68.《ネタバレ》 嘘ばかり付いてるアル中の男が良心の呵責に耐えられずについに白状して刑務所に入れられる話。 最後はアメリカ映画らしく険悪な仲だった息子となぜか和解。 しかしアル中とわかっててあんなにお酒を数多く揃えた部屋をわざわざ用意するなんてひどいですよね。普通なら酒を全部はずしますよね。 それと2時間半近い長編映画ですけど地上波で放送するのに90分ぐらいにカットしても全然問題ないような内容。 マイナス要素ばっか書いちゃいましたが背面飛行とか心情描写とか面白いのは間違いないですよ。点数的には、他人に薦めるほどじゃなくても面白かったといえる作品です。 【ume0214】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-02-11 13:14:39) (良:1票) |
67.《ネタバレ》 腕のあるアル中のパイロットが奇跡的な操縦で危機を回避したものの飲酒操縦が発覚し処罰される話です。最大の見せ場はデンゼルが背面飛行で危機を乗り切るシーンでスリリングに展開します。その後はデンゼルのアル中の話になるわけですが、ちょっと長すぎて退屈になりました。せめて2時間弱にまとめて欲しかったです。ラストもなぜ急に改心して告白したのか判りずらかったように思います。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-01-28 21:41:42) (良:1票) |
66.《ネタバレ》 とにかく副操縦士の妻が怖くてたまりません!! それはさておき、この映画、前半はわりと緊迫感があり面白かったんですが、中盤以降グダグダ。 なぜか(ほんとうになぜか)突然最後に改心して急にえらそうな事を言い出す主人公ですが、それまでなぜか改心できず劇中で悪行三昧。そのまま突っ走るかと思いきや、最後で謎の改心ですから、もう観客は完全においてけぼりです。最後に改心したくらいで息子とかいきなり尊敬してくるし。世の中そんな簡単じゃないでしょう… 主人公とアナルセックスを断る女(一応ヒロイン格のはず)の絡みの必然性もイマイチ不明ですし、観客おいてけぼりで何を誰を訴えたいのかまったく意味不明の映画でした。 アメリカ人ならわかるんでしょうか…。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-01-25 19:11:47) (良:1票) |
65.《ネタバレ》 彼の最後のカミングアウトには違和感を禁じ得ない。 あそこで「わからない」「答えられない」と答えても死者の名誉を傷つけることにはならないのでは? 一貫して聖人君子として描かれていたならともかく、 それまで嘘つきのアルコール依存症であった主人公が、突然あの場で心を入れ替えた理由の描写が足りない気がした。 【郭嘉】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-01-25 18:28:07) (良:1票) |
64.《ネタバレ》 デンゼルの演技のおかげで結局なんだかんだ観れる映画なんだけど、何が言いたかったのがいまいち伝わらない。アルコホリックの話なのか、罪悪感の話なのか、サスペンスなのか、ダメダメ男が立ち上がる話なのか、一つにまとまっていない。登場人物、出来事すべてがデンゼルがいかにダメなやつかということを描くのみ。お父さんの伏線とかほぼ放置だし。最後にいきなり良いことしても、感動も影響もあったもんじゃない。なんか少しづつ変わっていく描写とか必要だったと思う。あと個人的にすごく謎なのは、あれだけ酒飲むのを止めようとしていたのに、ホテルで平気で酒が大量に入っている冷蔵庫を放置するとこ。ドンチードル弁護士が敏腕な感じなのにひどすぎる。(デンゼルのおかげで)、つまらないわけでは無いが、終わった後の満足感が薄い。 【ronronvideo】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2014-01-07 14:46:09) (良:1票) |
63.以外に普通。期待していたのは、もっと法廷で争うような展開だったが、そうではなく、前半飛行機事故、後半アル中ドラマという内容。前半の飛行機事故は、さすがはゼメキスというかんじで、迫力のある素晴らしいつくり。 後半は、人間ドラマになってしまうので、ちょっと中だるみ。本当は5点といいたいところだが、前半部分迫力ある映像で6点という感じ。 【シネマファン55号】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-08-29 11:10:05) (良:1票) |
