107.《ネタバレ》 ◇ミュージカルとはいっても、すべてセリフが歌になっていると思っていなかったので、ちょっとびっくりしながら見始めたものの、だんだん違和感がなくなって、最後にはちゃんと感情移入できてよかった。◇ミュージカルって、ストーリーや出演者の心情をちゃんと説明してくれるから理解しやすくて便利だなぁ、と改めて実感。◇「あゝ、無情」の世界観が、映画だからこその臨場感で表現されていて、見る価値ありました。ジャンバルジャンの最後、フォンティーヌの歌、文句なしに感動。◇余談ですが、ラッセルクロウが(役作りで太ったせいか)タカ&トシのタカに見えてしまい、若干集中力をそがれたのが残念。 【ハクリキコ】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-02-11 11:09:44) (良:1票) |
106.《ネタバレ》 日々の生活に追われ…、 レビューを振り返ってみたら、映画館で映画を見たのが6年ぶりでした(^^; 久々の映画館で非常に満足度の高い時間を過ごすことができました。レ・ミゼラブルは学生時代に読んだ文庫本ぐらいの知識ですが、それぐらいで見るのが丁度良いかもしれません。それでも、ジャベールの執拗さやテナルディエ夫妻のいやらしさが、もう少し表現できていれば、もっと良かったとは思いました。 あと、アンハサウェイの「I Dreamed a Dream」がとても良かったのですが、私の脳があまりにもスーザンボイルに支配されてしまっていて、オーバラップしてしまったところが自分にがっかりでした。 ミュージカル映画は、エビータ以来16年ぶりでしたが、エビータはそれほど感動はしなかったのですが、結構記憶に残っているところを考えると、記憶に鮮明に残りやすいところがミュージカルの良いところですかね。 【TINTIN】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-02-07 22:19:48) (良:1票) |
105.アップの映像が多すぎます。歌っている時はほとんどアップで撮らえていました。しかし、いい表情を見せていたのはファンテーヌ役のアンハサウェイと、マリウス役のエディレッドメインくらいかなぁ。ほかの役者にかんしては、表情をアップでとらえる必然性をほとんど感じませんでした。もともとミュージカルというのは、役者のエネルギーが歌唱のほうへもっていかれてしまうため、表情や演技が、概して淡白もしくは大味になりがちなのだと思います。アップの映像に説得力が出てこないのは、そう考えれば当然です。チラシによると、本作では歌のリアリティを重視する演出手法をとったとのことですが、ならばなおさら、カメラを寄せて表情ばかり撮るのではなく、歌手たちの声の「響き」を彼らの肢体やその空間とともに大きく映像化すべきだったと思います。とくにエポニーヌの歌う「On My Own」は、実際の舞台で観る時のように、大胆なロングで撮ってほしかった! そのほうが、彼女の孤独感と、歌の力強さとを、より壮大なスケールで見せることができたはずです。何もかもをベタなアップの映像で繋いでしまったために、金太郎飴みたいに一本調子で、小説のあらすじを大雑把に映像化したような大味な映画になってしまった感じ。まあ、泣くことは泣きましたけどね、ああいう内容ですから。でも、映画そのものが興行成績を塗り替えるほどの傑作なのかというと、そうは思えませんでした。7点でもいいんだけど、辛めの6点。 【まいか】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-02-07 16:31:07) (良:1票) |
104.《ネタバレ》 お断りしておきますがミュージカルファンです。東宝で2度観たことがあるけど、とにかくエポニーヌの「on my own」が大好きで。案の定、映画でもこの曲がらみの前奏が聞こえただけで目からは勝手に涙が大量に(もう条件反射)。隣の人は引いてるだろうな~と思いつつ、体震わせて全編ほぼ泣いてました。でもこの涙は映画によってもたらされたものではなく、私にとっては「最高に完成された音楽」のせい。たとえ目をつむっていたとしても、自分は同じくらい号泣していただろう自信があります。ここからが映画の感想になるのですが、当たり前のことながら、やはり映画は生々しかった。