69.《ネタバレ》 キャスティングされた面子を眺めても低予算だったのだろう(ヴィン・ディーゼルも駆け出しですしね)と窺えるこの手の映画。それならば、とこちらもB級作を鑑賞する心構えをもって作品に接するのですが、おやでも意外と作りは悪くないな、とまず思いました。 ぱっと見、若干ちゃちさを感じなくもない砂の惑星。でも3つある太陽光が角度により黄色だったり白っぽかったり、と異星の印象を強く訴えるし、砂地に巨木のごとくそびえるオブジェのような骨格や22年ぶりの日食が生み出す地平線の画など、こちらの想像を超えてくるバキバキのアートセンスは一見に値します。 だから暗くなってしまった後半は目で楽しむことが制限されてしまって魅力半減。 ディーゼル扮する犯罪者リディックが信頼できる奴なのかそうでないのか判断つきかねる、というサスペンス味を持たせたかったのかしら。個人的にはまっすぐ普通に頼れる奴、で良かったんじゃないかと思うけど。脱出時のタラップで船長に仲間を裏切れと口説く場面は余計に感じるけどな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-08-22 18:11:06) |
68.私がこのサイトにお世話になるようになってからそこそこ経つのですが、参加し始めて間もない頃に投稿したいくつかの感想文が、行方不明になっちゃってる気がして仕方がない。この作品もその一本でして。それとも気のせいなんだろうか? アシモフの「夜来たる」がどうしたこうした、みたいなコトを書いた記憶がかすかにあるのですが、う~ん、まあどうせ大したコトは書いてないに決まってるので、どうでもいいんですけどね。 設定の上では「夜来たる」と関連があるにしても、あくまでモンスター映画の部類。この映画、激安作品とは言わないまでも、決して潤沢に製作費をかけた大作の部類ではないだろうし、ましてや2000年製作と言うと、CG技術もだいぶ向上してきているとは言えまだまだ発展途上。そんな中で、色彩を落とした映像、あるいは暗闇、あるいは光が滲んだリディック視線の映像、といったものを利用し、なかなかうまくCGモンスターを表現してます。リディックのビー玉のような瞳が、あの独特の映像を支えているような、そんな印象。 不時着した宇宙船の後ろに、地表がえぐられた跡がどこまでも延びている光景。こんなのも、不時着の衝撃に対する間接的な描写になってて目を引くし。ヒロインが上を見上げるとモンスターの群れ、なんていう場面でも、わざわざリディックに「上を見るな」という一言を直前に言わせて、我々の注目を引いたり。 小技とアイデアで勝負、の一本。面白い。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-02-13 14:45:03) |
67.《ネタバレ》 不時着した星で得体の知れない生き物に襲われるというよくあるお話ではありますが、もっと得体の知れないのは主人公でございました。結局善なのか悪なのか分からぬまま終わりを迎えます。素性については続編以降で明らかになるのか楽しみにしておきたいと思います。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-29 01:32:35) |
66.十数年ぶりに鑑賞。 ラダ・ミッチェルが駆け出しの頃かな。まだ初々しい華奢な線と、洞窟を覗く胸元が眩しい。 そしてヴィン・ディーゼルは、まだ三角筋から二頭、三頭のラインにキレがないものの、地獄の底から響いてくるようなバリトンが映画の雰囲気にマッチして心地いい。 面白い映画を作ろうっていう製作陣の心意気が随所に見られて、最後まで結構手に汗握って楽しめた。 久しぶりに観て、なんだつまんない映画だったんだってがっかりするものもあるけど、この映画はこんな面白かったっけって得した気分になれた良作。 |
65.《ネタバレ》 宇宙の片隅に浮かぶ小さな惑星。そこは三つの太陽が浮かび、常に灼熱の日差しが降り注ぐ死の惑星だった。だが、そこは22年ごとに一度、皆既日食によって漆黒の闇に包まれる夜が訪れる。そして、それは砂漠の砂の中に蠢く闇の生き物たちの解放の日でもあるのだった――。偶然にもその最悪の日に、流星群との衝突によって不時着を余儀なくされた一隻の宇宙船。地表に降り立った乗組員たちは、想定外の事態に途方に暮れるばかりだった。衝突の衝撃で死亡した船長の代わりに指揮を執る女性副操縦士に、様々な荷物を運ぶ古物商、異国の神を信じる異教徒、ならず者を捕らえて大金を稼ぐ賞金稼ぎ、そして彼に護送される途中の凶悪な殺人犯……。乗ってきた宇宙船が大破した今、果たして彼らは無事にこの死の惑星を脱出することが出来るのか?といういかにもなB級モンスター・SF・アクション。アイデアはなかなか秀逸だし、登場人物たちもそれぞれにキャラが立っているし、映像的にもけっこう凝った撮り方をしているしでまあ良いのだけど、なんだか全体的に惜しいんですよね、これ。演出の細かいところに「?」な部分が多すぎて、僕はいまいち楽しめませんでした。材料はすこぶる良いのに、巧く使いこなせていない感じ?三つの太陽が昇る惑星に22年に一度訪れる夜、すると大量に蠢きだすエイリアン、迎え撃つは夜でも目が効く無法者の殺人犯……と、いくらでも面白くなりそうな材料が揃っているのに、すごく勿体ない。アイデアや舞台設定は良かっただけに、残念! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-12-08 03:13:29) |
64.SFジャンル失敗続きでしたが、本作はなかなか楽しめた。 日没が無い惑星で難破。疑心暗鬼の仲間割れ。感情移入が難しいヒロイン。そして善か悪か最後までわからないダークヒーローのヴィンディーゼルがはまり役で痛快。 サバイバル舞台は文句無し、闇に紛れるエイリアンはもう少し捻りが欲しかったというところでしょうか。 |
63.SFの懐かしいテーストとホラーな感じが、とても好み。もっと早くみるべきだった。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-04-14 06:26:33) |