62.《ネタバレ》 予告編を見て思ったのは法廷ミステリーものでした。ところがどっこい、ねっとりとしたヒューマンドラマではありませんか。ねっとりしすぎて途中で飽きてきちゃいました。分かるんですよ、監督の意図は。とことん主人公の体たらくぶりを描くことによって、審問会での真実の証言に重みが増すっていうのは。たしかにね、あのシーンはグッときたし、その後の刑務所のシーンもとっても良かった。でもね、上映時間の大半を、主人公の傍若無人の態度に付き合わさられる苦痛を、もう少し考えて欲しかったかな。一人の男の再生ドラマとしては十二分な完成度だとは思いますが、エンターテイメントとして捉えると、どうにもこうにも吸引力の弱さが目について、残念で仕方ありません。刑務所に入ってこんなことを言うのも変だが、やっと自由になれた。ここは大好きです! |
61.《ネタバレ》 予告編を見て何を期待して劇場に足を運んだかによって評価が分かれると思う。私は、パイロットが最後にはヒーローになる法廷劇を期待していたが、内容は全然違っていてアル中患者の再生への道であり、その人の職業がたまたまパイロットだったというだけ。どんな大きな功績(多くの命を救った)があっても、職務違反は罰せられるという現実を見せつけただけ。最後に親子の絆が戻った様だが、付けたしにしか見えなくて余計なものだと感じた。 【リニア】さん [映画館(字幕)] 4点(2013-05-05 12:02:15) (良:1票) |
60.《ネタバレ》 主人公がなかなかに曲者なせいで、展開が読めづらいのが良い。オープニングからコカ決めてるし、嘘つきだし、アルコール依存症だし。「善良な主人公が追い詰められていきながらも、最終的にハッピーエンド系」の映画を期待すると、痛い目を観るかも。王道な名作タイプの映画ではない。 オープニングの墜落シーンも迫力がある。目を覆いたくなるような凄惨さで描かれていて、あらゆる描写に遠慮のなさが伺える。その分、コミカルさも含まれていて、純粋に「面白い」作品になっていた。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-04-29 12:57:29) (良:1票) |
59.《ネタバレ》 改めてロバート・ゼメキスの映画作りの上手さを思い知らされる。 ゼメキスの素晴らしいところは、すべてきっちりと画で説明するところで、 役者もそういう芝居をしなければならないし、 そういうものが撮らえられている映画は、やはり問答無用で面白いのだ。 冒頭からの墜落シーンのカット割や編集が卓越され過ぎていて、もう参った。 そして墜落の瞬間を客観で見せる上手さ。 墜落している瞬間の同時進行の中では決して見せない。 テレビの中、結婚式だかをやっていた誰かが偶然撮影した映像、 そして何よりもあのタイミングだということだ。 墜落の瞬間を、その飛行機を操縦していたパイロットが見るのと、 時を同じくして観客も初めて見る、そこに大きな意味がある。 冒頭も女のケツをやたらと舐め回すようなショットを撮り続けているわけだが、 それだって最後の最後でのデンゼル・ワシントンの決断への伏線であり、 冒頭の女の印象を強く残すことでの、あの決断なわけである。 ああ、そしてホテルでの酒の小瓶を手にする瞬間のハイスピード撮影の上手さよ。 置く、小瓶、そして手が入る、取ってフレームアウト、このワンカットのサスペンス。 なんて素晴らしいのだろうか。 飛行機の墜落と人生の墜落、勿論あの薬物中毒の女のことも含まれているわけだ。 一機の旅客機を不時着させた男は、二度と飛ぶことは許されないわけだが、 人生における新たなフライトが始まるストップモーション。 今は亡きトニー・スコットとの作品といい、デンゼル・ワシントンには、 ストップモーションでの終幕が本当に良く似合う。 【すぺるま】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-04-23 02:13:54) (良:1票) |
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58.《ネタバレ》 英雄か犯罪者かと言われれば彼の場合は「両方」としか言いようがないです。96人を救った英雄である事は確か。(ただし体調万全なら全員救えたかもと言うのはあるけど)。アル中で頭をスッキリさせるためにドラッグまでやって操縦桿を握る行為は犯罪者以外の何者でもないです。それがどっちつかずのあいまいな決着になったのは残念。アメリカってここまでアルコールに甘い国なんですか?アルコールチェックもせずにパイロットが飛行機に乗っていると言う事実に驚愕です。機内販売のウォッカにまで手をつけるようなら遅かれ早かれ大事故を起こしていたでしょう。彼の元恋人がアル中だったと言うのが事実だったかどうかはさておき、子供の命を救った「真の英雄」に罪を着せなかった事だけが唯一評価できる事です。ただそれだけの事で子供とも信頼回復できるなら彼にとっては願ってもない事ではと思えるラストでしたね。個人的には甘さの残るラストに納得がいかなかったです。 それともう一点だけ、せっかくホテルに閉じ込めておきながら冷蔵庫にアルコールを入れとくってどう言う事?これは彼の幻覚かと思ったら本当だったみたいだし、これが一番アンビリーバブルな出来事でしたね。これはいくらなんでもあり得ないでしょ? 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-31 16:37:32) (良:1票) |
