20.《ネタバレ》 もちろんこのストーリーはフィクションですが、皇太子レオポルドは「マイヤーリング事件」で謎の情死を遂げたルドルフ皇太子をモデルとしているのではないでしょうか。それにしても既に亡国したとはいえ、オーストリア帝国の皇太子を殺人犯みたいに描くとはいやはや大したものです。それを悪役をやらせたらこの人と誰もが認めるルーカス・シーウェルが演じるのですから、余計にあのオチにはすっかり騙されました。 やっぱ本作はポール・ジアマッティの映画でしょ、彼の存在感で引き締まったストーリーになったのでは。けっきょくアイゼンハイムのイリュージョンは、時代背景からして草創期のシネマトグラフがタネだったと私は解釈しましたけど、いかがでしょうか。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-10 22:03:33) |
19.(奇術って生じゃないと意味ない気がするんだけど、まぁ…) 世紀末ウィーンや幽玄なマジック、エドゥアルドたちの初恋時代は雰囲気ありですが、大人になって再会した彼らの存在も恋も薄いのでラストも感激なし。 悪役レオポルドもルーファス・シーウェルなので悪く思えないのですが♪ この時期のオーストリア皇太子の立場を反映させて彼とポール・ジァマッティ(「フロム・ヘル」のコルトレーンのように作品を支えて)演じる警部との微妙な関係はよかったと思います。 木でできた想い出のロケットが素朴な味。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-10-01 00:00:03) |
18.《ネタバレ》 好きな女と駆け落ちするために一国の皇太子を失脚&自殺に追い込むって、振り返るとやり過ぎと気付きますが、まぁあんな奴は死んでもよろしい。CGを使えばどんなマジックでも可能な訳だけど、観ている間はずっとワクワクしていました。ド派手な爆発やカーアクションでは無く、静かで落ち着いたCGの使用法がマジックをそれらしく見せくれたからでしょう。作品全体からは格調さえ感じました。ラストのオチは途中で見渡せたけど、無難なハッピーエンドだからこそ上手くまとまった印象です。子供の頃からの想いは成就させてあげないとね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-10 21:22:59) |
17.幻術師の話し。主演の表情は非常~に良かった。ミステリアスで何を考えているか判らない感じ。ストーリーも面白かった。途中中だるみしなければ8点でした。 【ぬーとん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-16 00:58:03) |
16.ポール・ジアマッティのヒゲに目が行ってしまう。触ってみたい。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-24 10:55:09) |
15.わたしもあんな風に一途に愛されたいわ。「全てを欺いても手に入れたいのは、君」ってコピーそのままに。 【SAEKO】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-24 22:50:15) |
14.《ネタバレ》 イリュージョニストを主役としてる割になんか地味。序盤は、ノートンさんの不敵な奇術師っぷりに惹きつけられながらも、ストーリーが地味で中盤以降飽きてきてしまいました。 なんかそれぞれの人物が薄っぺらく、そんな中での男女の恋模様なんてうまくいこうがいくまいがどーでもよいんです。 そのせいか、このまま終わるんだろうなーってところでどんでん返しが待っていたのに、全然気持ちが盛り上がらなかったです。サスペンス風に作られてるわけでないので、「あ、そうだったんだ、ふーん」で終わってしまった。ちっとも追い込まれない万能すぎる主人公には感情移入できないっす。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-11 23:56:13) |
13.《ネタバレ》 久しぶりにだまされた。予備知識が全くないうちに見られて幸せでした。 |
12.ノートンはやっぱりハルクみたいなヒーローものを演じるよりも、こういう悩める「謎のイケメン奇術師」的役どころがよっぽどお似合いですね。ただヒロイン役がちょっとなあ・・・少女時代は良かったんだけど、大人になってからが、骨太ガッシリ体躯であんまり貴族の令嬢らしくなかったかなと。取り立ててどうこう言うような作品でもないけれど、当時の雰囲気を巧みに再現した映像も綺麗だし、僕はまあフツーに楽しめました。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-06 11:20:02) |
11.《ネタバレ》 映像の感じや映画全体に漂っている雰囲気が非常に良かったです。inspectorが最後には良心を持って行動してくれたのと(結局だまされているのですが…)、最後のどんでん返しとが重なって、非常に感じのいい終わり方になっているのがいいなと思いました。 【まいった】さん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2009-04-05 12:24:08) |
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10.手品師の物語だが、手品・奇術よりも恋愛?重視で進む話。 ご都合主義といえばご都合主義だし、あれは手品というより魔法じゃねぇかというようなもの。 似たようなのであればプレステージがあった。 どんでん返しを持ってくるのも同じような感じ。 ただしこちらはさわやかなエンドにしている。 ま、あの人のことを考えると、そりゃちょっとやりすぎじゃねーかとも思えるがw 映像とか音楽とか中々良かった。 雰囲気がいい映画です。 ん~~、悪くない どんでん返し系はネタばれできんので細かいこといえませんが、まあファンタジー要素が若干混じりのそういう話も悪くないと思える人ならお勧めかな。 【みーちゃん】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-16 00:56:43) |