生々しいことの良さが、冒頭のシーンや下水道のシーン、ラストのシーンで感動となって降ってくるんだけど(パリの雰囲気や下水道の中なんて、自分の想像力を遥かに超えていた。素晴らしい!)、生々しいことの辛さの方が今回多かった。「革命」ということを、自分の中で美化しすぎていたというか。死体を累々と並べられ、子どもが光を失った目を開けたまま放置されている。革命って、人が死ぬって、こういうことなんだと、舞台ではオブラートに包まれていた部分がすごく生々しく迫ってきました。でも、舞台では決して伝えきれないことを伝えている、という面では、完全ミュージカル形式の映像化、という試みは成功しているのではないでしょうか。とにかく原作に力がある。音楽に力がある。そして主演クラスの男優女優の歌もそこそこ成功している。一度は観て、そして舞台に観に来て、と言いたくなる作品です。 【ゴールドベリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-02-05 20:36:21) (良:1票) |
103.《ネタバレ》 舞台版を本場含めて数十回鑑賞している25年来のレミゼファンとして、歌唱力で合格だったのはフォンティーヌ、エポニーヌ、マリウスぐらいでしょうか。ただ、映画として見た場合は、このキャスティングで良かったんじゃなかったかなぁ。どんなに歌がうまくても、ビジュアルがちょっと残念だと舞台ではOKでも、映像ではつらかっただろうと思われ。ジャベールの歌はかなり残念な感じでしたが、演技力でカバー(笑)連れて行った小3の甥っ子が、印象に残ったシーンが学生たちの革命シーンとジャベールの自殺のシーンを挙げてました。せっかく助かったのに死んじゃった理由を自分なりに考えているのを見ると教育上も良い映画のようです。 【HIDUKI】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-30 23:21:14) (良:1票) |
102.《ネタバレ》 もともとミュージカル映画は好きなほうで、過去の代表的な名作はかなり観てきました。それにしても、この映画ほど徹底して通常のセリフを排除した作品は記憶にありません。主要登場人物には少なくとも1か所ずつ独唱の場面があり、俳優としての力量を問われるシーンでしょうが、どれもこれも見ごたえありました。原作未読でしたが、今後読んでみたくなりました。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-27 18:11:34) (良:1票) |
101.直球ど真ん中の良い映画。まさか泣くとは思ってなかった。 【枕流】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-22 20:46:27) (良:1票) |
100.《ネタバレ》 私は原作未読・舞台版未観賞・粗筋も知らないという「レ・ミゼ」ど素人。 観賞の動機は正直に書くとアン・ハサウェイとアマンダ・セイフライド見たさという不埒なもの。ごめんなさい。 台詞のほぼ全てが歌という特殊な構成には戸惑ったがそれも初めの内、物語に引き込まれるのに時間は掛からず。 出演されている皆さん熱演で歌も一生懸命、観ていて悪い気はしなかった。 コアな本作のファンの皆様には申し訳無いが、本作のテーマは「人間賛歌」だと感じた。 人生を精一杯生き、紆余曲折を経て天に召されるジャン・バルジャンの姿を観ていたら自然と涙が・・・ ジャベールが投身自殺に至る流れが急すぎて「?」となってしまったが、解説を読んでアイデンティティが崩壊した為と判りまぁ納得。 今こうしてレビューを書いている時も頭の中で「民衆の歌」「赤と黒の歌(正式題名判らず)」のフレーズが鳴り響いている。 これぞ音楽の力。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-01-21 15:09:42) (良:1票) |
