リトル・ミス・サンシャインのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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リトル・ミス・サンシャイン

[リトルミスサンシャイン]
Little Miss Sunshine
2006年上映時間:100分
平均点:7.34 / 10(Review 162人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-12-23)
ドラマコメディロードムービー
新規登録(2006-10-02)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2022-04-01)【TOSHI】さん
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監督ジョナサン・デイトン
ヴァレリー・ファリス
キャストグレッグ・キニア(男優)リチャード・フーヴァー
トニ・コレット(女優)シェリル・フーヴァー
スティーヴ・カレル(男優)フランク
アラン・アーキン(男優)おじいちゃん(グランパ)
ポール・ダノ(男優)ドウェーン・フーヴァー
アビゲイル・ブレスリン(女優)オリーヴ・フーヴァー
ブライアン・クランストン(男優)スタン・グロスマン
ジュリオ・オスカー・メチョソ(男優)自動車整備士
ディーン・ノリス(男優)マクリアリー
ベス・グラント(女優)美人コンテストの担当者 ジェンキンス
メアリー・リン・ライスカブ(女優)大会のスタッフ
ジェフ・ミード(男優)バイカー
内田直哉リチャード・フーヴァー(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕シェリル・フーヴァー(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしフランク(日本語吹き替え版)
小野大輔ドウェーン・フーヴァー(日本語吹き替え版)
永田亮子オリーヴ・フーヴァー(日本語吹き替え版)
脚本マイケル・アーント
音楽マイケル・ダナ
撮影ティム・サーステッド
製作デヴィッド・T・フレンドリー
配給20世紀フォックス
衣装ナンシー・スタイナー
編集パメラ・マーティン〔編集〕
字幕翻訳古田由紀子
スタントJ・アーミン・ガルザ二世(カメラ・カー)
その他マイク・ミルズ〔1966年生・監督〕(サンクス)
あらすじ
アルバカーキに住むフーヴァー一家は、アクの強い、個性豊かな、悪く言えばバラバラな人たち。だが娘のオリーヴに大事件が発生! カリフォルニアで開催される少女ミスコンに、予選2位だった彼女が繰り上げ入選したのだ。いろいろあって一家全員がマイクロバスで出発…した途端にトラブル続発ですよ。このバラバラ一家、本当に、本当にカリフォルニアまで行けるの…? 成功を求める人々の不運炸裂な道中を描きながら、成功の意味、人生の価値を問う、知的+下品な群像コメディ。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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142.「これは元気が出るよ」と勧められていたのを、ようやく鑑賞。ロードムービー好きにはたまりませんね。好きなシーンは数知れず。車に順番に飛び乗った後「けっこう面白かったな」と笑う満足そうな皆の顔。あんなにうんざりしていたはずのおじいちゃんの死に泣いてしまうママを見て「ハグしてあげろ」と妹にメモを書く兄。モーテルの部屋で何度も不安そうに主人公が呼びかけるたびに、その都度きちんとベッドに座って話を聞いてくれていたおじいちゃん。もちろん最後の超お下劣ダンス。愛すべき作品です。音楽も◎。
showrioさん [DVD(吹替)] 8点(2010-11-03 11:43:47)(良:1票)
141.目標に向かって必死の思いでドタバタしながらも幼い娘の為にと奮闘する家族の姿を描いた心温まるコメディー。最初のうちはおじいちゃんの品の無い血を受け継いだ連中のそれぞれバラバラな感じの家族に見えましたが目的達成の為、しだいに一つにまとまっていく所はすがすがしい。
白い男さん [地上波(字幕)] 7点(2010-10-26 23:07:19)(良:1票)
140.《ネタバレ》 成功って何だろうか、幸せって何だろうか?とちょっぴり考えさせられた作品でした。
それでいて説教くさくなくて、ゆるっとしていて、すごく気持ちのいい映画でした。
鑑賞後にはほっこりと温かい気持ちになりました。
キャラクターのひとりひとりがしっかりとした味を持っていて誰一人いらないキャラがいなかったです。また、ボロバスを押して乗り込むっていう設定も絆を深めていくキーワードとして洒落てて素敵だと思いました。最後に安易に優勝とかしちゃわないでアッサリ終わるのもいい。まさに痛快。

