30.《ネタバレ》 huluで観ました。ハリウッド版と違って「金がかかってないなあ」という印象がプンプンするが、出来の方はこっちが上だと思います。一番イイのはミカエル・ブルムクヴィストがちゃんとヘンリック・ヴァンゲルの依頼をちゃんと律儀に達成する事。ハリウッド版ではこの辺が中途半端「何コレ?」って印象で「このエンディングは無いよな?」って思ってました。 車はKIAだし、ミカエルは腹出てるし、リスベットが2回もレイプされる所は中だるみで、全て映像的にショボい。雪の降るシーンなどは本当に雪が降っている時にカメラを回しました的な感じ。片やハリウッド版の雪のシーンはきれいで「これはもしかしてCG?」って思ってしまいました。でも映像が如何に美しくてもストリー的に気に入らないのでボクはこっちの方が上だと思います。 最後に、彼女が人のパソコンに自由にイーサ・ケーブル経由で簡単にハックするシーンは「本当に可能なのかな?」と思った。イーサ通信の理論を知ってる人には通信はハック可能って事は論理的に判るんだけど「相手のパソコンがサーバー設定をしていないとそれから先は(相手のパソコンのHDDの内容を読むとか相手のディスプレイ画面をそのままハックするなんて)出来ないんじゃ無い?」って思います。まあいいけど、映画だし。 20190911追記) 久しぶりに両方を見直した。ミカエルの幼少時代にハリエットと会っている事、「疫病神」のパソコンオタクのお兄ちゃんのキャラ、リスベットがお金が必要な理由がちゃんと描かれている、という点もでハリウッド版よりコレの優れている事を追記します。 【アマデウスga好き】さん [地上波(字幕)] 6点(2015-09-08 23:45:26) |
29.ひとつひとつ見たらありふれた内容だけど、全体としてテンポ良くスタイリッシュにまとまったサスペンスになっている。原作やハリウッド版?などよく知らないからか、リスベットの存在や絡み方に若干の違和感があった。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-02-07 23:18:54) |
28.キャラも特徴的で、ミステリー小説を読む感覚をそのまま上手に映画にする事に成功していて楽しめました。続編は監督が変わってしまい残念です。 【DAIMETAL】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-11-30 03:30:15) |
27.初めてのスウェーデン映画。なかなか楽しめた。内容はかなり衝撃的だし、明るいとは言えない北欧の風景だけど、そんなに暗い感じはしない。なじみのない名前のせいか、見慣れない北欧映画のせいか、登場人物の機微がいまひとつ掴みきれない感はあるが、テンポもよく最後まで飽きさせない。演じる役者たちが、ハリウッド映画のようないい男、いい女じゃないところが新鮮。 【フラミンゴ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2013-11-11 08:05:17) |
26.《ネタバレ》 ハリウッド版→小説版→本作品の順番で鑑賞、比較になってしまうけど此方の方が分かり易く丁寧だけど映像的なインパクトはやや欠けます、悪く言うと地味です。小説版を読んでしまったので仕方ないですが、良かったシークエンスがカットされていたりしたのでやや残念でした。あまり良い事は書いてないけど原作の魅力は十分に引き出されていて楽しめます。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-07-02 07:12:51) |
25.《ネタバレ》 リスベットが魅力的。レイプ仕返す気持ちよさ展開の小気味よさ、リスベットの道具や行動の美しさはまるでスパイや忍者のようで惹かれた。最後の似合わないゴージャス化は登場時の『なんか背低くて似合ってないなぁ』と感じたのを思い起こさせる。楽しかった。中性的な強く硬い身体にも惹かれた。現代の直訳である『女を憎む男』というのが反映されていないタイトルには疑問を持つ。 【reitengo】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-28 12:07:16) |
24.《ネタバレ》 ハリウッド版の後で鑑賞。ハリウッド版のリスベットの方が、動きに無駄がなくてキレがよく、眉がないので表情が読み取れない分、危険度も存在感も上回ってて好きなのだが、ミカエルとリスベットが二手に分かれてする調査内容など、煩雑なストーリーをより良く理解できたのは、こちらの方。またノオミのリスベットは、目が神経質に、細やかに動く。目の動きだけで、的確で合理的な判断や決断をぱぱぱぱっと切り替えているのがわかり、いかにも頭のいい女性なんだろうなぁ、という印象を受ける。ミカエルとの相性もマッチしていて、自然に無理なく鑑賞できた。 【tony】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-28 11:16:52) |