99.《ネタバレ》 上映時間中ずっと泣いていたため、タートルネックの首元がぐっしょり濡れました。 ワタシの「レ・ミゼラブル」の知識は、子どものころに読んだ「あゝ無情」のみ。何回も夢中で読んだ本でした。 幼いコゼット(6才と記憶)を抱え、ジャベールから逃げるジャン・バルジャンの描写が脳裏に焼き付いています。(映画では、この2人の因縁というかやり取りが、アッサリしていたように感じて、ちょっと残念。) イイモノであるはずの警察が、恐ろしいワルモノになる、国家権力に狙われる罪なき個人、という図が、子ども心に衝撃でした。 また、人間には「生きる」という事に形而上的な意味が必要である、とワタシに教えてくれたのもこの物語です。自分のため・享楽のためではなく、民衆や革命や正しき道を進むために生きる、という事。そういう生き方に憧れました。 もし「どの登場人物のように生きたいか」と問われたら、ワタシはアンジョルラスのように生きて、死にたいです。女ですが、別に愛に生きたくはないなぁ…なのでマリウスはヤだ。 しかし、ジャン・バルジャン役とジャベール役は、配役が逆だろ…と思ったのはワタシだけ?ラッセル・クロウの演技(歌含む)がいまいちダメ、と思ったのもワタシだけ?? なんか彼、役に入り込めてない感じがしましたよ。他の俳優・女優たちがよすぎたからそう思ったのかな。 ファンテーヌ役のアン・ハサウェイ、素晴らしかったですね。この時代に美しいということは、幸福になるか不幸になるかどちらかなのでしょう…哀しい。 映画館の大画面で観てよかった、と久々に思った映画。歌の力を感じ続けた2時間半でした。 【りりらっち】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-01-18 00:56:19) (良:1票) |
98.《ネタバレ》 中学生の時に親から無理やり読まされた原作「ああ無情」の印象からか、ファンテーヌの最期はもっと壮絶でキチガイになりながら朽ち果てていった記憶があるので、あの死にざまは美化しすぎている。悲惨な人生には、悲惨な死を。ファンテーヌにはもだえ苦しむような死にざまがふさわしい。それがあってはじめて、ラスト、民衆の歌に加われるはずだ。 民衆の歌が終わってズバッと真っ暗になる潔さに泣いた。同じ1800円でも、長く映画館にいられるわけだからお得。 【no_the_war】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-17 22:25:06) (良:1票) |
|
97.本っ当に面白かった!私は満点を付けます。 ほぼ全ての台詞を歌で歌ってしまう異色の映画なので、そういうのに抵抗がある方にはちょっと勧められませんが、そうじゃない方、ミュージカルや洋楽、クラシック音楽に抵抗が無い方は見て損はないでしょう。特にラストシーンは珠玉ですね。フィナーレとエンドロールの間の静寂を拍手と歓声で埋められないもどかしさ。日本人に生まれてきて損したなと思いました。 本作はミュージカルが原典なので、舞台版が頭にある人はどうしても歌の技術ばかりが気になるようです。でも私は「歌が上手い選手権」を見るために映画館に足を運んだんじゃない。すごい声量でビブラートぐわんぐわんかけられても逆に興ざめな場面もあるのです。私はこの作品の全てのキャストの、全身で演技をしながら魂から絞り出す歌に素直に感動しました!ただ、初見ではリアルなセットの中でリアルな衣装を身に纏ったキャストが歌いまくるという特殊な世界観に若干とまどった部分も正直あったので、今からでももう一度映画館に行きたいです。とりあえずサントラもBDも買います。 |
96.《ネタバレ》 19世紀全体小説(物語+ルポルタージュ+社会評論という意味)をきちんと映像化したという意味では満点。私、完訳をすべて読んだわけではありませんが、たとえば下水道に落ちると、パリの下水道の歴史、実際の様子などが数百ページにわたって綴られてたりして大変なものなんですよ原作は。それが映像化により眼でわかる形になってます。それから、この革命は「フランス革命」ではなく「7月革命」。ジャン・バルジャンとジャベールの話は、ほんの40年前だったら教科書等に載ってた「銀の燭台」や、テレビドラマ「逃亡者」を通じてわりとみんなが知ってるストーリーだったんですけど、今は知らない人が多いのね。さて、ミュージカルとして。最近のブロードウェー作品は、キャッチーな旋律を持つ「曲」で組み立てるのではなく、何度もくり返し歌われる「モチーフ(出るたびに違う歌詞だったりする)」をメインに据えた形式が多く、オペラの伝統がない日本人にはとらえにくいようですが、そこんとこはしょうがないかもね。ただ、台詞主体でこのストーリーを進めたら、暗さの極みで陰々滅々な展開に感じられたと思いますよ。