46. 途中『?』な箇所もあるが、長閑な雰囲気の中で溢れる感動は素晴らしかった。 ただのラブコメに終わらず、だからと言って、馬鹿真面目な内容で終わりを迎えるわけではなく、家族とか愛だとかのエッセンスを表現しようとする姿勢には心が震えた。 【タックスマン4】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-11-27 00:05:04) (良:1票) |
45.《ネタバレ》 タイムトラベルものとしては、とっても初歩的なところで破綻しちゃってます。飛ぶ「場所」が決まっているのならば、飛んだ時点で瞬間移動してしまう訳で、周囲の常識的な生活はあっという間に崩壊しますね。 でもこれ、SFではないですし。 これはタイムトラベルの能力を持っていない人々に向けて人生について語る映画。 やり直しが利かない一発勝負の人生、というのは人生丸々を取り上げた時の大局的な見方。若い時は失敗しても何度でもやり直すチャンスがあります。それだけの時間があって、自由があって。歳を重ねて自分の生活が、そして周囲の物事が固まってくると、安易にやり直す事はできなくなってきます。地位や立場や責任が生じ、良き事も悪しき事も受け入れなければならない、選択の余地は少なくなってきます。 最後に振り返って後悔の少ない、これで良かったと思える人生を送るにはどうしたらいいのでしょう? これは、そんな事を語りかけてくる映画です。 主人公とヒロインの微笑ましいエピソードの数々もいいのですが、イギリス映画らしく家族や友人との繋がりを大切に描いていて、そこから人生の物語が紡がれてゆきます。その繋がりが優しく温かく。 タイムトラベルができない人にとって、この映画のタイムトラベルは「回想」「反省」「選択」「決断」に置き換える事ができます。タイムトラベルができてもできなくても、実は大きな差はないのです。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-05 22:32:35) (良:1票) |
44.リチャード・カーティスが描くロマンティックなコメディがとっても好きです。私と笑いのツボが合ってるのでしょう。タイムトラベルができるだなんて、下手するとキワモノ映画になりそうなところを、うまくそちら側へ行かないような作りにしてます。過去のカーティス作品を気に入っていれば、安心して見られると思います。ハリウッド式のコメディが1番好きって人には向かないかも。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-10-20 17:43:07) (良:1票) |
43.「時をかける少女」「バタフライ・エフェクト」などに続く、タイムリープものの新たな快作。特殊な力を持った主人公だけでなく、周辺の人々も魅力的で、群像劇としても面白い。さすが「ラブアクチュアリー」の監督さん。ストーリーの辻褄で混乱するところもあったけれど、数あるタイムリープもののなかでも、一番羨ましく健全な主人公だったかも。自分も本や映画をいっぱい見たい(笑)。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-10-07 12:16:50) (良:1票) |
42.《ネタバレ》 公開直後のヤフー絶賛レビュー群に期待して観ましたが、エンドロールに電通とフジテレビの名前があり、非常に分かりやすいB層戦略であると察しました。「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のマーゴット・ロビーが振られたり、地下鉄駅構内の“How Long Will I Love You”や土砂降りの披露パーティなど印象に残るシーンはありますが、何よりタイムトラベルの扱いが雑で軽すぎ、ラストに出る製作者の言いたい事も大変陳腐でありふれたものでした。お洒落だと思っているのか時々台詞に下ネタが入るのもダサいです。悪くはないですが、絶賛するほどのものでもない普通の雰囲気映画でレンタルで十分だと思います。普段からあまり物事を深く考えないタイプの人はとても面白く感じるかも知れません。 【DAIMETAL】さん [映画館(字幕)] 3点(2014-10-03 00:14:59) (良:1票) |
41.飛行機で鑑賞。涙が止まりませんでした。なんでもない日常のありがたみがしみてきます。すばらしかったです。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 9点(2014-09-25 18:00:00) (良:1票) |
40.《ネタバレ》 タイムトラベルの話だがきらびやかなSF色はなく、愛を語る秀作。タイムトラベルを重ねる主人公を見ているうちに、もう飛ぶのをやめようよと思ってしまう。そりゃあ失敗もあるけどありのままでいいじゃん。1日1日大切に生きる事の大切さをあらためてかみしめる映画。 【ほとはら】さん [DVD(字幕)] 6点(2024-09-27 12:47:00) |
39.《ネタバレ》 かけがえのない一日を大切に、みたいなメッセージを感じさせるタイムトラベルラブコメ。 超能力を受け継ぐのは男性のみのはずが手をつなぐと妹も一緒にタイムトラベルできたり、タイムトラベルの影響が精子と卵子の巡り合わせだけに影響するとか、ファンタジーなのでスルーしますが… 父親からの幸せになる二つの秘訣 ①一日一日普通に暮らす ②はじめは気付かない人生の素晴らしさを2回目は気付く 何度も人生をやり直した失敗の重みをナメきった人の軽口かなと思いましたが、繰り返しができない普通の人ではなかなか気付けない事なのかなとも… ラストの父と子の浜辺の散歩のシーン、主人公はまたここから違う人生を歩んでいく選択肢もあるのか?…また突っ込みたくなりますが、人生はとかく不公平なものと悟らせてくれる面白い映画でした。 【ProPace】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-31 10:02:37) |
