93.【奥州亭三景】さんに同じく、作者が最初からファンとゲーマーの方だけを向いているようにしか見えない。評価されている方も根幹の部分ではなく枝葉の部分(映像、音楽、世界観等)でしか評価していないように見受けられます。「マトリックス」の後だというのに中身やテーマは(主人公さえも)「攻殻機動隊」と大差なく、ストーリーの割りに映画のテンポがゆっくりしすぎで眠気を誘うのも明らかな演出上の失敗。言語はポーランド語(?)で表記は英語、本のタイトルが日本語というのは無国籍感があり悪くはないですけど、できればサイバーで無気力な東京を舞台に日本語で製作して欲しかったと思います。映画としての根幹は見えないものの枝葉が合わさって辛うじて及第、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2002-02-17 11:58:32) (良:1票) |
92.あ~、日本人監督なんだぁ~(ぶたれそ…)!どぉりで!! こうして外国の作品として作られると、日本人の感性っていうのが純粋に浮き上がってくる感じしません?アニメとゲームつくらせたら上手いわけだわぁ~と、まるで彼が日本人を体現しているかのような暴言を吐いてるな。映像好きです、雰囲気すきです、でも内容よくわかりません。私はアホなんだなぁ~。 【ちっちゃいこ】さん 7点(2001-08-28 23:46:39) (良:1票) |
91.押井守の世界感ってこんなのばっかりだな。彼が世界の有名監督に肩を並べられるほどの映像表現を持っているのは良くわかる。映像表現なんかハリウッド映画の真似なんか殆ど無いし、フレームワークなんかも独特で面白い。でも、ストーリーが判り易いかって言うと、これがはっきり言って判る人しか判らない。学生運動に参加してた人だから、まだその熱から冷めなくて、こんなの作っているんじゃないかと思いたくなる。これだけの腕をもっている人が押井ファンとマニアにしか受けないような映画しか作らないというのは残念だ。海外で受けるのも良いけど、その前に日本市場で大ヒットとばして欲しい。押井の作品を良くしている部分として川井憲二の音楽と伊藤和典の脚本は絶対に忘れてはいけない。 【奥州亭三景】さん 6点(2001-07-29 17:16:35) (良:1票) |
90.本物の銃器や戦車やヘリ等とCGによる創造物とが渾然一体となって、ほとんどなんの違和感もない点がまず素晴らしい。モノトーンともいえる作品世界(現実の世界すらバーチャルっぽい!)の斬新な創造力がこの作品の命であり全てでもある。その意味では押井守の意図したことは成功したと言っていいだろう。今後も彼の手によってさらなる映像世界というものを期待したい。 【ドラえもん】さん 7点(2001-02-04 18:15:52) (良:1票) |
89.《ネタバレ》 登場人物が悩まないと、感情移入がしづらいことが分かった。しかし今ではゲーム文化盛りだくさんの時代ですが、この頃に既にこんな映画を創ってのける押井監督はスゴイです。攻殻機動隊もそうだけど、後の歴史でこの人は、再評価されるかもしれない。時代の節目に創るべき作品を創った人として。「トロン」という映画もあったけど、ゲームの面白さの真骨頂を描いたのは、こちらかもしれない。あ、でも流行ってたゲームの質が違いますね。ゲームはしない自分なので、これくらいで・・。 【トント】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2016-02-08 00:10:43) |
88.《ネタバレ》 Youtubeでポーランド語音声・英語字幕で鑑賞。ツボった! はまった! 自分は押井信者じゃないけれど彼のベスト監督作品じゃないかと感じる。 なんの予備知識もなしに観て、最初、ロシア語かなと思っていたがなんかちょっと発音が違う。それも当然。エンドクレジットでポーランド軍の協力とあって納得できた。 モチーフは「ビューティフル・ドリーマー」と「灰とダイヤモンド」だね。もちろん「ウィザードリー」と「攻殻機動隊」の要素もあるのだが、わざわざポーランドで撮影してることが大きいだろう。ラストで主人公のアッシュが手にする拳銃は「灰とダイヤモンド」でマチェクが持っていたのと同じラドムVIS35。銃マニアの押井としては、この拳銃を出したいがためだけにポーランドに行ったんじゃないかとさえ思えてくる(笑)。 余談だけど、中盤で任務失敗するときに出てくるのはワルサーPPKかなと思ったら大半がPPなんだね。てっきりPPKだと思ってた。それと、相変わらずモーゼル好きだよなあ。C96にストックつけたのが出てくるシーンは嬉しくなってニヤニヤしてしまった。さらに、冒頭の市街戦でのT-72や前半でのハインド乱舞、スターリングラードのトラクター工場を彷彿とさせる対決シーン、そこでのPPSh41乱射など共産趣味満載なのも楽しい。 アッシュはマチェクと同じようにけりを付けるつもりだったんだろうが、果たしてリセットされた世界でどうなるのだろうかと想像する。これからもゲーマーとして戦いながら地味なメガネっ子としてルーティーンな毎日を寒々と生きていくのかな。 そんな余韻に浸りつつ、いきなりエンドクレジットと同時にはじまる「ほこxたて」の音楽(笑)。好いなあ。この曲、身震いするくらい大好きだ。これからは、「ほこxたて」ではなく「Avalon アヴァロン」の音楽として聴いていこう。 【オオカミ】さん [インターネット(字幕)] 9点(2012-10-26 08:29:05) |
87.《ネタバレ》 今となっては映画の内容(私は肯定派ですよ)では無く、ガラガラの映画館で二人してイビキをかいて寝ていた若いカップルの方が強く印象に残っている。 他レビュアーの皆様が書いておられる通り、この監督さんの作品は良くも悪くも観る人を選ぶと言う事なのでしょう。 個人的にはもっともっと自分の脳内世界を映像化する事に突き抜けて頂ければと思っているのですが、ここ最近の作品が当らなかったせいなのか最新作の話を聞きません。何だか心配です。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-09-04 16:58:07) |
86.一度見ただけだと、会話の内容が理解できない。 理解できないゆえ、登場人物に感情移入ができず、いまいち入り込めない。 が、戦車の大ボスみたいなのはなんかワクワクした。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-02-06 10:13:50) |