23.アメリカ版を鑑賞してから本編を鑑賞させていただきました。内容は殆んど同じでしたが観客を飽きさせない脚本・演出に早送りすることなく鑑賞いたしました。 【SAT】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-02-20 08:13:50) |
22.全てにおいてわりと良かった。「ここがすげえ良い!」っていうポイントが無い代わりに、これといった欠点も無い。わりと長いけど、途中で嫌にもならなかった。原作が読みたくなる映画。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-02-11 17:28:16) |
21.《ネタバレ》 不勉強なためこちらが先に制作されたものと知らずに米国版を先に鑑賞。派手な演出と映像美で見せきった米国版に対しては、どうしても落ちる印象(比較としてこちらを先に観てればもちろんそんなに気になるほどではないんですが)でした。 しかし原作はもちろん同じですのでミステリーやキャラクターの魅力はバッチリ。 この作品があって、はじめてリメイクの米国版があるんだなぁとしみじみするほどの出来栄えではありました。 それにしても『印象』や『先入観』ってのは作品鑑賞において大きいなぁとあらためて思い知りました。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-01-14 08:23:18) |
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20.リスベット役のノオミ・ラパスに魅力を感じないのがつらい。 中性的でエロさが皆無だから、どこか引いて観てしまう。 良くも悪くもリスベットに惹かれるかどうかの映画かも。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-12-24 00:50:05) |
19.《ネタバレ》 探偵役は二人。社会派で温厚なジャーナリストのミカエルと天才ハッカーのリスベット嬢。彼女は過去のトラウマから人を愛せず、コミュニケーション障害者で攻撃的な性格という設定。この設定が十分活かされている。ミカエルは追っていた悪徳実業家の罠に嵌り、裁判で有罪となるが、リスベットが無実を証明するのが副主題。ミカエルはある大物実業家から40年前の少女失踪事件の調査依頼を受ける。少女とミカエルは実は顔見知りであるという設定が巧み。リスベットは仕事でミカエルの素行調査を行っており、彼に興味を持った。失踪事件のことを知り、彼に事件解明のヒントをメールする。こうして二人の交流が始める。失踪事件は謎が多く魅き込まれる。事故で交通止めの孤島、生死不明、一族の内部抗争、犯人らしき人物から送られる押し花、残された日記の暗号らしき名前と数字、これらから一気に未解明の連続殺人事件へと発展する様相は見ものだ。これに聖書、ナチス、ユダヤ人虐殺、性的虐待、父殺しといったおどろおどろしい要素が加わるのだから重厚さは増す。性的虐待と父殺しはリスベットとリンクする。女を嫌悪する犯人を男を嫌悪する女探偵が暴くという構図の妙もある。リスベットは交通転落事故の犯人を見殺しにする。そして最後のサプライズ。少女は生きていた!これで終わりではない。リスベットはミカエルを嵌めた悪徳実業家の悪事の証拠を突き止め、ミカエルの無実をはらし、隠し口座から大金を引き出すことに成功する。ダークヒロインとしての新鮮味。彼女は人を愛せなかったが、ミカエルとは心を通わせ、ベットを共にし、音信不通だった母との和解も果たした。彼女の従来の探偵役からかけ離れたぶっ飛びぶりと成長ぶりも見所。細部まで理詰めで練られた脚本には好感がもてた。だが不満もある。ミカエルは部屋を荒らされたり、ライフルで命を狙われたりしているのに、安閑としすぎている。緊張感が足りないのだ。真犯人は直球すぎる。もっとミス・ディレクションやレッド・へリングを配すれば老練なミステリー・ファンからも大喝采を受けただろう。それと聖書、ナチスは古臭くないか?いやしくも題名はミレニアムだ。少女は連続殺人事件の真相を知りながら何故放置しておいたのか?警察に匿名投書するくらいはできたはずである。毎年生花が贈られてきて、それが犯人からのものと思うか?リベリットの貧相なヌードは不要。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-19 23:40:13) |