62.《ネタバレ》 殺気が足りない モンスターどもの。 隙だらけの人間たちに対して優しく接しすぎだろ 実はいい子ちゃん怪獣なのか 食ってく順番だってきちんと脇役から台本通りに沿ったようなもので 3人も逃がしちまったし、まるで狂気を感じられない優等生。 言っちゃなんだが覇気が足りない だらしない。 こんないい子ちゃん怪獣ならば当然続編にはお呼ばれしないし、使えない。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-08-06 21:20:31) |
61.私の中では『ワイルド・スピード』のイメージが強いヴィン・ディーゼルをどうしても凶悪犯だとは思えなかった・・・ リディックの暗闇の中でモノが見える能力(赤外線センサーのようなものか?)はなに? 生まれつきなのか? 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-02-14 22:39:58) |
60.見ている間、「エイリアン」がいかに傑作だったか、ということをずっと考えてしまった。 設定をこれだけ似せたら、考えるなっていうほうが無理。 自分はB級映画をあまり見ないからよく知らないけど、志の低さは相当なもん。 登場人物の設定はちょっと面白いけど、無理矢理の設定だから、お話のほうに無理がきている。 こんな災害が起きたとき、単純に一致団結しろとまでは言わないけど、あまりにみんな自分勝手で、「生きて帰る」という思いがないように見えてしまい、すごくイライラする。 「今の若い人は、どうかこんなクズ映画見る前に、エイリアンを見てほしいな」なんてことも思った。 【まかだ】さん [DVD(吹替)] 2点(2013-08-13 12:26:20) |
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59.なかなか良い映像だと思う。でもエイリアンの襲い方は都合よすぎる。久々にあまり性格の良くないヒロインを観た感じ。 【noji】さん [地上波(吹替)] 6点(2013-02-10 18:04:13) |
58.《ネタバレ》 誰が生き残るか?で、「え~!?」結構意表をつくラストでした。リディック?どっかで聞いたことあんな~って思ってたら、後日続編が作られてたんですね(知りませんでした;;) スリリングな展開と独特の映像はなかなかのものでゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-02-08 09:20:44) |
57.《ネタバレ》 日食が始まってから楽しくなりますね。怪物と格闘するリディックに惚れました。 【グールド】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-01-11 03:20:31) |
56.《ネタバレ》 「ワイルド・スピード」等の影響で私の中に「ヴィン・ディーゼル=見かけはイカついけど実はいい奴」と言うキャラが出来上がっている為、どう考えてもリディックが凶悪犯に見えず、残念ながらお約束の展開を見せられる既視感満点の映画となってしまった。 低予算を逆手に取った舞台設定等、評価すべき点が幾つも有るのに勿体無い事をした。何も予備知識を持たず観ていたら評価が上がっていたのは確実。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-11-26 11:08:37) |
55.《ネタバレ》 リディックがとにかく悪者に見えない。そして弱い。だから後半の説得力も皆無。皆既日食とか色々急ぎすぎ。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-11-05 13:12:59) |
54.これは拾い物の映画でした。まだリディックの強さが完成される前ですが、このキャラクターは自分の憧れですね。 |
53.《ネタバレ》 続編未見です。部分的にCGが極端なショボさですが、普通に面白かったです。でも、怪物の嫌光性質にバラつきがあるのが気になりましたね~。 ヒロイン?にずっとイライラしっぱなしだったので、生還できなかった事を喜んでしまった自分が情けない。余談ですが、吹替えでリディックの声優が高木渉さんで、この人が声をあてているとあんまりシリアスに見えないのは私の経験が偏ってるせいかなあ。 【えむぁっ。】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-10-19 00:43:03) |
52.光るナメクジと迷えるリディックの人柄がよかったです。 っつーか、リディックってなんか聞き覚えがあるんだけど、有名みたいですね。機会があったらみてみよかな。穀物国の有名な映画だけに期待はしないけど。 【おでんの卵】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-06-29 14:29:27) |
51.《ネタバレ》 続編の「リディック」を先に見た状態での鑑賞。あちらに比べてリディックが弱いことに驚いた。いたって普通に捕まっている。しかも捕まえている保安官が全然強そうに見えない。見栄えが利かないって言うか絵にならない地味さ加減。もう少しキャスティングをどうにかできなかったものか。続編と違ってこちらはパニックムービーに近い。エイリアン的。だが安っぽい。予算もないのだろうけど、CGも見るからに安いです。クリーチャーも結局エイリアンや恐竜の派生系で目新しさなし。光が彼等を傷つけるという設定は面白かったが詰めが極めて甘く、説得力がゼロになってしまっている。大体、光を恐れているはずなのに、普通に明かりがある中で二人も襲われている。その時点で設定の破綻も甚だしい。あんなに明かりのある状態でダメなら、あの青白い薄明かりで無事なわけが無いだろう。しらける。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-06-10 21:11:22) |
【りりぱっと】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-12-27 14:51:56) |