おじいちゃんの「負け犬の意味を知ってるか?負けるのが怖くて挑戦しない奴らのことだ」は名言すぎます。
大きな魚さん [DVD(吹替)] 8点(2010-05-04 05:34:29)(良:1票)
139.《ネタバレ》 凝った展開や、まさかのドンデン返しはないけれど、最後にとてもいい気持ちにさせてくれる作品でした。とにかくフランクとフーバー一家、全ての人間が個性的で魅力的でした。ミスコンに向かう一行に起こる出来事(夫婦は破産、フランクは自殺未遂後また絶望、ドウェーンは夢破れ、おじいちゃんは他界)は最悪。しかし、オリーヴは一人腐る事なく場違いなダンスを全力で披露し、彼女の天真爛漫なダンスはそんな最悪な出来事を全て綺麗に洗い流してくれた。みんなで車を押し、足の遅い順に飛び乗って行く、ミスコン会場を後にする時には愛に満ちて美しささえ感じられます。意外と思えるほどあっさり終わったラストは、エンドロールでの余韻となって心に残った。安っぽくお涙頂戴的になってもおかしくないこのストーリーを、絶妙な演出と距離感でまとめた作品。
ポテサラ頂戴さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-17 03:52:11)(良:1票)
138.《ネタバレ》 変人揃いの家族の中で、母親だけは比較的まともで、娘はまだ純真さを残す。この家族が決定的にバラバラにならないのは、母親の性格に負うところが大だと思います。何より、子どもたちの「ありのまま」を受け入れているところが素晴らしい。これだけで、この家族がひどく病むことはないだろうと思えます。旅に出てからも、まあ、起きる起きる、トラブルの数々。極めつけは、愛するおじいちゃんの突然死。小さな描写の数々が全て意味を持っていて、細やかな作品だと思いました。最後のミスコンの舞台でオリーヴが踊るシーンは印象的。子どもがない色気をムリに身にまとって大人に媚を売りまくるミスコンを、あのおじいちゃん仕込みのお下品ダンスで蹴散らすのは爽快です。嫌味のない素敵な小品でした。
すねこすりさん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-29 16:06:52)(良:1票)
137.う~ん…なんか個々のキャラが立たないうちに
あれやこれやとドタバタラストに繋がっちゃった感じでした。

