32.雰囲気からしてトラフィックの劣化コピーのような予感がしていましたが、まさにそのとおりというかそのまんま。しかも、こっちの方がさらに各場面が細切れで、かつ登場人物に個性がない。終わるまでがとても長く感じました。ただし、いつものキザな役回りとは違って、冴えない地味なオッサンに徹したジョージ・クルーニーはなかなか新鮮だったので、そこに5点。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-02-10 01:45:52) |
31.ご都合主義の正義感でもって損得勘定に精を出すアメリカの勝てば官軍ぶりがよく表れており、毎度の事ながら不快感が募ります。多くの人物の誰か1人を軸にするべきで、2時間程にあれもこれもと詰め込まれたストーリーをスッと理解するのは私にはムリヤナと言える作品でした。 |
30.《ネタバレ》 理解が難しい。背景や人物相関関係が頭に入っている状態で再度見たら少しは理解できるのかもしれない。が、一度見終わった時点では背景や人物相関関係がいまいち曖昧。とりあえず、現実世界でも映画の中でも石油をみんなで仲良く分け合うことはできないってことですね。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-09-20 23:26:21) |
29.確かに分かりにくい。相関図がないと理解がし難い。ラストのラストってぼやけて見にくいけどクルーニーも生きてたの?結構緊張感があって私は好きですよ。確かにマットディモンは必要ないと思います。アメリカ人ってよっぽど中国のこと嫌いみたいね。この先、ますます中国バッシング映画増えそうですね。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-07-25 12:09:01) |
【miso】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-18 19:30:46) |
27.中東で石油を巡ってグローバル企業が方もモラルも無視して日夜綱引きを行い、そこにCIAを始めとする各国の諜報機関、時にはテロ組織もが暗躍していることなど、今さら事細かに言われなくても大昔からわかっていることで、わかりきったことを大真面目に映画されてもなぁ、という印象。もちろん、これだけ硬派な題材を取り上げたからには、それなりの意志はあるんだろうが、もっと新事実を引っ張り出してヤバい部分まで踏み込まないと、どこかで見たり聞いたりした話を焼き直しただけの、娯楽性の薄い社会派映画でしかない。劇中では触り程度しか触れられなかったが、現実ではハーケン・エネルギー社を媒介にした恐ろしくロクでもない連中なんてのがいるわけで、ビンラディンとブッシュ親子はグル、ということをきちんと描かない限り、実話を元にしたと言って箔を付けても、石油を軸にしたポリティカルサスペンスなど描いても意味がない。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-03-28 02:43:19) |
26.《ネタバレ》 大体、この作品の言わんとすることは薄ボンヤリとではあるが解った気がする。 ただ、その場面場面でのやり取りが思考回路フル回転しても苦しい。 メッセージ性が強い作品なればこそ、伝わり易くすべきではないか。 深く内容を理解しようとする気が全く起きてこない映画は久しぶりだ。 一番の謎はジョージクルーニーの助演男優賞、理解に苦しむ。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2007-03-28 01:52:47) |
25.うう…分かりづらいですね。このような硬派な内容の映画ならば、まずストーリーや人間関係を、観客側に理解させる描き方が最低条件なのではないでしょうか。それがわかった上で、現実社会の複雑さや不条理さを深く感じ取る事ができると思うんだけど…。国際情勢なら「ゴルゴ13」を読んだほうがよっぽど勉強になると思います。 【Tweety】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-03-26 18:42:11) |
24.どれだけ頭を働かせて鑑賞すればついていけるのか? 登場人物の誰が主役なのか 脇役なのか、細切れの部分説明を縄のように編んだつもりなのか? 観客置き去り 映画はいろいろあれどこんなタイプは初めて。 2度も見ようとも思わない。 アメリカがアラブ諸国への皆様へ作った映画なのか? 第三者の日本人にはつらい。 【Jane.Y】さん [DVD(邦画)] 2点(2007-03-25 13:59:42) |
23.《ネタバレ》 話の柱となる人間を4人も登場させたためにそれぞれのドラマを組み立てるためにコマギレとなってしまったようだ。まったくわからないという程でもないけど判り難いのは確かだね。いろんな人間の立場から物語を見せようとしているのだろうけど、中途半端なために理解できない人が多いのだろう。 私も弁護士とお父さんの関係がよくわからなかった。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-01-12 18:55:37) |
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22.観る者の記憶力と、一つの映像から多くを理解する読解力と、ブツ切りにされたシーンのミッシング・リンクを埋める能力を試されるような映画でした。きわめて今日的かつ興味深いテーマだったのに、余計なところで神経を使わされた感じです。そこで思うのですが、果たしてM・デイモンのキャラは必要だったのでしょうか。主要3人の中ではいちばんわかりやすい役回りですが、話の本筋から見ればどうでもいいキャラだった気がします。仮に彼がいなければ、もう少しスリムで濃密でわかりやすい映画になっていたんじゃないかな。興業的にはマイナスでしょうが。 【眉山】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-13 10:25:01) |
21.理解不能です。視聴者側に対する配慮をあまりに欠きすぎています。 【K】さん [DVD(吹替)] 0点(2006-11-08 23:18:57) |
