28.栄光の背番号42。野球界の、そしてアメリカの偉大なる第一歩。 【TERU】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-08-07 20:39:02) |
27.毎年ニュースになる全員が42番を背負ってプレーする理由となる物語。あまり口数が多くないが芯のある人物だったんだという印象。もしくは周囲がそうさせていたのかもしれない。想像を絶する苦労があったと思うが、映画はテンポよくまとめられていてわかりやすかった。 【ラグ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-09-12 15:26:12) |
26.《ネタバレ》 いま当然となっているものでも昔はそうでなかった。あるいは何らかの歴史の上に成り立っている「いま」であった。そういうことを知ることができる映画でした。 自分が日本人だからか、それとも今の時代に生きているからなのか。黒人差別と言われてもピンとこないというのが正直なところです。まあ日本人にしてみれば白人も黒人もどちらも「外人」であってその感覚そのものに隔たりはありませんから。あえて「外人」と書きましたが日本人もある意味「外人」に対して偏見を持っていて、無意識もしくは無条件にそういう感覚を持っているという意味では黒人差別と通じるものがあるのかもしれません。 さて舞台は第2次世界大戦直後のアメリカ野球界。当時は野球選手と言えば全員白人というのが当たり前で、黒人選手など一人もいなかった。黒人は野球選手としてどころか社会から排斥されて不当な扱いばかり受けていた時代。黒人というだけで飛行機は無理やりキャンセルして白人に渡され、トイレやシャワー、その他公共施設も白人と同じものを使うことは許されなかった。そんな中で野球選手としてBranch Ricky(=Harrison Fordさん)に見いだされ、史上初めての黒人選手Jacky Robinsonが誕生するというお話。 万人に見せる映画なので一見きれいなドラマに仕上がっていますが、「実話に基づく」とはいえここで描かれた以上のこともたくさんあったんでしょうねえ。シンシナティとの試合で、純粋に野球が好きそうな白人の子供が、その父親がロビンソンを口汚く野次っているのを見て自分もそうすべきなのかなと逡巡した挙句、「この黒人やろう!出ていけ!」と野次を始めたのはショッキングでした。自分が日本人で、今の時代に生きているからその異常性がわかりますが、なんて悲しいことなんでしょうか。逆にいまのこの日本の社会の中で自分たちがそういうことをしていないか、子供たちにそんな差別意識の伝達をしていないのか、改めて思いをはせてみる良い機会となりました。 ただ上述のように万人向けの作りになっていたため、本当の黒人差別のひどさを知ることができたかというと少々物足りなかったか。例えばこれをその時代に生きた黒人の人に見てもらって、「これで当時の差別のひどさが十分伝わりますか」と聞けばおそらく不十分と言われるような気がする。少し鑑賞者のレートをあげてもよいからもっと踏み込んでほしかった。これを観た人全てが、黒人を卑下するあの言葉を使うことを心から忌避してしまう、そんな映画を。実際にこれを観た黒人の人の意見も聞いてみたいと思いました。 【TANTO】さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-09-07 15:10:19) |
25.《ネタバレ》 良い映画でした。差別がありながらも入団し1年目に優勝、というとこで終わっていますが、 もうすこし後の物語まで描いてほしかったなと思います。 【Keytus】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-31 13:02:12) |
24.《ネタバレ》 黒人差別がテーマの映画の中では、ライトなほうです。 あまり感情が激しく揺れ動くってことはなかったです。 最初に高い壁に挑戦する人がいて、今の当たり前がある・・・ということが教訓かなと思います。 全員が背番号42のユニフォームを着用したり、全球団永久欠番だということは知りませんでした。勉強になりました。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 6点(2021-03-21 13:19:56) |
23.映像が美しく物語がサクサク進んでテンポが良い。ジャッキーとその妻役が魅力的だし久々に2時間が長く感じない映画だった。ただ当時のジャッキー・ロビンソンが受けた困難の描写は生ぬるいように感じる。どこにでも黒人ファンやコミュニティが支えていて四面楚歌な感じが薄い。そして問題なのは音楽。効果的なシーンもあるが、冒頭と最後を感動的な音楽だけで盛り上げようというのは安易過ぎないか?妻役も美しいがあんなに出す必要あるか?それならチームメイトとの葛藤をもっと描いたほうが良いような気がするのだが。 とはいえブランチ・リッキー役のハリソン・フォードは凄い。片方の口だけ上げるいつもの演技はしてみせるものの、最後までハン・ソロとは別人の気骨ある老オーナーの姿だった。映画評論家の町山智浩さんによるとハリソン・フォードという人はいつもやる気がないらしい。その気だるい演技で評判を取ってきた。『ブレードランナー』の演技も評価が高いが、劣悪な撮影環境でうんざりする気持ちをそのまま演技に出して成功した。要は天才なのだ。その天才が本気を出すとどうなるか。このブランチ・リッキーは本当に時代を変えた男に見える。 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-03-10 23:07:46) |
22.個人的に野球ファンということもあり名前は知ってるし、黒人初のメジャーリーガーだということも知ってるがここまでの人種差別の時代に成功をつかむにはどれだけの苦労や苦悩があったのか計り知れないと今作を通してよく感じた。 凄いよ、この人は。罵倒にも負けず結果を残し続ける。普通だったら人が人じゃいれなくなる。 メジャー全球団で♯42が永久欠番になるどころかNPBでも助っ人外国人が背負うエースナンバー。 彼が後世に残した功績はあまりにも大きい。 |
