俳優ではなくモデルだったそうですね。クイーンズ・イングリッシュがなかなか抜けずに苦労したそうです。という訳で,若い人にはかったるいかもしれませんが,私としてはシリーズ中でも合格点かな,と・・・。おっと,差し引いてないか。
koshiさん 8点(2003-04-27 23:11:11)(良:1票)
30.私、007は原作のファンでもあるんです。映画版の荒唐無稽さも面白いですが、人間ボンドを描いている原作はもっと興味深いです。コネリーはちょっと脇においといて、そういった観点から見れば、非常に満足のいく作品です。アクションシーンも悪くないです。
HALKAさん 9点(2003-02-18 01:18:19)(良:1票)
29.異色作といわれるOO7映画ですが、僕は映画のつくりからして悪くないと思いました。登場シーンも最初、顔は見せない演出もいいし。で、結婚する話ですが原作にもあるので違和感はないです。で、原作ではOO7は2度死ぬが次にきてます。女房を殺され酒びたりの毎日失意となったボンドはOOセクションを落とされ555となって日本へ潜入するわけです。ここまでリアルに描いてしまっていたら現在までのシリーズはないと思いますが・・・・主題曲をオープニングにもってきたり、化学兵器を出さないアクションシーンの連続は楽しめました。サッチモのWe have the all time in the world.はジョン・バリーが作曲したOO7テーマの中でも美しく、ジョン・バリーの特集には必ずといっていいほど入ってます。スキーのチェイスシーン、ボブスレー(この映画ではじめてそれがボブスレーだと知った)でのアクションは今見ても斬新ですねーー僕は10点で大満足です。
うーたまんさん 10点(2002-12-18 02:42:28)(良:1票)
28.ハンドルネームは、最後のシーンで、ジョージレーゼンビーがダイアナリグを抱えながら、近寄ってきた警官に言う台詞を使ってみました。 この作品はあまりに長いため、テレビでは大胆にカットされていますが、ビデオで見ると、ストーリーが原作を忠実に再現していることがわかります。ロケットがロケットを飲み込んだり、宇宙ステーションで銃撃戦があることを思えば、このドラマはある意味でとても人間くさいもので、個人的には007の作品の中ではおすすめの逸品にあげられると思います。 サッチモの唄も確かにいいですね。個人的にはトム・ジョーンズの唄(Thunderball)と双璧だと思っています。
We have all the time in the worldさん 9点(2002-11-17 11:04:31)(良:1票)
27.これだけ長年シリーズとなっているのにも拘わらず、そのコメント数の少なさは信じられないほど!このアクション映画の原点ともいえるこのシリーズをもっと観てコメントしてくださいっ!子供の頃からほぼリアルタイムで接してきた者にとって、J・ボンド=S・コネリーという固定されたイメージは拭いきれないけれど、本作で主演したジョージ・レーゼンビィだけは唯一の例外。彼はアクションの決め方にスピード感やパンチ力があり、コネリー=ボンドよりも好感がもてる部分が多い。僕的にはボンドの本来のイメージに一番近いと思っています。この作品、雪山が舞台だけに困難な撮影状況であったにも拘わらずカメラが素晴らしく、特にスキーチェイス(追っ手がラッセル車に巻き込まれ、吹き上げられた除雪が真っ赤に染まるショッキングなシーンもあります)や要塞を奇襲するヘリの朝焼けのシーンなど数多くが印象に残る。唯一という意味では、本作は見事なラブ・ストーリーとしても良く出来ていて、山小屋で一夜を明かし、翌朝揃ってスキーで下山するときの2人の歓喜の表情が印象的です。さらにボンドが結婚式をあげ、そしてやがて悲しい結末を迎えるというのも唯一本作だけであります。“邪道だ”とか“センチメンタルすぎる”とかいった批判もあったけれど、誰がナント言おうとこの作品を支持します。劇中の挿入曲、ルイ・アームストロングの“♪愛はすべてを超えて”はシリーズ中、最も好きな名曲でいつまでも耳に残っています。
ドラえもんさん 9点(2000-10-08 18:15:54)(良:1票)
26.ジョージ・レーゼンビーの唯一の出演作のためボンドとして感情移入するのに苦労する。
おさむさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-12-17 22:30:29)
25.《ネタバレ》 ボンド俳優にジョージ・レーゼンビーという名前があるのを初めて知りました。他の5名は耳にしていましたが。