この映画は万人に受ける面白さという感じではないと思う。
気に入る人はすごい気に入る映画なのだろうが
自分には合わなかったようだ。

なんか見てて気恥ずかしい気分になるシーンが多かった。
非映画人さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2008-08-22 04:38:06)(良:1票)
136.《ネタバレ》 勝ち組を目指す父、自閉症気味の長男、自殺願望の叔父、ヤク中毒のエロい祖父と負け犬感あふれる家族(まともそうなのは母親だけ)が可愛い娘のオリーブのためにミスコンにともに向かう。それぞれの夢は旅の途中で敗れていくのが明らかになり、絶望のふちに落ち込むもお互いに慰めあい、オリーブをミスコンに参加させることが唯一の希望(それでも優勝は無理そうだが)となって団結していく。なんとなく痛々しく悲しくも見えていくのだけど、必死に希望を失うまいとする姿には心を打たれます。暗くなりそうな旅の中で光るのはやはり祖父の存在でした。つらいときもユーモアや前向きな心は必要なんですよね。それに、幸せはおそらく他人に決めてもらうことではないんだなという風刺も効いていて小気味よかったです。
飴おじさんさん [DVD(字幕)] 9点(2008-05-25 16:18:56)(良:1票)
135.《ネタバレ》 予告編で気になっていたので観てみました。車のクラクションが故障して勝手に鳴ってるのは笑えました。あと自殺願望有りの叔父さんが、ミスコンの旅を通して気力が戻ってそうで良かった。全体的に不発だけど飽きないで観られる映画です。
Geneさん [DVD(吹替)] 6点(2008-05-13 19:13:55)(良:1票)
134.いいお話ではあるんですが、どうも今ひとつ感動できるポイントがなくて…。家族一人ひとりのキャラクタの描き方がちょっと弱くて、かつ、この旅に至るまでの家庭内の人間関係もよく分からなかったので、エンディングの一体感をあおる演出が、どうしても取って付けたように感じられてしまいました。例えば、祖父とオリーブがそれまでどんな間柄だったのか、あとほんの少しでもエピソードがあれば、モーテルのシーンなども生きてきたと思うのですが。
かねたたきさん [DVD(字幕)] 6点(2007-11-11 08:42:20)(良:1票)
133.《ネタバレ》 面白かったけれど、そこそこ止まり。結局「負け犬になるか否かは自分次第。人生まんざらでもないぜ!」ってことでしょうか?下り坂の家族の空気が、あれっぽっちの、しかも「旅」という特殊な時間の中でバカ騒ぎさせただけでそんな良い感じになるもんでしょうか。私はこのホノボノムードから逆に説教臭を感じてイヤだった。すきっ歯オリーブちゃんだけはキュートで、ためらいつつチョコアイスを頬張る姿や水着スタイルで出っ張ったお腹をさするところはすこぶる愛おしかった。
のはらさん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-11 00:55:12)(良:1票)
132.各々のドラマが、最後に舞台上で馬鹿騒ぎをして多少気が晴れました程度で終わってしまう内容なのでどうにも消化不良な感を拭えないし、これでは「仲間がいれば騒げて気が紛れるので仲間は大切に」なんて馬鹿げたテーマに着地してしまいそう。
もっと理屈を伴った解決を各々に付けなければ、随分とすっとぼけた作品に映ってしまう。
カラバ侯爵さん [DVD(吹替)] 4点(2007-07-01 14:23:50)(良:1票)
131.《ネタバレ》 面白かった。でも正直、大好きといえるほどでもなかった。

まず、ユーモアとお洒落さが合わさったセンスの良さが目を惹いた。何度か絵葉書のようにきれいな映像があったけど、気取った感じはなく、どれもふっと気が抜けてしまうようななんともいえないやわらかさがある。たとえばみんなでバンを押している後ろで発電所の機械がシーソーみたいに稼動しているところ、思わず笑ってしまった。細かなネタをはずさないのにも笑いのセンスを感じる(とくにゲイのおじさんがポルノ雑誌を隠そうと微妙に体勢をずらすのがツボ)。

ただどうしても鼻についたのは、あまりにも大げさに負け犬っぷりを印象付けようとする強引な脚本。おじさんのライバルが大々的な成功を収めたり、兄の色弱が突然判明したり……。ロードムービー調でコメディタッチだからこそ許されたようなものの、にしてもやり過ぎじゃないかと思う。「勝ち負けといった世間が押し付ける価値観に捕われず、自分らしく楽しんでやっていこうぜ」みたいなテーマに異論はないのだけれども、ここまで声高に主張されると引いてしまう。

あと、タイトルは失念してしまったんだけれども、大昔に観た変人一家が自動車旅行するコメディ映画(ドラマ?)に似通ったエピソードがいくつかあったのが若干気になった。とくにおじいちゃんが死んで、死体を一緒に運んでいってしまうブラックなネタ、あれはもろにパクリだ。パクリじゃなくてオマージュ、なのか?