57.《ネタバレ》 非常にキリスト教的価値観に基づいて作られている映画だったと思います。近年でも現代劇でこれだけ劇中に"God"という言葉が頻出する作品って少ないんじゃないでしょうか。この作品の根幹を為すテーマは「贖罪」だと思います。但し、主人公は熱心な(熱心過ぎてちょっと怖い)キリスト教徒の副操縦士を見舞った際に露骨にイヤーな顔をしていたり、ところどころで「神なんかいない」という旨の発言を繰り返したり明らかに無神論者です。少なくとも熱心なキリスト教徒ではない。そんな彼が最後の最後に罪の意識を告白して、罪を精算し、富も失い、人間的にも立派な男になりましたってオチをつけるんですから、物凄く乱暴な物語と言えると思います。非常に感動的ではありましたが。その辺りは別に私は特にキリスト教を信仰していないので非常に乗りづらかったです。 あと視覚的にもストーリー的にもキリスト教の話と意識させるように作られています。飛行機の墜落時にペンテコステ派の教会を破壊し、主人公は事故を経て一度は禁酒を決心する所などは特に分かり易い。共に暮らすウィップとニコールは楽園を追い出され罪を背負うこととなったアダムとイヴの明らかなメタファーでしょう。 まあそんなことは置いといても、クライマックスの泥酔状態となったウィップを素面に戻すトリックには劇場内は爆笑でしたし、序盤の飛行が墜落するか否かのド迫力のアクションはポール・グリーングラスの『ユナイテッド93』に匹敵するスリルでしたし、大変面白かった映画であることは確かと思います。なんかホント全てが丁寧ですよね、巨匠の仕事って感じ。この期にロバート・ゼメキスには是非とも実写の世界に戻ってきて欲しいと思います。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-11 22:25:20) (良:1票) |
56.《ネタバレ》 ゼメキスの作品は好きなものが多く、期待しすぎていたのか、わりとガッカリでした。「あなたの意見は?」と求められて「ん~、わかんない!」と答えるのは誉められないお国だからなのか、「I don't know」と答える選択肢が頭の中に微塵もないかのようなクライマックスの狼狽ぶりに、僕の頭の中は「?」で一杯になりました。酒飲みまくって充分眠らず目覚ましにドラッグという主人公が悔い改め、そういう態度で人命預かる仕事に臨んだことについて罰せられてもいいですが、事故の責任の所在は別なんじゃないかという思いで、観た感想は釈然としません。「それはそれ、これはこれ」って考えはないのですかね? 尾翼の交換を怠った問題は触れられたけれど、「誰のせいで事故が起きた?」という点において明確なオチに至らず、主人公が責任のなすり合い合戦の犠牲になったようにしか感じられませんでした。ラストも、息子の態度の変わり様のわけが分からず、とって付けたハッピーエンドにしか見えなくて、ちょっとシラけてしまいました。結局、お酒とかドラッグに対する依存の話しで、軸がブレまくり。脚本に説得力がないと思います。ジョン・グッドマンが良かったです。 【だみお】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-03-08 19:54:44) (良:1票) |
55.《ネタバレ》 とんでもない技術の持ち主で、人々の命を救ったことが明白なのに、とんでもないクズ野郎でたくさんの法規違反を犯していた男。さて、この人どうしたものか?という映画だと思っていた。 途中までは。 確か予告編では「英雄か犯罪者か?」的なこと言ってたし、ポスターにもそんな事が書かれていたはず。だけど、物語の主眼がだんだんと彼のアル中の話に移っていて、「罪には問われるけれど、正直に生きることに決めました!息子もそんな自分を認め始めてくれていますっ!」で終わられても、こっちはスッキリしない。 飲んでいたことを認めても、部品故障は明白な事実だし、他の誰でさえこの事故で機を着陸できた人は居ないのだから。 この大きなジレンマに対して、飲んでいたらダメ!って画一的な決めつけで終わっちゃうのが、残念だ。 結局自分は、こういう事が起こり、こういう人が現れた時の、周りの人たちのドラマを期待していたのだ。 ある意味、執拗に機長のアル中事情を描写する映画の視点が、彼がアルコールを呑んだのかどうか、しか問題にしていない調査委員会の対応と共に、その答えなのかもしてないが、そういう事じゃないんだよなあ。 【Tolbie】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-03-05 22:30:07) (良:1票) |