本作のみのボンド役、レーゼンビーはまずまず及第点とは思います。スタイルは良いしアクションも動けてるし。しかしいかんせんアクの強いコネリーの後任ではハードルが高過ぎました。獅子奮迅の働きをしてもレーゼンビーではせいぜい総務課長が頑張っている、という印象になってしまうのです。冒頭海から女を助け上げて「やあジェームズ・ボンドだよ」と自己紹介したとき、おそらく世界中が激しく違和感を抱いただろうと推測します。
お話の方は、終盤のコネリー版の能天気な馬鹿っぽさが払拭されてきりっと引き締まりました。吊るされた同僚の姿とか、ラストの非情さは007シリーズの中でも異彩を放つエッジの切れっぷりだと思います。
スキーでの追走劇は素晴らしい撮影技術で、画のブレも無くスピード感も堪能できますし、おそらく007の名を冠していなければレーゼンビーのアクション代表作として彼ももっと評価されたのではないでしょうか。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-02-13 17:14:28)
24.初見。雪崩シーンを筆頭にスキー追跡シーン、テレサ奪還突入シーンの超ド迫力、並びに、呆然状態のラストシーンにスパイ活劇として秀作。ジョージ・レーゼンビーに矜持を持って粋で洗練されたボンド像が見られないのがマイナス。序盤のモタついた展開も白けるところ。ホロリとなったマネペニーの涙以降の結末にシリーズ異色作として記憶に留まる評価に迷う作品です。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-11-30 12:22:59)
23.《ネタバレ》 2代目ボンド登場。
当然ながらショーンコネリーが強すぎて、当時はファンの受け入れがなかなか難しかっただろうが
見てくうちに胸毛が無くイギリス圏外のボンドに慣れてくる。ジョージ・レーゼンビーも力強くなかなかセクシーじゃないか。
1作しか出演していないレーゼンビーと唯一結婚をした作品なので異色でプレミアム感が強い。
また、ウィンターアクションはかなりハードで見物。人気を押上げているのもわかる。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-18 20:50:37)
22.《ネタバレ》 シリーズ第6弾、テーマ舞台は「白銀のアルプス」。本作限りの2代目ボンドにジョージ・レーゼンビーを抜擢。物語よりもアクション重視。何でもデキちゃうボンド、スキーやボブスレーのようなウィンタースポーツもお上手。ジェームズ・ボンド幻の結婚シーンは貴重映像。悲劇の結末。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2020-07-26 05:14:13)
21.雪山での撮影は見どころだ。しかし、全体的に冗長さを感じる。娯楽性を高めようという意図も分かるが、現代からみると物足りさが残る。
simpleさん [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-01-18 22:41:15)
20.《ネタバレ》 ボンドの結婚は意外でしたが、プロポーズの時点でヒロインの死が見えてしまうのが残念。興行的にはパッとしなかったようですが、もう一作くらい2代目ボンドを見てみたかった。
ProPaceさん [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-03-04 22:52:48)
19.音楽がいい。後半のアクションシーンも、これまでのコネリー作品に比べても劣ることはない。一昔前のネス〇〇ェの
宣伝をみているような雰囲気も好き。コーヒーを飲みたくなる。これで、ボンドがコネリーなら、又、違った感じの作
品になって、一般受けするものになっていたかも。もしくは、次作をレーゼンビーが続投しておれば、2代目としての
地位も、次作の雰囲気も良くなっていたかも。タラレバはこれぐらいにしておきましょう。
代書屋さん [DVD(字幕)] 7点(2017-04-04 00:20:20)
18.うーん、なかなかの良作なだけに、主人公が主役顔じゃないのが惜しい・・・。
ケンジさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-12-21 21:42:26)
17."He's never been equally valued among other Bonds, somehow, but he was also good."

