40.《ネタバレ》 子供向け映画だけど、子供向けじゃないかんじ。幼少時に見たら、すごく記憶に残る映画でしょうね〜。純粋に面白いとは思うけど、結局感情や行動は自分で決めているのではないようで、人間はただの乗り物みたいな扱いはちょっと違和感を感じるかなぁ。でも、こういうアイデアをちゃんと楽しめる映画に仕上げてしまうところは流石と言ったところですね!吹替の竹内結子さんも、大竹しのぶさんもすごくうまかったです。 【はりねずみ】さん [地上波(吹替)] 6点(2017-06-25 12:22:25) |
39.感情が主人公になるなんて、じつによく考えられたアイデアだ。 頭の中の感情がどのように働いて影響を及ぼしているのかとか、大切な思い出などの記憶についてのストーリーも興味深い。 子供向けなのか、中盤かなりドタバタと騒がしいのは個人的には好きじゃないが、それを差し置いてもとても惹かれる映画ではある。 まぁ現実の人のアタマのなかでは、感情は意識の中からほぼ自動的に作られるものであって主役でもないし、居座っているものでもないところに注意したい。多くのところ、感覚をつかさどる右脳と言語をつかさどる左脳が司令塔に居座っていて、膨大な表層意識と無意識から感情が生まれる。 ヨロコビはポジティブで前向きでいいことづくめなので、他の感情が浮かんできたらなるべく切り替えることが望ましい。 のだが、でもじつはカナシミやビビリなども自分にとっては守ってくれる重要な存在であることに気づく。そんな感情を大切にでき、きちんと相手に伝えられる人こそ実は強くてたくましい。 感情や重要な記憶こそがわたし自身という人間のキャラクターを作っている。 ネガティヴな感情もきちんと受け止めることが大切。でもそれにいつまでも引っ張られないでヨロコビに戻るのがハッピーに生きる秘訣かと、そんなことを考えながら見ていた。 【mhiro】さん [地上波(吹替)] 7点(2017-06-21 19:42:13) |
38.《ネタバレ》 感情のバランスを保つためには泣くのも必要だという事がよく分かります。カナシミはデザイン的に萌えだったので楽しめました。 【にしきの】さん [地上波(吹替)] 6点(2017-06-20 16:15:18) |
37.《ネタバレ》 子供から大人へ向かって成長していく感情を分かりやすく表現していく、という試みが良く分かる。 単純な感情がより複雑なものへと変わっていく、ということ。そして、悲しみの感情が成長にとって重要であること。まあそれはそうかもしれない。 でも、最初の段階で展開の肝心な部分が読めてしまうので、単純な映画としての感想だけ残る。 【simple】さん [地上波(吹替)] 5点(2017-06-18 15:54:40) |
36.《ネタバレ》 発想が面白いと思ったが、実際見てみるとあんまり面白くなかった。人間の感情ってあんなに単純じゃないだろうという疑問が消えない。これはもしかすると製作者(アメリカ人中心だと思われる)の文化的限界かも知れない。土居健郎著「甘えの構造」によると、欧米の言語には「甘える」という言葉がないという。日本語も英語もできるある女性が自分の子供のことについて英語で筆者と話していたときに突然「この子はあまり甘えませんでした」とそこだけ日本語でいい、また英語に戻って話を続けたという出来事があって、筆者が後で「なぜあのときだけ日本語を使ったのか」と質問すると「あれは英語では言えません」という答えが返ってきたという。またマーク=ピーターセン著「日本人の英語」によると「悔しい」という気持ちを英語で一言で表現することはできず、「彼女は悔しかった」という言葉を英語で言うなら「彼女はちょっといらいらしてどうのこうの…」といちいち説明しなければならないとのこと。日本人は感情をあまり顔に出さないが、それは文化的に感情を表に出すのが大人の態度ではないと考えられていることに加えて、日本語が欧米の言語では表現できないような「ちょっとした感情」までをも事細かく表現できる語彙を持っているせいかもしれない。ある欧米人神父によると日本語で一番わかりにくいのは「気」という言葉だという(甘えの構造)。確かに「気が重い」「気が晴れる」「気になる」…等々、いくらでも出てくるちょっとした感情を表現する言葉がある。日本人には普通に使い分けられても欧米人には難しいということは、逆に言えば欧米人の言葉は感情(ことに微細な感情)を表現することにおいて日本語よりも格段に劣っている可能性が高い。言葉だけの問題ではなく、理解そのものが浅い可能性もある。「甘えの構造」には英米人の精神医たちが患者と面接する部分を筆者が見学する場面があるが、そのとき筆者は医者たちが患者の隠れた甘えの感情を容易に察知できないでいることに気がつき「専門家ですらこうなのか」と驚きを隠せなかったとある。 これらがことごとく事実だとすると、人間感情を理解する点において、欧米人は日本人の足元にも及ばないと言えるだろう。あまりにも単純すぎる理解しかない。この映画にしても人間感情がたった5つの感情の働きで支配されているわけだし、しかもその5つのうち映画で活躍するのは「よろこび」と「かなしみ」だけで、極論すればたった2つの感情だけに人間は支配されているとも単純化できる。これはあまりと言えばあまりにも浅い人間理解であり、ここの批評を見てもわかるように物足りなさや浅さを感じてしまう日本人が多いのも納得できるような気がする。それと蛇足だがカタカナ邦題(しかも原題と違う)が気に食わない。「心の中の物語」とかなんとかした方がいいだろう。子供向きなんだから、子供にもわかる方がいい。 【空耳】さん [インターネット(吹替)] 5点(2017-06-17 11:32:18) |
