66.血か過ごした時間か、そして裕福だけれど淡白な家庭か貧乏だけれど温かみのある家庭か、ステレオタイプな部分もあるが非常に対照的に描かれている。自分だったら、どちらを選ぶか、幸せの在り方を考えさせられた気がする。 是枝監督の映画を観るきっかけになった作品。 【アクアマリン】さん [地上波(字幕)] 9点(2019-07-27 18:40:05) |
65.《ネタバレ》 倍速ですっ飛ばしたくなるようなトロトロの展開に、途中で嫌気がさした。 ところどころでいいシーンはあるけれど、感動しないし笑えない。 福山パパの暗い翳がさす家庭じゃ、家出したくもなるだろう。 もっと前向きになれる映画が観たい。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2018-12-31 19:02:19) |
64.私も男の子の母親なので、母親達のリアリティある演技に自分を重ねました。 尾野真千子さん真木よう子さん、それぞれのキャラクター良かったです。 大人も子供も悶々とした気持ち、私にもずしっと重い。 実に辛いです。 子供たちそして親の幸せを願うばかり。 【たんぽぽ】さん [地上波(邦画)] 8点(2018-11-07 16:19:19) |
63.《ネタバレ》 良い感じの映画です。父になるミッションをクリアしたのかな? まだ、8人の家族が必要と思えるが。 【cogito】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-06-26 23:38:00) |
62.感動より怖さが残る。 なぜなら、実際に起こり得る事例だから。 それを、感動ストーリーだけで描いていない所に好感が持てる。 相変わらずリリー・フランキーはダメな男を演じたら良い。 【バッジョ】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-06-09 21:00:29) |
61.再観賞で9点から10点にアップ。 やっぱり血かなー。 【へまち】さん [DVD(邦画)] 10点(2017-12-01 23:49:19) |
60.絵に描いたような白々しいスーパーヒーローではない福山を、おそらく初めて見ました。(出演作をすべて見てきたわけではありませんが。)いつもとは調子が違うせいか、いささかぎこちない感じもしましたが、けっこう熱演だったように思います。 それにしても重い話です。しかも現実にある話だから、恐ろしい。しかし6歳にもなっていきなり交換するというのは、さすがにナシだと思いますけど。どういう道を選択するにせよ、スッキリ解決とはならないわけで。どこかで覚悟を決めて割り切るしかないのでしょう。 それはともかく、派手なドンパチがあるわけでもなく、豪華スターがズラリと勢揃いしているわけでもなく、安っぽい笑いでごまかすわけでもなく、それでも固唾を呑んで見守りたくなるような映画でした。「大人の鑑賞に堪える」とは、きっとこういう作品を指すのだと思います。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-09-27 23:51:05) |
59.《ネタバレ》 「そして父になる」というタイトル通りの映画で、主人公が人として成長する物語 主人公がステレオタイプのイヤな感じの優秀仕事人間で、最近では暴言の豊田議員(ちょっと前だとワタミの会長)あたりを連想させる人間なのですが、その主人公が自分より下に見ていた人たち(というかこの人はすべての人を下に見てるわけですが)からいろいろ教えられて人間らしさを知っていく話なわけです。 ある意味テレビ版エヴァのような「僕はここにいてもいいんだ」「おめでとう」的な話ですね。 しかし「三つ子の魂百まで」ということわざにもある通り、人間の本質はそうそう変わるものではなく40年積み上げてきた人間性が今更大きく変わるわけもないわけで(私も50年以上生きてるのでそれくらいの想像はつきます)、おそらくこの数年後には再度問題噴出、離婚(しかも嫁から突き付けられる)にいたる…というのが透けて見えるわけで、そのあたりなかなか微妙な映画であります。 映画のストーリーは、正直言って正解がどこにもない非常に難しいものですから、どこに着地したとしても「まぁそれもあるよね」としか言いようがないものになってしまうわけで、そういう意味ではストーリーはどうでもよくて、結局ただひたすら主人公の成長を見守るだけという、映画を観る前に想像していた内容(取り違えた子供をどうするかの葛藤がメイン)とは全然違うテーマの映画だったのでそこはちょっと驚きましたが、しかし先に書いた通りタイトルではきちんと映画のテーマを説明してくれているので、これは僕が悪かったといえます。 【あばれて万歳】さん [地上波(邦画)] 6点(2017-09-18 21:15:40) |