That was my Bond advisor's comment against this "one-time limited time only" version of James Bond, acted by an Aussie-born actor George Lazenby. I didn't know his name and also couldn't come up with his face, totally had no idea before actually watching it. But now I understand why his remark was just like that. He is a cooler type of Bond compared to other JBs, somewhat closer to Daniel version, but yet still it stands out.

It was kind of fun to read all the gossipy articles about how this replacement happened, the role went back to Sean, it moved on to another guy, then it came back to Sean again. That kind of stories reminded me that a rumor how Hugh Jackman turned down the Bond role. It was also glad to see the young and "very active" Telly Savalas, as I didn't watch that many his Kojak back then. Now I really want to watch him without Moriyama's voice, who is the famous guy did Kojak's voice over.

By the way, this title's the "Bond Girl", Diana Rigg, reminds me younger days of Machiko Kyo. Don't know why... Go out and check the one of Mizoguchi's fine work, "Street of Shame (1956)", if you want to understand what I'm talking about here. Other than that by looking through her titles, I do want check out her Bond version in The Avengers!
keiさん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2014-04-27 22:14:29)
16.《ネタバレ》 ボンド役が変更ということで、最初はMらレギュラーだけが登場。その後ボンドが車を走らせるシーンになるわけですが、顔はほとんど映さない。それからのアクションを経て、トレイシーを助けて名乗るところで、初めてレーゼンビーが登場。こうした悪い意味での「もったいぶり」があふれていて、どうも好きになれません。アクション場面は細かいカットをつないでていて、スピード感を出すためでしょうが、めまぐるしくて好みではありません。そればかりが続いて飽きてきますし。ということで、演出は失敗の部類でしょう。
ストーリー的にはまあ面白いのですが、極論を言えば、これは007でなくてもいいんじゃないかと思えてきます。いや、亜流の作品が出てきたので、むしろこれで差別化を図ったのかもしれませんが、やはり普通すぎるのではないかと。行くところまで行ってしまった『二度死ぬ』への反動とはいえ、ちょっと方向性が違うなぁと思います。ヒロインに助けられるボンドというのも、どうでしょう。そういうとことであまり高く評価はできません。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-01 20:25:31)
15.異色作であーる。007の中では比較的、毛色が違うとゆーか、なにより007が結婚するってのが一番の異色なんだけど、それに適合させるかのよーに、映画の雰囲気もハリウッドよりとゆーより、ヨーロッパよりな感じがしました。だもんで、終わり方もすごく衝撃的。僕としては敵のアジトで、次々と女性の部屋に夜這いにいく007が、あほなのと、いきって変なタバコの吸い方する悪者が007をわざわざ脱出できる場所に監禁するのがあほでした。いい意味ですけど。


なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2013-12-04 12:30:16)
14. ワタシが敬愛して止まないジェームズ・ボンドは、どうしようも無くジェームズであり、ボンドである。猫手のように腰の全く入ってないフォームで殴った相手は一発で伸びてしまい、二時間で四〇回は死んでもおかしくないほどに間抜けで有り、出てくる女は完全に彼のものだ。要するに、芯まで007である。
 ところが、半世紀以上前。帝国は崩壊を始め、北アイルランド問題が巻き起こり女王陛下の最大の危機であった六〇年代の終わり頃出現した、ほんの一瞬だけシリアスだったジェームズは私がこよなく愛する彼らとは少しだけ、違う。

 このいつもと違うジェームズを見たとき、当時まだ一般的な映画を小さなレンタルビデオ屋が所狭しと並べていた時代に、初めて棚からどの007を観ようかと思案中VHSの分厚いケースを取り出した瞬間、脳髄が痺れた。
 余りに冴えないジェームズに、卒倒しそうである。まるで優秀なスパイのようなイギリス人然としすぎる容姿と、副題が無い007。これは外伝か関連商品か何かなのか?戸惑う私であるが、冗談のようにストッピングパワーのなさげな拳銃を他のボンド同様に構えている。
 いったん棚に戻してジブリコーナーをさんざん眺めた後、あれは冗談だろうと言う決着を頭の中で合議して、007シリーズ、と書かれた札の前に戻った。相変わらずコレイクラデスカ?と覚え立ての現地語で土産物の値段を訊ねているかのような腰の入っていないホールディングのボンドに混じって、大まじめなヤツが一人だけいる。

 なるほど、そうか。そういうことか。これはジェームズボンドという、役職で、その時代その時代で違ったテクノロジーの、あるいは背格好で任務にふさわしいボンドという部品が、各々の人物に訓練されインプットされるんだな。うん、そうだ。タイプロジャーはアホで、タイプコネリーは大根、タイプブロスナンはシーシェパードなど色々な被験体がいるに違いない。恐るべしMI6、そしてエリザベス女王陛下、大変恐ろしい国王である。

 そうやって納得した上で借りた女王陛下の007はその実、傑作であり類い希なスパイアクションであったのだけれども、このボンドは好きになれなかった。余りにマナーが良すぎたのである。大根属性のコネリー型では絶対に出来ないレイゼンビー型の任務には、007を愛して止まない私たちにはどうしようも無い敗北感がつきまとう。
黒猫クックさん [ビデオ(字幕)] 8点(2013-07-27 20:48:08)
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【点数情報】

Review人数 53人
平均点数 6.91点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
51222.64%
6916.98%
71222.64%
81426.42%
947.55%
1023.77%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review3人
2 ストーリー評価 6.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.25点 Review4人
4 音楽評価 8.00点 Review4人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
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