35.《ネタバレ》 人間の感情を本当にうまく具現化した作品 描かれていた全てのことについてなるほどと思えることばかり 特に子供のころ一緒に遊んだ空想キャラクターのビンボンを忘れるところや ヨロコビが他の感情の大事さを知るところは秀逸 悲しくもあり、成長するってこういうことなんだろうなと考えさせられました。 あまりに斬新でしっかりと作りこまれており本当におもしろかった。 【メメント66】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-01-10 08:39:45) |
34.《ネタバレ》 ライリー可愛かったね。心の裡というか頭の中の右往左往を題材にした面白い映画でした。 『吹き替え版』で見た方が絶対に楽しめただろうなぁ。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-30 19:41:55) |
33.《ネタバレ》 アイデアは素直に面白いと思った。けど、ヨロコビにもカナシミにも魅力を感じなかった。ヨロコビが序盤でカナシミにこの輪から出ないでというシーンから興醒めです。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-09-15 23:31:20) |
32.感情を擬人化するというワンアイディアだけで終わらず、それを生かすバラエティーにとんだアイディアがたくさん散りばめられていて非常に楽しい映画でした。ストーリーラインもしっかりしていて全体としてのまとまりもよかったです。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2016-08-29 21:41:31) |
31.《ネタバレ》 父親の都合でそれまで暮らしてきたミネソタの田舎町から突然、大都会サンフランシスコへと引っ越すことになった11歳の少女ライリー。ところが夢見ていた新居は薄汚れた狭いアパート、おまけに引越し業者の手違いで荷物は一向に到着せず、優しかったお父さんもお母さんもずっとイライラしっぱなし。おまけに転校した先の学校では新しい友達にもうまく馴染めず、ライリーの心はどんどんと沈んでゆくのだった。そんなライリーの頭の中をこっそり覗いてみると――。そこには常に天真爛漫なヨロコビ、いつもめそめそしているカナシミ、いつだって不機嫌なムカムカ、絶えず不安なことを考えてしまうビビリ、今にも噴火しそうなイカリ、そんな個性豊かな〝感情〟たちがライリーを見守っていたのだった。ところがある日、カナシミとヨロコビが頭の中の司令室から飛び出してしまう……。いまや3Dアニメーションの代名詞とも言えるピクサーの新作は、そんな一人の少女の頭の中を想像力豊かに擬人化した冒険活劇でした。自分、こういう少女の頭の中をファンタジックに映像化した作品に弱いんですよね~。記憶の貯蔵庫や映画撮影所のような夢製作現場、見ているだけでワクワク感が止まらないイマジネーションランド等々、彼女の頭の中がとても魅力的な舞台として視覚化されていてすんごく良かったです!ライリーの頭の中だけが舞台なのかなと思いきや、途中、お父さんやお母さんの頭の中も見せてくれたり(しかも、お母さんの頭の中はカナシミ、お父さんの頭の中はイカリがそれぞれ主導権を握っているところなんか凄くリアル)、ガムのCMソングがどうしても忘れられないと思ったら作業員が毎回司令部に戻していたりと遊び心も満載で大変グッド。特に僕は、近道として抽象概念の部屋に入った主人公たちがどんどんと単純化された二次元アニメになって最後は色と物だけになるという、ポップとシュールが渾然一体となったマジカルなシーンにもう痺れちゃいましたわ。ただ一つ不満な点を挙げるとすれば、物語で重要な役割を果たすビンボンというキャラクターが正直微妙でいまいち魅力を感じなかったところですかね。もうちょっと可愛くすれば良かったのに…、と思ってしまったのは僕だけなのかな。とはいえ、思春期に差し掛かった少女が如何にしてままならない現実と折り合いをつけ大人になってゆくのかという、考えてみればとても深いテーマをこれだけのエンタメ作品に仕上げてしまうピクサーの手腕にもはや脱帽です。うん、8点! 【かたゆき】さん [DVD(吹替)] 8点(2016-08-22 23:55:16) |
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30.《ネタバレ》 頭の中の感情を擬人化して~というのは面白いアイデア。 そこに世界観があるのも面白かったと思う。 ただ話の流れは単純で、実に想像するに易い内容。 「カナシミ」も人間を形成するのに必要な感情のうちというお話。 もう少し話が捻ってあったり、意外性があるともっと面白いかなーと思うけど。 逆にこれだけストレートだから面白いのかも、とも思った。 【愛野弾丸】さん [地上波(字幕)] 6点(2016-07-17 20:25:28) |