と、なんだかんだと文句を垂れつつも、ラストのダンスでは感動したのも事実。とくにあのバカ親父が率先して踊りに加わったのには、涙腺がじわりと熱くなった。いまひとつ物語に入り込めなかったのが残念でならない。
no oneさん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-12 00:44:56)(良:1票)
130.《ネタバレ》 おじいちゃんの「戦争でナチと戦った」というのがホントなら、A・アーキンは実年令より少し上の役を演じたことになる。それでも、もう「おじいちゃん役」というのがまずショーゲキテキ。(フツーのおじいちゃんではないけど。アーキンもこの役でもらったオスカーを床においてスピーチするんだからフツーではないです)彼と息子であるパパの普段は見えない絆。パパと喧嘩しながらも大事なところでは支えるママ。ママを気遣うお兄ちゃんのメモ。お兄ちゃんの絶望をリダクションするオリーブ。オリーブのためにダッシュする叔父さん。オンボロの黄色いミニバスも後ろから押してあげればちゃんと走るように、誰か背中を押してくれる人、あるいは押してあげられる人がいれば、人はがんばれるものなのだ、自分だけのためでなく。数々の名言を散りばめる中で「幸せな日々は無駄に過ぎて何も学ばない」という言葉が頭をはなれない。
レインさん [映画館(字幕)] 8点(2007-03-04 16:03:20)(良:1票)
129.《ネタバレ》 いつも観る前に期待して観に行った映画は、イマイチだったというのが多いのですが、この映画は期待通り。というかそれ以上でした。全員の登場人物がそれぞれ個性的で、みんな何かしらの問題や悩みを抱えている。いつもは誰にも伝えることのない自分の考えや思いを、旅を通じることによって少しずつさらけ出していく。そのことによって起こる衝突も、突然起こるハプニングも、家族全員で乗り越え壊れかけていた絆が徐々に復活していく様子は、すごく見ごたえがありました。ラストでの家族全員でのダンスシーンは声を出して笑ってしまったし、泣きそうにもなりました。あの姿を見ていたら、この先どんな問題があっても、衝突しながら、喧嘩しながらもこの家族は乗り越えていけるんだろうなぁと感じました。また、台詞ではなく表情で考えていることがわかるところもとてもよかったです。個人的にはフランクの走り方が一番ツボでした
ちゃじじさん [映画館(字幕)] 9点(2007-02-22 00:04:10)(良:1票)
128.《ネタバレ》 凄く良かった。こういう映画を待っていたんだ!久しぶりにアメリカ映画で心から良い映画を観たと思わせる何とも観終わった後の心地の良さ、それはこの映画の主役達と言える家族達がみんなして、感情移入せずにはいられないからである。今の世の中、勝ち組と負け組とにやたら分けられたりするけど、この映画を観て本当の勝ち組とは何か?てことが解った気がする。それは、けして、まともじゃない。世間から見ればどう考えてもおかしい、変人だらけの家庭に思われるかもしれないけど、それでも一人、一人が負けることを恐れず、最後まで戦い抜く姿は本当に感動せずにはいられない。この映画のタイトルにもなっているリトル・ミス・サンシャインコンテストでのあの周りからのブーイングの中、娘を応援し、一緒になって立ち上がり、そして、ダンスをする家族達の姿に私は泣けて泣けてヤバかった。途中、病気で亡くなってしまったおじいちゃんを病院から連れ出し、会場へと運ぶ家族達、何もかもが心が一つというものを見せてもらった思いで、こういう映画にこそ本当にアカデミー賞作品賞を与えたくなるし、与えるべきだ!おそらく今回もクリント・イーストウッド監督の作品が獲るとは思うが、私は断然、この映画に賞を与えたい。そして、最後にもう少しだけ言わせて欲しい!オリーヴ!あんた最高だよ! 周りのみんなが他の子にグランプリを与えても、私は絶対にオリーヴを選ぶ。
青観さん [映画館(字幕)] 9点(2007-02-11 21:11:38)(良:1票)
127.《ネタバレ》 たまたま映画館で観た。なんの下調べもなく飛び込みで。期待とかまったくなかった分もあるけど、とってもいい映画だった。この兄妹の関係、とっても素敵だ。妹とおじいちゃんの関係もとっても良かった。いやー、映画始まってすぐはあのぽっこりおなかのオリーブが行けんのかミスコン?とか思ってたけど、なんだ、オリーブ一番可愛いし、って思ったけど、実際コンテストは散々・・。でもミスコンまでの道中ダメダメ家族の得たものは素晴らしいね。まさかこんな結末になるとは思いもよらなんだ。本当に本当に心があったまる映画だったよ。にしても・・。素敵なゲイのおじさん役の人はどこかで見たことあるなぁ・・と思ってたら、あの人か!!The 40 Year Old Virginの人か!あえて英語で表記してみた。
ネフェルタリさん [映画館(字幕)] 8点(2007-02-01 05:04:44)(良:1票)
126.オリーヴ最高、自分だったら彼女を選びますね。おじいちゃんの言葉もいいし、ダンスもいいし。素直にいい映画でした。