58.いかにもお涙頂戴的テーマにあまり興味が持てなかったのですが、TVでやっていたのをたまたま観、最後まで集中して観られました。 二組の夫婦がそれぞれ味があって好印象、特にリリー・フランキーが良かったです。 【クリプトポネ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-08-06 15:13:43) |
57.《ネタバレ》 夫婦で観ました。僕らには小さな息子が1人いるので、もう感情移入度はハンパなかったです。嫁も僕も涙ポロポロ状態でした。クライマックスで、あることに気づき福山雅治演ずる主人公が、唇をふるわせるほど心にカウンターパンチをくらう場面があるのですが、あそこの主人公の気持ちが、もう、直に伝わってきて、ヤバいです。あと子供たちの立ち振る舞いや表情が自然すぎて、それゆえに、子供たちが映るたびに涙です。鑑賞後はもちろん、家族とは、親とは、なんかをテーマに夫婦で会話がはずみました。色々な考え方があると思います。それを考えるいいきっかけになる映画でした。 【なにわ君】さん [ブルーレイ(吹替)] 10点(2016-09-28 01:27:45) |
|
56.《ネタバレ》 ピエール瀧&リリー・フランキーってコンビ?まさに凶悪? いや、フランキーさん、いい役。 「大事なのは一緒にいる時間だよ。」いいセリフ。 最後は・・・ご想像にお任せします的だったから、嫌いかな。 主人公と父親、血のつながった子供、よっぽどうまくいかない。 風吹ジュンさんが後妻で2人を育てたこと、 子供をわざと取り替えて、守ってもらった息子も血のつながりは無い。 (馬は血だ、犬猫でも交換は・・・だの、そういう発想は置いといて) 途中、流れるバッハの「ゴールドベルク変奏曲〜アリア」が痛かった。 ここでこの選曲はすごい。 ハンニバルレクター的★ 【新しい生物】さん [DVD(邦画)] 8点(2016-09-26 01:19:04) |
55.子供を取り違えて育てるなんて。なんて残酷な映画なんだ。親の葛藤、子供の葛藤をあるあるで上手く表現出来てる映画であり、感心しました。また、自分の子供に対する見方も考えさせられた。ウチのは間違いなく自分の子なので、こんなに平凡な暮らしが出来ているって感じです。 【SUPISUTA】さん [地上波(邦画)] 8点(2016-08-29 08:41:45) |
54.《ネタバレ》 そして父になる。この表題が家族という概念を問う。出産の苦しみを知らない男性にその実感がないから尚更だ。エリートの主人公に訪れた暗転。お金や身分といった面子を剥がされ、過去のトラウマからか素の自分を受け入れないでいる。もし、意図的な取り違えがなかったら、二つの家族は幸せになれたのか? 主人公は本当の父親になれたのか? 夫の連れ子と二人暮らしの女性看護師や電気屋の親父の方がずっと親としての役割を全うしている。この映画には答えはなく、結論は二つの家族で決めることだ。下手したら家庭環境等で人生が狂ってしまう。それでも、起こってしまったことに地団駄を踏まず、時間をかけて前を進むしかない。高級セダンが停まった古い家屋に、誰の声が分からない子供たちのはしゃぎ声が新しい可能性を提示する。 |
53.《ネタバレ》 主人公の子供よりも幼い子を育てていますが、とても恐ろしい話だと思いながら鑑賞しました。何より観ていて終始いやな気持でした。決定を急がせ、子供の交換をさも同然のように言う病院も、二人とも自分の子供にしてしまおうと画策する父親も。夫と分かり合えない妻(母親)の姿も。全く対照的な暮らしをしている二人の子供も。ですが、終わり方はよかったです!カメラに残っていた子供が映した自分の寝顔を見てやっと、「父」になり、初めて子供と対話することができます。とは言え、遅すぎますけどね…。多くの父親とはこういうものなのでしょうか?うちのイクメン且つ私より家事の出来る夫というのは希少なんだろうな~。 【SAEKO】さん [地上波(邦画)] 7点(2016-05-17 13:51:37) |
