36.《ネタバレ》 原作未読ですが、ミステリーとしてはちょっとストーリーが弱い。 事件の真相を追う綾野剛と犯人として仕立てられていく井上真央側からの二つの軸から話が進んでいくのですが、 それほど二つの話がシンクロすることなく、多少の伏線の回収があったくらいで、 二方向からの話に持っていた意義があったかどうかが疑問。 かといって、一本軸で進めれるほどのストーリーでもないし、やはりストーリー自体が弱いのかな? もう少し面白く出来る素材は揃っていたと思う。 蓮沸美沙子は良かったと思う。だんだん良い女優さんになってきたが、今一つパッとしないのは名前がキャッチーではないからなのかな? もう少し馴染みやすい名前を付けてあげればよかったのにと今更思う。 【バニーボーイ】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-05-15 08:24:00) |
35.《ネタバレ》 なかなか楽しめた。女性独特のいやらしさが上手く描いてあった。しかし人の心なんて脆いもので、いろんな誘導で判断が難しくなるもんですよね。群集心理というか思い込みというか何というか、そういった感情に惑わされない様にするのって大変だと思う。エンディング間近のアンとダイアナのやり取りにはホロリと来ちゃいました。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2016-04-11 16:37:14) |
34.ネット批判の社会派ドラマとしてはちょっと軽い感じがするのと、殺人事件およびその原因である女の人間関係の葛藤の描き方も弱い。よって中途半端な作品になってしまった。原作未読だが、前者がメインテーマなら、後者はバッサリカットして、ネット世論の暴走の恐ろしさをもっとアピールしてもよかったような。簡単に事件が解決してしまって拍子抜け。どうせなら主人公が自殺して泥沼化して欲しかった。殺人事件なのにネットとメディアのみしか出てこないで、警察が何も捜査で動いていないのが不自然ではある。 |
33.あのツイートについていくのは疲れましたが、最近の何でもありのネット社会がよくわかりました。井上真央の薄幸さがいい。 【noji】さん [地上波(邦画)] 6点(2016-04-04 00:27:02) |
32.湊かなえらしいドラマでした。ネットにワイドショー、作者の意図とは別に、好奇心こそが進化の源を思い起こさせます。 【ProPace】さん [地上波(邦画)] 6点(2016-04-02 23:26:32) |
31.特別な感動も落胆もありませんでしたが、これはこれでありだと思います。人の記憶とは危ういものです。たとえ悪意がなくても、自分の都合のよいように書き換えてしまうものです。菜々緒の悪人役には食傷気味です。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 6点(2016-04-02 16:31:42) |
30.《ネタバレ》 何気なく撮っておいて観たが、まあそこそこの作品。 何らかのどんでん返しは期待していたが、犯人が分かりやすいだけにインパクトは薄い。映画で本格的に観るよりも、ドラマとしてはちょうどいい感じか。 【simple】さん [地上波(邦画)] 6点(2016-04-02 11:35:05) |
29.ネットの怖さや危うさが主題なんだと思いますが、単純にどんでん返し的な部分も悪くはなかったと思います。ただ、駐車場では普通はロックするのでは? 「告白」が映画を先に観て割と面白かったので、原作を読んだらそれ以上だったので、この作品も原作はもっと楽しめるのかも知れません。機会があったら読んでみます。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-01-10 11:35:31) |
28.《ネタバレ》 物語の『運び』は面白かったけど、だからどーした?って感じでしょうか。 実社会には凄惨な事件がたくさんあって、ワイドショーやらネットのカキコミやらが反比例(もしくは比例?)してゲスになっていく。 そしてこんなエンターテインメントな作品が作られるまでに至ってます。 きたないもの、こわいものから目をそらし続けてきた現代に、膨大な情報を処理しきる術などないのかもしれません。 だからこそ真犯人については、その存在のみで、とってつけたようなトリックや動機は劇中でかたってほしくなかったなぁ。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-12-13 02:30:11) |
27.上映当時誰が殺人犯か話題になっていた作品で今回鑑賞させて頂きました。 若手の女優2名出演でネット社会に挑戦するような演出を本編上映中展開されますが 犯人は以外でしたね、そんな作品でした。 【SAT】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-11-27 22:24:09) |
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26.ワイドショーで面白おかしく、あることないこと憶測で放送して、更にネットであーだ、こーだって合せてあって、わかりやすかった。明らかに真央ちゃんは犯人じゃないだろうと思わせつつ、うまいトリックを考えて小説書いちゃう、湊かなえ様様、すばらしい。 井上真央ちゃんもはまり役でしたね。 【新しい生物】さん [インターネット(字幕)] 6点(2015-10-09 11:44:57) |
25.私的には、久々の日本映画の当たりを見たという感じ。非常に良くできており、なおかつ出演陣もなかなかいいメンバーが揃っている。また、ストーリーもさることながら、現代人たち、ネットメディア、マスコミといろいろな物を皮肉っており、情報社会に踊らされる今の世の中に警笛を鳴らしている映画である。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-09-08 13:22:22) |
24.《ネタバレ》 城野と夕子のロウソクのやり取りは余分であったと思う。二人を純粋な善人にして、それ以外の人間を軽薄に見せたいという意図が透けて見えた。殺人事件関連のそれぞれの人間の反応、行動でそこは表現するべきなのに、さらにあの場面を重ねる事は過剰な演出で、この作品が伝えようとしている、情報による意図的な悪意のある誘導、そのものを感じた。 ネットのやり取りや報道番組、同僚の人間性などとにかく人間を軽薄に描きたかったのだろうけど、一面的な人間の描き方に不快感を感じた。 【ちゃじじ】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-08-23 15:43:01) |