18.《ネタバレ》 鑑賞した順番が米国版→欧州版だったので、どうしても米国版との比較になってしまう事をまずご容赦願いたい。 まず、原作小説が同じながら、こうも趣の異なる作品が出来てしまうものなのか!? と感心した。 意図的に奇抜な映像と音楽で派手に演出している感が強い米国版に対し、欧州版の方が丁寧に作られている様に思える。 登場人物の容姿は圧倒的に米国版の圧勝だが、欧州版の方が一般庶民らしく現実味が高く感じられた。 いずれにしても、北米版・欧州版共にどちらも良く出来ていると思う。 (猫が殺されない点では欧州版の方が上) 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-03 13:25:11) |
17.《ネタバレ》 原作が面白かったのに未完で終わってしまって物足りないので見てしまいました。 正直言って原作読まないでこれわかるのかな? かなりカットしている部分があるので話の筋を追っていくので精いっぱい。 ハリエット失踪の謎解き場面も早すぎー。 映画というより2夜連続ドラマ的な…。 ただリスベット役の女優さんが小説からおもってたよりごついんだけど、すごくあっていた。しかもかわいくない。(失礼・・ほめてるんです)虐げられてきた怒りというようなものが全身から発散してるような感じ。2,3へ続けるのに納得できる役作り。ミカエルはなんかちょっとクマさんチック…。もうすこし縦長だといいのに。 【ぺーこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-12-02 11:47:14) |
16.かなりの長尺なのに一気に最後まで観れました。謎解きとしての面白さに加え、ヒロインのリズベットの怪しげな魅力にも引かれました。ラストもちょっと予想外の感動があり、色々な意味で楽しめました。3部作ということで2作目以降も当然観るでしょう。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-17 22:32:05) |
15.《ネタバレ》 先にハリウッド・リメイク版を観てからの鑑賞です。 どちらも内容は一緒で長尺だけど、飽きずに最後まで観れるのは佳作ってことでしょう。 私は断然ハリウッド・リメイク版の方が好きですが。 オリジナルはレコード、ハリウッド・リメイク版はCDって感じですかね・・・ でも、レコードにはCDにない良さもある訳で、こちらも嫌いではありません。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-30 10:08:50) |
14.東欧のミステリーという事でとても神秘的な雰囲気が好きです。 それぞれのキャラクターもいいです。主人公と一緒に謎解きできるし。 でもリズベットはもう少し綺麗な人がよかったかな・・・ 【mitsuo@】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-12 23:03:12) |
13.《ネタバレ》 リスベットというキャラクターは普通脇役っぽい。石田衣良さんのI.W.G.P.に出てくる「ゼロワン」のように。そこに光をあてて,そのキャラに人生を与えているので,妙に生々しい感じがするし,魅力があるのだろうと思う。ノオミ・ラパスがよくあの役柄を演じきっているのが素晴らしい。シャーロック・ホームズでは全くべつのキャラを演じているので彼女の力で(もちろんスウェーデンの高倉健ことミカエル・ニクヴィストもいいんだけれども)あの,長さを見ることができたといっても過言ではない。ハリウッド版もいいのかもしれないけど,こちらも素晴らしい。 【蝉丸】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-08-16 22:57:50) |
12.《ネタバレ》 ちょっとテンポがモタついているような気がしますが、面倒くさくもある硬質なミステリを、キチンと丁寧に撮った結果なんでしょうねぇ。ミステリや人物像にピントを合わせてきた脚本が、好印象。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-02 00:27:16) |
11.《ネタバレ》 犯人探しのミステリーだったか。 タイトルから勝手に派手なスパイアクション物かと思ってた。 リメイクのほうも観てみようと思う。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-13 17:34:51) |