20.久々ビデオそれも日本語吹き替えで見たにも関わらず、判りにくい映画だった。後半はなんとか理解できるようになってきたけど・・・。所詮『我々は正義大好き!byアメリカ人』って臭いがする映画ですな。 【さら】さん [ビデオ(吹替)] 4点(2006-11-06 13:22:12) |
19.石油情勢のバックグラウンドを知っていないと話にほとんどついていけない。でもちょっとまじめに考えてみようかなというきっかけにはなるかな。一気に見るだけのエネルギーがなくて分けてみたらますます話についていけなかった。 【HK】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-19 12:44:18) |
18.名実共に石油版「トラフィック」。しかし物語的面白さや演出の斬新さは、とても「トラフィック」には及ばない。石油の利権を巡って巨大グローバル企業とCIAが暗躍するという「いかにも」なストーリーが、リアルな展開に反して、もの凄く陳腐に見えました。逆にこの映画の凄い所は、テロリストとなっていく青年と反米の王子に方を「善玉」として描いている点(これはブッシュ・ドクトリンとは正反対の設定)。家族思いで信心深い青年を追い込んでいくのが石油を取り巻く環境(つまりはアメリカが遠因)。そして、王位を継承することとなる親米の第二王子はボンクラ貴族で、反米を掲げる第一王子こそ国家と国民を第一に考える政治家。この時期にこういう作品を作れるというのが、アメリカの素晴らしいバランス感覚ですね、6点献上。 【sayzin】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-14 00:03:50) |
17.正直よく理解できなかった。何回か観ればストーリーを理解できるかもしれないけど、この映画は何回も観たいと思うほどのインパクトはないなあ。あとジョージ・クルーニーがこの映画で助演男優賞を獲得したと知っていたからどんな演技かと期待していたけど、うーん、こっちもインパクト薄し。というかあんまり目立った感じもなかったので、そもそもなんで受賞できたんだという感じでした。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-11 12:55:21) |
16.乾いた雰囲気でリアリティを表現したかったのであろう、題材といい描写といいクルーニーと共同で本作品を製作総指揮したソダーバーグ監督の「トラフィック」と重なる作品、「オスカー狙いだな」と感じてしまう。民族性の違い、国益(パートナー選択を含む)の考え方等を伏線を絡ませながら描いているが、確かにわかりにくい。デイモンの役どころは非常に中途半端に思えた。ラストシーンはちょっとやりすぎ、一気にフィクションの世界に戻されてしまった感がある。CIA工作員の実話をベースにしていることを考えれば、自由の国・アメリカの情報開示への懐の深さを感じさせた。 【ぼぎー】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-06 00:33:06) |
15.すいません.何が何だかわかりませんでした.人間関係,組織関係,主題・・・詳細チャートが必要です. 【マー君】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-08-27 15:12:49) |
14.確かに予備知識なしでは、ほとんどわからない、ドキュメンタリー風にしたかったのか? しかし いかんせん私には内容が(この世界の常識?)わからなすぎる!もう3回位見ないと・・ 【月読】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-12 15:25:56) |
13.《ネタバレ》 「トラフィック2」と言ってもいい構成。今後もこのスタイルで「3」なり「4」を続けて行くんだろうか。 とにかくこの映画の中では、黒人弁護士にしろ、CIAにしろ、クルーニーの諜報員バーンズにしろ、イラン自由化委員会にしろ、マットの経済コンサルタントにしろ、カザフの第一王子にしろ、特攻となったアラブの青年にしろ、「自分の正義」に向かってひたすら突き進んでいるのであーる。中には「不正こそが自分にとっての正義だ」みたいなことを言う奴すら出てくる。とにかく「正義」を描いた話なんだ。(How to be a ムジャヒディンの情景を説得力をもって描いた西側の映画としても評価できる。) そして「What is 正義?」と問い続ける。「人の数だけ正義(の種類)があったら、〝正義〟は無いのと同じ」っていう矛盾した世界のありようを見せつけるのである。 それと「中東」には「魔物」がいる。それにとりつかれた男達はなかなか帰ってこれない(らしい)。 バーンズがホワイティングとのサシの会見で「あんたも84年にベイルートに居たのか」って言いますね。 これ、私の耳には「あんたも〝あの〟女と寝たのか」と同じように聞こえたのだ。つまり、中東は、西側の男にとって「どうしても忘れられない性悪女」のようなものなんだろう。「あんたもあの女にイカれたわけかい。そりゃ、しょうがねえな。」と嫉妬まじりで同病相哀れむような口調になるわけよ。 デスクワークになってビル内に閉じ込められたバーンズの姿は、まるで陸に上がった魚のように哀れだ。「ここは俺の居場所じゃない。」って顔に書いてある。彼は「性悪女」にとりつかれて、元に戻れなくなってしまったのね。マットのブライアンですら純情な少年のように、急に瞳に星が入っちゃってさ、マジに第一王子に「夢」を見出してしまう。あれを「とりつかれた」と言わずして何という。 その中東の魅力がなんなのか、52度もある外気温なのか、迷信深い異形の人々なのか、「資源」なのか、貧困と猥雑なのか、たぶん全部なのだろうが。 それにしてもなぜか地球上で最も資源が集中しているという中東、「別れたいのに別れられない」「見下しているのに捨てられない」「忘れたいのに忘れられない」その姿は「憎みきれない性悪女」そのものだ。そしてこのタイトル、「SYRIANA」。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-08-05 00:03:54) |