29.《ネタバレ》 もう涙なくては観れんよね。だってそうでしょ。ヨロコビとカナシミが困っている時に助けてくれたのが、子どもの頃、一緒に遊んだ空想のキャラで、そのキャラが忘却の彼方に置いてかれることで、(まぁ結果的に)新しい土地での生活が始まるんだもん。もう泣いちゃって、泣いちゃって。次回の続編では、思春期編を観たいなぁ。今回、あまり出番のなかったビビリとイカリとムカムカが大活躍しそうだもんね。それにしてもアメリカ人って、体もデカいけど、ハートもがっしりしてるなぁ。しかもこんな映画創っちゃうんだから、IQの高さを感じる~。でもまぁ、どこの国の人間も同じだね。ホントは政治の話に一喜一憂することもないかもしれないね。やっぱ人って全世界温かい。(テロは別) 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-07-16 21:41:38) |
28.可愛い女性の性格は可愛い。 美人の内面は美しいに決まっている。 イケメンは考え方もカッコイイよね。 そう決め付ける人には全く理解できない映画。 この映画と似てる映画は、全世界に一つもない! そう断言できる映画。 ビンボンはいい奴だ。 余談だが、私は人間には「心はない」と考えている。 【激辛カレーライス】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-07-06 16:52:41) |
27.頭の中のキャラの出番は可能な限り少なくしたほうが良かったのでは? 感情が第三者にコントロールされているとしか思えず。頭の中のキャラを出した意図が良くわからなかった。 【Robbie】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2016-06-25 19:34:31) |
26.なかなか評判の映画だったから期待したけど 自分には合わなかった。 そんなに人間の感情って単純かなぁというところがずっと引っかかって映画に入り込めなかった。 |
25.ピクサーは外れがないなー。いろんなキャラが出てくるけど、ビンボンがいちばん印象深かった。本当に悲しいことは、忘れられた楽しい思い出なのかな。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-05-28 22:41:47) |
【Yu】さん [DVD(吹替)] 5点(2016-05-21 13:42:51) |
23.アイデアは面白いんだけど、人間の感情って5つだけじゃないと思う。 だから、キャラクターたちが言い争ってるだけで、ライリーの行動そのものが、とても不自然なふうに感じた。 5歳の娘に見せようと思ったが、理解してもらえないと思う。 【クロエ】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2016-05-14 14:57:29) |
22.《ネタバレ》 これは面白かった。 こんな風に子供から大人へ成長するんだなぁ~って納得。 自分が7歳で転校したとき、泣いちゃったのを思い出した。 あれ以来、私の脳は悲しみが支配している。 あーいういらない記憶が、なくならない。 ちいちゃいライリーが落書きしながら、ビンボンを書いてた。 ビンボンが消えちゃったとき、さすがにウルウルしてしまった。 時々流れる、ガムのCMソングと、 悲しみのコメントが一個一個、面白かった。 大竹しのぶさん最高。 【新しい生物】さん [DVD(吹替)] 10点(2016-05-13 21:44:53) |
21.《ネタバレ》 とても良く出来ている。この感情世界は大人には痛いほど伝わる事ばかり。 人々には感情があり、その感情が記憶を作り、残し、蓄積して行く。そして無意識に忘れ、成長して行く。 そんな事をピクサーはアニメにしてしまった。アイディアからしてもう凄い。そしてそれをこんな面白く映像化出来る事も。まぁ「なんで?」って思う所もあるけどさ。 夢の工場や、怖いモノを閉じ込めておく部屋、想像力の部屋など、ビジュアルがとにかく見ていてとても楽しいし、自分にもあったと思える事ばかりでとても親近感がわく。 でもやっぱり小さい頃、心の友達だったビンボンが消えてしまうのはとても切ない。悲しいけど、それが成長するという事なのだ。 なんだかんだ喜びと悲しみの「不在と冒険」もライリーの成長過程で必要なモノであり、ラストに出て来た感情が混ざり合った球体がその成長の証である。 ただ喜びと悲しみのお互いが必要な存在であるという事があまり説明されなかったのが残念な所。わかるんだけど難しいよね。 ビジュアルは子供向けに作ってあるようで、中身は大人の方が楽しめる作品になっていると思います。 ラスト、インターフェースが取り替えられて「思春期」のアラームが設置されているのを見ると、これから先もこの連中は大変でしょうね。 【えすえふ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-04-08 22:42:29) |