歌唱の巧拙はみなさんが書かれてるとおり、ラッセル・クロウ、歌っちゃいけない。ヒュー・ジャックマンの意外なうまさとアン・ハサウェイのがんばりでなんとかささえられたね。クロースアップの多用は、賛否がありますが、さまざまな「歯の汚さ」などをきちんと表現しててリアルでした。だから、死者としてのファンテーヌの歯が光り輝いてるわけで… 「老い」以外は「スッピン(に見える)」メイクだったのもうまい。最後に、ヘレナがミンチ挽きはじめたときは大笑いさせてもらいました。それと、サシャはHugoがらみの作品だと、チンチン出さないでも納得してるのかね? 【shintax】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-15 17:51:42) (良:1票) |
95.《ネタバレ》 舞台は見たことがありません。 一度は見てみたいなぁと憧れていた作品、映画になってそれもヒューさまが主演だ!と小躍りして待っていました。 冒頭の船を引くシーンは圧巻ですね。 ジャン・バルジャンもジャベールもファンテーヌも、みんなみんな切なく、説得力を持って私に迫ってくる印象を受けました。 迫力ある大画面で素晴らしい音楽と歌に包まれて、至福のひと時を過ごす事が出来ました。 なかなか舞台に行けない地方のものには、映画化していただくと本当に助かると言うのが本音です。 いつか舞台の「レ・ミゼラブル」も観てみたい。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-01-14 21:49:18) (良:1票) |
94.よかったです。ミュージカルとか詳しくなくて、原作も全く知りませんでしたが楽しめました。ぜひ映画館で見ていただきたい作品です。 【黒ネコ】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-01-14 17:58:09) (良:1票) |
93.《ネタバレ》 点数は悩みました。この映画のために脚本演出歌等全てがオリジナルで作られているのならば、最高得点でしょう。ですから、レミゼラブルを全く知らない人にはお勧めします。だけど、これはやはり舞台で見るほうが良いと思います。舞台で磨き上げられた作品です。全く同じ内容を映画に移しているのですから、例えて言えば、料理は同じで、店の雰囲気とか店員を変えただけのような感じがしてます。やはり、内容を作るところに大部分の力がいるのですから、だから、この点数。同じ内容を映画とどう変えるのか。おそらく、CGを使って映画的映像でスペクタクルな感じを出すんだろうかな、と思ってましたら、冒頭からその通りでした。それから顔の大写しを執拗にしてましたね。まさに、舞台との差異化を図った演出なんだろうなと思いました。客席からは見えませんから。でも、どうでしょうか、ちょっと疑問です。舞台は顔がよく見えないからこそ良いのではないのか、つまり、感情表現を、音楽と歌と体の動きなどで観衆に想像させるのがいい点なのではないかと思うのです。「悲しいです」みたいなことを言って、悲しい顔を大写しで見せることはどうも映像の力で勝負する映画としてはマイナスのような気がします。是非、舞台の方をご覧下さい。それに、舞台の方では、ちゃんと拍手することができますよ。 【K-Young】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-01-13 22:39:46) (良:1票) |
92.《ネタバレ》 初めて10を付けました。観終わった瞬間、自然にスタンディングオベーションをしてしまいそうでした。たしかにミュージカルであり、すべてのセリフが歌なのですが、それが気になったのは始めの5分くらいで、それからは感情移入して気にならず。いくつか感涙ポイントがあるのですが、私は「I love him」の箇所。号泣。 【ドクターペッパー】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-01-11 13:38:53) (良:1票) |
