9.《ネタバレ》 作者は、タイトルに思いを込めているのだろうけど、なんか覚え難くありませんか。それだけ、どうでもよい作品でしたね。やはり、岸恵子はどうかな。田舎町の食堂のおばちゃんにはスマート過ぎて見えません。それから徳重君。印象の薄い人ですよね。まあ、あまり俳優のインパクトが強すぎると岸恵子みたいに嘘っぽくなるから、その意味では適役なのかも。筒井君の隼が離陸直後に失速して墜落するんだけど、あれは事故か、それとも覚悟の自殺なのか。この作品からの収穫は、特攻機は海軍のゼロ戦というイメージが変りました。特攻は陸軍もしていたんだ。だから、軍服も階級の呼び方も違うし、乗ってる飛行機は隼なんだ。もっとも、隼っていわれなければ、ゼロ戦と思ってみていたと思うんだけど。 【ジブラルタの星】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-10-30 12:33:06) |
8.石原慎太郎..この程度なのか..期待ハズレもいいところだ.. 脚本がイマイチです~ 色んなエピソードがごちゃ混ぜだし、筋があっちへフラフラ、こっちへフラフラと、落ち着かない..一流の監督ならこんな風にはならない..編集で腕を見せたかったのかもしれないが、完全に力不足.. エピソードもいくつかリアリティに欠ける(脚色し過ぎ)、としか思えないところが..ちらほら.. もっとまともな監督と脚本で創ってほしかった...残念.. 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 2点(2007-10-15 17:14:00) |
7.《ネタバレ》 なんか・・説明がくどくないですか?石原閣下。能天気なパラソル飾りの付いたパイナップルジュースを前に「国体とは何か?!」をグダグダと語る中将にいたっては、中将を愚弄してるようにも見えます。映画なんですから映像で伝えることも考慮して脚本を書かないと。 しかしこの監督・・映像がテレビのフレームみたいで狭苦しい。石原閣下とやり合って映画を作るには篠田級の主張のある監督じゃないとダメなんでしょう。完全に「閣下のお気に召すように」が目標の映像作り・映画製作がバレバレ。「請負監督」を脱するためには監督自身が「映画監督」として自分の映画をつくらなきゃ。結局、素材も観客もスタッフも全てを裏切ってると思います。渾身・献身して製作したはずの石原慎太郎が一番、見事に裏切られたのかもしれませんね。この監督には「人間魚雷回天」のように真摯に特攻の方たちに向合った作品を観ていただきたいです。 【グレース】さん [DVD(邦画)] 2点(2007-10-12 00:36:38) |
6.この題材でハズレを作る方が難しいと思うけど、見事に安直でどうでもいいもんにしちゃう石原慎太郎ってどうしょもこうしょもないっすね。安っぽくて、英霊を逆に汚してるようにさえ感じました。窪塚もいい加減に馬鹿みたい。酷いっすわ。 【OSM】さん [映画館(邦画)] 1点(2007-08-14 22:31:12) |
5.戦争がテーマなのである程度、覚悟して(いろいろな意味で後を引くことがあるので)映画館に足を運びましたが、抵抗なく鑑賞することができました。残念なのは中盤以降は「ちょっと、しつこいぞ!」と思わざるを得ない程にクドかったので、前半部分で感じた戦争という理不尽さやそれぞれが置かれた複雑な立場、心情に対する私なりの思いがすっかり冷めてしまいました。監督にはぜひ観る側を信じて、想像させるような展開・結末にしてほしかったです。しかしながら、窪塚くんが頑張っている姿を見れたので個人的には十分、満足点ですけど。 【うさぎの餅つき】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-07-23 17:05:07) |
4.なんか、非常に纏まりが無いと言いますか、エピソードを詰め込みすぎといいますか・・・はっきり言って脚本が悪いんですよ。シーンの転換の悪さ、特に後半の戦中と戦後の回想の織り込み方が上手く無い。思い切り物語のテンポが悪くなって見える。そしてきわめつけだったのが、奇妙な表現になってしまって申し訳ないのだが、台詞の幾つかが、物凄く役者に(脚本が)言わせているという感じを受けます。これらは間違いなく、脚本の問題だ。120分を超える映画というのは今の映画界では決して賞賛されるものでは無く、敢えてそれを超えるのであれば、いっそのこと180分近い映画にして、もっとシーンを細密にする脚本でなければいけないと思います。映像技術については発達しているから特攻シーン等がよく見えるのは当然なんだけど、それ以前にもっと見せ方の工夫が必要ではないかと思いますね。あと、これは物凄く問題なんだけど、映画の冒頭と終末に出てくる大西瀧治郎なんですが、彼の登場のお陰で、この物語が陸軍なのか、海軍なのかがわかり難くなっているのが非常に残念です。確かに大西は「特攻生みの親」として知られますが、彼は海軍の将官であり、知覧は陸軍の航空基地であるのですが、あたかも話が直接的な繋がりを見せているように見えてしまうのは特攻を知らない世代の人に見せるには説明が不十分だと思います。 【奥州亭三景】さん [映画館(邦画)] 3点(2007-06-27 22:18:27) |
3.これでは言うところの「英霊」も”浮かばれない”でしょうね。ただ劇場を後にする極々若いカップルから「また、こんな事があったらどうする?」「いや。。」という会話が。…これはこれでこの映画の存在価値とも言えるのだろうか。 【GUSUTAV03】さん [映画館(邦画)] 1点(2007-06-26 01:12:28) |
2.《ネタバレ》 内容は重いはずなのですが単調な気がして上映時間が長く感じました。 もっと早くに戦争終結を決断していたら、多くの人達が死ななくて済んだのだなと思うとやるせない気持ちです。基本的に、私は特攻を美化することには反対です。(本作では想像していたほど美化されてはいませんでしたが。)作品では語られていませんでしたが、特攻の成功率は1割も無かったと聞いています。また、本土決戦での特別攻撃のため予科練は温存され、学徒兵から飛ばされたということです。作中で言われていたようなある意味一途な考えだけでなく、合理的且つ身勝手な戦争指導者の判断があったのも事実でしょう。特攻はこの後「回天」「桜花」「震洋」「伏竜」といったものへ発展していきますが、まともな作戦行動とはとても言えないような攻撃方法により犠牲となった多くの方々の死は、本当に必要なものだったのでしょうか?御冥福を祈るばかりです。 映画では、特攻した主役級2名が生還しますが、かなり御都合主義ではないかと思いました。現実には生還したケースもあったと思いますが、映画の特攻シーンを見る限りでは、とても助かるような状況ではなかったですね。 ところで、カヌー(?)を漕いでいた人達、あれ誰?教えて?どういう状況だったの? 【きたくん】さん [映画館(邦画)] 4点(2007-05-25 18:54:17) |
1.トメさん役に岸恵子というのはミスキャストだと思う。もう少し肝の据わった図太い女優さんがやっていたら、この作品が「トメさんの映画」だということがもっと印象に残ると思うんだけどな。全体的にインパクトの無い出来栄え。 【Keicy】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-05-22 01:03:37) |