52.お互いの家庭をとても対照的に描いていて、特に福山に対してあまり家庭を顧みない父親という印象を持ってしまうが、結構普通にいそうな感じ。箸の持ち方を注意するところなんか上手いと感じる。尾野の意向と夫婦間のやり取りがもう少しあると良かった。 【noji】さん [地上波(邦画)] 7点(2015-11-15 22:59:01) |
51.《ネタバレ》 6年間過ごした(取り違えの)子供がそれまで通りの元サヤにもどるのか、どちらとも取れる場面で終わる。 病院側は交換する前提で最初から話を通そうとするが現実はそうならないでのはないか。 きっちり結論を描くバージョンがあってもそれはそれで興味深く、見てみたかった気がする。 【MASS】さん [地上波(邦画)] 8点(2015-08-24 13:49:28) |
50.生みの親か、育ての親か、という葛藤を描こうとしてるんだろうけど、個人的には育ての親一択なので、感情移入が難しかった。 つまんないことで悩んでるなぁって他人事のように眺めてました。 それでも、ラストの纏め方は嫌いじゃなかったです。 なんだか丸く収まったようで良かったですね。 それにしても、あそこまでネイティブに関西弁を操る子供が群馬で育つもんだろうか? 逆にリリー・フランキーの関西弁は胡散臭かった。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 6点(2015-06-25 14:14:01) |
49.《ネタバレ》 エリート建築家の主人公には6歳になる息子がいる。 ある日病院から連絡があり生まれた時子供の取り違えがあったことを知る。 本当の子供は小さな電気店の長男として生活していた。 被害者となった二つの家族は病院と裁判で戦いながら今後の判断を迫られる。 このまま他人の子供を育てるのか、或いは子供を交換し実子を育てるか・・・。 主人公は3つ目の選択肢、二人とも引き取るを相手に提案するが相手は激怒! といった話。 かなり暗くつらい話だがすごい人間ドラマが展開する。 福山雅治の仕事はできるが人間は出来てない微妙な感じがすごく人間くさくてよい。 なるべくならこういった暗い話は見たくないけど 明るいけどしょーもない映画見るよりはよっぽどいいです。 【Dry-man】さん [DVD(邦画)] 9点(2015-06-25 00:24:08) |
48.《ネタバレ》 思いもかけずと言っては自己弁護かしら。 結婚もせず子供も持たず、のらりくらりな男に語っていいのか?この作品。 テーマといい、監督の適正といい、実に素晴らしい作品でした。 血と六年。 子供目線、母親目線、それならいままででもあったろうけど、父親目線。 ここを切り取った監督、素晴らしかったです。 そして福山さん、リリーさん、尾野さん、真木さん、この映画に集中させてくれてありがとうございました。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2015-06-24 21:34:48) |
47.《ネタバレ》 キャスティングがすばらしく、福山雅治、リリー・フランキー、尾野真千子、真木よう子の四人ともキャラが立っている。野々宮家と斎木家の価値観と子供への接し方が対照的で、時にヒリヒリとした緊張感を生むのがたまらない。子供だったらやっぱり斎木家のほうが楽しそう。赤ちゃんをわざと取り違えた看護師は、償いようのない酷いことをしたものだが、現実にはこういう人は証拠を固められて逃げられなくならない限りは絶対に罪を告白しないと思うけど。そこはすごく嘘っぽく、都合のいい展開だと感じた。でも、監督や役者がいいこともあって、この状況をどう打開するのだろうかとストーリーの中にドップリ引きこまれる。おもしろかったけど、ラストでこの先どうなるかを観客に委ねる映画は基本的に好みじゃないので、終わり方が中途半端で物足りない。 【飛鳥】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-18 00:10:58) |