アスモデウスさん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-28 01:06:28)(良:1票)
125.《ネタバレ》 最初の全員揃っての食事のシーンだけで、登場人物それぞれの駄目っぷりと、俳優陣の呼吸の合い具合に笑いが止まりません。全員が欠点まみれな割に不快感が起こらないのは、制作者の対象に対する愛情が満ちあふれているからでしょう。クライマックスの、ほかの人に比べて明らかに貧乏くさい服装の一家が、ちっとも揃ってない格好悪いダンスを嬉々として踊るシーンの何と素晴らしいことか!あと、アーキン爺さんやアビゲイル・オリーブちゃんのインパクトが若干目立つ感じですが、あえてこの作品の最大の功労者としては、トニ・コレット・ママを挙げたい。いろいろ変な人たちが集まっている中で、あのように一見して特徴のなさそうな人ほど、演じるのが難しいはずです。
Oliasさん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-08 22:31:45)(良:1票)
124.《ネタバレ》 本国で公開された当時から期待してたけど、そんな期待をも軽~く超え、僕の中ではかなり大ヒット!笑この映画を観て、今流行かのように流布してる「勝ち組」「負け組」っていう区別自体が馬鹿らしいもののように思えた。話は、俗に言う「負け組」一家が、娘の出場するミスコンを目指して「いざ、カルフォニアへ!」とロードトリップするという一見ありがちなストーリー。だけどフーヴァー一家がどうしようもないくらい強烈にクレイジー、なのに愛おしくもあるんだよね~。本当にフーヴァー一家こそ、サイテーでサイコーな家族って言えると思う。イラつく位にオンボロなミニバスでの旅を通して皆がそれぞれ、人生の底に落とされかねないような苦難に見舞われる。だけどどんな苦難に見舞われた時でも、(確かにアホ一家ではあるけど)家族が支えてくれ、乗り切っていく。そしてそういう過程があったからこそ、純真な娘だけには辛い思いをさせまいとコンテスト中、一家が捨て身でステージに上がる。たとえ会場にいた人間の97%に「コイツラ、頭おかしいんじゃないの?ホント、負け犬だよな」みたいに白い目で見られても、そんなのお構いなしに一緒に精一杯踊って思う存分に楽しんだ。こういう家族愛がどことなく可笑しく感じられ、笑いつつもそういう温かみに触れ、泣きたくもなる。そしてコンテスト後、「釈放する代わりに、もう二度と『リトル・ミス・サンシャイン』コンテストに出るな」って言われた時この映画観てる人はきっと同じ事を思うはず、「もうそんなコンテスト出る気ねーよ!!笑」って。だってプラスチックのティアラなんかより、みんなの経験と想いが詰まったオンボロなミニバスの方がよっぽど意味があるし魅力的だもん。 人生、勝ち負けなんかよりいかにチャレンジし続けるかに価値があることを教えてくれたミニバスちゃんに。
たいがーさん [映画館(字幕)] 9点(2006-12-28 21:17:03)(良:1票)
123.《ネタバレ》 ファミリーコメディー。極端ながら、いてもおかしくないと思わせる主要人物の丁寧なキャラづくりの勝利ですね。そこがしっかりしてるので、ストーリーがごく自然に流れていきます。特に自己啓発セミナー講師の父親のうんざりするほど押しつけがましいのが良かったですね。ファミリーものであり、ロードムービーでもある、二度おいしいつくりです。
camusonさん [DVD(字幕)] 8点(2023-04-23 15:54:09)
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【点数情報】

Review人数 162人
平均点数 7.34点
000.00%
100.00%
210.62%
331.85%
463.70%
5127.41%
61710.49%
73722.84%
85030.86%
92716.67%
1095.56%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.28点 Review14人
2 ストーリー評価 7.77点 Review22人
3 鑑賞後の後味 8.56点 Review23人
4 音楽評価 7.00点 Review14人
5 感泣評価 6.70点 Review17人
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【アカデミー賞 情報】

2006年 79回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞アラン・アーキン受賞 
助演女優賞アビゲイル・ブレスリン候補(ノミネート) 
脚本賞マイケル・アーント受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2006年 64回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)トニ・コレット候補(ノミネート) 

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