38.《ネタバレ》 前知識なく見始めたので、タイムトラベルものだと知らずに見てしまった。 愛に溢れた映画だが、タイムトラベルものは苦手。 一人目の子供が産まれたところで、アッサリ終わるのも良かったのでは? 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-11-19 16:19:52) |
37.《ネタバレ》 恋愛において、「出会い」は非常に重要な要素ではないかと。 だから、二人の出会いの場面は、タイムトラベルで操作して欲しくなかった。 この出会いって嘘だよね、という思いが最後まで払拭できなかった私は、愛すべき映画であるということを感じながら、その一点が気になって、というか妥協できなくて、映画に入り込めなかった。 父親を思い、二人の思い出を大切にするティムは素晴らしい青年に成長したし、彼が息子であることを誇りに思うとスピーチした父親にも胸打たれた。 一緒に暮らすいつも正装のちょっと変わった叔父さんが、家族の一員として普通に生活を送る懐の深さがイギリス映画の魅力。 破天荒なキットカットが自分の近くにあった幸せに気づくのも憎い演出。 母親の「お父さんのいない世界に全く興味がないの」にはうなったし。 いい映画。 なんだけど、出会いの一点のみ物申したい。 |
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36.《ネタバレ》 ~About Time~時間に関して。だろうけど、『遅すぎ』『そろそろいい(頃合い)でしょ?』的な意味にも使われるそうで… 面白い設定のタイムトラベル。そんな楽しい能力があったら人生変わるわ。でもどう変えようか??なんて想像力が膨らむ。 出だしから冴えない主人公がタイムトラベルを繰り返して、徐々に魅力的な好青年になっていく。 登場人物がみんな良い人で魅力的。就職して家を出るティムの車のボンネットに、ベタァーって寂しいアピールするキットカット可愛い。やり直しで最適ルートを生きるティムと違い、ジミーとの腐れ縁でどんどん泥沼にハマっていくキットカットが不憫でならない。せっかく用意された紫のカップケーキに手を付けないくらい余裕の無さが、実家にいた頃の元気なキットカットを見ているだけに痛々しい。付き合う人によって、人生って大きく変わるんだよな。 一族の男が全員持っているタイムトラベルの能力。このトンデモ設定がどう活きるのか気になっていたけど、最後の父親との別れのためだけだったのね。 同じ日をもう一回繰り返す。見方を変えたら良い一日…になるだろうなぁ。 タイムトラベルが転じて、普通に日々を大切に生きようって結論も、もったいない気もするけど、確かに一番贅沢な生き方かもしれないって思わせてくれる。 登場人物たちが日常を過ごしてるエンディングも綺麗。 細かい設定を気にしちゃいけない映画だけど、タイムトラベルしてる最中も老化は進むのか、ちょっと気になった。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-08-13 01:24:49) |
35.《ネタバレ》 これはいい。是枝裕和監督風(ふう)とも思う家族の物語。過去にだけ行けるタイムトラベル能力って、実は、ワタシたち、誰しも持っているんじゃないでしょうか。後悔したり、回顧したり、追憶したり。あいや、タイムトラベルという事象について、ことさら今までの作品のように、タイムパラドクスを持ち出したり、科学的理屈をつけたりしない、まるで、「個人のクセ」みたいに位置づけている本作に、そんな風に思ったりしました。そして、父親の結婚式での言葉。「人生は結局、同じなんだ」。振り返ってみても、同じこと。であれば、目の前にいる人に感謝し、慈しみあい生きるほかないのではないでしょうか?…なんちゃって。そういう説教くさいところがイヤなので、1点引いて、それでも9点です。 【なたね】さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-07-10 08:28:49) |
34.《ネタバレ》 要はかけがえのない1日を大事にしようということなんだね。プロットはよくできており人生論として共感できる点があるものの、何度もやり直しができるというのは弱点でもある。もうひと工夫、制約があってもよかったかな。失敗してもやり直せる人生では深みが出るわけがない。手塚漫画を継承と触れ込みの小説「火の鳥」を読んで、過度のループ展開に飽き飽きしたことを思い出した。 親父のスピーチが最良だったということはラストへの布石。親子の愛情を淡々と綴り、何気ない毎日でも尊いものだと気づかせてくれる。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-06-27 20:14:43) |
33.ただのタイムトリップものじゃなかった。 ひねり方がおもしろかった。 タイムトリップして過去をやり直せる。 だからこそ、返ってやり直すことができない。 タイムトリップ自身のアンチテーゼ。 家族と人間ドラマの素晴らしい映画。 タイムトリップができないからこそ、 毎日の愛と幸せを噛み締めることのできるのだ、と。 普通の人間が毎日生きていく幸せを教えてくれる。 フィクションなのに、返って逆に現実の糧となる映画でした。 【愛野弾丸】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-04-21 23:42:09) |