85.《ネタバレ》 監督が押井守さんということで、見ていたのですが。 なんちゅうか、いろいろとかぶるというか。 他のレビュワーさんの仰るとおりだと思ったり。 ちょっと期待した分、マイナス。 私も別に実写じゃなくてもいいんでは?と思います。 【べるぜ】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-01-07 10:07:36) |
84.《ネタバレ》 うーん、監督の言いたいことはわかるし楽しんでいるつもりだが、実写じゃなくていいんじゃないの。 【no_the_war】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2008-12-31 03:56:50) |
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83.《ネタバレ》 重厚な音楽といい映像といい邦画の枠を超えています。 ゲームの中の世界に鮮やかな色をつけ、現実の世界をセピア色で統一し、映像を使いまわすことで現実の世界を疑わせる手法には舌を巻きました。 そしてエンド・クレジットの「log on」は最高! 【bolody】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-07-28 19:55:12) |
82.世界観は面白い。映像も良いと思うのだが…ストーリがかなり分かりづらい。また、中盤は中だるみする。 【Ad】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-05-02 21:15:50) |
81.女にとっての切実な動機、またその描写が施されていなければ、どうでもいい薄い話にしか思えない。 内容は相変わらず・・・。似たような話をいくつ作れば満足するのかな、押井守は。 【カラバ侯爵】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-09-11 15:11:20) |
80.きっと、コアなファンの人には薄く、こういうゲームのバーチャル世界観に違和感ある人には難解に受け取れるのだと思います。 そんなに押井作品を観ている方ではないですが、攻殻とか見ている範囲では比較論で判りやすい部類なのではないですかね。 他の方も書かれてましたがスタイリッシュでシンプルな世界感が自分には良く感じられた。マトリックスをシンプルにするとこうなのではと感じます。 攻殻とかそこから影響されたマトリックスを含めて、流れているテーマは自分の存在の証明と意味ではないでしょうか。そこには宗教感が漂います。人が求める真理であるから、そこにはこうあるべきという答えがはっきりと出てこない。 答えはそれぞれが思うもの。そこが観ている人に判りにくさと結論がでない不満を残してしまうのだと推測します。 この作品で生きている実感を何で判断するのか?という部分での問いかけを感じる。 そういう意味でも何か感じるものがあった作品と思います。 【森のpoohさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-03 00:28:41) |
79.この監督のアニメ基本的には好きなのだけれど…。 机上で全てが自由になるアニメと違って、実写映像ではクリエーターは現実世界を素材にしなければならないからいろいろと制約が掛かるのだろう。自分のイメージを探してポーランドくんだりまで出かけたり、画面をセピア色にした上で、映画全編にデジタル処理を施したり、凝り性なのは分かるけど、誤魔化すなら方向が違うのではないだろうか?本質として観客はアニメでのあの堂々とした迫力のある、これでもか、という凝った映像を実写で観たいのですよ、天然色で。『攻殻機動隊』に影響を受けたという『マトリックス』の方が、映画づくりの「姿勢」も「実力」も遥かに上ですな(もちろん評価も当たり前のことだが)この映画を観てから『攻殻』観るのも少々白け気味になってしまった。「香港の風景をした東京」って前から違和感があったけど。それでも日本がどこにあるのか分からないような、欧米のアニオタは雰囲気だけで喜んで乗って来てくれるだろうけどね。監督の己知らずの勇気と野心に3点献上。 【lafish】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-08-30 00:23:36) |
78.それなりに統一された世界観を表現できているという点では、良く作ってるなあとは思うのですが、肝心のその世界観自体が、いつもの押井色以外の何ものでもないので、少々不快になってきます。監督本人は「SF」を作ったつもりらしいですが、どこにもサイエンスの要素なんかないし。 【かねたたき】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-08-18 14:24:50) |
77.過去に一度見たはずだが記憶が無かったので、BSでの放送を機にもう一度見てみました。オンラインゲームへの参加やネットの進化など、当事よりは経験値が上がっているにも関わらず、面白さが判りませんでした。天然色に切り替わるパートはそれまでのセピア調の世界観を台無しにしているとしか思えません。武器などの小物は非常に凝っていて格好良かったのでこの点数を献上します。押井作品は難解ですね…。 【ペスカトーレ手塚】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2007-08-12 02:41:37) |
76.映像と音楽は素晴らしい。特に音楽は印象に残ります。仮想ゲーム自体はまあいいんですが、この映画はその独自のゲームの説明書か攻略本をなぞっただけのチュートリアルでしかないような気がします。そこに面白みを見つけるのは、ちょっと難しいです。(期待度:6) 【明日ネコになる】さん [DVD(邦画)] 4点(2006-09-03 03:22:27) |
75.《ネタバレ》 マトリックスみたいでしたね、あのゲームは凄いやってみたい。 |
74.セピアに染めた画像は綺麗だが、内容が極めて薄っぺらい印象。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-04-23 21:12:55) |