91.有名な舞台版は知っていますが観た事はありません。 冒頭の猛々しい囚人の歌ですっかり物語に入り込みましたが、民衆の抱える苦悩と愛の物語が壮大なスケールで描かれているのは圧巻。それぞれの心情と思いを込めた歌(叫び)が素晴らしく心に響いてくる。それが全て役者による生での収録というのが驚きです。歌の力は凄いわ。 主要キャストの演技と歌が素晴らしさは言うまでもないですが、ストーリーの重さを適度に消すために現れるコミカルなテナルディエ夫妻がとても良い味を出してましたね。ほぼ全てのセリフが歌になっているミュージカルなので苦手方もいらっしゃるかと思いますが、ぜひ劇場での鑑賞をオススメします。舞台がロングラン公演を続けている理由がよく理解できました。映画版をこれだけの作品に仕上げたキャスト、スタッフは誇って良いと思いますね。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-01-11 00:09:26) (良:1票) |
90.ともに25周年を超えた「オペラ座の怪人」につづいて、「レ・ミゼラブル」のミュージカルも映画に。 誰もが「レミゼ」の舞台を見に行けるわけではなく、映画なら多くの人に手が届く。 元々ユゴーが民衆のために書いた物語、一部の人のものであってはならないと思いますし、ミュージカルをパッキングして見たい人に見せるのにはわるくない出来なのでは。 ユゴーの原作イコールこのミュージカルではないですし、舞台版から不満がないではなく、特にテナルディエ夫婦の描き方は気になるところ。 コメディ・リリーフにするために軽く扱われ、「楽しい奴ら」にされているのはどうかと感じてしまうのです。 持ち歌「宿屋の主人」(MASTER OF THE HOUSE)の出来がよく、他に明るくできるパートがないのはわかりますが。 「オペラ座」の時は舞台よりも表情がわかるのが効果的でしたが、本作はアップを多用しているのが少しうるさく、引きの画も見たい気がしました。 舞台では空間を埋めている歌声が、映画では広がる場を十分には持たないからでしょうか。 ヒュー・ジャックマンは歌唱力・演技力ともに十分なのですが、端正なルックスがジャン・バルジャンにそぐわないのが残念です。 髪も切ってのアン・ハサウェイは確かに熱演ではあるものの自分好みの演技とはいえず、逆にラッセル・クロウは「オペラ座」のジェラルド・バトラーと同程度には歌えていると感じました。 正直、「ワン・デイ・モア」「民衆の歌」のアンサンブルが一番聴かせたかもしれませんが、また一つ新しい「レミゼ」が生まれ、より多くの人が「レミゼ」の世界にふれられたことはよかったのではないでしょうか。 (歌に不満のある方は、定評ある10周年記念コンサートのCDなどをお聴きになってみては) 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-01-10 07:00:02) (良:1票) |
89.《ネタバレ》 私は原作を二度読み、ニューヨークでブロードウェイの舞台も見ています。舞台では多少窮屈に感じたバリケードのシーンが迫力を持って描かれています。映像の力を感じさせてくれるミュージカル映画でした。ただ暗い画像が多く、見づらい部分があるのは残念です。大好きな作品の映画化ですが、みなさんがすすり泣くなか、意外なことに私は涙が出ませんでした。涙腺を緩めていったつもりなのですが、Hジャックマンが年老いて見えなかったからかもしれません。機会を作って、また舞台も映画も見直してみたいと思います。ちなみに、みなもと太郎氏の独特の解釈によるギャグ漫画「レ・ミゼラブル」はクセがかなりありますが、傑作と思います。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-01-10 02:18:57) (良:1票) |
88.ミュージカルで3時間弱はつらいなぁと思いながら見に行ったのですが、思った以上に楽しみました。 オープニング、アンハサウェイの髪が切られるあたりからすっかり引き込まれました。ヒュージャックマンがのっぽさんに見えたり、ヘレナの白塗りの顔に、スウィーニートッド?と思ったりはしましたが、クローズアップの多用のおかげで、逆に歌と歌詞に集中することができ、原作を知らない自分でも十分状況についていくことができましたし、歌声にも力がありました。知らなかったけど、ライブ録音だったんですね。 ぜひ映画館で見ることをお勧めします。 【なつこ】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-09 21:04:20) (良:1票) |