32.《ネタバレ》 うん、「時」について色々考えさせられました。映画は中盤までは恋愛パートでコミカル、やがて人生の節目を迎え子どもの誕生と父を送るその時を経て主人公は悟るのです。「今流れるこの時間の美しいことを思おう」と。キレイにまとめやがったなあ。 時間を戻せるということは、いくらでもやり直しが効くということ。難関の試験だってオーディションだって何度でもトライ可能だし、失敗知らずの人生を送ることができますね。エグいことを考えればこの主人公だって、夫婦関係がこじれれば婚姻関係すらリセットすることもできるのです。新しい彼女と人生をやり直すことが。失敗の痛みを知らないゴーマンな人格になりかねない危険な能力ではないですかね。もちろん、主人公が決してそうはならない凡庸な性格設定のもとに作られたお話であるのですが。 ちなみに自分だったらどの辺に戻ろうかな、と考えました。でもまあ、同じ自分であるし、その都度下す選択や決断は似たような結果であろうから、結局は今現在の立ち位置と大して変わりないのではなかろうか、と思った次第です。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-09 23:14:10) |
31.《ネタバレ》 人生には「タラレバ」というものがあり、それをタイムリープを駆使して修正できるなら、という古典的な願望を映像化。前半はイギリスジョークは合わないなあと思いつつもどういうオチに持っていくのだろうと思ったが、後半以降で「家族の絆」というベタベタな説教臭い展開に。タイムリープの矛盾も他作に比べると大きくて、マジメに鑑賞したらツッコミ所満載すぎて設定が破綻している。 ただし、本作はタイムリープを用いつつも、それを否定する形で「今が大事」という逆説を示唆しているとも言える。とは言え、<今>とは何か?とか、時間論における記憶をどう扱うべきなのか?といった事は完全に無視されており、そういう事が気にならない人は楽しめるのかもしれない。生命の誕生と死に家族の絆を絡ませて綺麗な展開とも言えなくもないが、見方によっては全体的なバランスは悪い。 最終的に主人公は<今>を生きる事を未来からタイムリープした事とし、タイムリープする事を止める。つまり<今>を生きる事はやりなおしの人生を生きている事と解釈変更する。このスライド的な解釈が、かけがえのない<今>を浮き彫りにする。この辺の描き方には唸らされるものがある。と、ゴチャゴチャ書いてしまったが、結局は「今日は残りの人生の最初の日」という事を肝に銘じて生きていくしかないという事なのかもしれない。 |
30.《ネタバレ》 シンプルですが、実に羨ましい能力ですね。この能力があったなら、私なら高校時代を永遠にループするか、1日を10回繰り返して少しずつ進んでいくか(やり残しをつくりたくないタイプです)、どっちかだと思いますね。 しかし、コメディ的なことではあるのでしょうが、主人公とゆーのが中々に残念なヤツで、この能力が無かったらどーにもならない様な、とでも言いますか。ただ、彼に好感が持てるというのが、あくまで自分と自分の周囲の人の幸せを守るために、ごく謙虚にこの能力を使うこと。私なら、シャーロットにあんな感じで誘われているなら、一回は為る様に為ってから時を戻しますよね。 お話自体は割と平穏でノンビリ観れるというものですが、もう一個印象に残ったのは、女の子がみんな可愛いなあと!地味な所で言うと妹も結構可愛いと思ったのですが、のっけのシャーロットがまずエラい美人さんだなあ、と思ったらこれがまだ若きマーゴット・ロビーでした。しかし、そんなのどーでもいいかもというレベルで可愛すぎるのがレイチェル・マクアダムス。こんな感じに程良くエロくて面白くて、かつ優しくてキュートな女の子と人生を歩んでゆけたらと、誰でも想像してしまいますよね。 個々のシーンでひとつ、嵐の結婚式(大惨事)も好きなシーンですね。大爆笑でした。 【Yuki2Invy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-07-25 01:26:20) |
29.普通に面白かったと思います。 ただ、この感じのタイムトリップ能力の設定だと、「恋はデジャ・ブ」や「バタフライエフェクト」の方が面白かったかかなと。 好みの問題かと思いますが、この映画が好きだった方はチェックして見てください。 【シネマファン55号】さん [インターネット(吹替)] 7点(2019-12-17 15:26:55) |
28.高評を目にし 鑑賞..う~ん 何が言いたいんだか分からない物語だった..タイムトラベルものとしては変化球だが..だから? で? って感じ..残念... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-12-09 13:15:11) |
27.《ネタバレ》 タイムリープの能力を持った主人公の人生を描いた作品 序盤はラブコメ後半は家族愛のパート 各々の感情・愛の表現がとてもうまく、メアリーとの関係はもちろん、子供や家族とのやりとりでもニヤニヤできます。 家族を持つということの素晴らしさを見せつけられました。 同じ日を2回繰り返して見える、情景の違い 主人公の辿りつく答え「毎日を一生懸命に生きる」タイムリープ使っといていやいや・・っていうのはあれど 本当に素敵なことだと思います。 設定に関しては、まぁ・・・無茶苦茶ですけども こういう映画はややこしいことは気にせずに純粋に楽しむと決めて、改めて見るといい映画でした。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-12-01 21:12:31) |