9.《ネタバレ》 最後は見事に騙されてしまいましたがあれでは皇太子かわいそうでしょー 【しゃっくり】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-12-29 22:48:35) |
8.《ネタバレ》 中世~近代ヨーロッパが舞台の映画は、美術的に見て楽しいので好き。音楽もなかなか良いです。内容的には、・・・かなり喰い足りないですが。長い時を経て再会を果たした二人が、また恋に落ちる、にしては、再会の瞬間、互いに見ただけでは気付かないのってどーなのかしらん。アイゼンハイムはあの瞬間ソフィーの名を聞かなければ、二人はそのまま何事もなく終わってたんじゃないかなあ。つまり、互いの引力はその程度だ、ってことなのに、わざわざ皇太子という存在を出すことで、無理やり燃え上がらせちゃった、という感じです。だから、見ている方も、一緒に「落ちる」ことができないのです、二人の恋に。そもそもこれって、予告編がネタバレです。コピーでオチが分かってしまうっていうのは、コピーとしてどうなんでしょ? ま、雰囲気を味わう映画です。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-26 13:24:12) |
7.《ネタバレ》 CGが当たり前の時代に映画で奇術を描かれてもイマイチ感情移入出来ないが、同じようなテーマを扱った「プレステージ」よりは良かった。終盤の舞台上でのE・ノートンも映像(?)とはちょっと予想外だったがおおむね展開が読めたのが残念。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-22 02:51:41) |
6.もうすっごい良かった(^o^)コスチューム時代モノでイリュージョニストの恋愛映画。 多分「プレステージ」とかとは予算が相当違うのだろうし、主人公アイゼンハイムの行う奇術の部分は正直CGだなって感じ。 だけどキャストはピッタリで熱演だし画面は美しいし音楽も重厚で、鑑賞後の後味が宜しいのがとても嬉しい。 ヒロイン同様私も別にヒゲはなくていいけど(笑)手品師なんて最高に似合う。ヘンな役もいいけどたまにはこういう役もいいよね。 【kiryu】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-09-05 22:20:24) |
5.《ネタバレ》 秋色に霞むヨーロッパの景色が綺麗でしたね。元々手品は大好きなのでイリュージョンは充分楽しめましたが、ストーリー進行は「イリュージョン映画ですが何か?!」ってな感じで雑なところが見え隠れ。あんなにうまく行くのかしら…。身分違いの恋愛とかペンダントとかメロドラマの趣が強くて、女性監督かと思い込んでいました。案外男性の方がロマンティストなのかも。 【のはら】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-09 21:22:23) |
4.19世紀末のウイーンが舞台。映像、音楽、役者、どれをとっても素晴らしい。映画で描かれるイリュージョンを素直に受け入れられるか、拒否反応を示すかで評価は分かれると思います。私はころりとだまされてしまう方なので、最後のどんでん返しは納得で、楽しんで見ることができました。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-06-05 00:46:42) |
3.自分がイメージする19世紀のヨーロッパがよく再現されていて雰囲気に浸ることができました。映画の中のイリュージョンにハラハラドキドキして、物語のどんでん返しに素直になるほどーと思い映画を満喫できました。ラブストーリーとしてもとても素敵です。こんなエドワード・ノートンも悪くない。エドワード・ノートンの魅力を再確認しました。 |
2.この手の映画はネタが命なので、詳細なレビューは書けない。 端的に書くと、①このオチは個人的には好ましくなかった、②ストーリーは辻褄が合わず、基本的にはご都合主義満載、③イリュージョンは単なるCGにしか見えないので面白みに欠ける、④全体の雰囲気はそれほど悪くはない、というところか。 これら以外で最も気になったのは、ポール・ジアマッティ扮する警部の内面の変化だ。 キーパーソンは間違いなくポール・ジアマッティ扮する警部であり、彼の内面こそこのイリュージョンの成功のカギとなる。 胡散臭いアイゼンハイムを信用するのかどうかという問題は、ポール・ジアマッティ扮する警部の問題ばかりではなく、本作を見ている観客の問題でもある。 「ポール・ジアマッティ扮する警部の内面=本作を見ている観客の内面」といってもいいかもしれない。 この肝心のポール・ジアマッティ扮する警部へのイリュージョンが、そのまま観客へのイリュージョンに繋がるようには、上手くオチていないのがもったいない。 中盤と終盤のポール・ジアマッティ扮する警部の内面の変化がやや突飛すぎるところがあるのが少々残念だ。 ポール・ジアマッティの内面の変化にももう少し注意を向けて欲しかった。 冒頭にオチは好ましくないとは書いたが、工夫次第ではそれほど悪くはないものになりそうだ。 気になるご都合主義も細部を丹念につぶしていけば、クリアできそうな気がする。 オチで驚かせてやろうという根性を捨てて、もうちょっと全体を通して筋が通るものにすべきではなかったか。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-05-28 21:31:28) |
1.《ネタバレ》 同じくポールジアマッティが出ていてアメリカで同時期に公開されていた、レディインザウォーターよりもしっかりしたどんでん返しがあって面白かったという印象がある。歴史的な背景に関しては全く知らないのだけどそれでも十分楽しめる。 【HK】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-05-18 23:13:25) |