54.《ネタバレ》 英雄か犯罪者か…って思いっきり犯罪者でしょ。主人公がクズ過ぎて同情の余地が一切ありませんでした。みなさんレビューされていますが、テッドと言い本作と言い、アメリカでは飲酒運転も薬も本当にこんなにもフリーなんでしょうか?服薬常用者が増えそうで不安になります。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-03-05 21:03:59) (良:1票) |
53.《ネタバレ》 アクションでもサスペンスでもなく予想に反しての重厚な人間ドラマ。さて、相変わらず安定感のあるゼメキス演出だが、パイロットが英雄視されるシーンがほとんどなく、その後の犯罪者への転落感が物足りなかったり、亡くなった女性との関係が充分に描かれていないため、どうみても最低のくず人間がいきなり証言を覆すのが唐突で違和感があったりと気になる点もちらほら。期待が大きかったので点数は辛目で・・・。死者を貶めることなく自ら犯罪者の道を選び、息子と和解する展開は爽やかな感動を覚えた。 【ふじも】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-02 20:50:09) (良:1票) |
52.《ネタバレ》 見終わって感じたのが、これは賛否の分かれる映画だなあ。 予告編で見られるようなアクション映画を期待していたら、とんでもない人間ドラマ、社会ドラマへと展開。 D・ワシントンの演技は見事で、アル中ぶりに見入り、そしてイライラしてしまいます。 そして、終盤の公聴会から息子との会話にいたるまでの顔の変化の演出は、名演出家と名俳優のなせる技ですね。 しかしながら、私の脳裏に焼き付いてしまったのは、序盤の機内のパニックシーンで、気を失ったCAの足首が棚のフタに挟まるシーンでした。 【ミスプロ】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-02 17:43:59) (笑:1票) |
51.《ネタバレ》 これ、惜しいです!一躍ヒーローに祭り上げられながらも、自らが招いた行動の後ろめたさに怖気づき、アルコール&ドラッグ中毒の泥沼から抜け出せないデンゼル機長の、乱気流の中をアップダウンしながら進む航空機のごとき感情の揺れ動きが、非常に丁寧に巧みに描かれていると思います。それだけに、オーラス一歩手前の聴聞会での、嘘の供述から一転して罪を認めるに至る瞬間の行動への伏線だけがイマイチ弱く、彼の心理の変化が読みずらくなってしまった。亡くなった恋人(?)だったスチュワーデスとの交流が、単に肉体的なものしか画面上では描かれてなかったせいかと思います。結局は自業自得とはいえ、あの場面で観客を納得させてくれるような、何か奥の一手が欲しかった。ヒロインと初めて会う病院の階段踊り場での、ガン患者さんを交えた煙草のシーンが短いけれど、なぜか強く印象に残りました。久しぶりに実写のゼメキス監督作品を鑑賞しましたが、まだまだキレのある演出力は衰えてないようで嬉しかったです。デンゼル・ワシントンもホントいい感じで役者として熟してきましたね。それにしてもアメリカの航空会社って、国内線とはいえ搭乗前のパイロットの健康状態やらアルコール摂取とか、なーんのチェックもなしで、フリーパスで操縦させてるんですかねえ・・・?冒頭のデンゼル機長のアクロバット的背面操縦力技には実は「おおっ!すげー!」って、びっくり仰天したけど(←単純なヤツ)ノーチェックで操縦させてるって、やっぱ乗る側としては怖いよなあ・・・。クワバラクワバラ。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-02 00:18:54) (良:1票) |
50.ただのアル中の話でした。バカにつける薬はない。 【TERU】さん [DVD(字幕)] 5点(2024-08-21 21:29:22) |
49.《ネタバレ》 最初の一連の墜落するまでの映像が大迫力で恐怖が伝わってきた。私にとっては墜落するまでがピークだった。映画館で見たら、もっともっとすごい迫力だったのかと思うと恐ろしい。 あらすじを読んでから見たので、墜落の裏側にはどんな陰謀があるのだろうと、すごい内容を期待していたので、その後は尻すぼみに終わった。 しかし、見て損はなくたいくつはない映画です。 【ブリーバンデカンプ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-05-31 13:27:00) |