40.2012.06/09 鑑賞。バブル崩壊前、サラリーマンの管理職で何の技術も、技能も、資格もなく、そして脱サラの先駆けだった。映画のような苦労はなく良かった。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-08-04 22:37:48) |
39.家庭を維持するのに仕事は重要な位置を占めるのですが、主人公の主を演じる香川照之は全く我が振りをかえりみないで威厳だけを保つのに必死の、いい加減な男ですから子供や妻も同調しないのは当たり前!!家族持ちの人には身につまされそうなお話で中盤までは丁寧な作りで良かったですが終盤は??!・・・。 【白い男】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-06-08 14:30:21) |
38.《ネタバレ》 健二君のピアノの腕前は、あまりにも出来過ぎ。きちんと整髪して受験した、彼の前に演奏した子ぐらいだともっと良かったかと思います。両親の年代とほぼかぶっていることので、あり得ない展開とはいえ、人ごととも思えない。トータルでは、好きな映画。 【なたね】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-18 21:30:38) |
37.《ネタバレ》 この映画のテーマや表現は現実感があって興味を引いたのに、母と子2人に起こる事柄があまりにも非現実的で台無しにしてしまったように感じた。徹底的にリアルを追及してほしかった。ポイントでは上手く表現していると感じるが全体では雑な印象を拭えない。 黒須に関わるところは暗くて張りつめた雰囲気が出ていて印象的だった。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-04-15 23:57:46) |
36.《ネタバレ》 たしかに、そんなことがあるかいな?と思わせるような、無理がいくつか話の展開にある。けれど、そもそも黒沢清という映画作家は、私見ではメルヘンの作家であって、リアリズムの作家ではないのだ。ただしメルヘンといっても、普通のメルヘンではなくて、不気味なメルヘン、不可解なメルヘン、破滅的なメルヘンなどをこの人は描いてきたように思う。メルヘンには、話の無理はつきもの。これも、現代のどこかにありそうな家族を題材にしたメルヘンで、とことん崩壊してゆく家族が、とうとうどん底にまで落ち入ることで、逆に立ち直るメルヘンとなっておりました。香川照之はいうまでもなく、小泉今日子をはじめとする俳優陣がよかったですね。ただ役所広司は、出ました、黒沢清ものの常連、という匂いがいささか鼻につきました。 【goro】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-04-13 02:58:48) |
35.《ネタバレ》 前半の重さが効いた、特に香川照之のピリピリした演技が素晴らしい。トイレ清掃中にお金を見つけたあたりから現実から離れたような変な方向に行ってしまうものの、最後には軌道を戻し、希望を見せて終わってくれたので満足。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-04-12 22:02:47) |
34.《ネタバレ》 兄が米軍に入るのはあまりにも唐突すぎだとか、弟と教師の関係の描写が凡庸だとか、見ていて気になる点はいくつもある。しかし、終盤の、家族がそれぞれ秘密を抱えながら、何事もなかったかのように装って朝食をとるシーンが秀逸で、それまでの弱点を補って余りある。中途半端に解決をしないところがいいのです。小泉今日子があんな安定した芝居ができるというのも驚きました。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-04-09 21:27:58) |
33.小泉今日子が海岸で朝ぼんやりするシーン好きです。 【ホットチョコレート】さん [地上波(邦画)] 9点(2011-04-07 22:07:06) |
32.《ネタバレ》 小泉今日子だけがよかった。黒沢清って私にはわからない(ただし『神田川淫乱戦争』と『ドレミファ娘の血が騒ぐ』にはかつてそれなりに熱くなれた)のだが、この映画の「内容」は例外的に「わかる」(「社会学的に」わかる)もので、それがまたつまらなかった。ただし、留置所のドアが外開きである点で(映画のドアの開き方にうるさい私としては)きちんとした映画美術であることを確認できる。 【ひと3】さん [映画館(邦画)] 4点(2011-03-23 19:58:11) |
31.《ネタバレ》 ああ良い映画なのかもしれないなぁとは思ったのですが、なぜか雰囲気が好きになれません。現代社会のリアルなおとぎ話的な感覚が馴染めませんでしたし、内容も辛い。私にはラストもそんなに救いが感じられなかったです。結果、観終わって心がとても疲れてしまいました。日曜の夜に観たのですが、嫌な週末を過ごしてしまった感が残りました。 【sava1100】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-02-05 21:03:19) |
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30.スパイスの効いた、家族の崩壊と再生or新生のドラマ。中産都市生活者の意識描写がカミソリ味でクール。唐突やけくそな展開は消化不良だが、全編台無しになるほど嫌いではない。エンディングのあと、確かに1~2分ほどは幸福などこかに連れて行ってくれたからね。 【ねこひばち】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-01-31 19:56:57) |