21.えっ、これで終わり? というのが最初の印象。時間を短く感じたのではなく、物語として盛り上がりをあまり感じなかったので。素材はいいはずなのに、思いのほか薄味の作品でした。 幸か不幸か、私には黒人差別が肌感覚としてわかりません。例えば試合のシーン。黒人選手はたった1人でしたが、スタンドにはけっこう黒人の客がいましたよね。その中で「ニガー、ニガー」と罵倒し続けるというのは、いったいどういう神経なのか。恨みか何かで個人的に攻撃するならともかく、ただ肌の色の違いだけで観客を含めて敵に回すというのは、なかなか攻め手を欠くというか、かえって疲れるだけじゃないかと妙に心配になります。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-04-26 01:12:51) |
20.《ネタバレ》 今でこそ黒人選手など珍しくもなんともないですが、40年代だと黒人と黒人というのは完全に分け隔てられていたのですね。 白人のスポーツだった野球に史上初の黒人プレーヤーとして歴史を作った。 まだ道がないところに初めて道を作る人はどんなことでも大変だけど、それが人種差別となるとなおの事でしょうなぁ。 ずっと耐えて紳士であり続けたのが素晴らしいね。 全体的にはとてもいい映画だけど、少し優等生すぎるかなという感じもするので、良作6点を献上。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-28 23:58:05) |
19.所変われば品変わるで、日本では忌み嫌われる42が全球団の永久欠番とは。それにしてもたかだか70年前の世界だけど、今から考えると想像を絶する差別と偏見。こんな理不尽さを受け続ける心の痛みは深過ぎてなかなか肌では感じられないけど、主人公に対するチームメイトの行動の変化にはグッとくる。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-26 22:48:37) |
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18.前知識が全くない中(実話&野球映画だということもしならなかった)で観たのだが、無難にまとめているなぁというのが正直な感想。 アメリカという国は、差別もあるのだろうが、一方でフロンティアスピリットも併せ持った国と改めて認識した。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-11-03 19:27:00) |
17.《ネタバレ》 僕だったら即チャップマンにブチ切れます。やはり偉人は凄い。 【osamurai】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-16 01:21:55) |
16.《ネタバレ》 ○いつぞやのイチローが満塁ホームランを撃った時に確か知ったような話だったが、人種差別がテーマの一つの割にあっさり風味の味付けだと感じた。○映画では語られなかったが、ジャッキー・ロビンソン氏は結構早くに亡くなられたのだね。亡くなる直前の式典映像など少しでも見せてほしかった。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-04 16:17:48) |
【Memento】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-02 12:09:28) |
14.《ネタバレ》 少し主人公の人間臭さが、観ていて目障りなシーンが多かった。私のイメージでは、もっと人格者で紳士的な人柄だったので、終始違和感をぬぐえなかった。 【たかくん】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-11-26 19:40:25) |
13.素晴らしい実話に基づいて作られた映画である、出来も良い。 激しい人種差別が繰り広げられて観るのもちょっと苦しいか、と思ったが意外に落ち着いて観られた。どちらかと言えば感動モノ。映画はこういうことを表現するためにもあるんだろうな、と思う。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-19 23:42:58) |
12.これこそまさにアメリカのアメリカによるアメリカのための映画。 そもそも野球に全く興味がないからまったく入り込めなかった。 |
11.永久欠番42はメジャーリーガーの中では有名なんでしょうね。 まったくしりませんでした。静かにいい作品だと思います。もっと耐え忍ぶまたはカタルシスがあればよかったですけど。 【とま】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-08-23 19:55:46) |
10.《ネタバレ》 人種差別が個人の考えの範疇にとどまらず、社会の常識であったという恐怖。 その恐怖に立ち向かい、尚且つ打ち勝った主人公そして、その主人公を支える周囲の姿にはただただ感服の意を表するしかありません。 まあ、タイトルには「世界を変えた」とありますが、正直「変えた」のではなく、「おかしな慣習を改めた」というのが正解だと思います。 【TM】さん [DVD(吹替)] 9点(2014-05-31 00:48:07) |
9.爽やかな後味の残る映画でした。ただ、この素材ならもう少し強い打ちだし方もあったのでは?あえて静かな起伏の少ない描き方にしたのかもしれませんけどね。 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-05-23 17:07:42) |