23.よくできた映画。製作者のセンスの良さを感じました。観終わったあとにいやな感じが残りませんでした。 【えぴおう】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-04-20 09:18:15) |
22.ドラマ「Nのために」「夜行観覧車」で湊かなえという作家を知り、作品に非常に魅力を感じ他の作品もみてみたいと思い、この映画を鑑賞しました。 正直期待はずれでした、というかドラマが非常に面白かった為、期待をしすぎたのかもしれません。ごく普通のサスペンス映画でした。井上真央の根暗キャラの演技が毎回自分に合わない(観ていて不快になる)のも原因かもしれません。唯一、主人公の小学校時代の同級生(貫地谷しほり)の演技が印象的でした。 【N.Y.L.L】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-02-04 16:43:10) |
21.僕は、城野美姫の方が可愛いと思う!!!!子供の頃も現代も どっちも! 【ケンジ】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2015-01-26 00:40:02) |
20.《ネタバレ》 良かったです。少し長いようなきがしました。最後 ろうそくの場面で終わったほうが良かったかも。車にひかれそうになる場面では、赤星が城野に気がつかない事がなにか意味ありげに描かれていますが(1.顔の判別が出来ないほど意気消沈している?2取材の対象が生身の人間であるという意識が希薄なので実際に取材以外の場所で出会っても顔が判別出来ない?3そもそも自己アピールのみが目的だったので、顔なんて覚えていない?)蛇足のような気がします。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2014-12-13 21:38:23) |
19.《ネタバレ》 とにかく井上真央の百面相爆発の映画 こんなにうまい女優だったっけ 実は主演作は「綱引いちゃった!」しか見た事がなくて、こんなに色々な顔が出来る女優だとは思わなかったので驚いた したたかな殺人者から世間知らずの純情娘までシームレスで表情を変えて行く演技は見事 物語は冒頭からいかにもなクズディレクターの綾野剛がワイドショーのキワモノ情報を求めて事件を取材していく様子がそれなりにリアルで引き込まれる 取材したビデオがミヤネ屋風のワイドショーになって偏った報道にされて行く感じはよく出来ている どうせならまんまミヤネ屋を持ち込めばもっとリアルだったのにって思った 途中途中に差し挟まれるツイッターのコメントが、めまぐるしくていささかウザイが、リアルな現代の情報網を見せる そのツィートは常にいい加減で相手を非難するか、あくまでも自己享楽的でいちいちイラッとさせる ツィートが現代の軽薄さを演出するが、ポスターや予告編がいかにもスマホが鍵な感じのビジュアルなのにさほど意味が無かった ポスターは明らかにステマ これも流行の情報網の活用か 被取材者の言う事が言葉通りではなく、徐々に事実が覆って行く過程は面白いが、主人公の綾野剛が謎にせまるわけではなく、そこだけがヒロインの井上真央の独白に依る所は物語としては非常に弱い 前半に物語に謎を持たせておいて、実は真相はこうだった的な事がヒロインの独白で解決するのはドラマとしてはなんのこっちゃである 推理ドラマの様な展開を期待したら裏切られる 監督の中村義洋はひと捻りしたオチの映画はなかなかうまくて、この映画もその亜流だとおもったが、さらに探偵物のようなひと捻りが欲しかった 途中「ほんとにあった! 呪いのビデオ」の演出家らしいモキュメンタリーホラーのような展開があったり、ヒロインのパートはいきなりのファンタジーな作りで、バリエーション豊富で尚かつバラエティー感があって飽きさせない ラストのドンデン返しはマジシャンが自身でネタをばらすがごとく「あーそうなんだ」って思っただけでカタルシスが無い これは主人公が徐々に真相に迫る話にしたら傑作になったんじゃなかろうか 「アヒルと鴨」のドンデン返しと「ポテチ」の泣ける展開を合わせた良品ではある 菜々緒のお尻が4分の1程度拝めるのも吉(笑) 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2014-10-10 18:48:33) |
18.人は嘘をつく。その嘘もたくさん集まれば事実のように広まる。ましてや聞いた側の主観が入れば疑う事はないだろう。ただ見方が変われば、正義だったものが悪になり、悪だったものが正当化される。人は自分にとって都合のいい情報だけを真実と捉え、都合が悪い情報は受け付けない。そして人は決して弱者の味方はしない。作品としては早めに先が読めてしまうのでサスペンスとしては上手できているとは言えないが、満足度は高い作品 。井上真央さんが地味なOLという設定は無理がある気がしたが、地味と思い込めばそう見えてしまうのが偏見の怖い所。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-09-30 00:21:22) |
17.《ネタバレ》 ツイッターの書き込みが声に出されているのはクドいという意見、確かにわかる。ただ、制作者としてはつぶやきの中身の適当さや軽薄さを声で表現したかったのだろうなと思います。ミステリー映画としてはまずまずの内容ですが、メディアが都合良くストーリーを作って捏造情報をまき散らし、それをなんの根拠もなく盲目的に信用し消化する一般市民、という情報化社会の落とし穴が端的に表現されている。ネットで嫌な思いをしたり、いわれもない悪口を書かれたりしたことのある方なら共感できるのではないでしょうか。私もその経験はあるのでよくわかります。手軽さや迅速さは便利である一方、裏の面もあることを常に意識すべきでしょう。丁寧に作られていたので全体的に好感は持てるのですが、ただ、親二人がカメラに向かって「すいませんでしたー!」って謝ってるシーンは「さすがにこんな人いないだろ」って思っちゃったし、ヴァイオリニスト転落のシーンもあまり意味が見いだせませんでした。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-09-25 00:18:46) |