29.《ネタバレ》 とても静かに、家族崩壊していく様はパゾリーニの「テオレマ」を思わせる。 しかし、本作において「テオレマ」と決定的に異なっているところは、また何事もなかったかのように「家族」として再構築されてしまうこと。 つくづく家族というのはわからん媒体だと思う。 美しい光の使い方に+1点 【せかいのこども】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-12-12 11:20:02) |
28.《ネタバレ》 一人ひとりが秘密を抱える家族がゆっくりとバラバラになっていく過程を丁寧に描いた作品。という次元に止まっていれば、もっと面白い映画になったと思うのだが、強盗事件以降の終盤がかなり全体を台無しにした感もある。 それまでは、キャストの好演もあってなかなか面白かった。ユーモラスなシーンを挟みながらも少しずつ狂っていく家族の様子はリアルで怖かった。家族全員で夕飯を囲むなんて、本当は微笑ましい光景であるはずなのに、それが全然楽しくないように見えるところなどは、思わず意地悪な笑いをしてしまった。黒須の携帯電話のくだりと黒須家を訪問するシーンも印象深い。また、小泉今日子さんの演技は今まであまり観たことがなかったのだが、優しく、時に威厳のある母親の雰囲気をとてもよく出せていたと思う。正直、「お父さん」がしょぼすぎて、長男の台詞じゃないけど離婚すればいいのにとも感じた。香川照之さんのそのしょぼさを出す演技も良かった。威厳を示そうと思って理不尽なことを言うから更に威厳は失墜するのだ。 それが、強盗が入るシーン以降、一気に面白くなくなる。一人ひとりが一旦「家出」をして戻ってきて「家族」を再構成するというのは面白いストーリーだが、お母さんの場合、強盗に頼る必要は無かった。もっと他の「家出」の方法もあったはずだ。自発的な家出でも良かった。映画の進行上、強盗が入る必要性が無い。更に言うと、お父さんが交通事故に遭う必要性も次男が天才児である必要も無い(いくらなんでもあんなに短期間で「月の光」マスターは不自然)。途中まではリアリティ溢れる展開だっただけに理解に苦しむ。8点ペースだったが、ラストで2点引いて6点としたい。 それにしても、日本の映画に出てくる「お父さん」ってこういうキャラが多いけど、未だにこんなに父権主義的な家庭があるのかね?僕も父親には結構叩かれたけど、ピアノをこっそり習ったから殴るとか意見を枉げないくせに議論を尽くせと言うとか、こういう理不尽なことで叩かれたことは無かったなあ。本当におっさんという生き物はしょうも無い連中だと思っているおっさん予備軍です。 最後に疑問点が1点。なぜタニタが協力を了承したのか?解せません(笑) 【枕流】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-07-25 18:03:46) |
27.《ネタバレ》 途中から意味不明な展開に変わっていき、感情がついていけず。もったいない。。。 【朴モグタン】さん [映画館(邦画)] 4点(2010-07-14 23:39:00) |
26.細部にリアリティを欠き、更には突飛すぎるストーリー展開に難あり。 ただし、序盤は面白く、サラリーマンの悲哀を面白哀しく綴っているのは、まるで他人の不幸を覗き見しているようで楽しめた。 家族のエピソードを切り捨て、香川照之の失業物語的な内容に絞ってくれたら、もっと秀作になったに違いなく、そう考えるともったいない作品であった。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-03-22 03:13:28) |
25.振り返ってみるとちょっと無理のある話の展開だったけど、映画全体に漂う重苦しさが妙な緊張感をかもしだしていて、一定のリアリティがあった。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-02-07 10:59:33) |
24.《ネタバレ》 小泉今日子も香川照之もいつものようによい演技をしているのですが、ストーリーがいただけません。いま街で起きているホワイトカラーの失業、米国の戦争の現実はもっと深刻かつ複雑なものなのにパターン化されています。スーツを着て、炊き出しに並んでいるのもおかしいし、いっしょに並んでいる失業者の人々もただの風景で同じ人間としては扱われていなし。小泉今日子の出奔も唐突な感じ。息子の天才が発見されるというエンディングも、そんなにうまくいくわけないぞ、と突っ込みたくなります。 【stak55】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-11-17 00:36:18) |
23.《ネタバレ》 いつの間にか周りを埋め尽くす観衆、演奏後静かに歩み寄る両親。泥棒の登場と共に挟まれた非現実的な時間が、あの試験会場にも流れているように感じる。今は幻想と現実の狭間に揺れる天才の夢が、確固たる現実として結実するのかどうか。未だ一家は不透明な道を歩いてはいるが確かに微かな希望を感じた。 某細木○子氏のようにあんた死ぬわよと絶叫しながら将来を見る事は出来ないが、それでも希望を持って走りたいと思える作品だった。 【njld】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-11-08 04:21:01) |
22.元からギャグ映画なのだと思うと妙に納得がいく。とはいえ決して笑わせようとしているわけではない…のかな。とはいえ強盗が出てきて以降、ぶっ飛びすぎた観はしますね。 ソナタ、という意味をあれこれ詮索してしまう。 【Balrog】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-10-16 23:00:40) |
21.《ネタバレ》 津田寛治が出てるところはホラーなみに怖い。強盗がでてきてからはギャグ。ロフトの監督だったんだ!とそこで思い知った。 【はるこり】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-10-16 21:48:33) |